本作のライター兼ディレクターを担当しました桜庭丸男が、作者なりに本作の解説を記したいと思います。 3作品目という事で、少し過激度を増した内容を意識してみました。 <プロローグ> 本編のほとんどがあへ声・んほ声の本作において、それ以外の「清純で可愛い女性的な絶頂ボイス」も是非リスナー様に聞いていただきたく思い、プロローグ扱いとしてあえて収録しました。 やっている事は「ご主人様の下着をこっそりオカズにして自慰している」という結構変態的なプレイですが、可愛さはしっかりと確保していただいた絶頂ボイスになっているかと思います。 <1章> 今作のヒロインはメイドという事で、通常の口調は出来る限り上品に心掛けました。 エッチ中はワードチョイスがかなりIQ低めになりますが、それでもメイドとしての敬語や丁寧語などは出来る限り維持させています。 1章では設定や背景を紹介する必要もあって説明セリフや心情セリフが多めになっていますが、そういったセリフの合間に喘ぎ声(おほ声)が挟まるので、 「上品な言葉」と「下品な喘ぎ」が短いスパンで交互に流れる事となります。それを面白く感じていただけたら幸いです。 メイドとして喋るときは出来るだけ可愛く、その分喘ぎで可愛さを崩して……としておりますので、可愛さと下品さがうまく混じり合ったチャプターになったのではと思います。 <2章> ヒロインがスパンキングをされて興奮し、最終的に射精する……というマゾ全開の内容です。 ゲームのようにビジュアルがあったり小説のようにしっかり文字で描写しないといけない場合はこの展開は難しいのですが、 音声作品はヒロインの一人喋りのみが情報源となるため、割と「なんでもあり」とする事が出来ます。 このチャプターでは、ヒロインはご主人様に自身のペニスに触れられる事無く、スパンキングだけで射精してしまいます。そういった強引なプロットの実現もまた、音声作品の魅力の一つかもしれません。 メイドちゃんの極端なまでのドM具合と、それを謳うねっとりとしたあヘ声が印象的なチャプターです。 <3章> 射精演技とは無関係に思えますが、今回もどうしてもフェラチャプターは入れたかったのでここで存分に盛り込みました。 ちゅぱ音、舐め、キス、おほフェラ、ごっくんと、フェラに関するほとんどのバリエーションを演じていただきました。 メイドと言えばやっぱりお口奉仕! という事で、単にスケベなヒロインが積極的にフェラをするのではなく、その行為の根底にある「強固な奉仕精神」的なものを意識して執筆しました。 本シリーズのヒロインは「自分の欲情に一直線に没頭する」という事が多いですが、このチャプターでは、そんな心情でも目の前のご主人様のペニスを優先するというメイドらしい振る舞いが特徴かなと思います。 <4章> おほ声としては、本作で一番激しくなっていると思います。 愛嬌と品を有したメイドちゃんが、迫力満点の獣じみたおほ声を叫びながら射精快楽に堕ちていくギャップこそ、本作の大きなエロスではないでしょうか。 分倍河原シホ様には、低めの音声を中心に、射精の際の「ぐっ」と刺激の波を耐えて、抗って、その末に飲み込まれてしまう感覚をしっかりと演じていただきました。 聞きごたえのあるチャプターだと思いますので、是非お楽しみいただけたらと幸いです。 <5章> アナルセックスという事で、4章に比べて少しだけ「ひぎぃ感」を出していただきました。窮屈そうな、歯を食いしばっている演技がところどころで聞き取れると思います。 それに加えて、本チャプターは少しだけ「間抜けな演技」もディレクションさせていただきました。 ご主人様の加虐的な肛門攻めにいいように翻弄されて、淫らに、そして情けなくイカされる演技が、他のチャプターとの違いになっているかなと思います。 激しいだけではなく、間抜けで無様で、でもそこが愛くるしいというメイドちゃんの射精演技を是非ご堪能ください。 <エピローグ> ピロートークを強く意識したチャプターです。 他チャプターですっきりしたリスナー様が、最後にこれを聞いてお休みいただけたら……という意図で、ウィスパーセリフ多めで書きました。 激しい内容も多々あった脂っこい本作ですが、このチャプターを最後に聞く事で穏やかに浄化されてください。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ <ボーナストラック:ループ音声> こちらは、音声を途切れさせることなくずっと流し続ける事で、ストーリーや展開などを気にせず喘ぎ声に集中して興奮を高められる音声となっています。 ご使用の音楽再生ソフトのループ機能をオンにして再生してください。 「通常おほ声」「激しいおほ声」「フェラ演技全般」の3種をご用意しました。ご気分に合わせてお選びください。 複数の再生ソフトを駆使して3つの音声を同時に再生させると、なんかもうヤバい世界ですぞ。 <ボーナストラック:フリートーク> 本編であれだけ喉を酷使してくださった分倍河原シホ様という方が一体何者か、気になりませんか? 短い時間ではありますが、素の分倍河原シホ様のお声を収録させていただきました。 かなり低めのエグいおほ声を出せる分倍河原シホ様ですが、可愛いキャラや奥ゆかしいキャラも上手く演じられる方なのです。 本作では単調なおほ声連呼だけではなく、その中に可愛さ、コミカルさ、パワフルさ等を意識して演じていただきました。改めて、演技の幅が広い声優様だと思います。 本ヒロインの「可愛いだけではなく、下品なだけでもなく、実はこっそりチャッカリしたところもあるメイド」役にぴったりのキャスティングだったのではないでしょうか。 本作を機に分倍河原シホ様にもっと興味を持っていただけたらとても嬉しいです。