■■シーン1■■ 『おかえりなさい、ご主人様』 場所:主人公の家の庭 SE:(主)庭を歩く足音 SE:(主)正門扉を開ける 場所:お屋敷の中 SE:(主)正門扉を閉める音 ;>>声:ダミーヘッド位置K SE:(ヒ)主人公に駆け寄る音 【杏樹】「おかえりなさいませ、ご主人様」 SE:(主)振り向く足音 SE:(ヒ)主人公に数歩近づく音 ;>>声:ダミーヘッド位置H 【杏樹】「本日も大学でのご学業、お疲れ様でした」 ;>>声:ダミーヘッド位置H→@(移動しながら) 【杏樹】「まずはお鞄を預からせて頂きます」 【主人公】「(辺りをキョロキョロ見回す)」 【杏樹】「……あら? どうされましたご主人様。辺りをキョロキョロとなさって……」 【杏樹】「ああ……そうですね。現在この玄関先には私一人しかおりません」 【杏樹】「旦那様と奥様はいつも通りお仕事でいらっしゃいませんし、他の使用人はこの時刻だと別館のお掃除、設備の点検……」 【杏樹】「つまり、ご主人様をお迎えするのは、専属のメイドである私だけとなります」 【主人公】「(2人きりな事に緊張してソワソワする)」 【杏樹】「くす……そんなにソワソワしなくともよろしいではありませんか」 【杏樹】「私がご主人様と二人きりになるのは、職務上当たり前のことです」 【杏樹】「周囲から見ても……誰も変に思うことはありません」 SE:(ヒ)杏樹が主人公の左側にまわる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置B(近く) ;>>耳元でささやきかけるように 【杏樹】「私とご主人様が秘密でお付き合いしていることは……誰にもバレませんよ♪」 【主人公】「(顔を赤くする)」 ;>>声:ダミーヘッド位置B ;>>顔を通常位置に戻して 【杏樹】「ふふ、では、お部屋へ参りましょうか」 SE:(ヒ)歩く足音(ループ) SE:(主)歩く足音(ループ) SE:(主)玄関扉を開閉する音 ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「ところでご主人様。今日はいつもよりお帰りが遅かった様ですが……」 【杏樹】「もしかして、講義が終わった後、お友達のかわいい女の子に勉強を教えていた、とか……」 【主人公】「(図星を突かれ驚く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置A ;>>主人公が杏樹の方を向きAに移動 ;>>分かりやすい反応の主人公がおかしくて笑う SE:足音(ループ) ここまで 【杏樹】「……くすっ♪」 【杏樹】「あれ、もしかして……当たりですか?」 【杏樹】「いえいえ、知りませんよ。お相手が女の子だなんて知りません」 【杏樹】「ただ、今朝がたご主人様が、教科書をたくさん持って行っていらしたので」 【杏樹】「優秀なご主人様が自主勉をする必要もありませんし、大学に居残る理由といえば、それくらい、かなと」 【杏樹】「ご主人様は素敵な男性ですから、女の子のお友達も多いでしょうし」 【杏樹】「そう思ってなんとなく、言ってみただけでしたが……どうやら図星だったようですね」 【杏樹】「しかし、そうでしたか……お相手は女の子でしたか。なるほど、なるほど……」 SE:(ヒ)歩く足音(ループ) SE:(主)歩く足音(ループ) 【杏樹】「つまり、これはこういうことでしょうか」 【杏樹】「ご主人様は可愛い女の子とマンツーマンで……講義が終わってから夜遅くまでずっと膝を突き合わせてお勉強……」 【杏樹】「その間私は一人さみしく、ご主人様のお帰りを待ち続けていた」 SE:足音(ループ) ここまで 【杏樹】「ふう……それはそれは。何と言いますか……大変仲睦まじいお話と言いますか……」 【杏樹】「それならば、これほど帰りが遅くなってしまうのも納得ですね。あ〜あ……」 【主人公】「(申し訳なさそうにする)」 【杏樹】「…………ふふ、なあんて……」 【杏樹】「はい、嘘です。もちろん嘘。私は拗ねてなどおりませんよ♪安心してください。」 【杏樹】「もう…ご主人様。子犬みたいにシュンとしちゃって…かわいい♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置A→B(「むしろ、お友達の誘いを」の間にしゃべりながら移動) 【杏樹】「むしろ、お友達の誘いを決して無下にはしない、どころか、こんな時間になるまで丁寧に勉強を教えてあげる」 【杏樹】「ご主人様のそういう所が私は……」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(近く) ;>>声:色っぽく囁く 【杏樹】「とても、好きですよ」 【主人公】「(顔を赤くして驚く)」 SE:(主)杏樹から離れる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置B(通常位置に顔をもどす) 【杏樹】「……くすっ。相変わらずご主人様はお耳がとても敏感ですね」 【杏樹】「でもそんなに慌てて離れられると、私も少し傷ついてしまいますよ?」 【杏樹】「……ふふっ♪ 冗談です、冗談。では、お部屋に参りましょう」 SE:(ヒ)歩く足音(ループ) SE:(主)歩く足音(ループ) 【杏樹】「(5秒程度呼吸音をお願いいたします)※廊下を歩いている」 【杏樹】「ところでご主人様……長らく外出していて、お身体が冷えていませんか?」 【杏樹】「まだまだ、この季節の夜は冷えますからね……」 【杏樹】「ほら、ご主人様の手……」 SE:足音(ループ) ここまで SE:(ヒ)主人公の手に触れる衣擦れ音 【杏樹】「ぴと……と私の指先が触れるだけでわかるくらい冷たいです♪」 【杏樹】「ここは……こうやってしばらく手を握っておいた方がよろしいでしょうか?」 【杏樹】「繋ぎ方も、こうして……お互いの指を絡めるように……」 【主人公】「(顔を赤くして緊張している)」 SE:(ヒ)歩く足音(ループ) SE:(主)歩く足音(ループ) 【杏樹】「ふふ、どうしたのですかご主人様」 【杏樹】「なんとも言えない表情をなさっていますが……これは、ただご主人様の手を温めようとしているだけですよ♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(近く) ;>>声:色っぽく囁く 【杏樹】「ご主人様のための、メイドの職務の範囲内です」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(通常位置に顔をもどす) SE:足音(ループ) ここまで 【杏樹】「……せっかくですので、ご主人様」 【杏樹】「もう少し近づいて……ぴったり寄り添うように歩いてもよろしいですか?」 【主人公】「(恥ずかしがる)」 【杏樹】「……くすっ、そんなに恥ずかしがらなくてもいいではありませんか」 【杏樹】「私たちがお付き合いを始めて、三か月……私がお屋敷に来てからは、もう二年です」 【杏樹】「そろそろ、もう少し……私に慣れていただけると……」 【杏樹】「そちらの方がよりお身体も温まるかと♪」 【主人公】「(わかった、と頷く)」 【杏樹】「ふふ…失礼します♪」 SE:主人公にくっつく衣擦れ音 SE:(ヒ)歩く足音(ループ) SE:(主)歩く足音(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置B(近く) 【杏樹】「ふふ……思った通り、温かいですね、ご主人様♪」 【杏樹】「(5秒程度呼吸音をお願いいたします)※廊下を歩いている」 SE:足音(ループ) ここまで 【杏樹】「あら、もうお部屋に到着してしまいました」 【杏樹】「ご主人様とお話ししていると長廊下もあっという間ですね」 SE:主人公の部屋のドアを開ける音 場所:主人公の部屋 SE:(ヒ)スリッパを出す SE:(主&ヒ)スリッパに履き替える SE:(ヒ)ドアを閉める音 SE:(ヒ)歩く足音 SE:(ヒ)鞄を机に置く音 ;>>声:ダミーヘッド位置I 【杏樹】「ではお鞄はこちらに置かせて頂いて……」 ;>>声:ダミーヘッド位置I→@(移動しながら) 【杏樹】「まずは上着から頂戴いたします」 SE:主人公のコートを脱がせる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「はい、ご主人様のお手を拝借致します。左腕を袖から抜いて……」 SE:コートの左袖を脱がせる衣擦れ音 【杏樹】「右腕も同じように……するするする……♪」 SE:コートの右袖を脱がせる衣擦れ音 【杏樹】「(5秒ほど息遣いお願いします)※コートを脱がせている」 【杏樹】「はい……よくできました♪」 SE:(ヒ)杏樹がコートを掛けに行く足音 SE:(ヒ)コートを掛ける衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置I 【杏樹】「……それでは、お預かりしたコートは、こちらに掛けさせて頂いて、と……あら?」 SE:(主)主人公がベッドに倒れこむ音 【主人公】「(疲れた〜とベッドに倒れる)」 SE:(ヒ)杏樹の足音 ;>>声:ダミーヘッド位置C 【杏樹】「ええと…ご主人様?いきなりベッドに倒れ込んで、ずいぶん脱力していらっしゃるように見えますが」 【杏樹】「もしかして、このまま眠りに落ちてしまうおつもりですか……?」 【杏樹】「それは……見過ごせませんね」 【杏樹】「夕ご飯を頂かない。お風呂のお世話も出来ないのでは、メイドの名折れといったもの」 【主人公】「(寝息を立てる)」 【杏樹】「ですが……困りましたね。もう寝息を立て始めているご様子……これは、早急な処置が必要なようです♪」 【杏樹】「……ふふ……ご主人様は両手を上げて、うつぶせで眠っていらっしゃる……悪くない姿勢ですね」 SE:(ヒ)杏樹が主人公に身を寄せる衣擦れ音 SE:(ヒ)杏樹がベッドに膝をつく音 ;>>声:ダミーヘッド位置B(近く) ;>>腋の下に指を這わせる 【杏樹】「では……腋の下を失礼します……つうーー……」 【杏樹】「……ふふ、今ピクンと反応があったような…♪」 SE:杏樹が主人公をくすぐりベッドがきしむ音(ループ) SE:(ヒ)メイド服とベッドシーツが衣擦れする音 ;>>腋の下に指を這わせて、からかうようにくすぐる 【杏樹】「えいっえいっ」 【杏樹】「こしょこしょこしょ」 【主人公】「(くすぐったくて身じろぎする)」 【杏樹】「ふふふっ♪こしょこしょこしょこしょ」 【杏樹】「ふふっ、くすくすっ♪ご主人様。なんでしょうかその反応は……お可愛らしいですね♪」 SE:杏樹が主人公をくすぐりベッドがきしむ音 ここまで ;>>くすぐるのをやめる 【杏樹】「ふふ……ついつい、いたずら心が芽生えてしまいましたが……時間も時間です」 SE:杏樹が主人公をゆする衣擦れ音 SE:杏樹が主人公をゆすり、ベッドがきしむ音 【杏樹】「ご主人様。ご主人様……どうか起きて下さいませ。お風呂に入らなくてはなりません」 【杏樹】「ご主人様の専属メイド兼、彼女として……しっかりとお世話をさせて下さいね♪」 ■■シーン2■■ 『お身体を洗いましょう』 場所:主人公の部屋 ;>>声:ダミーヘッド位置A 【杏樹】「どうやら少し汗ばんでしまったようですね、ご主人様」 【杏樹】「これは……お風呂に入ってリラックスしなくては、気持ちよく眠れないのでは?」 【主人公】「(わかった、と頷く)」 【杏樹】「……くすっ、観念して下さったようで何よりです。」 ;>>声:ダミーヘッド位置A→@(移動しながら) 【杏樹】「では、ベッドから起き上がって頂いて……」 SE:主人公をベッドから起き上がらせる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「それでは、浴場に向かいましょう」 SE:(ヒ)タンスを開ける音 SE:(ヒ)タンスから衣類を取り出す音 ;>>声:ダミーヘッド位置O 【杏樹】「タオルと……お着替え用の服は私がお持ちします」 SE:(ヒ)タンスを閉める音 ;>>声:ダミーヘッド位置@→B 【杏樹】「今日は私もお風呂をご一緒して……ご主人様のお世話をさせて頂きますね♪」 SE:(ヒ)外履き用のスリッパを出す SE:(ヒ)主人公の前にスリッパを置く SE:(ヒ)歩く足音(部屋) SE:(ヒ)ドアを開ける SE:(主)歩く足音(部屋) SE:(主)廊下に出る SE:(ヒ)ドアを閉める音 ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「とても広いお屋敷ですが……ご主人様のお部屋からは、お風呂場はすぐ近くです」 【杏樹】「だから、さぼらず毎日入りましょうね♪」 SE:(ヒ)歩く足音(廊下)(ループ) SE:(主)歩く足音(廊下)(ループ) 【杏樹】「(5秒程吐息をお願いいたします)※廊下を歩く」 SE:ドアを開けて庭に出る 場所:主人公の家の庭 SE:廊下から庭に下り立つ音 SE:ドアを閉める SE:(ヒ)歩く足音(廊下)ここまで SE:(主)歩く足音(廊下)ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置A 【杏樹】「……ふう、こうして見ると……なんだか今日は夜の闇が濃い気がしますね……」 【杏樹】「ランタンをご用意いたします。お待ちください…」 SE:(ヒ)チャッカマンでオイルランタンに火を灯す音 【杏樹】「このオイルランタンの明かりだけでは、少々辺りは薄暗いかもしれません」 【杏樹】「庭園を歩いているうちに、ご主人様が何かにつまずいて、転ばれてしまう事もあるやも……」 【杏樹】「……それは頂けませんね」 【杏樹】「ふふっ。いいことを思いつきました…」 SE:(ヒ)杏樹が手を差し出す衣擦れ音 【杏樹】「ご主人様。私の手をお取りになってください」 【杏樹】「私は毎日お仕事で、この敷地内を歩き回っておりますから、目をつむっても、どこへも行ける自信があります」 【杏樹】「なので、私の手を握って頂ければ、ご主人様を安全に浴場までお連れする事ができます」 【杏樹】「くす、簡単に言いますと……おててを繋いで歩きましょう、ということです」 【主人公】「(恥ずかしがりながら手を握る)」 SE:手を握る ;>>声:ダミーヘッド位置A 【杏樹】「ふふっ。少々恥ずかしがっているようにお見受けしましたが…手を握って下さってありがとうございます」 【杏樹】「では参りましょうか♪」 SE:(ヒ)歩く足音(庭) SE:(主)歩く足音(庭) SE:木々が揺れる風音(ループ) 【杏樹】「(5秒程吐息をお願いいたします)※庭を歩く」 【杏樹】「あの浴場は、こうして離れの森に設けられていますが、ご主人様がお生まれになる前に建てられたそうですね」 【杏樹】「旦那様と奥様が自然の中で気兼ねなくリラックス出来るように………」 【杏樹】「ですがお二方とも大変ご多忙で……最近はもっぱら、ご主人様専用ですね♪」 【杏樹】「あとは……僭越ながらご主人様と御一緒させて頂いている私も、ということになるのでしょうか。ふふふ♪」 【杏樹】「(5秒程吐息をお願いいたします)※庭を歩く」 SE:(ヒ)歩く足音(庭) ここまで SE:(主)歩く足音(庭) ここまで 【杏樹】「到着ですね」 SE:オイルランタンを置く音 SE:浴場扉の開閉音 SE:(ヒ)歩く足音(脱衣所) SE:(主)歩く足音(脱衣所) 声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「……では、ご主人様のお召し物をお預かりします」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(近く) 【杏樹】「まずは上着のボタンを、外していきますね……」 ;>>SE:ボタンを外す衣擦れ音 【杏樹】「一つずつ……ぷちん、ぷちんと……」 【主人公】「(制止する)」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「あら…。私に脱がされるのは、やはり恥ずかしいですか?」 【杏樹】「そうおっしゃらずに。ご主人様が大学に行っている間、私はいつも手持ち無沙汰なのですよ」 【杏樹】「出来る事ならば、ご主人様の大学に私も同行させて頂いて、身の回りのお世話をしたいくらいです」 【杏樹】「……はい、分かっておりますよ。学業のことは全部自分一人でやりたい……のですよね?」 【杏樹】「私もそこは重々弁えております。ご主人様の御意思を尊重するのもまた、メイドの役目ですし……」 【杏樹】「ですからね、せめてご主人様がご帰宅されてから、お休みになるまでの間くらいは……」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Fの耳元に向かって) ;>>囁くように 【杏樹】「どうか、私に全てを委ねて頂きたいのです」 【主人公】「(頷く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「ふふふっ♪ご了承頂けたようでなによりです♪」 【杏樹】「それでは…脱がせてまいりますね」 SE:主人公の上の服を脱がせる音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※主人公の上の服を脱がせる」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(低い) 【杏樹】「下も…失礼いたします♪」 SE:主人公のズボンを脱がせる音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※主人公の上の服を脱がせる」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「ふふふっ♪ご主人様が入浴される準備が整いました」 【杏樹】「では私は後から参りますので、ご主人様はどうぞ先にお入り下さい」 SE:(主)風呂場に向かう足音 SE:(主)引き戸を開く音 場所:露天風呂 SE:(主)引き戸を閉める音 SE:(主)風呂場を歩く足音 SE:(主)風呂場の椅子に座る SE:(主)かけ湯の音×2 SE:(ヒ)引き戸が開く音 SE:(ヒ)杏樹が近づいてくる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置K→@(移動しながら) 【杏樹】「お待たせいたしました、ご主人様。それでは、まずはお身体からお流ししますね」 SE:(主)主人公がそっぽを向く(杏樹の裸を見ないように) ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「あら…?」 【杏樹】「くすっ、あの……ご主人様?何も、そんな思い切り目を逸らすことはないじゃないですか」 【杏樹】「くすくす……ちゃんと私の方を……こちらを見て下さってもいいのではありませんか?」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(耳元で) ;>>挑発するように 【杏樹】「ほら、よく見て下さいませご主人様。私の身体を……」 【杏樹】「胸元から足の先まで、じっくりと……」 ;>>裸だと思っている主人公にネタばらしする 【杏樹】「こうして、ちゃんとバスタオルを身体に巻きつけていることですし……ふふふふっ」 SE:(ヒ)バスタオルの衣擦れ音 SE:(主)杏樹の方を向く ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「やっとこっちを見て下さいましたね」 【杏樹】「ご安心を。私とご主人様の関係は……お家に秘密といいましても、清いお付き合いというのが大前提なのですから」 【杏樹】「その事も、私はちゃんと弁えておりますので」 【杏樹】「……ふふ、ですから…信用して私に身を委ねて下さい」 【杏樹】「誠心誠意…心を込めて、ご主人様のお世話をさせて頂きますから」 【杏樹】「ですから、どうかそんなにお身体に力を入れずに……ね?」 【主人公】「(わかった、と頷く)」 【杏樹】「ふふっわかって頂けたようで何よりです。」 ;>>声:ダミーヘッド位置@→B→D(移動しながら) 【杏樹】「それではお背中から洗っていきますね」 ;>>声:ダミーヘッド位置D 【杏樹】「「ご主人様の広い背中に行きわたるよう、こちらの石鹸をたっぷりと泡立ててまいります」 SE:(ヒ)石鹸を手に取る音 SE:(ヒ)石鹸に水をかける音 SE:(ヒ)石鹸を泡立たせる音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※石鹸を泡立てている」 ;>>声:ダミーヘッド位置D(Fの耳元に向かって) 【杏樹】「ふふっ聞こえますか?ふわふわになっていく泡の音」 【杏樹】「振り返らないでくださいね、ご主人様♪」 【杏樹】「今……私はご主人様の耳元で石鹸を泡立てていますから、振り返ると泡が目に入ってしまいますよ」 【杏樹】「ご主人様は、私の呼吸の音と泡の音だけに集中してください♪」 SE:(ヒ)石鹸を泡立たせる音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※石鹸を泡立てている」 SE:(ヒ)石鹸を泡立たせる音 ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置D 【杏樹】「はい、大人しく出来てえらいですね〜ご主人様♪」 【杏樹】「いい塩梅に泡立ちましたので、これからご主人様のお身体を洗わせて頂きます」 【杏樹】「洗い残しが無いよう隅々まで……私の手を使って洗っていきますね♪」 【杏樹】「では、まずお背中から……」 SE:(ヒ)主人公の背中に泡をつける音 SE:(ヒ)主人公の背中を泡で洗う(ループ) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※主人公の背中を洗っている」 【杏樹】「ふう……。ご主人様のお背中一面、泡でいっぱいになってますよ」 【杏樹】「洗っている私の方が心地いいくらいです♪」 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※主人公の背中を洗っている」 ;>>声:ダミーヘッド位置D(Fの耳元に向かって) 【杏樹】「ところでご主人様……こちらの石鹸、いつもと香りが違うとは思いませんか?」 【杏樹】「実は本日はご主人様のために、いつもとは違うものをご用意しました。」 ;>>声:ダミーヘッド位置D 【杏樹】「イランイラン……という植物をご存じですか?」 【杏樹】「主に熱帯域で栽培されていて、黄色く特徴的な花びらを咲かせる樹木なのですが……」 【杏樹】「その花びらから抽出された精油を、こちらの石鹸には存分に配合しております」 【杏樹】「くす……こうして泡が弾けると、ふわあ……と、甘く柔らかな香りが辺りに広がっていきますね」 【杏樹】「イランイランの精油には高い美容効果があってですね……皮脂の分泌量を調整するので、どんなお肌の人にもおすすめです」 【杏樹】「肌をやさしく引き締めて……スキンケアに大変適していると言えますね」 【杏樹】「ふう……こうして……」 【杏樹】「私の手が……ご主人様の背中をくちゅくちゅと包みこんで……ふふっ♪とってもいい気持ちですね♪」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※主人公の背中を洗っている」 SE:(ヒ)主人公の背中を泡で洗う(ループ) ここまで 【杏樹】「さあ、背中は洗い終わりました。」 SE:(ヒ)主人公の前にまわる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置D→B→@(移動しながら) 【杏樹】「お次は…前の方から洗っていきましょう」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「失礼しますね……」 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※主人公の身体を洗っている」 【杏樹】「あら……ご主人様?耳元が少し赤いような気がいたします」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元で) 【杏樹】「少し……体温が上がっているのでしょうか? お身体が火照っている様でございますが……」 【杏樹】「マッサージによって血流が良くなっているのと……あと考えられるのは、イランイランの成分の効果、でしょうか?」 【主人公】「(イランイランの成分の効果?と問いかける)」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「はい…。イランイランの効果というのは、先ほどお伝えしたものの他にもございまして、やや催淫効果のあるアロマ……とも言われております」 【杏樹】「気持ちを落ち着けてリラックスさせる……というよりも、ちょっと興奮してしまうような効能があるんです」 【杏樹】「ほら……。イランイランの、この独特な甘い香りに、クラクラとしてきませんか?」 【主人公】「(クラクラしてる)」 【杏樹】「くすくすっ♪私としたことが……」 【杏樹】「ご主人様をリラックスさせたいのに、まるで逆のことをしてしまいましたね……」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元で) 【杏樹】「もしも……、ご主人様がそのような気分になられたのでしたら、それはこの香りのせい…という事にいたしましょう♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※主人公の身体を洗っている」 ;>>クラクラしてる主人公が可愛くて 【杏樹】「くす、くすくす……♪ご主人様……かわい過ぎます……」 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※主人公の身体を洗っている」 【杏樹】「はい…♪隅々まで洗い終わりましたよ」 【杏樹】「それでは、お湯をかけていきますね」 SE:(ヒ)身体を洗い流す音 【杏樹】「お次は……ご主人様の髪の毛を洗わせて頂きます」 SE:(ヒ)主人公の後ろにまわる足音 SE:(ヒ)シャンプーを出す音 SE:(ヒ)シャンプーを泡立てる音 ;>>声:ダミーヘッド位置D 【杏樹】「シャンプーも……髪につける前に、しっかりと泡立てていきますね」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※シャンプーを泡立てている」 【杏樹】「では、髪につけていきます…♪」 SE:シャンプーで髪を洗う(ループ) 【杏樹】「こうして……ゆっくりと、優しく……洗わせていただきますね」 【杏樹】「くす……ご主人様、目を閉じてくださいませ。泡が目に入ってしまいますので……」 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※主人公の髪を洗っている」 【杏樹】「こうして…今日一日の疲れをちゃんとほぐすように……マッサージをしていきます。」 SE:シャンプー洗いながら頭をマッサージ(ループ) 【杏樹】「ご主人様、私の指の腹の感触を意識してみて下さい」 【杏樹】「ゆっくりと深呼吸をして……なにも考えずに……それだけを意識する感覚で……」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※主人公の頭を洗いながらマッサージ」 【杏樹】「ご主人様は毎日ご学業に家業のことに、ご多忙のことと存じ上げます」 【杏樹】「日々努力……それは大変ご主人様らしい美徳ではありますが……こうして一日に一度」 【杏樹】「ほんの一分程度でもいいのです。一日一度、何も考えないという時間を設けると、頭がすっきりして精神的な疲弊が解消されますよ」 【杏樹】「一種の瞑想……これは医学的にも一定の効果が証明されている事です」 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※主人公の頭を洗いながらマッサージ」 SE:シャンプー洗いながら頭をマッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「ふふ……一分経ちました」 ;>>声:ダミーヘッド位置D(Fの方向に顔を覗き込むように) 【杏樹】「どうでしたかご主人様? ずいぶんとスッキリされているようにお見受けしますが……」 【主人公】「(スッキリした、と伝える)」 【杏樹】「くすくす……リラックスできたなら何よりです」 ;>>声:ダミーヘッド位置D 【杏樹】「まだもう少し続けますので……目を閉じていてください」 SE:シャンプー洗いながら頭をマッサージ(ループ) 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※主人公の頭を洗いながらマッサージ」 ;>>声:ダミーヘッド位置D(Fの方向に顔を覗き込むように) ;>>主人公の顔をじっくり見るため近づく 【杏樹】「……(吐息)」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「はあ……♪ご主人様は本当可愛らしいお顔をされていますね……」 【杏樹】「最近は可愛いだけではなく、ずいぶん男性らしくもなられて……」 ;>>興奮しています 【杏樹】「はあ……はあ……♪ご主人様……♪」 SE:シャンプー洗いながら頭をマッサージ(ループ) ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) ;>>唐突に息を主人公の耳に息を吹き込む 【杏樹】「ふっ」 SE:(主)驚き身を引いた時の椅子の音 【主人公】「(びっくりして目を開ける)」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「ふふっ♪くすくす……。ご主人様、言ったではありませんか、目を開けてはいけない……と」 【杏樹】「いったい、どうされたのでしょうか?」 【主人公】「(いきなり息を吹きかけられてびっくりした、と伝える)」 【杏樹】「……ふふふ♪」 【杏樹】「急に耳元で息を吹きかけられてびっくりした……と?」 【杏樹】「そう仰られても……私には何のことだかさっぱり♪」 【杏樹】「ただ、まあ……目を閉じているご主人様はあまりに無防備だったので……私がよからぬ事を考えても不思議ではありませんね♪」 【杏樹】「危ないですね。イランイランの香りで、私まで変な気分になってきました……くすくす」 ;>>声:ダミーヘッド位置D 【杏樹】「では……これから頭を洗い流させて頂きます」 SE:頭を洗い流す音 【杏樹】「はい。お身体は綺麗になりましたので湯船の方へ参りましょう」 【杏樹】「あたりの床が濡れておりますので……お足元にくれぐれもお気を付けくださいませ」 【主人公】「(わかった、と頷く)」 【杏樹】「そうですね……万が一にもご主人様が滑ってはいけませんので……」 ;>>声:ダミーヘッド位置D //声:ダミーヘッド位置D→B(移動しながら) 【杏樹】「ここは……ふふっ♪ご主人様の片腕を拝借いたします♪」 SE:(ヒ)主人公の腕に自分の腕を絡ませる ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「万が一にもご主人様が転んでお怪我をしてしまったら……私は旦那様と奥様に顔向けできません」 【杏樹】「転ばない、心配はない……と言いたげな顔ですが、念には念を、です♪」 【杏樹】「ゆっくり……ゆっくり、進みましょう。ご主人様」 SE:(ヒ)歩く足音 SE:(主)歩く足音 【杏樹】「ふふ、到着です♪」 【杏樹】「では……どうぞ、お入りくださいませご主人様」 【杏樹】「ご主人様が危なくない様に……私の手をゆっくり離して、お湯にお浸かり下さい」 SE:(主)湯船に入る音 ;>>声:ダミーヘッド位置I(高い) 【杏樹】「お湯加減は如何ですか、ご主人様」 【杏樹】「……ふふ、気持ちよさそうですね」 【主人公】「(一緒に入ろう、と誘う)」 【杏樹】「あら……、私もお誘い下さるのですか?」 【杏樹】「それではお言葉に甘えて……私もご主人様のお近くで浸からせて頂きます♪」 SE:(ヒ)湯船に入る音 SE:(ヒ)主人公に近づいてくる水音 SE:(ヒ)主人公にぴったりくっつく水音 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「…くすっ♪近すぎましたか?」 【杏樹】「先ほどはご主人様が転ばない様に、今はお身体が良く温まるように…ぴったりと密着させて頂いております」 【杏樹】「ご主人様がお嫌でしたら、私は従うしかないのですが……」 【主人公】「(嫌じゃない、と伝える)」 【杏樹】「……ふふっ♪ご許可頂きありがとうございます♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(並列) 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※ゆっくりと湯船に浸かる」 SE:お湯の音と環境音 【杏樹】「ふう……こうして静かな時間の中にいると、実感が湧きますね」 【主人公】「(何の実感?と尋ねる)」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「ああ……このお風呂が、旦那様と奥様が寛ぐために作られた、というお話の事です」 【杏樹】「温かいお湯に浸かって、大好きな方と二人きりで、思う存分足を伸ばして寛ぐことができる……」 【杏樹】「これ以上に素晴らしい事なんて、私にはそれほど思い浮かびません」 【杏樹】「あら、失礼……私としましたことが、メイドの身で出過ぎた事を言ってしまったかもしれません」 【杏樹】「旦那様と奥様の関係を、私とご主人様の恋愛関係になぞらえるなど……」 【主人公】「(首を横に振る)」 【杏樹】「くす……そんなことはない、と首を振ってくださいますか」 【杏樹】「ご主人様も……私のことを大好き、と言ってくださるのですね」 【杏樹】「ありがとうございます、嬉しいです♪」 【杏樹】「……でしたら、もっと恋人らしく……髪の毛が触れ合うくらいに近づいて……」 SE:(ヒ)主人公に近づいてくる水音 ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) ;>>耳元で囁くように 【杏樹】「このくらいの距離でいても、バチはあたりませんよね?」 【主人公】「(頷く)」 【杏樹】「くす、ご了承いただきありがとうございます」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※湯船に浸かりながら主人公と密着」 ;>>愛おしい人を呼ぶように 【杏樹】「ふふふっ………ご主人様♪」 【杏樹】「本当に、いいお湯ですね……。ゆったりと寛ぎましょう」 ■■シーン3■■ 『左耳掃除→耳クリームマッサージ』 場所:脱衣所 SE:かすかに外の環境音(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「ご主人様、バスローブの袖を通しますので腕をお上げください」 SE:(ヒ)バスローブを着せる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@(マイクFの方に顔を傾けて) 【杏樹】「右腕からいきましょうか」 【杏樹】「5秒程吐息をお願いいたします)※右袖を通す」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(マイクBの方に顔を傾けて) 【杏樹】「じゃあ、反対側も……」 【杏樹】「5秒程吐息をお願いいたします)※左袖を通す」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「はい、着付けられました」 【主人公】「(ありがとう、とお礼を言う)」 【杏樹】「ええ……よくお似合いですよご主人様」 【杏樹】「だいぶ身体の緊張がとれたようにお見受けします」 【杏樹】「私もご主人様と一緒にお湯に浸かれて……大変温まることができました♪」 【杏樹】「でも、このまま脱衣所にいては湯冷めしてしまいます…今日は少し冷えますので」 【杏樹】「隣の休憩室に移りましょうか」 【杏樹】「お風呂に入る前に暖炉をつけておきましたので、今ちょうど部屋が温まっている頃かと思います♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置@→A(移動しながら) 【杏樹】「どうぞこちらへ」 SE:(ヒ)歩く足音 SE:(主)歩く足音 SE:(ヒ)扉を開く音 SE:(主)歩く足音 SE:(ヒ)扉を閉める音 場所:休憩室 SE:暖炉の音(ループ) SE:(ヒ)ソファのほうに歩く足音 ;>>声:ダミーヘッド位置K→I (「このお部屋は…大きなソファもあって」の間で移動しながら) 【杏樹】「このお部屋は…大きなソファもあって、ご主人様のケアにもってこいですね」 SE:(ヒ)杏樹がソファに座る ;>>声:ダミーヘッド位置I(低い) 【杏樹】「ご主人様。こちらに来て横になって頂けますか?」 【主人公】「(横に?と尋ねる)」 【杏樹】「ええ、そうです。私が座っているこのソファに横になって……私のおひざに頭を乗せて下さい」 【杏樹】「俗にいう膝枕です♪」 【杏樹】「お屋敷の方に戻る前に、ご主人様のお耳のケアをさせて頂ければと……思いまして」 【主人公】「(耳のケア?と尋ねる)」 SE:(ヒ)耳かきの入った箱を取り出す 【杏樹】「ええ……耳かきです♪」 【杏樹】「お身体の外は随分綺麗になりましたが、お身体の中……ご主人様のお耳の中はまだですから」 【杏樹】「お風呂上りで溜まった垢が湿気て浮いている状態なので、今やるのが一番効果的なのですよ」 【杏樹】「ご主人様のお耳を癒すためのアイテムも、すでにこのように準備させて頂いておりますから……」 SE:(ヒ)耳かきの入った箱を開ける 【主人公】「(わかった、と了承する)」 【杏樹】「ふふっ、ご了承いただきありがとうございます♪」 【杏樹】「それでは横になって頂いて……」 SE:(主)ソファに近づく足音 SE:主人公が膝枕される体勢になる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置B ;>>くすぐったくて笑う 【杏樹】「くす……ふふふっ」 【杏樹】「(どうしたのか尋ねる)」 【杏樹】「……いえ、ご主人様の頭がお膝に乗ってきて、少しくすぐったかったので……失礼しました」 【杏樹】「私の膝枕の感触は如何ですか?」 【杏樹】「(心地よさそうにする)」 【杏樹】「……ふふ、丁度よさそうですね」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(耳元で) ;>>主人公の耳の中を覗き込んで 【杏樹】「さぁて…ご主人様のお耳の中は……」 【杏樹】「ふふっ、これは、ずいぶんとお掃除し甲斐がありそうな……くすくす……♪」 【杏樹】「ご主人様……ご主人様のかわいいお耳の中が、かわいくない事になっていますよ…」 【杏樹】「これは、私もやりがいがありますね」 SE:(ヒ)箱から綿棒を取り出す ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「では……早速始めさせていただきます」 【杏樹】「まずはこちらの綿棒で……お耳の淵についている耳垢を、軽くこするように取っていきます」 【主人公】「(綿棒にしては随分細くない?と問いかける)」 【杏樹】「……ああ、気づかれましたか?」 【杏樹】「そうです、この綿棒は通常よりも細めでして……一般的なものよりも、隅々まで届く逸品となっております」 【杏樹】「ご主人様の可愛いお耳にぴったりだと思いまして、私が個人的にご用意しました」 【杏樹】「耳は繊細な場所なので、そのぶん気を付けなくてはなりませんが……」 【杏樹】「ふふ……ご主人様もよおくご存じかと思いますが、私の指は細くて長くて……手先がとても器用なのです」 【杏樹】「ですので、安心して、私にお任せ頂ければと思います」 【杏樹】「ご主人様を気持ちよくさせる事だけに、集中致しますので…」 【杏樹】「では……お耳の手前の方から参りますね♪」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ループ) 【杏樹】「まずは優しく……耳穴の手前をくすぐるように……お手入れしていきます」 【杏樹】「耳掃除と聞くと勘違いしがちですが……お耳の汚れがたまるのは、何も耳穴の中だけではありません」 【杏樹】「耳の、穴の手前……見逃しがちなここも、くぼんでいて、汚れがたまりやすい場所なのです」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※耳穴の手前を掃除」 【杏樹】「くす……ほら……こうやって、軽く削いでいくだけで……」 【杏樹】「こすこす………こすこす………♪」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ループ) ここまで 【杏樹】「ふふ…。ほら、耳垢が綿棒にねと……とこびりついてきました♪」 【杏樹】「ご主人様の耳垢、浅いところでこれとは、奥の方も楽しみですね」 【主人公】「(恥ずかしがる)」 【杏樹】「……ん?恥ずかしい?なにがでしょうか」 【主人公】「(杏樹に耳垢を見られるのが恥ずかしい、と伝える)」 【杏樹】「耳垢を私に見られるのが、恥ずかしい……」 【杏樹】「そう、言われましても……」 SE:綿棒で耳表面をぐりぐりする 【杏樹】「ほら、耳の浅いところ……ここを、こうして、ぐりぐりと擦ってですね……」 ;>>取れた耳垢を主人公に見せながら 【杏樹】「刺激を与えると、綿棒にはご主人様の耳垢がまた、たあっぷりとついてきて……」 【主人公】「(恥ずかしくて目をそらす)」 【杏樹】「ふふ…♪ご主人様。目をそらさないでください。もっと、こちらをよく見てほしいです…」 【杏樹】「汚くなどないですよ、ご主人様のお耳なのですから」 【杏樹】「だから…もっと、じっくり、念入りに……やらせていただきますね」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ループ) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※耳穴の手前を掃除」 【杏樹】「ふふふっ………こすこす………こすこす………♪」 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳穴の手前を掃除」 【杏樹】「ふぅ………こす……こすっ♪」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ループ)ここまで 【杏樹】「はい、お耳の浅いところは綺麗になりました」 【杏樹】「如何ですか?ご主人様。すっきりしました?」 【主人公】「(すっきりした気がする)」 【杏樹】「ふふっ、まだまだです。奥の方が綺麗になると、もっとすっきりしますよ」 【杏樹】「では早速…、奥の方へ移らせて頂きますね」 【杏樹】「ご主人様はお耳が敏感なので、ゆっくり、じらすように…丁寧にさせて頂いています♪」 SE:綿棒を耳の奥にゆっくり入れる 【杏樹】「そぉ〜〜………」 【杏樹】「…このくらい奥まで入れさせて頂きます」 【杏樹】「大丈夫ですか?ご主人様。怖くありませんか?」 【杏樹】「ふふっ、早くしてほしいみたいですね」 SE:綿棒で耳奥の掃除 【杏樹】「ふう……こちらの奥の方は……」 【杏樹】「くす……予想通り……すっかり汚れがたまってしまってますね…♪」 SE:「ぞりぞり」の声に合わせて耳奥をなぞる 【杏樹】「耳穴の裏側をなぞる様に………ぞりぞりぞりぞり……」 【杏樹】「……軽く綿棒を回しただけで、大きなものが取れてしまいました」 SE:綿棒を耳からゆっくり引き抜く ;>>取れた耳垢を主人公に見せながら 【杏樹】「みて下さいませ、ご主人様、この耳垢……」 【主人公】「(恥ずかしくて目をそらす)」 【杏樹】「……くす、ご主人様が見なくても、私はちゃんと見ますからね…」 【杏樹】「ふふっ、こんなにたっぷりと……♪これはお掃除し甲斐がありそうです」 SE:綿棒で耳奥の掃除(ループ) 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※耳の奥を掃除」 【杏樹】「やはりこの細い綿棒だと……耳奥の、普段は届かないところも、隅々まで綺麗になっていきますね…」 【杏樹】「「ぞりぞり……ぞりぞり……と……」 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳の奥を掃除」 SE:綿棒で耳奥の掃除(ループ) ここまで 【杏樹】「ああ、この耳垢……耳の中で垢同士がくっついて膜みたいになってしまっていますよ」 【杏樹】「これは……、耳の中で崩れないように、慎重に取らないといけませんね……」 SE:綿棒で耳奥の掃除ゆっくり(ループ) 【杏樹】「ふう……はあ……」 【杏樹】「がり……がりがり…………がりがり…………」 【杏樹】「あ…取れそう…………取れました♪」 SE:綿棒で耳奥の掃除ゆっくり(ループ) ここまで 【杏樹】「ふう……なかなか手ごわい耳垢でした」 【杏樹】「ふふ……ご主人様、まだですよ。まだ汚れは取り切れておりませんので」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(耳元で) 【杏樹】「ゆっくりと呼吸をして……耳かきが、耳の奥をなぞる感触にだけ集中してください……」 【杏樹】「私が精いっぱいご奉仕させて頂きますから………ね♪」 SE:綿棒で耳奥の掃除(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳の奥を掃除」 SE:綿棒で耳奥の掃除(ループ) ここまで 【杏樹】「ふぅ……。綿棒はこのくらいでいいでしょう」 【杏樹】「では綿棒で取りきれなかった分の耳垢を、こちらで取ってまいります」 【杏樹】「この綿棒の逆側。スプーンの部分です。」 【杏樹】「耳の奥にこびりついた耳垢は、綿棒だけではどうしても取り切れませんからね」 【杏樹】「このスプーンを使って、がりがりと〜♪こそぎ落としていきます」 【主人公】「(身構える)」 【杏樹】「ふふ……そんなに身構えないでください」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(耳元で) 【杏樹】「先ほども申し上げましたが……私、手先の器用さに大変自信がありますので」 【杏樹】「痛いどころか、気持ちよくさせてみせますよ…♪」 SE:綿棒スプーン部分で耳奥の掃除(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「ふふっ………♪」 【杏樹】「がりがり……、がりがり……」 【杏樹】「べりべり……、べりべり……」 【杏樹】「ふふ、スプーンのカーブがご主人様の耳垢を舐めとっていきますね♪」 【杏樹】「すごく……いい感触です」 【杏樹】「(40秒程吐息をお願いいたします)※耳の奥を掃除」 SE:綿棒スプーン部分で耳奥の掃除(ループ)ここまで 【杏樹】「はい。これで、ご主人様の左耳は掘りつくされたかと思います」 【杏樹】「とっても綺麗になりました。ご主人様も……気持ちよさそうで何よりです」 【杏樹】「ふふふっ。では、お仕上げに……」 ;>>主人公の耳に息を吹く 【杏樹】「ふううーー…………」 【主人公】「(!?)」 【杏樹】「ん……?どうしたのですか?びっくりしたお顔をされて…」 【杏樹】「今のは……私がご主人様のお耳に息を吹いただけ、ですが」 【主人公】「(何故かと問いかける)」 【杏樹】「なぜ……と言われれば、お耳掃除の仕上げです。普通はこうやって、最後に耳のほこりを綺麗にするために、息を吹きかけるものなのですよ♪」 【主人公】「(何で急に?と問いかける)」 【杏樹】「今までしていなかったのに、今日急にやり始めた理由………」 【杏樹】「そこはほら、私も日々メイドとして勉強して成長しておりますから」 【杏樹】「ご主人様にもっと喜んでいただくには…耳かきの最後に息を吹く工程が必要かと思いまして」 【杏樹】「それとも……やらないほうがよろしかったでしょうか?」 【主人公】「(やってくれて良い、と伝える)」 【杏樹】「くすくす……ご了承頂けたようでなによりです♪」 ;>>主人公の耳に息を吹く 【杏樹】「ふううーーー…………」 【杏樹】「ふふふ、ご主人様。お身体がビクビクしていますよ?必要なお仕上げですから、もう少し我慢していてください……」 ;>>主人公の耳に息を吹く 【杏樹】「ふううーーー……ふううーーー……」 【杏樹】「あと少し…あと少しですよ、ご主人様」 【杏樹】「ふううーーー……ふううーーー……ふううーーー……」 【杏樹】「くす……はい、お疲れ様でした。」 【杏樹】「ご主人様が大人しくいい子にしてくださったおかげで、満足のいくお掃除ができました」 【杏樹】「さて、お耳が綺麗になったところで、次はこちらを……」 SE:(ヒ)ポーチからマッサージクリームを取り出す SE:(ヒ)マッサージクリームの蓋を開ける SE:(ヒ)マッサージクリームをこねる 【杏樹】「……こちらの音、なにか分かりますか?」 【主人公】「(クリーム?と問いかける)」 【杏樹】「くす……そう、クリームです。耳用のマッサージクリームですよ」 【杏樹】「今からこちらを、ご主人様のお耳に塗って、マッサージをさせて頂きます」 【杏樹】「まずはこうやって人肌でこねて…クリームを柔らかくして……」 【杏樹】「(5秒程吐息をお願いいたします)※クリームをこねる」 【杏樹】「クリームのほんのりと甘い…上品な香りが辺りに漂ってきますね」 SE:(ヒ)マッサージクリームをこねる ここまで 【杏樹】「さぁ…準備できました」 【杏樹】「まずはこちらのクリームを、ご主人様の耳にまんべんなく塗り広げていきます」 【杏樹】「では……まずは耳のふちから」 SE:耳にクリームを塗っていく音 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳にクリームを塗る」 【杏樹】「ふふふ……ご主人様のお耳、クリームですっかり柔らかくなりましたね」 【杏樹】「ではマッサージ、始めていきますね」 【杏樹】「耳は神経や血管が集中している場所ですから、丁寧に揉みほぐさせて頂きます」 【杏樹】「リラックス、リラックスですよ、ご主人様……」 SE:耳ふちをマッサージ(ループ) 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳マッサージ」 【杏樹】「くるくる………くるくる………」 SE:耳ふちをマッサージ(ループ) ここまで SE:耳をゆっくりひっぱる(ぱっで離す音) 【杏樹】「きゅ〜〜………ぱっ」 SE:耳をゆっくりひっぱる(ぱっで離す音) 【杏樹】「きゅ〜〜………ぱっ」 【杏樹】「それでは……次は耳の中に指を入れて……ツボを押しながらマッサージいたしますね」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ぎゅぅ〜〜、の声に合わせて) ;>>指で耳ツボを押している 【杏樹】「ぎゅぅ〜〜………ぎゅぅ〜〜………」 SE:(主)くすぐったがって身じろぎする衣擦れ音 【杏樹】「ご主人様、どうしたんですか?そんなにくすぐったがって…」 【杏樹】「先ほどは、もっと奥まで綿棒を入れていたじゃありませんか」 ;>>小悪魔っぽく 【杏樹】「ははあ…、もしかして、私の指だから、そんなに感じていらっしゃるのでしょうか」 【主人公】「(ドキっとする)」 【杏樹】「あっ♪そのお顔は…図星ですね?ふふふっ、ご主人様、かわいい〜」 【杏樹】「そんなに喜んで頂けるなら、しっかりマッサージしないといけませんね」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ループ) 【杏樹】「(40秒程吐息をお願いいたします)※耳マッサージ」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ループ)ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置B(耳元で) ;>>囁くように 「終わりましたよ」 ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「はい。こちら側のお耳のケアは、これでおしまいです」 【主人公】「(名残惜しそうにする)」 【杏樹】「ふふふ、もっとマッサージしてほしかったですか?」 【主人公】「(肯定)」 【杏樹】「ふふふ…もう、ご主人様ったら」 【杏樹】「まだ右のお耳も残ってますから、ちょっとだけですよ?」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ループ) 【杏樹】「(15秒程吐息をお願いいたします)※耳マッサージ」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ループ)ここまで 【杏樹】「はい、本当におしまいです」 【杏樹】「ご主人様のお耳……血色が良くなってますね。かわいらしいピンク色です」 ■■シーン4■■ 『右耳掃除→耳クリームマッサージ』 ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「それでは……お次は右耳をケアさせて頂きますね」 【杏樹】「先ほどと同じように、この細い綿棒で、ご主人様の耳垢を余すことなく……こそぎ落していきますね♪」 【杏樹】「では、一度お身体を起こして頂いて、寝返りを打って下さいませ」 SE:(主)寝返りを打つ衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「くす……ふふ、くすぐったい……」 【杏樹】「どうもありがとうございます、ご主人様」 【杏樹】「では早速、どれどれ……」 SE:(ヒ)主人公の耳を覗き込む衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置F(近く) ;>>耳の中を確認 【杏樹】「ふん……ふん……なるほど……」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「ふふ、こちらも……ご主人様の耳垢がいーっぱい観測できますね」 【杏樹】「こちらも、お掃除のし甲斐がありそうで、嬉しいです」 【杏樹】「では早速……」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ループ) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※耳穴の手前を掃除」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ここまで) ;>>声:ダミーヘッド位置F→F(近く)移動しながら 【杏樹】「あ……ふう……ここ……」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(近く) 【杏樹】「耳の入り口のくぼみのところ……たっぷりと取れそうです♪」 【杏樹】「なめとる様に、綿棒を回して……」 SE:綿棒を耳のくぼみに押し付ける(「ぐりぐり、の声に合わせて」) 【杏樹】「押し付けるように……ぐり、ぐり、ぐりぐり……♪」 【杏樹】「はあ……綺麗に取れました」 【杏樹】「ふふ……こうしてたっぷり取れたご主人様の耳垢を見つめるこの時間……楽しくてたまりませんね♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「続けてまいります」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ループ) 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳穴の手前を掃除」 SE:綿棒で耳表面の掃除(ループ)ここまで 【杏樹】「ふう……」 【杏樹】「やはりこの綿棒は、細かいところまでお掃除できて良いです。ご主人様のために特注した甲斐がありました」 【主人公】「(特注したの?と驚く)」 【杏樹】「……あら、言ってませんでしたっけ? こちらは私が自分でデザインして、個人的に発注したものなんですよ」 【主人公】「(自腹で買ってるの?と問いかける)」 【杏樹】「もちろん、費用は私のお給料から。だって私の趣味ですから♪」 【杏樹】「ご主人様が喜んいる姿を想像しながら、試行錯誤する時間は、とても楽しいものでした」 SE:綿棒を奥までいれる ;>>声:ダミーヘッド位置F(近く) 【杏樹】「細いのでこうやって、耳のくぼみに細かく入って…」 SE:綿棒で耳のくぼみをこする(こすこすの声に合わせて) 【杏樹】「こすこすこす……こすこすこすこす…」 SE:綿棒を耳からゆっくり離す ;>>綿球:めんきゅう 【杏樹】「ちゃんと汚れをキャッチする綿球に…ほら、べったり」 ;>>うっとりした感じで 【杏樹】「これを見てご主人様が恥ずかしそうに…、でも気持ちよさそうにする姿を見ると……あぁ、とても満たされた気持ちになります♪」 【杏樹】「もっと……お掃除させてください」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※耳穴の手前を掃除」 【杏樹】「さて……お耳の入り口付近はとても綺麗になりました」 【杏樹】「ご主人様の耳の汚れがだいぶ溜まっていたせいで、入り口だけでこんなに綿棒を使ってしまいました」 【杏樹】「使用済みの綿棒がティッシュの上に並べられて、なかなか壮観です」 ;>>からかうように数を数える 【杏樹】「どれどれ……ひとーつ、ふたーつ……」 【主人公】「(慌てて杏樹の方を見る)」 【杏樹】「くす♪ どうされましたかご主人様。綿棒の数を数えるのをやめてほしいのですか?」 【主人公】「(激しく頷く)」 【杏樹】「頷かれても……困ります。どうして、数を数えてはだめなんですか?理由をおっしゃって下さい」 【主人公】「(恥ずかしそうに黙る)」 【杏樹】「ご主人様がはっきり言わないから、私もまだまだ汚れた綿棒の数を数えてしまいますよ」 【杏樹】「みーっつ……よーっつ……」 【杏樹】「ほら、止めたいなら……ご主人様の口から、ちゃんとおっしゃって下さい」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) 【杏樹】「すごく恥ずかしいから……と」 【杏樹】「私に汚れた綿棒の数を数えられるのが、恥ずかしいんですよね……?」 【主人公】「(恥ずかしいのでやめてほしい、と伝える)」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「ふふ♪ はい、よく言えました。ご主人様は素直で本当にいい子ですね……」 【杏樹】「それでは、戯れもほどほどにして、耳の奥に移らせて頂きましょうか」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(近く) 【杏樹】「どれどれ、こちらの奥の方は……」 ;>>耳の中を確認 【杏樹】「ふん……ふん……」 【杏樹】「こちらも、耳の空洞内にびっしり汚れが溜まっていますね」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「ご安心ください、すべて綺麗にかき出して差し上げますから」 【杏樹】「まずは奥の汚れを全体的に…」 ;>>SE:綿棒で耳奥のなぞる(ぞりぞり、の声に合わせて) 【杏樹】「ぞりぞり……すぅ……はぁ……ぞりそり……」 【杏樹】「ふふ、軽く綿棒でさわっただけでこんなに汚れが取れました♪」 【杏樹】「もっともっと、綺麗にしてまいりますね」 ;>>SE:綿棒で耳奥の掃除(ループ) 【杏樹】「(50秒程吐息をお願いいたします)※耳の奥を掃除」 ;>>SE:綿棒で耳奥をこする(こすこす、の声に合わせて) ;>>しつこい耳垢を取ろうとしている 【杏樹】「こすこすこす……」 【杏樹】「う〜ん………こすこすこすこす……」 【杏樹】「こちらの耳にもこびりついた耳垢が……。こちらはスプーン部分で取ってまいりますね」 SE:綿棒スプーン部分で耳奥の掃除(ループ) 【杏樹】「かりかり、かりかりと……」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※耳の奥を掃除」 【杏樹】「貪るように……スプーンが、ぞりぞりぞりと……ご主人様の耳垢を掻きだしてますよ」 SE:綿棒スプーン部分で耳奥の掃除(ループ)ここまで 【杏樹】「スプーンを……こうして、ご主人様の耳壁に押し当てて……」 SE:綿棒スプーンを耳に押し付ける 【杏樹】「耳垢をぎゅうう……と押し付けて……スプーンの縁にひっかけて……」 【杏樹】「まるでアイスクリームをすくうみたいに……余すことなく、ご主人様の耳垢を削ぎ取っていきます♪」 SE:綿棒スプーンで耳垢をゆっくりかき出す(ループ) ;>>耳垢をかき出すようにゆっくり 【杏樹】「すりすりすり………かりかりかり………」 【杏樹】「ゆっくりかき出されるの、ぞくぞくします?もう少し我慢してくださいね…」 【杏樹】「かりかりかり……かりかり……」 SE:綿棒スプーンで耳垢をゆっくりかき出す(ループ)ここまで 【杏樹】「あぁ…、取れました。やっぱりこのスプーンは綺麗に取れますね」 【杏樹】「まだですよ、まだもう少し…我慢していてください♪」 SE:綿棒スプーン部分で耳奥の掃除(ループ) 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳の奥を掃除」 【杏樹】「ふふ…だいぶ…通りがよくなってきました。……お仕上げです」 SE:綿棒スプーン部分で耳垢をかき出す(こそこその声に合わせて) ;>>少し早めに耳垢をかき出す 【杏樹】「こそこそこそ……こそこそ……こそこそ……」 【杏樹】「……はい、かっぽりと…耳の奥まで見えるようになりました」 【杏樹】「どうですか?ご主人様。すっきりしました?」 【主人公】「(気持ちよさそうな顔で頷く)」 【杏樹】「ふふ、気持ちよさそうな顔♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) 【杏樹】「あとは……」 ;>>主人公の耳に息を吹く 【杏樹】「ふううーー…………」 【主人公】「(!?)」 【杏樹】「くす……ご主人様のお耳に息を吹いて、仕上げです」 【杏樹】「ふふっ……またびっくりしたようなお顔をして……、今後は仕上げに息を吹きかける、と言ったではありませんか」 【杏樹】「ふううーー…………」 【杏樹】「くすくす、びくびくしてる」 【杏樹】「「ご主人様は何度やっても……なかなか慣れませんね」 【杏樹】「ふううーーー……ふううーーー……」 【杏樹】「もう一回……」 【杏樹】「ふううーーー……ふううーーー……ふううーーー……」 【杏樹】「すぅ……はぁ……(呼吸)」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「はい、綺麗になりました」 【杏樹】「それにしても、こんなにたくさん汚れが溜まっていたなんて…」 【杏樹】「お耳に気を付ける時間がないくらい、ご主人様はご多忙なのですね」 【杏樹】「大学は一年二年で単位を取らなくては後が大変、という話は存じておりますが、お屋敷に帰っても勉強漬けでは身体が持ちません」 【杏樹】「真面目なのは素晴らしいことですが、心身のリフレッシュもちゃんとしないと……」 SE:(ヒ)マッサージクリームの蓋を開ける ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) ;>>囁き声で 【杏樹】「このクリームで不真面目になって頂けると♪」 ;>>SE:クリームをこねる音 【杏樹】「私の前でだけは、だらけた姿を見せて下さると、大変うれしく思います…♪」 SE:耳にクリームを塗っていく音(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「こうして……」 【杏樹】「先ほどと同じように……ご主人様のお耳に、クリームを塗りこんでまいります」 【杏樹】「耳の周りから……ゆっくり全体に。……ぬりぬり……ぬりぬり……」 【杏樹】「最初はべとついていても、塗り広げると肌と馴染んで、どんどんしっとりしてきますね」 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳にクリームを塗る」 【杏樹】「ふふ……いい感じ♪」 【杏樹】「それでは、マッサージしていきますね」 SE:耳ふちをマッサージ(ループ) 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳マッサージ」 SE:耳ふちをマッサージ(ループ)ここまで 【杏樹】「あれ、くすぐったがっていますか?」 【杏樹】「ご主人様のお耳の軟骨をこしょこしょする時、ご主人様、ぶる……と身体を震わせていたような」 SE:耳ふちをマッサージ(こしょこしょ、の声に合わせて) 【杏樹】「こしょこしょ、こしょこしょこしょ……」 【杏樹】「ふふふっ、やっぱり……」 【杏樹】「ご主人様、ここが、特にこそばゆいんですね…。では、もう少し♪」 SE:耳ふちをマッサージ(こしょこしょ、の声に合わせて) 【杏樹】「こしょこしょこしょ……こしょこしょこしょ……」 【杏樹】「こしょこしょこしょこしょこしょ♪」 【主人公】「(ぎゅっと目を閉じてくすぐったさを耐える)」 【杏樹】「うふふふっ……その反応、可愛すぎます」 【杏樹】「何だか……私の方が満足してしまってますね」 SE:耳をゆっくりひっぱる(ぱっで離す音) 【杏樹】「はい、きゅ〜〜………ぱっ」 SE:耳をゆっくりひっぱる(ぱっで離す音) 【杏樹】「きゅ〜〜………ぱっ」 【杏樹】「では耳の中も…ゆっくりと、ツボ押しマッサージいたしますね」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ぎゅぅ〜〜、の声に合わせて) ;>>指で耳ツボを押している 【杏樹】「ぎゅぅ〜〜………ぎゅぅ〜〜………」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ループ) 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※耳マッサージ」 【杏樹】「息を吸って……吐いて……。耳の感覚に集中して下さっているようで、なによりです」 【杏樹】「クリームがご主人様のお耳の中に入っていって……」 【杏樹】「にゅるにゅると……ご主人様のお耳に、私の指が溶けていくようです」 【杏樹】「(40秒程吐息をお願いいたします)※耳マッサージ」 SE:耳に指を入れてマッサージ(ループ)ここまで 【杏樹】「ふう……お疲れさまでした、ご主人様」 【主人公】「(終わり?と問いかける)」 【杏樹】「はい、これにて右側のお耳マッサージもおしまいです」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) ;>>声:耳を確認するように 【杏樹】「ふふ……こちらのお耳も血色がよくなって…かわいいピンク色です」 【杏樹】「耳の中も、浅いところから深ぁいところまで……塵ひとつございません」 【杏樹】「うん……きれい♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「私がお屋敷にきて二年……まだ両手で数えきれるほどしか、ご主人様のお耳掃除は出来ていませんが、この時間がとっても好きです」 【主人公】「(耳掃除が好きなの?と問いかける)」 【杏樹】「ふふ……いえ耳掃除が好きといいますか、私の手でご主人様を自由にして、その反応を楽しむのが……たまらなく好きなのです♪」 【主人公】「(どういう意味!?と問いかける)」 【杏樹】「ふふふっ♪別に、深い意味はありませんよ。言葉通りの意味です」 【杏樹】「やり過ぎはよくありませんが…できるなら毎日したいくらいには、ご主人様の耳掃除は楽しいのです」 【杏樹】「それでは…、ご主人様の耳通りが良くなったところで、改めて宣言させて頂きますね」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) ;>>耳元で囁く 【杏樹】「これからも……ご主人様のお耳掃除は私のお役目です」 【杏樹】「また……やらせてくださいませ、ご主人様♪」 ■■シーン5■■ 『ボディオイルマッサージ 』 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「お耳はだいぶすっきりしましたか?」 【杏樹】「お耳をマッサージすることで、自律神経が整い、全身の血行が良くなるそうですよ」 【杏樹】「でもやはり、お身体をリフレッシュさせるには、直接マッサージした方がより効果的かと……♪」 【杏樹】「ということで、ご主人様。お次はボディマッサージをさせていただきます」 SE:(ヒ)キャップを開ける音 SE:(ヒ)手に垂らしたオイルをこねる音 【杏樹】「こちら、天然精油を配合した、特製のボディオイルとなっております」 【杏樹】「先ほどの綿棒同様、ご主人様のために私が特別にご用意したものです」 【杏樹】「こちらを使って、ご主人様の全身を、私の手でマッサージさせてください♪」 【主人公】「(緊張で身体がこわばる)」 【杏樹】「ん…?どうして身構えるのですか?ご主人様」 SE:(ヒ)主人公に近づく足音 SE:(ヒ)オイルをこねる音 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Fの耳元に向かって) 【杏樹】「ほら、見て下さい。私の手……」 【杏樹】「全部の指にたっぷりとオイルが絡みついて……すごく、気持ちよさそうでしょう?」 【杏樹】「こちらを、ご主人様のお身体に塗って、この五本指で……お身体を丁寧にマッサージさせて頂くのです」 【杏樹】「絶対に満足できますよ、私が保証いたします……」 【杏樹】ほら、触ってみてください。私の手…」 SE:杏樹と主人公が恋人つなぎする 【杏樹】「この指でですね……ご主人様の身体をこんなふうに……」 SE:主人公の手をにぎにぎする(ループ) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※主人公の手をにぎにぎしている」 【杏樹】「はぁ……ご主人様の手、大きくて骨ばっていて……女の私とは全然違いますね」 【杏樹】「ふふ……男らしくて、かっこいいと思います」 【杏樹】「毎日頑張ってる男の人の手、ですね♪」 SE:主人公の手をにぎにぎする(ループ) ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「ふう……だからこそ、ご主人様には休息が必要という事です」 【杏樹】「頑張るためには、きちんと英気を養う必要がありますから」 【杏樹】「ご主人様の疲れは、一朝一夕でたまったものではありません。だいぶコリもひどくなっていると思います」 【杏樹】「ですから、しっかりとマッサージして……毒素を排出しなければならないのです」 【主人公】「(わかった…と了承する)」 【杏樹】「くす……なんだかしぶしぶ、といった様子ですが……ご了承いただけまして何よりです」 【杏樹】「ではバスローブを脱いで頂きますね♪」 SE:<主>バスローブを脱ぎ始める衣擦れ音 【杏樹】「あ、ご主人様、ご自分で脱ぐ必要はありません」 【杏樹】「それは当然、メイドの役割ですので」 【杏樹】「着せることも脱ぐことも、すべて私にお任せ下さい。ご主人様は何もなさらず、ただその場に立っているだけで良いんです」 【杏樹】「ご主人様がお外で頑張っているように、私はお屋敷で頑張らせてくださいませ」 【杏樹】「……とはいえ、ご主人様のお世話をすることは頑張っているというより楽しんでいるだけですが」 【杏樹】「ご主人様は、私を楽しませていると思って、おとなしく脱がされて下さい。うふふふ…♪」 SE:(ヒ)バスローブを脱がせる衣擦れ音 【杏樹】「ふふ…するするする〜……」 ;>>声:ダミーヘッド位置@ //声:ダミーヘッド位置@→F→D(移動しながら脱がす) 【杏樹】「するする〜……するする〜……」 ;>>声:ダミーヘッド位置D(Bの耳元に向かって) 【杏樹】「くす……ご主人様の背中も、私とは全然違う。広くて頼もしい背中ですね……」 SE:(ヒ)バスローブを最後まで脱がせる衣擦れ音 【杏樹】「(5秒程吐息をお願いいたします)※バスローブを脱がす」 【杏樹】「ふふ……上手に脱げました♪」 SE:(ヒ)バスローブを畳む音 ;>>声:ダミーヘッド位置D //声:ダミーヘッド位置D→A(移動しながら) 【杏樹】「それではこちらのソファに横になって頂きましょう」 ;>>声:ダミーヘッド位置A 【杏樹】「広いソファですので…マッサージベッドとしても十分ですね」 SE:(ヒ)ベッドにバスタオルを敷く 【杏樹】「さあ、バスタオルを敷きましたので、この上にどうぞ」 【杏樹】「うつ伏せではなく仰向けで、お願いいたします。そうでないと……より効果的なマッサージができませんから♪」 SE:(主)ソファに向かう足音 SE:(主)ソファに横になる ;>>声:ダミーヘッド位置H 【杏樹】「やはり……手や背中同様、ご主人様のお身体は、私とはずいぶんと違ったものですね」 【杏樹】「性別が違うから当然ですが、腰つきから腿の付け根のライン……筋肉の付き方などが特に」 【杏樹】「男らしくて素敵ですよ、ご主人様♪」 【杏樹】「では……」 SE:両太ももにオイルを大きく塗り付ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置@(低い) 【主人公】「(身体をびくっとさせる)」 【杏樹】「ん?ビクッとされて……どうしたのですか? 太ももにオイルをひと塗りしただけですのに……」 【杏樹】「まずはこうして、たくさんのオイルをひと塗りして、それを押し広げていくんです」 SE:足全体にオイルを広げて塗っていく(ループ) 【杏樹】「(15秒程吐息をお願いいたします)※オイルを塗る」 ;>>主人公に足にオイルを塗りながら話しています 【杏樹】「くす……いい香りですよね?」 【杏樹】「こちらのオイルは、自然の中にいるかのような清涼感のある香りと、それによるリフレッシュ効果が特徴です」 【杏樹】「最高級のペパーミントとパルマローザ、オレンジスイートの精油がブレンドされていまして……」 【杏樹】「イライラ感を鎮め、心の緊張をゆるめて、ストレスを和らげる働きがあります」 【杏樹】「保湿効果にも優れていて……ご主人様のお身体を労わるのに最適ですね♪」 SE:足全体にオイルを広げて塗っていく(ループ) ここまで 【杏樹】「まずはご主人様のお足元から…」 【杏樹】「よいしょっと。左の足裏から、しっかりともみほぐしていきますね」 SE:オイルで左足裏をマッサージ(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置A(低い) 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※足裏マッサージ」                                        【杏樹】「朝起きてからお屋敷にご帰宅なさるまでの間……」 【杏樹】「毎日の通学……大学に着いてからも広いキャンパスを歩き回って、ご主人様の足は休まる暇がありません」 【杏樹】「なのでこうやって……足の裏から丁寧にマッサージしていきます」 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※足裏マッサージ」 ;>>からかうように 【杏樹】「うふふ…ご主人様。痛いのを我慢しているでしょう?」 【杏樹】「足ツボのどこを押せば痛いかで、ご主人様の身体の悪いところがはっきりとわかります」 【杏樹】「ご主人様の反応を見るに……首と…腸の部分がとくに悪いようですね」 【杏樹】「あとで直接、しっかりマッサージしないといけませんね♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置A(低い) //声:ダミーヘッド位置A(低い)→G(低い)(移動しながら) 【杏樹】「じゃあ、右の足裏もしていきます。……ガマンしていてくださいね♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置G(低い) 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※足裏マッサージ」 ;>>主人公の痛いツボを押している 【杏樹】「ご主人様…ガマンしてください…ガマン……」 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※足裏マッサージ」 SE:オイルで足裏をマッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「ふう、お次はふくらはぎです」 【杏樹】「一番乳酸が溜まりやすいところですから…ちゃんと揉んで筋肉をゆるめておかないと、疲れが明日に残ってしまいます」 【杏樹】「膝に向かって、丁寧にリンパを流していきますね」 ;>>声:ダミーヘッド位置G(低い) //声:ダミーヘッド位置G(低い)→A(低い)(移動しながら) 【杏樹】「じゃあ、こちらも左から…」 SE:オイルでふくらはぎをマッサージ(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置A(低い) 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※ふくらはぎマッサージ」 【杏樹】「ご主人様のふくらはぎ…パンパンに張っていて、揉みごたえがありますね…」 【杏樹】「オイルでこすられて、熱くなってきませんか?」 【主人公】「(熱くなってきてる、と伝える)」 【杏樹】「ふふ……血流が良くなってる証拠ですね」 【杏樹】「このふくらはぎのように、全身熱くして差し上げますよ…ご主人様」 ;>>声:ダミーヘッド位置A(低い)→G(低い)(移動しながら) 【杏樹】「じゃあ、お次は右です」 ;>>声:ダミーヘッド位置G(低い) 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※ふくらはぎマッサージ」 SE:オイルでふくらはぎをマッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「ふぅ……いい感じにほぐれてきました…」 【杏樹】「太ももも、しっかりほぐしていきますね」 【杏樹】「太ももは特に筋肉量が多い場所ですから……、少し、力を強めにこめてマッサージさせていただきます」 【杏樹】「とくに男性の太ももは、女性とは違って、硬くて柔軟性が低いのが一般的です」 【杏樹】「ですから……最初は少し痛いかもしれませんが……」 ;>>声:ダミーヘッド位置G(低い) //声:ダミーヘッド位置G(低い)→A(低い)(移動しながら) 【杏樹】「すぐに気持ちよくなりますよ♪」 SE:オイルで太ももをマッサージ(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置A(低い) 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※太ももマッサージ」 【杏樹】「太ももも……だいぶ、張っておりますね」 【杏樹】「本格的なマッサージでなくとも……お風呂上りに簡単なストレッチをするだけで、だいぶ違いますよ?」 SE:オイルで太ももをマッサージ(ループ) ここまで 【主人公】「(いつも面倒で続かない、と伝える)」 【杏樹】「ふふ、めんどくさいですか?困ったご主人様ですね〜…」 【杏樹】「あ……いいことを思いつきました♪」 【杏樹】「これからは、ご主人様がお休みした後……私が勝手にマッサージをするというのはどうでしょう?」 【杏樹】「お休み中にこっそりお部屋にお邪魔して……という形になりますが。それでもよろしければ……」 【主人公】「(好きにして良いと伝える)」 【杏樹】「ふふふ……お嫌ではないようですね。」 【杏樹】「それは寝てる間に私に好き勝手されてもいい、という事でよろしいですか?」 【主人公】「(そういう意味じゃない、と恥ずかしがる)」 【杏樹】「くすくす、冗談です♪ご了承いただきありがとうございます」 SE:オイルで太ももをマッサージ(ループ) ;>>右足に変える ;>>声:ダミーヘッド位置G(低い) 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※太ももマッサージ」 【杏樹】「気持ちよさそうなお顔をしてますよ…」 【杏樹】「しかしご主人様が眠っている間に、好きなだけマッサージするのも魅力的ですが…」 【杏樹】「こうやってご主人様の反応を見ながら、マッサージさせて頂くのは…やはり特別楽しいですね♪」 SE:オイルで太ももをマッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「足は一通り終わりました」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(低い) 【杏樹】「では次は……鼠径部のマッサージをしていきますね」 【杏樹】「鼠径部とは、足の付け根の部分です」 【杏樹】「この…付け根のくぼみに親指を入れて…」 SE:オイルで鼠径部を、指圧マッサージ(ループ) 【杏樹】「ぐり……ぐり……ぐり……ぐり……」 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※鼠径部を指圧マッサージ」 SE:オイルで鼠径部を、指圧マッサージ(ループ) ここまで 【主人公】「(ちょっとストップ、と恥ずかしそうに杏樹の手を遮る)」 【杏樹】「あらあら?なんでしょうか、そのマッサージを遮る手は……」 【杏樹】「鼠径部は、上半身と下半身を繋ぐ関節部分ですから……重点的にやらないと、全身に高い疲労回復効果が得られません」 【杏樹】「何も恥ずかしいことではないのですよ。だから……しっかりマッサージさせてください……ねっ?」 【主人公】「(わかった、と渋々了承する)」 【杏樹】「ふふふ、ありがとうございます♪」 【杏樹】「再開していきますね……」 SE:オイルで鼠径部を、指圧マッサージ(ループ) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※鼠径部を指圧マッサージ」 【杏樹】「ぐり……ぐり……ぐり……ぐり……ふふふ…♪」 【杏樹】「(40秒程吐息をお願いいたします)※鼠径部を指圧マッサージ」 SE:オイルで鼠径部を、指圧マッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「だんだん詰まりが良くなってきました」 【杏樹】「では…手のひら全体で揉みほぐしていきますね」 SE:鼠径部を揉んでマッサージ(ループ) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※鼠径部を揉んでマッサージ」  【主人公】「(くすぐったくて身をよじる)」 【杏樹】「くすぐったがらないでください、ご主人様……ふふふ♪」 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※鼠径部を揉んでマッサージ」  SE:鼠径部を揉んでマッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「如何でしたか? 鼠径部のマッサージ……」 【杏樹】「関節部分が柔らかくなって、だいぶ足も広げやすくなったかと思います」 【杏樹】「ふふ……こうして触れている感じ、マッサージにより身体の芯まで温まってきているようですね」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「それでは次は上半身……お腹周りに移らせて頂きます」 【杏樹】「少しオイルを追加いたしますね♪」 SE:(ヒ)キャップを開ける音 SE:(ヒ)手に垂らしたオイルをこねる音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※オイルをこねる」 【杏樹】「さて……」 【杏樹】「まずはお腹をじんわり温めるように、くるくるとさわっていきます」 SE:お腹に円を描く様にオイルマッサージ(ループ) 【杏樹】「くるくる……くるくる……」 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※お腹をマッサージ」 【杏樹】「お腹が冷えると気分が悪くなったりお腹を壊してしまったり……いい事なんて一つもありません」 【杏樹】「私の手の体温をしっかり感じて、温かくなってくださいませ…ご主人様♪」 【杏樹】「くるくる……くるくる……くるくる……」 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※お腹をマッサージ」 SE:お腹に円を描く様にオイルマッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「ふふ……温かくなってきましたか?」 【杏樹】「先ほどの足つぼマッサージで、ご主人様は腸があまりよろしくない、と分かりましたので…」 【杏樹】「しっかりと腸のリンパを流していきましょうね」 【杏樹】「お腹の上のあたりから……鼠径部の方に……」 ;>>お腹のリンパを流す SE:鼠径部に流すように、お腹をオイルマッサージ(ぐ〜っの声に合わせて) 【杏樹】「ぐ〜っ……ぐ〜っ……ぐ〜〜っ……」 【主人公】「(くずぐったさと変な痛みに耐えている)」 【杏樹】「くす…何ですかその、くすぐったいような、痛いような、何とも言えない顔は」 【杏樹】「お腹をこうやって触られることはあまりないですから、なんだかもじもじしちゃいますよね」 【杏樹】「そのお顔もっと見せて下さい♪」 SE:鼠径部に流すように、お腹をオイルマッサージ(ループ) 【杏樹】「(50秒程吐息をお願いいたします)※お腹をマッサージ」 SE:鼠径部に流すように、お腹をオイルマッサージ(ループ) ここまで 【杏樹】「ふう……如何ですか?ご主人様」 【杏樹】「お腹の中がぽかぽかと、温かくなってきましたか」 【杏樹】「ふふ、先ほどより、なんだかお腹周りがスマートになったような気がします」 【杏樹】「それでは、ご主人様のお身体の上の方をマッサージしていきましょうか」 【杏樹】またオイルを追加しておきます」 【杏樹】「ご主人様の広いお身体に行きわたるように、たっぷりと…♪」 SE:(ヒ)キャップを開ける音 SE:(ヒ)手に垂らしたオイルをこねる音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※オイルをこねる」 【杏樹】「さて……ここからはご主人様の上に私がまたがる体勢で、施術させて頂ければと思います……」 【主人公】「(ドキっとして杏樹の方を見る)」 【杏樹】「何ですかご主人様、その……いやらしい表情は……」 【杏樹】「何もいやらしいことなどありません。やましくもない、これは普通のマッサージなのです……」 【杏樹】「ですから…ご主人様の上にまたがるご許可を、頂けるでしょうか…?」 【主人公】「(わかった、と頷く)」 【杏樹】「良さそうですね♪ では……失礼します」 SE:(ヒ)主人公の上にまたがるソファ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「ふぅ……なるほど……」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元に向かって) ;>>囁き声で 【杏樹】「こうして上に乗っていると……なんだか、ご主人様を私が支配しているみたいで、そわそわしますね♪」 【杏樹】「くす……私はメイドでご主人様は次期当主様。まったく立場が違うことは存じていますが、なんとも、この眺めは……」 【杏樹】「ご主人様が、いつもよりもっと可愛らしく見えてしまう不思議な光景です♪」 【杏樹】「ちょっといじわるしたくなっちゃう様な……ふふ……いけません、なんだか邪な考えが浮かびそうですね」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「くすくす……ご主人様。まずは肩の部分をさわっていきます」 【杏樹】「こうして、首から肩にかけて流す様に……掌でご主人様のお身体を圧迫していきます」 SE:肩首をオイルマッサージする音(ループ) 【杏樹】「(40秒程吐息をお願いいたします)※肩首をマッサージ」 【杏樹】「お外では大学……家では勉強机の前に座って、ご主人様は座りっぱなしの時間が長いですから……肩首は一番凝りやすいところかと」 【杏樹】「だからこうして……少々力を入れて、コリをほぐして……っ」 SE:肩首をオイルマッサージする音(ループ) ここまで SE:肩首を強く押す音 【主人公】「(うっ…と声を上げる)」 【杏樹】「はあ……くす……少し、痛いですか?」 【杏樹】「それとも、気持ちいいですか?」 【主人公】「(………)」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元に向かって) 【杏樹】「気持ちいいなら、ちゃんと気持ちいいって言ってください♪」 【杏樹】「ご主人様の上に私がまたがっている間は、きちんと私のいう事を聞いて頂きますよ」 【杏樹】「だから……ちゃんと、快感に正直になってくださいませ、ご主人様♪」 SE:肩首をオイルマッサージする音(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※肩首をマッサージ」 【主人公】「(気持ちいい、と伝える)」 【杏樹】「くす……気持ちいいのですね、ご主人様♪」 【杏樹】「ちゃんと言えて…えらいですね〜♪」 SE:肩首をオイルマッサージする音(ループ) ここまで 【杏樹】「肩首もだいぶほぐれてきました」 【杏樹】「何かに熱中していると、つい姿勢も悪くなってしまいがちですからね……どこか痛みを感じたときは、遠慮なく私にお申し付けくださいね」 【杏樹】「いつでも、どこでも……私がご主人様の疲れをほぐして差し上げますので」 【杏樹】「さて……次は、腋の下をマッサージいたしましょう」 【杏樹】「こちらは、二の腕の付け根ですから……裏側からきちんとコリをほぐすと、血行がよくなって腕の疲れも取れるんですよ」 【杏樹】「では、まずはこちらの腋から……」 SE:左腋をオイルマッサージする音(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元に向かって) 【杏樹】「ほら……ぬるぬる……とご主人様の腋下に、私の手が入っていきますよ」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※腋をマッサージ」 【主人公】「(すごくくすぐったがる)」 【杏樹】「オイルが私の指になじんで……ふふ、くすぐったがって腋を閉じないでください、ご主人様」 【杏樹】「そんなに力を入れられると……マッサージできないではありませんか♪」 【杏樹】「ほら……リラックス、リラックスですよ」 【杏樹】「肩の力を抜いて……私にすべてをゆだねて下さい」 【杏樹】「(50秒程吐息をお願いいたします)※腋をマッサージ」 SE:左腋をオイルマッサージする音(ループ) ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「ふふふ、観念したようですね」 【杏樹】「それでは…こちら側の腋も♪」 SE:右腋をオイルマッサージする音 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Fの耳元に向かって) 【主人公】「(すごくくすぐったがる)」 【杏樹】「ふふふふふっ♪だから〜……腋を閉じないでください」 【杏樹】「しっかりと指が入るように……ほら、広げて下さい」 【主人公】「(腋を広げる)」 【杏樹】「は〜い、よくできました♪」 SE:右腋をオイルマッサージする音(ループ) 【杏樹】「(50秒程吐息をお願いいたします)※腋をマッサージ」 SE:右腋をオイルマッサージする音(ループ) ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「ふふ、よくがんばりました♪」 【杏樹】「次はデコルテ部分ですね」 【杏樹】「鎖骨…♪ふふ、唐突なのですが私、男性の鎖骨フェチなのですよ」 【杏樹】「女性の華奢な鎖骨とは違う……この、くっきりと浮き出て筋張っている感じとかが、もう…♪」 【杏樹】「こうして指でやさしく筋をつまんで……つう……と鎖骨を撫でていると、なんだか、男性的な色気を感じてしまいますね…」 【主人公】「(くすぐったそうにする)」 【杏樹】「くす、ご主人様はくすぐったそうですね」 SE:(ヒ)主人公に身を寄せる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元に向かって) 【杏樹】「もちろん、いうまでもない事かとは思いますが…」 【杏樹】「私がフェチなのは男性の鎖骨というよりも、ご主人様の鎖骨ですから♪」 【杏樹】「なのでご安心くださいませ、私はご主人様にしか興味がありませんので……♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「さて、こちらもしっかりマッサージしていきますね…」 SE:デコルテをオイルマッサージする音(ループ) 【杏樹】「デコルテのリンパは、耳下から鎖骨、そして鎖骨の中心から肩の方へ流していくんですよ」 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※デコルテをマッサージ」 SE:デコルテをオイルマッサージする音(ループ) ここまで 【杏樹】「なんだか……想像してしまいます」 【杏樹】「ご主人様の綺麗なお首元に首輪をつけたら、さぞかしお似合いだろうな……と」 【杏樹】「こうして、指で首にわっかを作って見てみると、ご主人様が首輪をつけたかわいいワンちゃんみたいに見えてきて……」 【主人公】「(なにを言ってるんだ、と慌てる)」 【杏樹】「くすくす、冗談ですよ、冗談…♪」 【杏樹】「実際飼われているのは私の方ですから、そのような事はできません」 【杏樹】「むしろ私に首輪をつけてみますか?わんわん♪」 【主人公】「(悪くない…という顔)」 【杏樹】「ご主人様が望むなら…いつでもお応えしますよ♪」 SE:デコルテをオイルマッサージする音(ループ) 【杏樹】「(60秒程吐息をお願いいたします)※デコルテをマッサージ」 SE:デコルテをオイルマッサージする音(ループ) ここまで 【杏樹】「ふう……お疲れさまでしたご主人様」 SE:杏樹が主人公の上から降りる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置H 【杏樹】「はい、これにてボディオイルマッサージは無事完了です」 【杏樹】「ご主人様が私のなすがままになって下さったおかげで、太ももの付け根や腋の下など、普段は見逃しがちな部分のコリをしっかりほぐすことができました」 【杏樹】「おかげで……」 SE:杏樹が主人公に近づく足音 SE:主人公の額に額をくっつける音 ;>>声:ダミーヘッド位置@(近く) 【杏樹】「ふふ……古来から体温を測るときは、こうやっておでこをくっつけ合うものと決まっています♪」 【杏樹】「おかげで、ご主人様のお身体は、ぽかぽかと温かくなっております」 【杏樹】「これならぐっすり眠れそうですね」 【杏樹】「私自身も、大変楽しめましたよ」 【杏樹】「では、お屋敷に戻りましょうか♪」 ■■シーン6■■ 『就寝前。カモミールティーと砂時計』 場所:主人公の部屋 ;>>声:ダミーヘッド位置I 【杏樹】「少し外が冷え込んできましたね」 【杏樹】「ご主人様、お部屋は寒くありませんか?」 【主人公】「(大丈夫と伝える)」 【杏樹】「ふふ、大丈夫なら良かったです」 【杏樹】「あとはいつも通り、お休み前のお茶を飲んで、床に就くだけでございますね」 ;>>サイドテーブルでお茶を淹れる SE:(ヒ)お茶の準備(茶器のカチャカチャ音) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※茶器の準備」 SE:(ヒ)ジャーマンカモミールの花を触る音 【主人公】「(その花は?と問いかける)」 【杏樹】「……はい、こちらのお花ですか?こちらはジャーマンカモミールのお花です」 【杏樹】「私がお屋敷の庭園で栽培していたものが、ようやく摘める程に育ちましたので……」 【杏樹】「今宵こうしてご用意させて頂きました」 【杏樹】「ドライタイプやティーバックの物も美味しいですが、生のカモミールから淹れたお茶は、また格別ですから」 【杏樹】「ご主人様に、一番にお召しあがり頂こうかと♪」 【主人公】「(生の花から…?と伝える)」 【杏樹】「ふふ……このお花をどうやってお茶にするのか、気になりますか?」 【杏樹】「生カモミールティーの淹れ方はですね……実はとっても簡単なんです」 【杏樹】「まずはお花だけを、こうして手でちぎり取っていきます」 SE:(ヒ)ジャーマンカモミールの花を摘み取る音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※花を摘み取る」 SE:(ヒ)花を空のガラスポットに入れる音 【杏樹】「そうして丁寧に摘み取ったお花を……ガラスのポットに入れて……」 【杏樹】「あとはお湯を注ぐだけです♪」 ;>>SE:(ヒ)ポットにお湯を注ぐ音 【杏樹】「この時、お湯がお花に直接かからないように注ぐのが、ひそかなコツだったりします」 【杏樹】「そうすると、味にむらがなくなって……お花の美味しい風味がお湯に均等に溶け出していって、香りも味も良くなるんです」 【杏樹】「カモミールティーの効能は、身体が冷えるのを抑えて、ストレスをやわらげ寝つきをよくする……」 【杏樹】「就寝前にぴったりのお茶ですよね♪」 SE:(ヒ)ポットに蓋をする音 【杏樹】「お湯を注いだら、こうして香りが逃げないように蓋をして……三分ほど待ちます」 声:ダミーヘッド位置A(なにか〜からJの方向を振り向いて) 【杏樹】「ええと…なにか時間を……あ、」 声:ダミーヘッド位置A(Jの方向を向いて) 【杏樹】「こちら……以前私がご主人様のお誕生日にプレゼントさせて頂いた、砂時計」 【杏樹】「ひっくり返すとガラスビーズが落ちる音が鳴って……丁度三分で砂が落ちきるものですね」 声:ダミーヘッド位置A(通常位置) 【杏樹】「大事に飾ってくださってるのですね……使わせて頂いても?」 【主人公】「(もちろん、と答える)」 【杏樹】「くす、ありがとうございます♪」 SE:(ヒ)取りに行く足音 SE:(ヒ)棚の砂時計を取る SE:(ヒ)戻ってくる足音 SE:(ヒ)砂時計をサイドテーブルに置く SE:砂時計のガラスビーズ音(ループ) ;>>少し間 【杏樹】「綺麗な音…」 【杏樹】「この音にすっかり聞き惚れて、ご主人様へのプレゼントにしようと思ったんですよね…」 【杏樹】「なんだか、この音で眠ってしまいそうです」 SE:(主)ソファの座ってる位置を移動する ;>>声:ダミーヘッド位置I 【杏樹】「あら…?どうしましたご主人様、隣をあけて…」 【杏樹】「私に隣に座って、と仰りたいのですか?」 【杏樹】「くす、確かに私だけ立っていると落ち着きませんものね。ではお言葉に甘えて……」 SE:(ヒ)ソファに座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置B 【杏樹】「お隣、失礼いたします♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(マイクと並列に) 【杏樹】「(20秒程吐息をお願いいたします)※ポットを眺めている」 【杏樹】「こうして、二人並んで、お花の浮かんだポットを眺めていると…なんだか、ほっとしませんか?」 【杏樹】「草原の中でピクニックをしているかのような……」 【杏樹】「湖のほとりで水面を眺めているような……」 【杏樹】「そんな時間を、ご主人様と過ごしている気持ちになります」 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※ポットを眺めている」 【杏樹】「お茶も、少しずつ黄色くなってきましたね…」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(通常位置) 【杏樹】「もうすぐで、頂けますよ」 【杏樹】「ジャーマンカモミールは、リンゴのような風味と優しい口当たりが特徴です。きっとご主人様のお口に合うかと思います」 【杏樹】「生カモミールティー、楽しみですね」 ;>>声:ダミーヘッド位置B(マイクと並列に) 【杏樹】「(30秒程吐息をお願いいたします)※ポットを眺めている」 SE:砂時計のガラスビーズ音(ループ) ここまで 【杏樹】「……さあ、出来上がったようですね」 SE:(ヒ)ソファから立ち上がる SE:(ヒ)サイドテーブルまで移動する足音 SE:(ヒ)ティーをカップに注ぐ SE:(ヒ)主人公の前にカップを置く 【杏樹】「それでは……どうぞ、ご主人様」 【杏樹】「まだ熱いので、ご注意してお召し上がりください」 【杏樹】「ご主人様は猫舌ですから」 【主人公】「(熱そうだな、という顔で杏樹を見上げる)」 【杏樹】「あら?そのお顔は、私にふーふーして欲しい、と言いたげな顔ですね?」 【杏樹】「仕方ありませんね、くすくす……」 SE:(ヒ)主人公の横まで移動する足音 SE:(ヒ)ソファに座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置A 【杏樹】「ふー、ふー、ふー…………」 【杏樹】「ふー、ふー、ふー…………」 【杏樹】「……まだ、もう少し、ですか?」 【主人公】「(まだ熱そう、と伝える)」 【杏樹】「もう、ご主人様は世話が焼けますね。冷ましてほしいだなんて、まるで幼児みたい♪なんだか愛おしいです♪」 【杏樹】「ふー、ふー、ふー…………」 【杏樹】「ふー、ふー、ふー…………」 【杏樹】「はい、そろそろ……ちょうどいい温度になったかと思います」 【杏樹】「ちょうどお腹が温まる、そんな絶妙な温度でございます」 SE:ティーカップを渡す音 【主人公】「(ちょうどいい熱さだと伝える)」 【杏樹】「ちょうどいいですか?ふふ、よかったです」 【杏樹】「…ご主人様、まさか大学の女の子の友達に、ふーふーして欲しい、だなんて…お願いした事はありませんよね?」 【主人公】「(ない、と首を横に振る)」 【杏樹】「ない?え〜、ほんとですかぁ?」 【主人公】「(本当にない、と答える)」 【杏樹】「ふふふ、疑ってないですよ。ご主人様、こういう嘘はつかないですから」 ;>>声:ダミーヘッド位置A(Bの耳元に向かって) 【杏樹】「熱いからふーふーして欲しい、なんてお願いをかなえるのは、専属メイドである私だけの特権です♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置A(通常位置) 【杏樹】「いいですね?」 【主人公】「(顔を赤くしてはい、と答える)」 【杏樹】「はいっ♪ふふふふっ」 【杏樹】「カモミールティーを飲み終わりましたら、お休みの準備をしましょうか」 【杏樹】「もう夜も遅い時間ですからね」 ■■シーン7■■ 『添い寝』 場所:主人公の部屋 ;>>声:ダミーヘッド位置J 【杏樹】「眠れそうですか? ご主人様」 SE:(主)ベッドの中でモゾモゾする音 ;>>杏樹の方を向く ;>>声:ダミーヘッド位置O 【杏樹】「マッサージとカモミールティーで、お身体はリラックスしている状態なので、普通ならすぐに眠くなるはずなのですが……」 【主人公】「(まだ眠くない、と伝える)」 【杏樹】「……なるほど。まだ寝付けないと言うのなら、もうしばらくお傍にいさせて頂きますね」 【杏樹】「ご主人様がお休みになられるまで…」 【杏樹】「それもまた、メイドのお仕事ですから」 SE:(ヒ)近づく足音 ;>>声:ダミーヘッド位置O→G(移動しながら) 【杏樹】「それでは失礼いたします♪」 SE:(ヒ)近づく足音 SE:(ヒ)ベッドに入る ;>>声:ダミーヘッド位置F 【杏樹】「ふふ……うふふふ♪」 【杏樹】「お布団の中…、ご主人様の体温と私の体温が重なりあって、とても暖かく感じますね」 【杏樹】「………(主人公を見つめる吐息)」 【杏樹】「ご主人様、少し…抱きしめてみても、よろしいですか?」 SE:(ヒ)抱き着く衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「こうして抱き合っていると、ご主人様と恋人同士だという事を思い出せますね」 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※主人公と抱き合っている」 【杏樹】「普通の恋人同士だったら、ベッドの中で抱き締め合い、ここから先も色々とあるのでしょうが……」 【杏樹】「お屋敷の中での私たちはメイドと主。ご主人様とそのような事はできません」 【杏樹】「非常に……残念ですが♪」 【杏樹】「ただ、こうして私がご主人様を一方的に抱きしめる分には、いくら触れようと、顔を近づけようとも……」 【杏樹】「ご主人様に快適な眠りについて頂くための、メイドのお世話の範疇です♪」 【杏樹】「ですから、今はそれで我慢して下さいませ♪」 【杏樹】「ご主人様の肩を、優しく撫でて……あやすように寝かしつけてさしあげます」 SE:(ヒ)肩をぽんぽん(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元に向かって) 【杏樹】「よしよし……よしよし……(30秒程度お願いします)」 SE:(ヒ)肩をぽんぽん(ループ) ここまで SE:(ヒ)主人公の身体をスリスリさわる 【杏樹】「よしよし……よしよ〜し……よ〜し、よ〜し…♪」 【主人公】「(なにしてる、と突っ込む)」 【杏樹】「きゃっ♪ふふふ、バレちゃいました」 【杏樹】「ご主人様と密着していたら、もっと色んなところがさわりたくなってしまって…」 【杏樹】「これではますます、ご主人様が眠れなくなってしまいますね」 SE:(ヒ)耳元に身体を寄せる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置B(耳元で) ;>>耳元で囁く 【杏樹】「私はこのまま抱き合いながら、朝を迎えても良いんですが♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの耳元に向かって) 【杏樹】「くすくす、冗談です。明日も学校ですから、ちゃんとお休みいただきます♪」 SE:肩をぽんぽん(ループ) 【杏樹】「よしよし……よしよし……(60秒程度お願いします)」 【杏樹】「ご主人様、いい子いい子……♪」 【主人公】「(子供みたい、と伝える)」 SE:肩をぽんぽん(ループ) ここまで 【杏樹】「え〜?子供みたいですかぁ…?」 【杏樹】「ご主人様は大人なっても、子供みたいにかわいいから良いんです♪」 【杏樹】「これからも……ずっとずっと、私のかわいいご主人様でいてください♪」 SE:肩をぽんぽん(ループ) 【杏樹】「よしよし……よしよし……(60秒程度お願いします)」 SE:肩をぽんぽん(ループ) ここまで 【杏樹】「うとうとしてきましたか?」 【杏樹】「ご主人様がよく眠れるのなら、これから毎晩だって、ベッドの中で寝かしつけて差し上げますよ」 【杏樹】「ご主人様の顔を見ながらなら、いくらだってよしよしできちゃいます♪」 SE:肩をぽんぽん(ループ) 【杏樹】「よしよし……よしよし……(120秒程度お願いします)」 SE:肩をぽんぽん(ループ) ここまで 【杏樹】「ご主人様……眠っておられますか?」 【主人公】「(寝息を立てている)」 【杏樹】「ふふ、ようやくちゃんと、お眠りになったみたいです」 SE:少し離れる衣擦れ音 【杏樹】「今日も一日、本当にお疲れ様でございました」 【杏樹】「ご主人様が毎日毎日頑張っていること……私は誰よりもよく存じあげていますよ」 【杏樹】「ですから、もう少しだけ……こうして、撫でさせて下さいませ♪」 SE:肩をぽんぽん(ループ) 【杏樹】「よしよし……よしよし……(60秒程度お願いします)」 SE:肩をぽんぽん(ループ) ここまで 【杏樹】「こうして二人きりで、ご主人様の顔を見ていると……いろいろな事を思いだしますね」 【杏樹】「私がお屋敷に初めてやって来た日。広いお屋敷に初めてのお仕事…」 【杏樹】「何とかこなしてはいましたが、正直あまり心に余裕がない時もありました」 【杏樹】「そんなときご主人様は、私の傍で楽しい話をしてくれたり、屋敷に秘密でおいしいお菓子を振舞ってくれたり……」 【杏樹】「大学に家業のことにお忙しいはずなのに……私のことをいつも気遣ってくれていました」 【杏樹】「そんな優しいご主人様が、私に告白してきてくれた時のことを、今でもよく覚えています」 【杏樹】「あの時の姿は本当に初々しくて……くす、なんだか私が悪いことをしているような気分になったものです♪」 【杏樹】「同時に、とても嬉しかった……」 【杏樹】「ただ、屋敷に秘密の恋人関係……これのせいで私の職務が滞ってはいけません」 【杏樹】「万が一にもご主人様にご心労をかけてはいけないと、よりメイドとして努力しました」 【杏樹】「おかげで、今では誰より仕事が上手に出来るようになったと思います」 【杏樹】「これも、ご主人様に感謝しなくてはいけませんね♪」 SE:肩をぽんぽん(ループ) 【杏樹】「よしよし……よしよし……(10秒程度お願いします)」 SE:肩をぽんぽん(ループ) ここまで 【杏樹】「……あら、ご主人様。起きていらしたのですか?」 【主人公】「(ずっと起きてた、と伝える)」 【杏樹】「えぇ〜、そうなんですかぁ?寝ているわけではなかったんですね、ご主人様」 【杏樹】「ふふ、私としたことが、ご主人様に騙されてしまいました」 【杏樹】「ということは先ほどの語りかけも、全て聞かれて……?」 【杏樹】「ふふ、そうですか。それは少し恥ずかしいですね」 【杏樹】「私の密かに想っていた気持ちを、全部聞かれてしまいました♪」 【主人公】「(いつまでも秘密にはしておかない、と伝える)」 【杏樹】「いつまでも秘密にはしない……というと、何の話でしょうか?」 【主人公】「(卒業後、関係を親に話す、と伝える)」 【杏樹】「大学を卒業なされたら、独り立ちなさる……のはわかります」 【杏樹】「その際に、私との恋人関係の事を、旦那さまや奥様に伝える…、と」 【主人公】「(頷く)」 【杏樹】「……(嬉しいのを我慢する吐息)」 【杏樹】「お言葉は大変嬉しいですが、それはとても勇気がいることかと思いますよ」 【杏樹】「私はお屋敷でご主人様と一緒に居られるだけでも幸せですし、現状のままでも、特に不満は……」 【主人公】「(ちゃんと言う、と再度伝える)」 【杏樹】「そうですか、そこまでおっしゃって下さいますか」 【杏樹】「それでしたら……くすっ、私も近い将来、その時が来るのを、楽しみにしていますね♪」 【杏樹】「では、明日もお早いですから、そろそろ本当にお休みください」 SE:布団の衣擦れ音 【杏樹】「ご主人様のお気持ちは、私にとても伝わっていますよ」 【杏樹】「ですから、どうかご安心ください」 【杏樹】「私たちは、ずっと一緒です♪ふふ…」 SE:肩をぽんぽん(ループ)  【杏樹】「よしよし……よしよし……(60秒程度お願いします)」 ■■シーン8■■ 『朝の身支度』 場所:主人公の部屋 SE:(ヒ)ノックの音 ;>>声:ダミーヘッドO 【杏樹】「おはようございます、ご主人様」 SE:(ヒ)扉を開く音 【杏樹】朝ですよ……あら、もう起きていらしたのですね」 SE:(ヒ)扉を閉める音 SE:(ヒ)足音 ;>>声:ダミーヘッド位置G 【杏樹】「まあ、これは珍しい♪普段はなかなか起きられず、お布団にしがみつくようなご主人様なのに……」 【杏樹】「何か、心境の変化でもあったのでしょうか?」 【杏樹】「それでは服をお替えしますので、ベッドから起き上がって下さいませ」 【杏樹】「どうぞ、私の手を取っていただいて……」 SE:(主)起き上がった時の、ベッドの音と衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「では、まずはパジャマを脱がせていきますね」 【杏樹】「前ボタンを外して……と」 SE:(ヒ)ボタンを外す音衣擦れ音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※ボタンを外す」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Fの方に顔を動かして) SE:(ヒ)右袖を脱がせる音 【杏樹】「するすると……右腕を抜いて……んしょ」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの方に顔を動かして) 【杏樹】「左腕も同じように……」 SE:(ヒ)左袖を脱がせる音 SE:(ヒ)上パジャマ全部を脱がせる 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※パジャマを脱がす」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「はい、脱げました♪」 ;>>主人公の身体を見る 【杏樹】「……(吐息)」 【杏樹】「ご主人様、昨日のアロマオイルマッサージの効果か……お身体がすべすべですね♪」 SE:(ヒ)軽く抱きつく衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置@(近く) 【杏樹】「それに…いい香りです♪」 ;>>主人公の肌の匂いを嗅いでる 【杏樹】「すー…はー…、すー…はー…」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「ふふふ♪お着替え、続けますね」 【杏樹】「それでは、こちら……本日のご主人様の余所行きのお洋服です」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Fの方に顔を動かして) 【杏樹】「まずは、右腕の袖を通していきますね」 SE:(ヒ)右袖を通す音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※袖を通す」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(Bの方に顔を動かして) 【杏樹】「はい、じゃあ次は左腕です♪」 SE:(ヒ)左袖を通す音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※袖を通す」 ;>>声:ダミーヘッド位置@(通常位置) 【杏樹】「は〜い、じゃあ前ボタンをしめていきますね」 【杏樹】「ぷちん、ぷちんと……」 SE:(ヒ)ボタンをしめる衣擦れ音 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※ボタンをしめる」 【杏樹】「では下も…♪はい、足をお上げください」 SE:(ヒ)ズボンを脱がせる 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※ズボンを脱がす」 SE:(ヒ)ズボンを履かせる SE:(ヒ)ベルトのカチャカチャ音 【杏樹】「(15秒程吐息をお願いいたします)※ズボンを履かす」 【杏樹】「はい、無事にお着替えできました。」 【杏樹】「今日もご主人様は、いつも通り大変かっこいいです♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) 【杏樹】「かっこよくてかわいい……私のご主人様です♪」 【主人公】「(!?)」 ;>>声:ダミーヘッド位置G 【杏樹】「ふふふ♪では次は髪の毛を整えさせて頂きますね」 SE:(ヒ)椅子を引く音 【杏樹】「こちらの椅子にお座りください」 SE:(主)足音 SE:(主)椅子に座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置D 【杏樹】「失礼します…」 SE:髪の毛に櫛を入れる音(ループ) 【杏樹】「(10秒程吐息をお願いいたします)※櫛で髪をとく」 【杏樹】「ところでご主人様、昨晩のこと……」 【主人公】「(?)」 【杏樹】「ええと……ご主人様が大学を卒業された後……独り立ちして、私との関係を家に公表する、といった件です」 【杏樹】「あの言葉、しばらく私の中で反芻させて頂いていましたが…」 【杏樹】「やはり、ご主人様の立場を考えれば考えるほど、本当に覚悟のあるお言葉だったな、と思いまして」 【杏樹】「だから昨日の件、ご主人様の決意表明を軽々しく遮ったことを謝罪したいんです」 【主人公】「(全然気にしていないと伝える)」 【杏樹】「……くす♪ そうですか、全く気にしておりませんか」 【杏樹】「ご主人様はやっぱりかっこいいですね」 SE:整髪剤をつけて、髪を整える 【杏樹】「はい、髪型も整いました。今のご主人様はどこから見ても……いいとこの子です」 【杏樹】「では……玄関に向かいましょうか♪」 SE:(ヒ)扉に向かう足音 SE:(主)扉に向かう足音 SE:(主&ヒ)靴に履き替える SE:ドアを開く音 【杏樹】「どうぞお通り下さい、ご主人様」 SE:(主)部屋から出る SE:(ヒ)部屋から出る SE:(ヒ)ドアを閉める音 SE:(主)廊下を歩く足音(ループ) SE:(ヒ)廊下を歩く足音(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置F(並列) 【杏樹】「ここの廊下は夜も静かですが、早朝も静かで、いいものですね」 【杏樹】「今はこうして、誰もいないとき位しかご主人様に寄り添って歩けませんが」 【杏樹】「ご主人様がご卒業し、一人立ちされた際には……堂々と恋人としてデートができる……と考えると、何か不思議な感覚です」 【杏樹】「そうなると逆に、秘密の恋ゆえのドキドキ感が失われるのでは…?という懸念がありますが」 【主人公】「(え?と驚く)」 【杏樹】「くす、冗談です冗談♪」 【杏樹】「私たちの関係がばれようとばれまいと……この胸の高鳴りは変わらない。そんな確信が、私にはありますので♪」 【杏樹】「だから、大丈夫です、ご主人様♪」 SE:足音(ループ) ここまで ;>>向かい合う ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「ですが……関係を公表してからも、私がご主人様のメイドという事は変わりません」 【杏樹】「これからも、ご主人様には誠心誠意……」 ;>>声:ダミーヘッド位置F(耳元で) ;>>耳元で囁く 【杏樹】「一生お傍でつかえさせて頂きますね♪」 SE:(主)玄関扉を開ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置@ 【杏樹】「くす……では、いってらっしゃいませ、ご主人様♪」