……ん? あぁ……待ってたぜ アンタがアタシに用があるって冒険者だろ? ふふっ、この街は案外狭いからな 腕の立つ女戦士を探してるって情報はすぐ入ってくるんだ ……それで、どんな依頼だ 話なら聞いてやるよ ……ふーん 依頼じゃなくアタシをパーティに勧誘したい、か ……ははっ、アタシを誘うなんていい度胸してんなアンタ ま、ここら辺を狩場にするにはソロじゃちょっとキツイし、腕の立つ戦士を仲間にしようってのは賢明だな まあ、アタシと組みたがるヤツは珍しいけど ……んしょ……っ /ヒロイン、椅子から立ちあがり主人公の前に立つ それにしても ん~、アンタとパーティかぁ アタシ、弱っちいヤツとは組みたくないんだよね うーん、どうしたもんかなぁ /ヒロイン、主人公を眺めまわし勿体ぶるように ん……ま、見たとこ アタシまでいかなくとも、アンタもそこそこ腕が立ちそうだし…… なにより、アタシの望みのモンを持ってそうだ くすっ……いいよ しばらくはアンタのパーティに入ってやる ああ、分け前のことは心配しなくていいさ そもそも、アタシは金を目当てにパーティに入るわけでもない 分け前はアタシが少なくて構わないよ ……ただ その代わりと言ってはなんだが……アタシの頼みを一つ聞いてもらう それが条件だけどな /ヒロイン、含み笑いをしながら 乗るか? ふふっ、決まりだな それじゃあ、明日ギルドでな