ねぇ、今日は眠れそう? 最近あんまり眠れてないって言ってたから、ちょっと心配で… んー…やっぱりそうかぁ だったらさ、私やってみたい事があるんだけど、いい? うん、さっき色々マッサージのお勉強してるって言ってたでしょ? 顔とか手とか…疲れを癒すのに効果的なのをね ほら、ちょっと手を貸して? 今度は手のマッサージをしてあげるから… ん…っしょ 普段何気なく使っている手だけど、手はその人の調子を表す部分… 緊張したら手に汗をかいたり、リラックスしていると手が温かかったりするでしょ? 貴方の手は… んぅ…ちょっと冷たいかも これってお仕事でストレスが溜まってきているって証拠だよ だからね、簡単なツボマッサージを君にしてあげれたらなって思うんだけど… 大丈夫?えへへ、ありがとう♪ それじゃあ、そのまま眠ってもいいようにお布団で横になろうか? んっしょっと… 私は貴方が寝てから横になるから気にしないで? まずは左手の方から… ん… こうやって私の手で包み込んで… どう?温かい? ふふ、良かった♪ 貴方の手に少しでも私の温もりが伝わると嬉しいな ん… んぅ… んっ… さてと、それじゃあハンドオイルを使ってマッサージしていくね んしょ… ツボを刺激する前にまずは手の甲をオイルで… んっ…んぅ んっ…んん… 円を描くように甲全体に広げていって… んっ…んん…んんー… んぅ…ん、んん… 指の先まで優しくさすっていくね んっ… んぅ… 今度は手の平の方へ… こっちは私の親指を使って手の平の中央から上下左右にマッサージしていくよ んしょ…んしょ… んん…んっ…んっ んぅ… ん、んん… さす…さす…さす、さす… んっ…んぅ… マッサージはこれくらいでいいかな 次は本題のツボを刺激していくね えっと…ストレスや不眠に効くツボは…ここ 「手心」っていう手の平の中央にある窪んだ部分だよ これからこの手心を刺激していくから、深呼吸していて? それじゃ、いくよ〜… んっ… んん… 指の腹を使って、10秒くらいじんわりと力を加えて… んぅ… このくらいの力加減で大丈夫かな?痛くない? うん、今の感じが丁度良いんだね。了解っ んっ… んー… 今度は手心のツボとは別の労宮っていうツボを刺激していくね このツボは手心のすぐ近くにあるから覚えやすいかな ツボの位置は…手を握って中指が当たる場所 ほら、この辺りだよ?分かりやすいでしょ 自分でも出来る部分のツボだし、貴方も調子が悪いなって感じたら、押してみるといいよ あっ、もちろん私にマッサージして?っておねだりしてくれると嬉しい…かな んっしょっと… ツボの部分に少しオイルを垂らして… またさっきくらいの力加減で刺激していくね んっ… んぅ… 押す角度を少し変えながら、力を込めて〜… ん…んん… んん…んっ…んぅ はい、これで左手のマッサージはおしまい 次は右手の方だね あっ、私が向こうに移動するから、体勢は変えないで? うん、そのままそのまま♪ よいっしょっと… さっきと同じ手順でマッサージを続けていくね まずは貴方の手を包み込んで… ん… こうやって手を握ってると大きいなって実感するな 以前は何気なく繋いでたけど、やっぱり男の子の手だよね 私は貴方の手…好きだよ ふふ、照れちゃって…可愛いな♪ んっ… んぅ… さてと、今度はオイルを手全体に塗り広げていくね? んっしょ… まずは手の甲から… ん…んっ… んん…んっ…んっ 大きく円を描きながら、甲をさすっていって… 優しく…優しく…丁寧に… ん…んん… んぅ… んしょ…んしょ… 一通り終えたら、次は手の平の方をマッサージしていくね もう一度、オイルを垂らして…っと 親指の腹を使って、手の平の中央から左右上下に… んぅ…ん、んん… んん…んっ…んっ 握る場所を変えながら、さすっていくよ〜… んっ… さす、さす…さす、さす… んっ…んん んぅ…んっ マッサージはこれくらいにして、今度はツボを刺激していくね ん?大丈夫…? 眠くなってきたんだったら、そのまま寝ちゃっても大丈夫だよ 痛くしないように軽く押すようにするから… うん、目を閉じて楽にしていて? リラックス…リラックス… ふふ、この調子だと本当に寝ちゃいそう それじゃ、妨げにならないように優しくツボマッサージを… んっ… まずは、手の平の中央にある手心から押していくね んっしょ…んしょ… んっ…んぅ んっ…んん 5秒くらい軽く押し込んで… ん…ぅん 今度は隣にある労宮のツボを… んっ…んふ… んっ…んん…んん ゆっくりと優しく…押し込んでっ… んぅ…んっ…ん んっ…んん…んんー… んぅ…ん、んん… んっしょっと…これで一通りお終いっ あとは〜… あっ、やっぱりあのまま寝ちゃったんだ 目がトロンってしてから、もしかしてって思ってたけど…よっぽど心地良かったんだね 私のマッサージで少しでも貴方の事を癒せてたら嬉しいな ふふ、可愛い寝顔… なんだか頭を撫でたくなっちゃう よしよし…よし、よし… ん…ふわぁぁ〜… んぅ…私もそろそろ寝ようかな… んっしょ…お隣失礼しまーす… あんまりくっ付きすぎると起こしちゃうだろうから、これくらいにしとうこっと あ、でも手だけは繋がせてね? ん… こうやっていれば、夢の中でも貴方に会えそうだし… お休み…大好きだよ… むにゃむにゃ… すぅ…すぅ…