「うーっす!」 「……よっす」 「おいおい辛気臭い顔してんな! こんなにも世界は素晴らしいのに!」 「部活でシゴかれて疲れてんだよ……。そういうお前はやけにテンション高いな?」 「まあな! なんていったって――キス媚び当番帰りだからな!」 「えっ!? マジで!?」 「マジマジ。大マジ。ついさっきまで、ベロチュー三昧だったんだぜ?」 「うわーズリい……。俺は部活忙しくて予約取れねえのに……」 「へへへっ。帰宅部様々だわ!」 「確か、キス媚び当番って涼森先輩だったよな? 水泳部の」 「そうそう。初めてちゃんと話したけど、めっちゃ可愛かったぜ?」 「マジかぁ。俺も超タイプなんよな。委員会同じなんだけど、清楚系で可愛くてさ。大人しくて目立たない感じなのに、おっぱいデカいのもポイント高い」 「涼森先輩のデカ乳堪んねえよな。体操服でキス媚びしてもらったんだけど、巨乳が目立って最高だったわ♪」 「そんなオプションあるのかよ!」 「結構コスプレの要望は応えてくれるらしいぜ? まぁ、すぐ脱がせたから関係なかったけど」 「……えっ? 脱がせたって?」 「あー。俺――涼森先輩にヤラせてもらったんだわ」 「…………マジ?」 「マジマジ。大マジ。巨乳で可愛い先輩で童貞卒業した!」 「……えっ。いや。状況が呑み込めねえんだけど……?」 「ふははっ。ならば語ってやるかな。俺と涼森先輩のラブストーリーを!」 「テンションうぜえ……」 「えーとな。ついさっき、指定された教室に入ったら、涼森先輩が出迎えてくれたんだけどよ。間近で見たらマジ可愛いの。黒髪清楚で肌真っ白でさ。こんな子とキスできるんだなーと思うと、マジでテンション上がった! 最初は制服姿だったんだけど、コスプレも受け付けてるっていうから体操服をリクエストしたらよ。ご要望に応じて着替えてくれたんだわ」 「涼森先輩の体操服姿……想像するだけでヤバいわ……」 「で、椅子に座る俺の上に跨ってキスしてくれたんだけどよ。涼森先輩の唇マジやわらけーの。マシュマロかと思ったわ……」 「そんなに柔らかいのかよ……」 「キスもスゲー上手くてさ。唇の吸い付き方とか、舌の絡め方がやべーの。力加減やペースがマジで絶妙でよ。ディープキスとか脳が溶けるかと思った! 伊達に3週間も学校中の男子とキスしまくってるだけあったわ!」 「ごくっ……」 「でも、キスだけだと生殺しじゃん? 可愛い先輩女子にセクキャバみたいに跨がられて、密着ベロチューされてよ。巨乳も押し付けられてるし、勃ちっぱなしだったわけ。5分くらいその状態が続いた頃、流石に辛抱堪らなくなって軽くお尻触っちゃったんだわ」 「……え? 絶対怒られるやつじゃん」 「だと思うだろ? でも、涼森先輩ってわりと気弱な感じだからさ。軽く手を払われるだけで、ガチ拒否はされなかったんだよ。これはいけるって思って、もう触りまくり♪ おっぱいとかお尻触り放題で最高だったわ!」 「マジかよ。ズリー……」 「体操服の中に手を突っ込んでも、やんわり注意してくるだけ。その間にも律儀にキス媚びは続けてくれるんだから、出来たキス媚び当番だなって思ったよ。ブラジャー剥ぎ取って、体操服の中で生乳揉んだんだけどさ。マジで気持ち良いの。重厚感半端なくてふわっふわ。肌スベッスベで吸い付いてくる。軽く汗もかいてて興奮したなぁ……」 「あー。俺も涼森先輩のデカ乳もみてー……」 「まぁ、そこまでしたらもう最後までいくしかねーじゃん? 一旦キスをやめて、涼森先輩先輩にお願いしたんだよ。――ヤラせてくださいって」 「……それで?」 「最初は「だめだよ……?」って窘められたんだけど、本気で拒否ってる雰囲気じゃなかったからさ。何度もしつこくお願いし続けたらOKもらえた! 粘り勝ちだな!」 「うわぁ……涼森先輩そんなに押しに弱かったのかよ……」 「へへっ。キス媚び当番じゃなかったら、こんな強引に迫る勇気なかったけどな! あと、セックス確定演出出てから、判明したんだけどさ。涼森先輩、ゴム持ってたんだぜ?」 「……えっ? ゴムを……?」 「どうにも、頼み込む男子が多すぎて用意したらしいな。キス媚び当番も大変だなぁって思ったわ♪」 「お前、他人事みたいに……」 「で、先輩の気が変わらないうちに、挿れさせてもらったんだけどよ。椅子の上に座ったまま、対面座位で童貞卒業。涼森先輩のまんこ、暖かくて締めつけ凄かったんだぜ? オナホとは比べ物にならない気持ち良さにマジ感動。秒でイキそうになったわ!」 「うおぉ……俺も涼森先輩に童貞卒業願いてえ……」 「対面座位で腰を振ってもらったんだけどさ。先輩、腰振りもスゲーうめえの。ペースも体重の掛け方も文句なし。AVみたいに腰をグラインドされて、搾り取られるかと思ったぜ?」 「そんなに上手いのかよ……」 「なんでも、キス媚び当番を始めてから急速に経験を積んだから、テクが向上したらしい。言葉責めするみたいにしつこく経験人数聞いたら答えてくれてよ。50人超えてからは数えてないって」 「ご、50人……??」 「へへっ。とんだヤリマンだよな」 「うわぁ……涼森先輩のこと清純だと思ってたのに……。そんなビッチだったのかよ……」 「で、対面座位でヤッてる間にも、ベロチュー三昧。身体揺れてるのに器用にキス媚びしてくれてよ。脳とチンコを同時に溶かされて天国にいるみたいだった……」 「くそ……いい思いしすぎだろ……」 「そのうちに我慢できなくなって、体操服捲り上げてさ。生おっぱいとご対面♪ 想像以上のデカ乳で興奮ヤバかった! 服着ていてもデカく見えたのに、着痩せするタイプだったっぽいな。水泳部なのに肌真っ白ですげえ綺麗だったわ。顔真っ赤にして恥ずかしがってて、マジ萌えた?!」 「想像するだけでヤバい……」 「先輩が腰を振る度に、デカ乳がゆさゆさ揺れてさ。もう目が釘付け。絶景を眺めてるうちに我慢できなくなってよ。おっぱい揉みしだきながら、下からガンガン突き上げてやったわ。涼森先輩の喘ぎ声エロくて超興奮したぜ?」 「うぉおお……」 「そのうちにもう保たなくなってよ。最後はベロチューしながらイッたわ。可愛い先輩女子を折れるほど抱きしめながらの密着ベロチュー射精、気持ち良すぎて脳がチカチカした。もうちょい楽しみたかったけど、全然もたなかったわ……」 「俺も涼森先輩とヤレたらと思うと煽れねえ?……」 「その後も軽くイチャついてたんだけどよ。もう一回ヤリたいって甘えた途端、アラーム鳴っちゃってさ。泣く泣く帰り支度始めたわけなんだけど……。あまりに名残惜しかったから、また今度ヤラせてくださいって頼み込んだんだよ」 「……それで?」 「ちょっと呆れた顔しながらも「キス媚び当番のときだけね?」ってOKくれた! 帰り際にもお別れのチューしてくれてよ。結構酷いことしたはずなのに、微笑みながら手を振ってくれてドキってしたわ。俺、ガチ恋しそう……」 「涼森先輩、沼みたいだな……」 「別れたばかりなのに涼森先輩のことで頭がいっぱいだわ。絶対また予約戦争を制すぜ!」 「……俺も予約取ろうかな……」 「はぁ? お前は部活忙しいんだろ?」 「いやでも、涼森先輩とヤレるなら余裕でサボる。部活の先輩どもにどつかれようが関係ねえ。つーか、辞めてでもヤる……!」 「お、おい。涼森先輩は俺のものなのに……」 「関係ねえって! あんな可愛い先輩とヤレるならお前と絶交してもいい!」 「うぁ?っ。話さなきゃよかった?!」