(沙夜) …先生。 先生は、沙夜と会えなくなっても、 さみしくないのですか? 沙夜はとっても寂しいです…。 寂しくて寂しくて…。 泣いてしまいそうです…。 はあ…。 (エリカ) 沙夜ったら。 たかが数日の修学旅行でしょう? まったく大げさなのだから…。 (沙夜) …お母様は黙っていてください。 若い男女にとって、 その数日がどれほど長いか。 お母様にはもうお分かりにならないようですね。 (エリカ) まあ沙夜ったら。 親に向かってなんてことを言うのかしら…♡ (沙夜) 先生? 沙夜がいない間、 他の女性と浮気してはいけませんよ? 先生はとても魅力的な男性なのですから…。 どこに泥棒猫が潜んでいるか分かりません。 (エリカ) …まったく。 沙夜はいくつになっても、 先生にべったりなのですから…♡ 先生、ごめんなさいね? ワガママな子で…♡ ね、先生? 沙夜がいないときでも、 ぜひこの家にいらしてくださいね? いつものお礼をさせていただきますから…♡ (沙夜) む…。 お母様、何をヒソヒソしているんですか? (エリカ) ん? なんでもないわよ♡ ね、先生…♡ ふふっ♡