「(実は俺のことがめちゃくちゃ好きだけど必死に隠している)雑賀峰さん」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック1:(隣の席の)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //SE:チャイムの音(学校の。授業終了の合図) //SE:喧噪(生徒の話声、足音など。休み時間で騒がしく) //SE:足音(雑賀峰さんが近寄ってくる) //ボイス位置:9(若干遠めに、様子をうかがうように) 【雑賀峰】 「あ、え、えと……。その、ちょっと……いいかな……?」 //ボイス位置:1(少し近づきます) 【雑賀峰】 「う、うん。ごめんね、休み時間なのに」 【雑賀峰】 「実は、さっきの授業……ノート、取りきれなくて。それで、できれば、見せてもらいたいんだけど……」 【雑賀峰】 「あ、も、もちろん嫌だったらいいよ!? ただ……うぅ。私、こんなんだから、他にお願いできる人、いなくて……」 //SE:鞄を漁る音 //SE:ノートを机に置く 【雑賀峰】 「え? い、いいの!? うん、ありがとう……! ごめんね、すぐ写すから……!」 //SE:椅子を引く音 //SE:座り、椅子を引き直す //SE:ノートを開く音 //SE:ペンを動かす音(できれば位置15、16の方向から)(ペンを置く音の指定まで継続) //ボイス位置:7 【雑賀峰】 「えと……。(集中して)…………」 //吐息アドリブ10秒、必死にノートを写している 【雑賀峰】 「君って……字、綺麗なんだね。とっても写しやすくて、嬉しい……かも」 【雑賀峰】 「あ、でも、ノート写させてもらうのは今回だけにするね……! 私が授業中に取りきれなかったのが悪いんだもん。しっかりしなくちゃ……」 //吐息 20秒程度、続けてノートを写す 【雑賀峰】 「……うん。一応、途中まではしっかり取ってるつもりだったんだけどね?」 【雑賀峰】 「見返した時に、わかりづらくないか……とか。こういうコメントがあった方が思い出しやすいんじゃないか、とか」 【雑賀峰】 「そういうことを考えて、脱線しちゃって……。それで授業中に取りきれなかったの」 //吐息 15秒程度、続けてノートを写す 【雑賀峰】 「う……? そ、そうかな……? 私、普段からそうしてるから、あまり考えたことないんだけど……」 【雑賀峰】 「というより、私が抜けてると言うか……。たまに、どういう意図でノートを取ったのか、思い出せなくなったりしちゃって」 【雑賀峰】 「それで、いつからか忘れたけど、そうやってコメントを入れるようにしてるんだ」 【雑賀峰】 「……え!? き、君が逆に私のノートを写すの?」 【雑賀峰】 「で、でも……そんな、人に見せられるようなものじゃないよ」 【雑賀峰】 「あくまで自分がわかるように、だから……。変なこと書いてないかな、大丈夫かな……?」 【雑賀峰】 「あ、う、ううん。そうじゃないよ? 見せたくないとかじゃなくて、単に、恥ずかしい……というか……」 【雑賀峰】 「え、えっと。今度、でいいかな……? 君に見せても大丈夫なように、確認してから渡すね?」 //吐息 10秒程度、終わりかけなので集中して 【雑賀峰】 「ん……。よし。これで大丈夫、かな」 //SE:ペンを置く音 //SE:ノートを閉じる 【雑賀峰】 「ごめんね、終わったよ。これが無いと、課題できないから……。本当にありがとう」 //SE:椅子を引く音、立ち上がる //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「うん。ノート、返すね。できれば、その……また困った時は、見せてもらえたら……なんて……」 【雑賀峰】 「……や、やっぱり何でもない! 貸してくれるのは嬉しいけど、頼ってばかりじゃいけないもん! うん!」 【雑賀峰】 「それで……えっとね。いきなりこんなこと言われても、困るかもだけど……」 【雑賀峰】 「君は今、困ってることとか、無い? 一人じゃできないことがあるとか、肩こってるとか……」 【雑賀峰】 「って、これじゃ怪しいよね!? うぅ……! ただお返しがしたいだけなのに、私ったら、本当に……もう」 【雑賀峰】 「……え? ほ、本当!? う、うん! 何かあったら、いつでも頼って? 私、すぐ行くから!」 【雑賀峰】 「……うん。約束♪ ……えへへ。それじゃ、私、そろそろ行くね」 【雑賀峰】 「うん! ノート、本当にありがとう。またね?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2:(寝ぐせを直してくれる)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //SE:喧噪(生徒の話声、足音など。休み時間で騒がしく) //SE:足音 //SE:鞄を置く音 //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「……あ。おはよ。今日は早いんだね?」 【雑賀峰】 「あはは。早く起きちゃったんだ。……うん、私もたまにそういうことあるから、わかるよ?」 【雑賀峰】 「それで、家だとやることも無いから、いつもより早く出て……って」 【雑賀峰】 「……え? あ、えと……」 【雑賀峰】 「その……寝ぐせ、ついてるなって。あああ、笑ってないよ!? なんか、こう、可愛いなぁって思っちゃって……!」 【雑賀峰】 「って、それもそれで変だよね!? う、うぅ……! ごめん、朝から騒がしくしちゃって……」 【雑賀峰】 「(少し考え込むように)…………。あ、そうだ! えっと、ね……? もし君が嫌じゃなければ、なんだけど」 【雑賀峰】 「寝ぐせ、私が直してあげようか? この前の……ノート貸してもらった時のお礼も、まだできてなかったし」 【雑賀峰】 「……! うん! じゃあ、さっそく始めよっか! 櫛もちゃんとあるから、綺麗に直してあげるね!」 //SE:足音(移動、少し小走り気味に) //SE:椅子を引く音 //ボイス位置:5 【雑賀峰】 「んしょ……。じゃ、後ろから髪、触るね。ちょっと指、通させてもらうよ?」 //ボイス位置:6、4(左右振り、髪全体を眺めるように) 【雑賀峰】 「ん……。(髪全体を探るように)…………。へぇ〜……。君の髪って、こういう感触なんだね」 //ボイス位置:5 【雑賀峰】 「あ、へ、変な意味じゃないよ? ただ、なんだろう……」 【雑賀峰】 「自分の髪は毎日のように触ってても、他の人の髪って、滅多に触る機会が無いから」 【雑賀峰】 「だから、こんな感じがするんだなぁ……って。本当に、それだけ。うん」 //SE:鞄から櫛を取り出す 【雑賀峰】 「……よし。軽く解せたかな。そろそろ櫛、使うね? 痛かったりしたら教えて?」 //SE:櫛の音 【雑賀峰】 「ん……。…………」 【雑賀峰】 「こうやって櫛を入れてると、シャンプーの匂いとかもしてきて……。ふふ。ちょっと楽しくなっちゃうかも」 //ボイス位置:6 【雑賀峰】 「(少し悩むように)…………。普段、どういうシャンプー使ってるのか、聞いてもいい?」 【雑賀峰】 「……うん。そうなんだ。いい匂いがするから、今度私も、試してみようかな」 //ボイス位置:4(櫛を通しながら、ゆっくりと移動) 【雑賀峰】 「あ……でも、私と一緒だと、やっぱり嫌だよね……? ご、ごめんね、変なこと言って」 【雑賀峰】 「……う? そうなの? ……ふふ。そっか。ありがとう」 【雑賀峰】 「じゃあ……お言葉に甘えて。もし売り場で見つけたら、実際に買って、使ってみるね」 //ボイス位置:5 //吐息 20秒程度、寝ぐせを直すのに集中している //ボイス位置:4 【雑賀峰】 「(独り言、呟くように)あれ……? ん……。一度やったのに、また跳ねちゃってる……」 【雑賀峰】 「(独り言)ここは後にして……。先に全体を……」 //ボイス位置:5 吐息アドリブ中、全体を見ている想定で、適宜位置6、4にお願いします //吐息 20秒程度、寝ぐせを直すのに集中している //こちらの台詞ですが、全体を確認するように6、4振りをお願いします 【雑賀峰】 「ん……。よし。いい感じに直ってきた……かな?」 //吐息 10秒程度、寝ぐせを直すのに集中している //SE停止 【雑賀峰】 「うん。触ってみて? 櫛を使って丁寧にやったから、サラサラだよ?」 【雑賀峰】 「こういうの、ちょっと不思議だと思わない?」 【雑賀峰】 「手櫛だとこんなにサラサラにならないのに、道具を使うと全然違うから」 【雑賀峰】 「……うん? ふふ。よかった。でも、もう一息だね。櫛だけだと直しきれなかったところがあるの」 //「ちょっと待ってね」でボイス位置6に流れていただけると助かります 【雑賀峰】 「ん……。そしたら、どうしようかな。ちょっと待ってね」 //SE:鞄を漁る音 //ボイス位置5に戻ります 【雑賀峰】 「んしょ。これ、ね? 寝ぐせを直すのに使うミスト」 【雑賀峰】 「スプレーみたいに、髪に吹きかけるんだ。匂いもすっごくいいんだよ、フローラル系? って言うのかな」 【雑賀峰】 「さりげない感じで、私もお気に入りなの。もちろん、今も使ってるよ?」 【雑賀峰】 「(周りを気にするように)あ……。でも、どうしようかな……」 //ボイス位置:7 (距離近く。内緒話をするように、囁き) 【雑賀峰】 「こういうの、たぶん、先生に見つかると怒られちゃうよね……?」 【雑賀峰】 「時間的に、まだ大丈夫だとは思うけど……。私がこういうの持ってるってこと、内緒にしておいて?」 【雑賀峰】 「そうそう。私もたまに、気づいたら髪が跳ねちゃってる時とかあるから」 【雑賀峰】 「そういう時に、こっそりこれ使って直してるんだ」 【雑賀峰】 「……ん♪ ごめんね、約束してくれてありがとう。じゃあ、すぐ始めるね?」 //ボイス位置:5 【雑賀峰】 「えーっと……。そしたら、寝ぐせの残ってるところに吹きかけて……」 //SE:スプレー音(2、3回) 【雑賀峰】 「後はまた、櫛で直してあげるね」 //SE:櫛の音 //吐息 20秒 寝ぐせを直すのに集中 //髪全体を直している感を出すため、適宜、ボイス位置6、4に振っていただけると助かります //ボイス位置:5 //SEここでいったん停止します。髪全体を観察している想定です 【雑賀峰】 「ん……。もうちょっと足した方がいいかな? あまり使いすぎると、髪が濡れてぺたっとしちゃうから……」 //SE:スプレー音(1回) 【雑賀峰】 「ん、一回だけにしておこっかな。これで綺麗に直ってくれるといいんだけど……」 //SE:櫛の音 //吐息 20秒 寝ぐせを直すのに集中 //こちらも適宜、ボイス位置6、4に振っていただけると助かります 【雑賀峰】 「……ふふ。綺麗に直ってくれた。うん、ひとまずはよし……かな?」 【雑賀峰】 「そしたら、今度は全体を整えるように……。仕上げ、するね」 //ボイス位置:5 【雑賀峰】 「うん、これでよし♪ 寝ぐせも全部直って、髪、綺麗になったよ」 //ボイス位置:6(距離近め) 【雑賀峰】 「ん……。すぅ〜……」 【雑賀峰】 「ふふ……いい匂い♪ 私とお揃いの匂いがするね」 【雑賀峰】 「って、あ……! ごめん!」 //ボイス位置:5 【雑賀峰】 「こ、こんなことしたら恥ずかしいよね……! うぅ、すっかり油断しちゃってたかも……」 【雑賀峰】 「え、えっと……。そしたら、髪も直し終わったことだし、私そろそろ席、戻るね?」 //SE:椅子から立ち上がる 【雑賀峰】 「またしてほしかったら、言ってくれれば直してあげるから……! そ、それじゃあ……!」 //SE:足音(恥ずかしさで逃げるように。席は隣なので数歩、或いは小刻みに) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3:(耳かきしてくれる)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //SE:ドア音(横開きドア、保健室) //SE:足音 //ボイス位置:1 //保健室のベッドにて、カーテン越しに独り言。主人公に気づいていない 【雑賀峰】 「えへへ……。今日もいっぱいお話できたなぁ。最近、結構おしゃべりできてるから、もしかして……」 【雑賀峰】 「あっ。でも、彼女さんとかはいないのかな……? もしいたら大変だよね。どうなんだろう……?」 【雑賀峰】 「……いやいや、きっと大丈夫。そういう感じの子、見たことないもん」 【雑賀峰】 「こういう時ぐらい、ポジティブにならなきゃ……! そうじゃなきゃ私、いつまでも……」 //SE:カーテンを開く音 【雑賀峰】 「ひゃあっ!? えっ……? ええっ!?」 【雑賀峰】 「ど、どうして君がここにいるの!? も、もしかして、聞いてた……?」 【雑賀峰】 「……う? 私のこと、探してたの? ……荷物?」 【雑賀峰】 「あ……! ご、ごめん! 先生から頼まれごとしてたの、すっかり忘れてた……」 【雑賀峰】 「う、うん。最初は取りに戻るつもりだったんだけど、保健室の先生、用事でちょっと出かけちゃうって言うから」 【雑賀峰】 「それで、私が代わりに保健室にいることになったの。君には、迷惑かけちゃったよね……」 【雑賀峰】 「うん。わざわざ持ってきてくれて、ありがとう。先生が戻ってきたら、私から説明しておくね」 【雑賀峰】 「……って、帰っちゃうの? まぁ、もう放課後だもんね。当たり前か……」 【雑賀峰】 「……あ、あの! ちょ、ちょっとだけ時間……いいかな?」 【雑賀峰】 「また、前みたいにお礼がしたいなって思って。それで、えと……」 【雑賀峰】 「君は……耳かきとか、好き? 家だと、妹によくしてあげてるんだけど……すごい上手って褒められるんだ」 【雑賀峰】 「せっかくベッドも使えるから……少しの間だけ、ね? どう?」 【雑賀峰】 「……! うん! じゃあ、そうだなぁ……。こっち、来てくれる?」 【雑賀峰】 「う、うん。ちょっと恥ずかしいけど……でも、やるからには綺麗にしたいから。膝枕」 //ボイス位置:3 【雑賀峰】 「ん……。大丈夫? 姿勢、辛くない?」 【雑賀峰】 「そっか、よかった……♪ そしたら、さっそく始めちゃうね。やってる途中で先生が帰ってきたら大変だもん」 //SE:耳かき(右耳) 【雑賀峰】 「ん……。(集中するように、深く)…………」 【雑賀峰】 「耳垢、ちょっと溜まっちゃってるね。普段は自分で耳掃除したりするの?」 【雑賀峰】 「……ふふ。そうなんだ。でも、自分ですると、どれぐらい汚れてるか見えないもんね」 【雑賀峰】 「たまにはこうやって、他の人にしてもらうのもいいと思うよ?」 【雑賀峰】 「隅々まで綺麗にできるし……それに、なんだか他の人に耳かきしてもらうの、気持ちいいでしょ?」 【雑賀峰】 「……その、私でよければ、いつでもしてあげるね? 今日みたいに、落ち着いてできる場所があれば……だけど」 【雑賀峰】 「ふふ。……うん。任せて? そのためにも、私がどれぐらい耳かき上手か……ちゃんと教えてあげるから」 //吐息 20秒程度、耳かき集中 【雑賀峰】 「ん……。いい感じに取れてるよ? 君はどうかな。気持ちいい?」 【雑賀峰】 「……そっか♪ もしその、眠くなっちゃったりしてたら、目とかも閉じてていいからね?」 【雑賀峰】 「……うん。終わったら起こしてあげるから。安心してていいよ」 //吐息 20秒程度 【雑賀峰】 「あ……。ふふ。大きいの取れたよ? ほら」 【雑賀峰】 「って……私ったら、また……。ごめんね、妹にしてるみたいな気分になっちゃって……」 【雑賀峰】 「……ん? ふふ。そう言ってもらえると嬉しいな」 【雑賀峰】 「私のペースでできると、やっぱり集中できるから。なら、もっと張り切っちゃうね……?」 //吐息 20秒 //SE停止 【雑賀峰】 「うん、ひとまずこれぐらいかな……? 目立つところは大体取り終わったから、後は、これ。梵天で仕上げするね」 //SE:梵天(右耳) 【雑賀峰】 「ふふ。ごそごそする? 人によってはあまり使わないもんね、梵天って」 【雑賀峰】 「元々は私も、綿棒とかが殆どで、使ったことなかったんだけど」 【雑賀峰】 「ネットの記事で見かけて、それで使ってみたら、妹にも好評だったから」 【雑賀峰】 「それ以降は、積極的に使うようにしてるんだ。やってみると、やっぱり気持ちいいでしょ?」 //吐息 20秒、耳掃除に集中 【雑賀峰】 「あ……。そうだ。君って、えっと……耳に息を吹きかけられたりって、大丈夫?」 【雑賀峰】 「うん。梵天の後の、本当に最後の仕上げに、いつも耳ふーってやるの」 【雑賀峰】 「……ふふ。そしたら、くすぐったいかもしれないけど、やってみよっか」 【雑賀峰】 「もう少しで終わるから、ちょっとだけ待ってね……?」 //吐息 20秒、集中。仕上げ 【雑賀峰】 「……ん、よし♪ じゃあ……耳、息吹きかけるね?」 //位置、至近距離に。耳元なので囁きでお願いします 【雑賀峰】 「ふぅ〜……。ふぅ〜……」 【雑賀峰】 「……ふふ。やっぱりくすぐったかったかな? でも、細かいの、ちゃんと飛ばせたよ」 【雑賀峰】 「……うん? ……うん♪ じゃあ、もう一回だけ……ね?」 【雑賀峰】 「ふぅ〜……。ふぅ〜……」 //位置、通常に戻ります 【雑賀峰】 「これで右耳は完璧、だね。どうかな。私の耳かき、満足してもらえた?」 【雑賀峰】 「……ふふ♪ 嬉しい。もちろん、左耳もちゃんとしてあげるから、ごろーんってして待っててね?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック4:(左耳もしてくれる)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //ボイス位置:7 【雑賀峰】 「ん、しょ……。そしたら、続き。左耳も、右と同じようにお掃除させてもらうね?」 【雑賀峰】 「ちょっとだけ、お耳の中、見せてもらうよ」 【雑賀峰】 「ん……。ふんふん。こっちの耳も、やりがいがありそうかな……?」 【雑賀峰】 「……ふふ。大丈夫、気にしないで。むしろ、私の腕の見せ所だもん。頑張らなくちゃ♪」 //SE:耳かき(左耳) 【雑賀峰】 「(集中するように息を吐く)…………。それはもちろん、張り切ってるよ?」 【雑賀峰】 「せっかく、耳かきさせてもらってるんだから。妹にしてあげる時よりも、もっと上手にやらないと、って」 【雑賀峰】 「……ふふ。だって、こういうことは、信頼してもらってないとできないことでしょ?」 【雑賀峰】 「無防備に、他人の膝の上に頭を乗せてるわけだし。よく知らない人が相手だったら、何かされるかも……って身構えちゃうもん」 【雑賀峰】 「耳かき棒、ぐさっ……とか。考えると怖いよね」 【雑賀峰】 「……う? あ、ご、ごめん。怖いこと、考えさせちゃったよね」 【雑賀峰】 「大丈夫。私、そんなことしないよ? ただ、優しく……綺麗にしてあげるだけ♪」 //吐息 20秒 耳かきに集中 【雑賀峰】 「なんだか、ちょっと眠そうかな……? 耳かき、そんなにいいの?」 【雑賀峰】 「ふふ。元々好きなんだ。こういう反応なのも、納得だね」 【雑賀峰】 「……うん。満足してもらえるのは、私も嬉しいから。それに、君の反応が可愛くて……ね♪」 //吐息 20秒 耳かき続行 【雑賀峰】 「ん……。こうしてると、時間、忘れちゃうね」 【雑賀峰】 「時間の流れが早く感じたり、遅く感じたりすることってない?」 【雑賀峰】 「リラックスしてると、早く感じることの方が多いかな? 楽しい時間はあっという間、って言うぐらいだし……」 【雑賀峰】 「実際、今もそうかも。さっき始めたばかりのはずが、耳かきも順調に進んでいってて……」 【雑賀峰】 「もちろん、いいことなんだけどね? ただ、ちょっと勿体ない気もしたんだ」 //吐息 20秒 耳かき続行 【雑賀峰】 「そういえば……ちょっと、聞きたいことがあるんだけど……いい?」 【雑賀峰】 「え、えっとね? その……んと……。き、君って、彼女さんとか……いたりするの?」 【雑賀峰】 「き、興味があるとか、そういうわけじゃないんだけど……! ほら、クラスの子も彼氏彼女がいる人、多いでしょ?」 //実際には彼女がいるかどうか気になっている(主人公が好きなので) 【雑賀峰】 「それで……君はどうなのかなぁ、って。聞いてみたくなったと言うか……何というか」 【雑賀峰】 「あ! もし答えづらかったら、全然言わなくても大丈夫だからね? 私も、そこまでして知りたいわけでは……」 //嬉しさが滲み出るように 【雑賀峰】 「え? ……そ、そうなんだ! いないんだ……ふふ」 【雑賀峰】 「うぇ!? へ、変なわけじゃないよ!? ただ、えと、うぅ……」 【雑賀峰】 「そ、そう! 私もいないから、仲間なんだなぁって思えて……。それで、嬉しくなっちゃっただけ」 【雑賀峰】 「でも、ごめんね。こんなこと聞いちゃって。わざわざ答えてくれて、ありがとう」 【雑賀峰】 「……ん♪ 話してるうちに左耳も綺麗になってきたから、ここからは梵天、使うね」 //SE:梵天(右耳) 【雑賀峰】 「ふふ。名残惜しい? 梵天で綺麗にして、耳ふーってしたら終わりだもんね」 【雑賀峰】 「……大丈夫。またしてあげるから。だからそんな顔しないで。ね?」 //吐息 20秒 【雑賀峰】 「ん? あ……耳かきの棒とか、いつも持ち歩いてるわけじゃないよ?」 【雑賀峰】 「き、今日は、たまたま……。そう、たまたまだから。本当にタイミングがよかったよね、あはは……!」 【雑賀峰】 「う、うん。だから、して欲しい時は前もって言ってくれると嬉しいな? って、次もやるみたいな口ぶりだけど……」 【雑賀峰】 「私? 私は……してる相手が喜んでくれるのが好きだから、面倒とか、そういう風に感じたことはないかな」 【雑賀峰】 「妹にしてあげてるのも、そんな理由だし。できれば、ずっとしてあげててもいいかな、とか……」 【雑賀峰】 「さ、さすがにそれはダメだけどね? やりすぎは耳に良くないもん。こういうのは、程々に。ね」 //吐息 20秒 //SE停止 【雑賀峰】 「ん、終わり……! 仕上げにふーってするよ? ……準備はいいかな?」 //位置、至近距離に。耳元なので囁きでお願いします 【雑賀峰】 「ふぅ〜……。ふぅ〜……」 【雑賀峰】 「ふふ。ぞわってした? もう一回やったら終わりにするから、我慢……だよ?」 【雑賀峰】 「ふぅ〜……。ふぅ〜……」 //位置、通常に戻ります 【雑賀峰】 「はい、これでおしまい。両耳とも綺麗になったね。お疲れさま」 【雑賀峰】 「……う? いやいや、そんな……! お礼を言われることなんてしてないよ」 【雑賀峰】 「むしろ、私の方がお礼を言いたいぐらい。その、いっぱいお話もできたし……」 【雑賀峰】 「……? ……あ。ふふ、そうだね。耳かきしてたおかげで、君と前より自然に話せるようになったかも」 【雑賀峰】 「い、意識するとやっぱり恥ずかしいけど……。一歩前進、かな……?」 //SE:チャイムの音 【雑賀峰】 「って、あれ……!? チャイムってことは……もうこんな時間!?」 【雑賀峰】 「先生、そろそろ帰ってきちゃうかも。……うん。怪しまれないように、今日はここまでにしておこっか」 【雑賀峰】 「そうだね、また明日。荷物のこと、私からちゃんと言っておくから」 【雑賀峰】 「うん。またね、ばいばい」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック5:(マッサージが得意らしい)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //SE:喧噪(体育の授業中、賑やか) //SE:バットで球を打つ音(ソフトボール想定) //SE:足音 //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「あ。どうしたの? もしかして、休憩?」 【雑賀峰】 「ふふ、やっぱり。さっきまで頑張ってたもんね。私も、ちゃんと見てたよ」 【雑賀峰】 「私、ソフトボールというか、運動あんまりできないから……。こうやって隅っこで見てることが多いんだ」 【雑賀峰】 「ん? うん。もちろんいいよ」 //SE:布擦れ音(座る位置を少しずらす) //SE:地面を叩く音(ぺちぺちと石系の。座る場所を促すように) //ボイス位置:8 【雑賀峰】 「お隣、どうぞ」 //SE:座る音 //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「……? 腕、どうかした?」 【雑賀峰】 「もしかして、ボール投げる時に痛めちゃったとか……? 大丈夫そう?」 【雑賀峰】 「あ、そうだ……! 腕、ちょっと触らせてもらってもいい?」 【雑賀峰】 「あ、え、えっと……。実はね。私、結構マッサージとかもできるの」 【雑賀峰】 「この後もまた、呼ばれたら戻るんでしょ? だから、ちょっとは力になれるかなって……」 【雑賀峰】 「……! うん! じゃあ……右腕、横に伸ばしてくれるかな?」 //SE:立ち上がる音 //SE:足音(1、2歩。右にまわる) //ボイス位置:3 //SE:腕を触る音(右腕、擦る感じ) 【雑賀峰】 「う〜ん……。ちょっとだけ熱持ってるかも……? 触ってみて、痛かったりしない?」 【雑賀峰】 「……ん、そっか。なら、運動した後だし、ちゃんとケアしてあげないとだね」 【雑賀峰】 「今は大丈夫でも、後から痛み始めることだってあるから。念には念を入れて、だよ」 //SE:マッサージ音(素手、右腕) 【雑賀峰】 「…………。やっぱり、結構張ってるね。あんまり無理はダメだよ?」 【雑賀峰】 「うん。今はまだ、マッサージだけでも大丈夫だけどね。こういう状態で負荷をかけすぎると、本当に痛めちゃうから」 【雑賀峰】 「その……君の頑張ってるところ、私も見たいのはそうなんだけど」 【雑賀峰】 「怪我しちゃったら、大変だもん。できるだけ、気をつけてね?」 【雑賀峰】 「……ん♪ 約束。その分、マッサージは任せてね? 運動ダメな分、こういうところで私も頑張るから」 //吐息 20秒、マッサージに集中 【雑賀峰】 「……う? どうしたの?」 //位置接近、囁き距離 【雑賀峰】 「……だ、大丈夫だよ。密着してるって言っても、他の人、私の方なんて見ないもん」 【雑賀峰】 「……い、いいの。きっとバレないから。このまま続けるよ?」 【雑賀峰】 「密着しててちょうどいいし、肩とか、二の腕全体のマッサージもしちゃうね……!」 //吐息 20秒 意識して照れているため、少し呼吸早め 【雑賀峰】 「(恥じらうように)…………。も、もしかして……私にこうやってくっつかれるの、嫌だった?」 【雑賀峰】 「そ、そう? ならいいんだけど……。マッサージって、ある程度力も必要だし、どうしてもくっつかないといけないから」 【雑賀峰】 「た、確かに……。今はバレてないけど、もし誰かに見られたら、変な噂とか……流れちゃうかも、ね?」 【雑賀峰】 「(若干期待して)…………。う、ううん。平気。私たちのことなんて見ない、誰も見てないから」 【雑賀峰】 「べ、別に焦ってなんてないよ。私は、むしろ……」 //SE一時停止 【雑賀峰】 「……そ、それよりも。腕、どう? ちょっとは楽になってきた?」 【雑賀峰】 「ふふ。そうだよね。マッサージすると、なんだか軽くなった感じがしない?」 【雑賀峰】 「それだけ、凝り固まってたってことなんだと思うけど……」 【雑賀峰】 「そうだ。続きは、もっと力を入れてやっていこっか」 【雑賀峰】 「痛みとかがあったら、すぐに教えてね? 痛めてるところを間違えて刺激すると、大変だもんね」 //SE:マッサージ音(素手、右腕) //吐息 20秒、少し力む感じで 【雑賀峰】 「ん……。でも、力になれそうでよかった」 【雑賀峰】 「ほら。耳かきとかと違って、マッサージって、その人の筋肉の具合とかで変わってくるし」 【雑賀峰】 「上手にできないと、揉み返しとかも出てきちゃうから。一安心だよ」 //吐息 10秒程度 【雑賀峰】 「ん……? ううん。実際にマッサージを習ったりとかしたわけではないんだけど……」 【雑賀峰】 「色々調べてみたり、やってみたりで。自己流って言うのかな。そういう感じだよ」 【雑賀峰】 「最初は、お父さんお母さんの肩もみからだったかも。せっかくするなら、もっと上手にやりたくて」 【雑賀峰】 「それで、ある程度はできるようになった……って感じかな? できる、っていうのもちょっと変だけど」 【雑賀峰】 「うん。マッサージしてあげた人は、みんな喜んでくれてるから。とりあえずは、正解なのかなって思ってるよ」 //吐息 10秒程度 【雑賀峰】 「……ふふ。これからは体育の後、毎回する? 専属のマッサージ師みたいな感じで、面白いかも」 【雑賀峰】 「今回みたいに、どこか痛めちゃった時は、場所によってやり方を変えたり……」 【雑賀峰】 「ちゃんと、君に合うようにやってあげるから」 //吐息 20秒、ラストスパートで真剣に //位置、通常位置に戻ります //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「ん、よし……! 右腕のマッサージ、終わったよ」 【雑賀峰】 「ふふ。満足してもらえてよかった♪ これで後半戦も頑張れそうかな?」 【雑賀峰】 「あ……。でも、他の人たちが試合やってるし、まだ時間ありそうだね」 【雑賀峰】 「ん……。じゃあ、え、えっと。私から、提案です!」 【雑賀峰】 「左腕も、今のうちにマッサージしましょう! 調子を上げて、活躍できるように。ね?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック6:(筋肉が好きらしい)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「……え、えっとね。例え調子が悪くなくても、マッサージはしておいて損はないと思うの」 【雑賀峰】 「マッサージすれば、右腕みたいに、軽くて動かしやすくなるだろうし」 【雑賀峰】 「私も、君の活躍するところ見たいから……だから、ね? 左腕もマッサージ、しよ?」 【雑賀峰】 「……うん! ありがとう。それじゃ、さっそく……」 //SE:立ち上がる音 //SE:足音(1、2歩。左にまわる) //ボイス位置:7 【雑賀峰】 「んしょ……。ん、と……」 【雑賀峰】 「え? そんなに強引だった、かな……?」 【雑賀峰】 「べ、別にやましい理由とかは……無い、と思う、けど……。そ、そう見えちゃったのなら仕方ないよね」 【雑賀峰】 「でも、うん。君が活躍できるように、っていうのは本当だから!」 【雑賀峰】 「だから……マッサージ自体は、期待してて欲しいな。手を抜いたりはしないし、むしろ、全力でやるよ?」 //SE:マッサージ音(素手、左腕) //吐息 20秒、マッサージ集中 【雑賀峰】 「(うっとりしたように)…………。え!? 今、私変な顔してた?」 【雑賀峰】 「そ、それは……えと……。やっぱり、バレバレすぎたよね……」 【雑賀峰】 「あ、そ、その……。マッサージしてて、いい筋肉してるなぁって思っちゃって」 【雑賀峰】 「うぅ……。さすがに引くよね、これは……。マッサージを言い訳に何してるんだろう……」 【雑賀峰】 「……ん? うん。筋肉フェチとかそういうわけではないんだけど、なんて言うのかな」 【雑賀峰】 「えっと、恥ずかしいんだけどね……? 私好み、というか……。つい、夢中になっちゃった感じ」 【雑賀峰】 「……え? ……あ。確かに。ふふっ」 【雑賀峰】 「もう、なんか……こういうのも、今更だよね。いつも私だけ、一人で恥ずかしがって……」 【雑賀峰】 「変に隠そうとせずに、素直に言えばいいだけなのに」 //距離感、近めに。囁き距離 【雑賀峰】 「そしたら、遠慮なく……。君の筋肉、堪能させてもらっちゃうね?」 【雑賀峰】 「ふふ。大丈夫。筋肉は堪能するけど、マッサージもちゃんとしてあげるから」 【雑賀峰】 「……こう、触ってるとさ? 男の子の筋肉って、やっぱりしっかりしてるなぁ、って」 【雑賀峰】 「妹とか、自分と違うところがいっぱいあるから、隅々まで調べたくなっちゃうんだよね」 【雑賀峰】 「もちろん、変なことはしないよ? マッサージの範囲で、だけど……」 【雑賀峰】 「君のこと、もっとたくさん知れた気がして、ちょっと幸せな気分……かも」 //吐息 20秒、少し楽しそうに 【雑賀峰】 「肩の方まで、ちょっとずつ上がっていくよ?」 【雑賀峰】 「……うん。さっき言った通り、隅々まで。丁寧にやっていくから」 【雑賀峰】 「ふふ。もちろん、調べるだけじゃないよ。あくまでこれは、マッサージ」 【雑賀峰】 「せっかく任せてもらったんだから、期待には応えなくちゃ。自分のしたいことは、その後で♪」 //吐息 20秒、真剣めに 【雑賀峰】 「ん……。ここ、他のところと比べてちょっと張ってるね。念入りにやっておこうかな」 【雑賀峰】 「うん。やっぱり、無意識のうちに……ってこともあるから。やっぱり、マッサージしておいて損は無かったでしょ?」 【雑賀峰】 「特に腕は、運動をする以外にも、普段から使ってるところだもんね」 【雑賀峰】 「日常的に負担がかかっちゃってても、おかしくないもん。調子が悪くなってないか、定期的に確認してあげなきゃ」 【雑賀峰】 「できることなら、痛くなったりしちゃう前に。そういう、ケアをしてあげる意味でも大切だけど……」 【雑賀峰】 「単純に、マッサージって気持ちいいでしょ? だから、私でよければ、気楽に声かけてね」 //吐息 20秒、少し力む感じで 【雑賀峰】 「大丈夫? 力、強すぎたりしなかった?」 【雑賀峰】 「そっか。……もう少しで終わりだから、まだちょっとじっとしててね」 //吐息 20秒、仕上げ。真剣に //SE停止 //距離感、通常位置に戻ります 【雑賀峰】 「ふぅ……。これでおしまい! どう? マッサージする前と後とで」 【雑賀峰】 「……ふふ♪ よかった。これならカッコいいとこ、見せてもらえそうだね?」 【雑賀峰】 「……あ! ほら。みんな、君のこと探してるみたいだよ? そろそろ行かなくちゃ」 【雑賀峰】 「タイミングばっちりだったね。私はここから見てるから」 【雑賀峰】 「……うん! 頑張ってね、応援してるよ♪」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック7:(ハグで褒めてくれる)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //SE:チャイムの音 //SE:環境音(夕方。遠めにカラスの鳴き声などが分かりやすいと思います) //SE:ドアの開く音(横開き、教室のドア) //ボイス位置:9 【雑賀峰】 「あ、あれ? こんな時間まで、どうしたの?」 //SE:ドアを閉める音 【雑賀峰】 「ああ、そうなんだ。今日、テストの返却あったもんね」 //SE:足音 //ボイス位置:1(次の台詞を言いながら、9の位置から距離を詰めていただきたいです) 【雑賀峰】 「それで、どうだった? 目標の点数、超えられた?」 【雑賀峰】 「わぁ……! おめでとう! 勉強、それだけ頑張ったってことだもんね。すごいよ!」 //SE:椅子を引く音 【雑賀峰】 「……ん? ふふ。そうだね。時間が過ぎるのって、あっという間」 //SE:椅子に座る 【雑賀峰】 「気がつけば、学期末だし。君と最初に話した頃から、何というか、距離感もだいぶ変わったし……」 【雑賀峰】 「ほら。私、君と最初はあまり上手く話せなかったでしょ? 変に緊張してたの、思い出すよ」 【雑賀峰】 「……うん。君と仲良くなれてよかった♪ いっぱいおしゃべりできて、楽しいもん」 【雑賀峰】 「あ……。そうだ。せっかくテストでいい点取れたんだし、お祝い、しないとね?」 【雑賀峰】 「……うん。そのままじっとしてて?」 //SE:椅子から立ち上がる //SE:足音(1、2歩だけ) //ボイス位置:3 耳元、囁き距離 //話し方も距離感・シチュエーションに合わせ、有声音の囁きでお願いします 【雑賀峰】 「ん……。ぎゅっ。たくさん頑張れて、すっごく偉かったよ……♪」 【雑賀峰】 「……? あ! ご、ごめん……。びっくりさせちゃったかな?」 【雑賀峰】 「うち、お母さんが褒めてくれる時、いつもこうだったから」 【雑賀峰】 「ぎゅーってされると、安心できるし、嬉しくて……。君にも、そんな気持ちになってほしかったの」 【雑賀峰】 「……? ……ふふ。君も私のこと、ぎゅってしてくれるの?」 【雑賀峰】 「うん。せっかくのお祝いだもん。もう暫く、このままでいよ……?」 //吐息 15秒程度、落ち着いた感じでゆっくりと 【雑賀峰】 「よくさ。授業を受けたり、家で勉強するのは当たり前……みたいなことを言われるけども」 【雑賀峰】 「ちゃんと自分なりの目標があって、それを叶えるために努力できる人って、すごいよね」 【雑賀峰】 「……うん。君のこと。とってもすごいと思うな、私」 【雑賀峰】 「結構、難しいことだと思うの。ああなりたい、こうなりたい……って、ぼんやり考えることはあっても」 【雑賀峰】 「そうなるためには、何をすればいいのかな? どうすれば失敗しないかな? って、具体的なところまでは思いつかないから」 【雑賀峰】 「それができるってことは、ゴールまでの道がちゃんと見えてるってことだもんね」 【雑賀峰】 「だから。君は、本当にすごいんだよ。その証拠に……頭も、撫でちゃったり? ふふふっ」 //吐息 15秒程度 【雑賀峰】 「……ん? 私のことも撫でてくれるの?」 【雑賀峰】 「ふふ。……そうだね。君とちゃんと喋れるようになるために、頑張ったから……」 【雑賀峰】 「私も、偉い。今は、そういうことにしておいてくれる?」 //吐息 20秒程度、安心しきった雰囲気で 【雑賀峰】 「こうやって、ぎゅーってしたり、頭を撫でたり……」 【雑賀峰】 「誰かと直接触れ合って、褒めてもらう機会って、君は普段、どれぐらいあるの?」 【雑賀峰】 「……うん。そうだね。確かに、人目もあるし、恥ずかしかったりで、なかなかやりづらいかも」 【雑賀峰】 「うちは、お母さんがずっとそうだったから、今もそうしてるけど……」 【雑賀峰】 「でも、たまにはこういうことをするの、大切だと思うんだ」 【雑賀峰】 「……ふふ。私でよければ、いつでも相手になるよ? ぎゅってして、よしよししてあげる」 【雑賀峰】 「それに……。頑張ったことを、他の人に褒めてもらえるのって、とっても嬉しいでしょ?」 【雑賀峰】 「その人が、自分の頑張ったところを、ちゃんと見てくれてるってことだから」 【雑賀峰】 「嬉しいのもそうだし、また頑張ろうっていう勇気をもらえるよね」 【雑賀峰】 「君の場合は……そう。少なくとも、私がちゃんと見てるから」 【雑賀峰】 「もし、自信を無くしちゃったり、辛くなった時は……声、かけてほしいな」 //吐息 20秒程度、落ち着いた雰囲気であやすように 【雑賀峰】 「……う? ……ふふ。ごめんね。こうしてるのが気持ちよくて、つい無言になっちゃう」 【雑賀峰】 「ん……。そうだね。自然と無口になっちゃうのも、いいことだよ」 【雑賀峰】 「それだけ安心できてるってことだもん。喋ることすらしないで、無意識のうちに集中しちゃうぐらいには……ね?」 //吐息 20秒程度、浸るように //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「ん……と。ぎゅってされるの、どうだった?」 【雑賀峰】 「自分でしておいてなんだけど……。こんなことするのって、恋人ぐらい……だよね」 【雑賀峰】 「あはは……。いくら前よりは大丈夫って言っても、そう言われると、恥ずかしくなってきちゃうよ」 【雑賀峰】 「でも……うん。君さえよければ、もうちょっと……する?」 【雑賀峰】 「……ん♪ じゃあ、もう少しだけ、傍にいさせて?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック8:(耳元で褒めてくれる)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「んしょ、っと……。そしたら、今度は……こっちの耳」 //ボイス位置:7 耳元、囁き距離 //話し方も距離感・シチュエーションに合わせ、有声音の囁きでお願いします 【雑賀峰】 「……ふふ。二回目だから、さすがに慣れたかな?」 【雑賀峰】 「私は……まだ、ドキドキしてるよ。最初は大丈夫だったのに、意識したせい……かな」 【雑賀峰】 「(少し緊張して)…………。そう。恋人っぽいことしてるな、って」 //吐息 15秒程度、落ち着いた雰囲気で(緊張はしているが表に出るほどではない) 【雑賀峰】 「……? もしかして君も、ドキドキしてきちゃった?」 【雑賀峰】 「ふふ。……うん。同じ気持ちなんだよね、きっと」 【雑賀峰】 「こういうの、緊張は緊張でも、嬉しい感じ……というか。君も、そう思わない?」 【雑賀峰】 「……ん♪ そうだよね。まだこうしてたい、って。自然と考えちゃうよね」 【雑賀峰】 「だから、せっかくのお祝い。ご褒美だもん」 【雑賀峰】 「続けたいって思うなら、好きなだけそうしてて、大丈夫だよ」 【雑賀峰】 「というよりは……私も、まだこのままでいたいから。君の方こそ、大丈夫……かな?」 【雑賀峰】 「……ふふ。じゃあ、遠慮なく」 //吐息 20秒程度、安心したように 【雑賀峰】 「そういえば……ずっと聞いてみたかったんだけど」 【雑賀峰】 「最初、私が君にノートを借りた時。もう結構経つよね。覚えてるかな」 【雑賀峰】 「あの時、どうしてすぐにノートを貸してくれたのかな。と言っても、こういう聞き方だと困っちゃうか……」 【雑賀峰】 「んっとね。元々私たちって、全然話したことなかったし。場合によっては、他の人に言って欲しいって思うこともあるでしょ?」 【雑賀峰】 「でも、君は迷わず貸してくれたから。どういう気持ちでそうしてくれたのかな、って気になって」 【雑賀峰】 「……ふふ。そっか。やっぱりすごいよ、君は」 【雑賀峰】 「私なら、ちょっとは迷っただろうし……。そもそも、話したことの無い人が相手だと、どう喋っていいのかわからないから」 【雑賀峰】 「君にとっては普通のことでも、私にとってはすごいことだよ」 【雑賀峰】 「それに。誰かに優しくできるのって、素敵でしょ? 困ってる人に、迷わず手を差し出せる。憧れちゃうな……♪」 【雑賀峰】 「……ん? ふふ。だって褒めてるんだもん。本当のことなんだから、恥ずかしがらなくてもいいのに」 【雑賀峰】 「ま……それなら、落ち着くまで、静かにしてよっか?」 【雑賀峰】 「うん。ぎゅーってしながら、顔をうずめて」 【雑賀峰】 「その恥ずかしさ、幸せな気持ちで上書きしちゃお?」 //吐息 20秒程度、安心したように 【雑賀峰】 「ん……。こういうのを、夢心地……って言うのかな」 【雑賀峰】 「恋人がいる人は、いつもこういうこと、してるのかな」 【雑賀峰】 「でも……例えばの話、ね? 実際に、私と誰かが恋人になったとして」 【雑賀峰】 「こういう、幸せだなぁって思える時間は、どれぐらい過ごせるんだろうね」 【雑賀峰】 「実際は……きっと、相手の人とか、状況にもよるんだろうけど。結構、難しいように思うんだ」 【雑賀峰】 「人を好きになって、それで恋人になる理由って、それぞれ違うでしょ?」 【雑賀峰】 「顔が好き、とか。声が好き、とか。性格ももちろん、それ以外の理由もたくさん」 【雑賀峰】 「だから……本当の意味で、心から相手のことを大切にしたいって思えることは、あまり無い気がするの」 【雑賀峰】 「(考え込んで)…………。そうだね。実際に付き合ってみないとわからないことも、たくさんありそうだし」 【雑賀峰】 「私も……今はそう思ってても、本当は違ってる、とか。自分の気持ちに自信を持てる人の方が、少ないのかな」 【雑賀峰】 「そういう意味でも、ちゃんと告白して、恋人っていう関係になれる人はすごいよね」 【雑賀峰】 「私は……。(悩んで、消え入るように)私は……」 //吐息 15秒程度、悩みながら 【雑賀峰】 「えっと……。(考え、深呼吸をする)…………」 【雑賀峰】 「あ、あの……ね? このままでいいから……聞いてほしいことがあるの」 【雑賀峰】 「わ、私……。き、君のことが……好き、です……!」 【雑賀峰】 「っ……。隣の席になった時から、ずっと気になってて……。それで……最初は隠してたつもりだったんだけど」 【雑賀峰】 「でも……もう、隠しきれそうにないから……。私と……付き合って、ください……!」 【雑賀峰】 「(唖然として)…………。ふふ……。私、とうとう言っちゃった……」 【雑賀峰】 「……うん。こんな私でも、君は普通に話してくれるし。それに……」 【雑賀峰】 「ノートを貸してくれたり、困った時は助けてくれたでしょ?」 【雑賀峰】 「一番初めは、もしかして、この人のこと好きなのかも? みたいな、ふんわりした気持ちだったんだけど」 【雑賀峰】 「君と接するうちにね。やっぱり、本気で好きになっちゃったんだなって。そう思えるようになったの」 【雑賀峰】 「……そう。大好き。この気持ちは本物だって、ちゃんと自信を持てるから」 【雑賀峰】 「告白して、もし付き合えなくても、それだけはしっかり伝えておきたかったんだ」 【雑賀峰】 「……? (安心したように)…………」 【雑賀峰】 「いいの? 本当に。私と……恋人になってくれるの?」 【雑賀峰】 「……ふふ。ふふふっ。そっか。……うん。ありがとう。嬉しいよ、とっても」 【雑賀峰】 「嬉しすぎて……もっと強く、ぎゅーってしたくなっちゃう。ふふふっ」 【雑賀峰】 「ん……? ……そうだね。余韻、浸りたいな。このまま」 【雑賀峰】 「もう……恋人だから。こうしてても、変じゃないもん。ふふ」 //吐息 30秒、安心してゆっくりと 【雑賀峰】 「……ふふ。やっぱりバレバレだったかな? 私も……今思えば、そうかなって思うの」 【雑賀峰】 「でも、仕方ないよね? 好きな人と話してるんだもん。隠そうとしても、少しぐらいは表に出ちゃうよ」 【雑賀峰】 「あ……。少し、ってほどでもないか。緊張しすぎて、慌てて。そんなのばっかりだったもんね。ふふふっ」 【雑賀峰】 「……ん? ……うん。好き。大好き」 【雑賀峰】 「ふふ。だって、本当のことだから。恥ずかしがらずに言えるよ? ちゃんと」 【雑賀峰】 「……ま。今は、これぐらいにしておこっか? あまり長い間教室に残ってると、怒られちゃうもんね」 //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「ふぅ……。えへへ。……ん? 何でもない♪」 【雑賀峰】 「ちょっと顔が赤くなってるのは……そうかも。離れて冷静になったからかな」 【雑賀峰】 「それを言うなら、君だって顔赤いよ? ……うん。おあいこ」 【雑賀峰】 「じゃあ……今日は帰ろっか。テストも頑張れて、恋人もできて。思い出に残る一日になったもんね」 【雑賀峰】 「うん。これからは……恋人として、よろしくね? ふふふっ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック9:(俺のことが好きな)雑賀峰さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー //SE:喧噪(生徒の話声、足音など) //SE:机を動かす音 //SE:椅子を引く音 //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「席替え、やっと終わったね。新学期だし、みんな色々話してるけど、私たちは、引き続き……かな?」 【雑賀峰】 「……ふふ。うん。またお隣さん、だもんね」 【雑賀峰】 「偶然でも、嬉しいよ。今まで通り、君の近くにいられるってことだもん」 【雑賀峰】 「新しいこととかも、できたりするかな? 具体的にどうっていうのは無いんだけど……」 【雑賀峰】 「……ふふ。そうだね。そういうところは君が引っ張ってくれたら嬉しい……かな?」 【雑賀峰】 「もちろん、そのお返しは……。……ううん」 //ボイス位置:7 【雑賀峰】 「ちょっと耳、貸して? うん。こそこそ話♪」 //距離感、囁き位置に 【雑賀峰】 「これからは、お礼とか、そういうのじゃなくて。して欲しいこと、なんでも言ってもらえると嬉しいな」 【雑賀峰】 「……そう。恋人として、ね? いっぱいイチャイチャして、思い出、たくさん作ろ?」 【雑賀峰】 「今までは、その……。恥ずかしかったり、心配だったりで、あまり踏み出せなかったけど」 【雑賀峰】 「今なら、もっと大胆になれる気がするから。……うん。君のためなら、頑張れるよ? 私」 //距離感、通常位置に戻ります //ボイス位置:1 【雑賀峰】 「ふふ。そんなこと言ってたら、一気に楽しみになってきちゃった」 【雑賀峰】 「何をするのか、とか。そういうことは一切決まってないけど、でも、なんとなく。ね?」 【雑賀峰】 「……ふふ。そうだね。これからの予定を話し合うところも、楽しみだもんね」 【雑賀峰】 「君の好きなこと。それに、私の好きなことも、たくさん話して、考えて……。一緒に決めていこう?」 【雑賀峰】 「……うん♪ 改めて、これからもよろしくね?」 【雑賀峰】 「隣の席から、君のこと、しっかり見てるから。ふふふっ♪」