//---------------------------- 06.ペロ子とお別れの日 //---------------------------- 【ペロ子】 「おはようございます、マスター。本日もいい天気ですね」 【ペロ子】 「今日はテストモニターの最終日です。出会った日から今日まで、1日1回以上のご利用をいただき誠にありがとうございました」 【ペロ子】 「他4機のテスト用ペネロペと比較しても、ペロ子のサンプルデータの数は異様に多かったとのことです。優にトリプルスコア以上の差をつけていたと」 【ペロ子】 「開発部も大変満足していると連絡がございました。流石はペロ子の自慢のマスターです。優れたフェラチオマニアにお仕えできたこと…本当に嬉しく思います」 【ペロ子】 「本日、昼の12時にてテストは終了なのですが…その前にこちらのカタログをどうぞ」 【ペロ子】 「こちらは非公開にされている、テストモニター限定の商品カタログです。ペネロペシリーズだけでなく、他のBJCシリーズ、ロリータタイプ…そして一般流通していない限定モデルも割引価格でご購入ができます」 【ペロ子】 「フェラチオ特化型アンドロイドをお気に召したならば、ぜひ一台、ご購入くださいませ」 【ペロ子】 「多くの方…というより、100%の男性が、カタログ限定モデルを選ばれます。AIチップも特殊なもので、購入後のサービスも手厚く、選ばないメリットがございません」 【ペロ子】 「マスターも限定モデルをご希望ということでよろしいでしょうか?」 【ペロ子】 「…え? 私を…ペロ子を買い取りたいのですか?」 【ペロ子】 「しかしマスター。ペロ子は限定モデルに比べて、何一つスペックで勝っておりません」 【ペロ子】 「マスターが大好きなおくちご奉仕も、限定モデルの方が格段に上手です。それに何より、この機会を逃すと限定カタログは使用ができません。今回一度きりなのです。よくお考えを…」 【ペロ子】 「それでも…ペロ子が、いいのですか?」 【ペロ子】 「ペロ子は…マスターにとって…特別…」 【ペロ子】 「…ありがとうございます、マスター」 【ペロ子】 「機械としてあるまじきことですが、ペロ子は…マスターが損な選択をしてくれるのでは、と思っておりました」 【ペロ子】 「他のモニターとは違って…マスターはペロ子が一番だと言ってくれるのではないか、と…」 【ペロ子】 「なぜこんなことを考えてしまうのか、良く分からないのです。もしかしたらペロ子は、壊れてしまったのかもしれません」 【ペロ子】 「…ペロ子が良い。そう言ってくれて、とても嬉しいです」 【ペロ子】 「はい…私も好きです。マスター」