「おっ、うっす」 「うぃーす」 「絵師様は今日も重役出勤かよ」 「うっせ。今月は仕事絵多くて忙しいんだよ」 「単位ヤベーんじゃねーの?」 「ヤバいどころじゃねーよ。ワンチャン留年ありえる」 「おいおい。被ってる講義は代変しといてやってるんだから感謝しろよな」 「おー今度メシ奢るわ」 「そーいや、お前ってゆふぃ先生と仲良いんだっけ?」 「おー仲良いぜ。この前の即売会でも会ってきたし」 「いまバズってるよな、オフパコレポ漫画。創作なんだろうけど、これだけリアルに描けるの才能だわ。お世話になりまくり」 「いや、あれは実話だぜ?」 「……えっ? マジ?」 「マジマジ。だって、俺その漫画の登場人物だもん」 「そんなことある……?」 「あるんだよなぁ。締めの「絵師仲間も呼んで楽しく乱交しました」ってとこのチョイ役だけど。でも、現実ではスゲー濃い絡みでさ。ついに俺も童貞捨てたわっ」 「い、いや、信じられねーよ。爆乳レイヤーとオフパコなんて都合の良い話あるわけねーだろ」 「疑い深いなぁ。ほらこれ、証拠のハメ撮り。俺も映ってるだろ?」 「えっ、ヤバっ。マジじゃん!」 「……おい。一応授業中なんだから騒ぐなよ……」 「わ、わりぃわりぃ……。あまりに衝撃的だったからつい……」 「これで信じる気になったろ?」 「あ、ああ。にしても、スゲー可愛くね?」 「だろ? 無加工でこれはヤバくね? でも、実物はこんなもんじゃねーぜ? 胸もデカくてスタイル良くてさ。グラドルじゃないかってくらいスゲー身体してんの」 「うわっ、マジ羨ましい……」 「へへっ、ゆふぃ先生様々だわ。爆乳レイヤーをお裾分けしてもらえるなんてな」 「神絵師が知り合いにいると、そんなオトクな特典があるのかよ……!」 「まぁ、ハメ撮り流しながら経緯語るわ。オフパコレポ漫画じゃ省略された部分もあるしな」 「お、おう……」 「その子と知り合ったのは即売会の日。ゆふぃ先生のブースに挨拶に行ったときでさ。そのときは軽く挨拶しただけ。神絵師になるとこんな可愛い爆乳レイヤーを売り子にできるのかーって羨ましく思っただけだったけど、即売会終わりの夜に事件が起こったわけ」 「……事件?」 「ゆふぃ先生が裏垢で自慢ツイートをしたんだよ。「売り子のコスプレイヤーとパコッちゃいましたw」って。その子を見掛けて美少女っぷりを知ってただけにマジで羨ましくてさ。「ズルいっすよ~w」ってDM送ったら、「お前も来る?」ってまさかのお誘いが掛かったんだよね」 「おお……」 「とっくに帰りの電車乗ってたけど、迷いなく折り返したわ。道中期待のあまり勃起しっぱなしで大変だったぜ。でもそのかいあって、指定されたホテルのドアを開けたら衝撃の光景が広がってたんだよね」 「……ゴクリッ」 「なんと、ベッドの前で知り合いの絵師たちが列を成していたんだよ。まさに即売会の会場みたいにな。ひとつ異なる点は――頒布物が爆乳レイヤーだったこと。バニーのコスプレをした美少女に代わる代わるチンコ突っ込んでる様は、ほんとに現実なのかって疑う光景だったぜ?」 「す、すげえ……」 「遅れてきた俺は列の最後尾でチンコはち切れそうになりながら順番待ち。小一時間してようやく俺の番が回ってきた。おっぱい丸出しバニー衣装の爆乳レイヤーを目の前にして、興奮しすぎて暴発寸前だったぜ? 俺はもう我慢しきれなくて、おっぱいにむしゃぶりついたわけ」 「お、おう……」 「レイヤーちゃんのおっぱいマジで柔らかくて最高だったわ。なんつーか餅みたいな感じ? デカくてふわふわだから、枕にしたかった。知り合いの絵師に囲まれてなきゃ、絶対リクエストしてただろうな。でも、2周目の列に並ぶ絵師たちの視線がヤバかったから、俺は長く楽しむことをせず騎乗位をお願いしたんだよ」 「なるほど……」 「レイヤーちゃんはぼーっとした上気した顔をしながらも指示に従ってくれてさ。俺の上に跨ってくれたわけ。動きに合わせて爆乳が揺れるから、視覚的インパクトがヤバかったぜ? レイヤーちゃんはすっかりスイッチが入っちゃってたみたいで、チンコ求めてきてさ。息つく間もなく童貞卒業。チンコがずぶずぶまんこに呑み込まれていく光景、未だに頭に焼き付いて離れないわ……」 「ず、ずりー……」 「まんこってスゲー暖かいんだぜ? 大勢に犯された後なのに締りも良くて、オナホなんかとは比べ物にならないくらい気持ち良かったわっ。ビッチだからか腰振りも上手くて、マジで搾り取られそうになったっ」 「そんなに良いのかよ……」 「まぁ、レイヤーちゃんが特別凄いのかもしれないけどな? あんな極上スタイルの子、うちの大学にはいねーし。騎乗位で揺れまくる爆乳とまんこの感触に夢心地になってたんだけど、途中でヤベーことに気付いてさ。俺、ゴムつけ忘れてたわけ。みんなゴムつけてたからマズイとは思いつつも、生まんこの快楽には抗えず言い出せなくてさ。結局、そのまま続行。童貞卒業が爆乳レイヤーとの生ハメセックスなんて性癖ぶっ壊しにかかってるよな?」 「マジで羨ましいんだけど……」 「もちろん長く持つはずなく、5分も経たずにイきそうになってさ。射精の寸前に慌てて引き抜いて中出しだけは逃れたわ。でも、ちょっとだけ中に漏れちゃったのは内緒な?」 「クソー……DMでチクりてー……」 「当然、他の絵師にも俺が生ハメしてたことが発覚。ズルいズルいって騒ぎ始めて、生で挿れられちゃってさ。二週目以降は生ハメがデフォになっちゃったんだよね。いやー、レイヤーちゃんには悪いことしたなぁ……」 「ちっとも思ってないだろっ」 「童貞卒業して少しは余裕ができたから、仲間の絵師と一緒にハメ撮りしたり感想を言い合いながら順番待ちしてよ。俺もようやく2回戦。1回戦目は余裕なくてキスできなかったから2回戦では膝の上に乗せてベロチューしまくったわ。キスの合間に目開いて顔見たんだけど、こんな可愛い子とキスしてるんだと思うとスゲードキドキしたね。ビッチなだけあって舌の絡め方もスゲーうめえの。マジで癖になりそうだった……」 「うぅ……ずりい……」 「キスしながら対面座位で挿入。ベロチューしながらまんこの感触を味わうの、フォアグラとステーキを同時に味わうくらい贅沢で最高だったわ。密着しながら女の子の柔らかな感触と良い匂いを存分に味わってたら、すぐに射精感襲ってきてさ。今回もお腹の上に外出ししたわけ」 「…………」 「それからは各々勝手にハメたりベロチューしたり、口の中にチンコ突っ込んだりしてさ。順番も気にせずラブドールみたいにレイヤーちゃんをハメ倒してたわ。その場でエロ絵の資料にする絵師もいたっけ」 「そんな極上の資料他にねえよな……」 「俺もレイヤーちゃんに正常位でガン突きしたぜ? 疲れ果てて虚ろな目をするレイヤーちゃんの身体を勝手に使ってると変な性癖に目覚めそうだったわっ。ロクに反応示さなくなってから、解散の流れになってよ。最後にお別れのベロチューだけさせてもらってバイバイしたわ。あー……ワンナイト確定なのが寂しいわぁ……」 「俺も混ざりたかったなぁ……マジでずりぃ……」 「いやーお前も絵師だったら誘ったんだけどな」 「俺も絵師目指しとけばよかった~!」 「ハハッ。後悔先に立たずだな」 「……その子とはもう連絡取れねーの……?」 「いやーその子、健全なコスプレ写真上げてるレイヤーだったんだけどさ。ゆふぃ先生のオフパコレポ漫画バズってからアカウント特定されて、男どもが群がったせいで垢消ししちゃったんだよね。他に連絡手段もないからもう会えっこないわ」 「はぁ……そっかぁ……」 「手掛かりは俺らのひとつ上の大学生ってことくらい。身元もわからないんじゃ会いようもねーよなぁ」 「俺たちと同じ大学だったりしねぇかなぁ……」 「そんな偶然ありえるかよっ。馬鹿なこと言ってないで板書撮ろうぜ」 「もう授業も終わりか。せめてハメ撮り送ってくれよなー」 「……あれ? 最前列に座ってる子の後ろ姿、どっかで見たことある気が……」 「……ん。どしたん?」 「あっ。いや、なんでもない……。いやー……まさか、な……」