「うるう年の有無が反転した世界から異世界転生したうえにうるう日生まれたあなたに告白してくれるボイス」 (SE:きんこんかんこーん) おまたせ!呼び出して悪いな!私は霧雨魔理沙だ。 いやあ私としたものが待たせちゃうとは、失敬失敬(苦笑) さてお前を呼び出したのはほかでもない、聞きたいことがあるんだ。 お前は、好きな小室ファミリーはいるか? あ、そうなんだglobeかやっぱな、そうだよな。 忘れられがちだけどブラックジャックとかサイボーグ009とかの曲、歌ってたよな。あれ結構好きだったんだよな〜特にサイボーグ009のエンディング。 あれ名作だったんだよな〜あ、最初のほうな!genesis of nextのほう!もちろん次のやつもよかったけどな。(軟式globeの話ではありません) お前もそう思うか? そうなんだ、そっちの世界でもglobe活躍してたんだな。 ん?どうした私なんか変なこと言ったか? そうそう”お前がいた世界”の話だよ。 この魔理沙様の目はごまかせないってことさ。 あんた、やっぱりこっちがわの人間じゃないんだろ? 別にいいさ、私もさ、こっちがわの人間じゃないんだよな。 幻想郷って場所から来たんだよ、お前みたいに異世界から来たわけじゃないんだけどさ。 どっちにしろおなじ人間ではあるんだ、警戒しないでくれよ。 ま、同時に魔法使いでもあるんだけどさ。 そう焦らないでくれよ、別にあんたに危害を加えようってわけじゃないんだ。 驚くなよ、まずさ、お前って相当変だぞ。 なんというか、自分は気がついてないかもしれないけど、まずはそうだなぁ……転校した初日のこと覚えてるか? そうそうお前が転校してきた日のことだよ。 いきなりけん玉したよな。 そっちの世界では普通かもしれないけどさ、こっちじゃ自己紹介でけん玉しないんだよな。そっちの世界ではどうなんだ? え?そっちの世界でもあんまり自己紹介けん玉しないのか? じゃあなに?こっちの世界ではけん玉が流行ってなんらかのアピールになると信じてやったということか? アホ!そんな可能性にかけるな! あやとりもダメだろ。 で、実際どうなんだ?こっちとなにか変わることがあるのか? うるう年が四年に三度ある……えっ公転が遅いってことか? それだけ? えっそれだけ!? それだけしか違いない異世界から来たのか!? なんかそれもう別に異世界と言わなくないか?でもまあ4年に2日くらい損してるのか……? あとビッグモーターがちゃんと車検してくれる? そうなんだな、あんまりビッグモーターの車検について学生が喋らない気もするけど、そのくらいしか差がない異世界なんだな。 そうなんだ、あんまり時事ネタで異世界との違い語るやついないと思うけどな。 未来を舞台にした映画なのにガラケー出てきたときの微妙な気持ちになっちゃったな。 そうそうアトムに黒電話でてくるみたいなやつ。 まあいいや、お前さその……付き合ってる人いないのか……? やっぱそのこの似たような境遇のやつに合うの初めてでさ、気になっちゃって……それでお前のこと見てたらなんか……優しいやつってのがわかってきて…… 気になって…… 悪いな、その用事ってのはさ、もしよかったら一緒にその…… まあ回りくどいことはいいっこなしだよな、よかったら付き合ってくれよ。 どうだ?いいだろ? この魔理沙様が言うんだから断ったりしないよな? よし、うんうん。 へーお前やっぱ見る目あるじゃん。 私が見込んだだけあるよな。 ありがとな…… なんだか改めてこう……付き合うってなると照れちゃうな…… はずかしいな……じゃ、じゃあカラオケでも行くぞ!! 「ほぼ還暦の霧雨魔理沙が指輪を捨てに行く道中に告白するボイス」 うううう〜うううう〜〜〜(レッツゴー陰陽師のCメロ) もうすぐ火口か長い旅だったな。 お前との旅も……アレ?いつごろだっけ? そうそうTMNETWORKのデビュー年だから1984年だよな。 長い旅だったな。 あのさ、ずっと思ってたことがあるんだけど……聞いてくれるか? このまま旅が終わっちゃうとさ、当然嬉しいんだけど……でももう会えなくなるのか? ずっと私のこと守ってくれたこと知ってるんだよ。 それで……正直寂しいんだ。 ずっとずっと一緒に居て、なんだか一人では解けないパズルを解いてる気持ちになってたんだよな。 悲しくて……ううぅ……うぅ…… うううう〜〜〜うううう〜〜〜(レッツゴー陰陽師のCメロ) ごめんまた歌っちゃったよ。 雰囲気ぶち壊しだったな、ごめんごめん。 さっきの曲ってなんだっけ?あ、思い出した。 かなり昔に寄ったニコニコの街で流行ってたやつだな。 そうそう、主食がきしめんなやつ。 あの街かなり栄えてたな、きっと今でももっと栄えてるんだろうな…… この旅が終わったらまた行ってみたいもんだよな。 えっと何の話してたっけ…… そうそう、私もこの歳で物忘れがひどくなっちゃって…… とうことで、まあ改めて言うけど…… この旅が終わっても私はお前と一緒にいたい! すごい年月経っちゃったからさ、ずっとずっと気持ちに気が付かなくてゴメンな! 旅が終わって一人になるのは嫌だ! 一緒がいい!できたら……お前と一緒がいいんだ! (SE:抱きしめる音) 私と一緒に生きてくれ! お前の背中……こんなにたくましかったんだな…… え?いいのか? 私と一緒に居てくれるのか!? ありがとう……ありがとう……!!! さて、じゃあとっとと指輪火山に捨てにいきますか! できたらな〜4LDKとかにすみたいよな〜!! 「台本をまったく読んでない魔理沙が告白してくれるボイス」 (原文でここから音声を編集・リテイクしています) ・シチュエーション1 あ、悪いなわざわざ呼び出しちゃって…… うん、もちろん用事があるんだけど、ちょっと待ってくれよな。 実はその……寝不足なんだよ……ずっと読書しちゃってさ、いや〜正直舐めてたんだよな、所詮打ち切り漫画だろつって短いから読みはじめたんだけど、そしたらヒロインが落としたロールキャベツを主人公が食べるシーンで感動しちゃって……それから何回か繰り返して読んじゃったらいつの間にか朝になってて……途中で路線変更しちゃったからちょっと思ったような展開にはならなかったうえ打ち切られちゃったんだよ…… なんでもバトル漫画にすれば良いってもんじゃないとは思うんだけど、やっぱでもあの頃の漫画って仕方ないよな、幽遊白書はバトルに路線変更して成功してるわけだからな。 だからっていうわけじゃないんだけど……ちょっと台本を……読むのを忘れてた訳じゃないんだけど…… いやいや一生懸命やるから……一生懸命やるから!(言い訳する感じで) 何の話かわからないだろうけど一生懸命やるからな、だからちょっとそこに立って、そうそう……そこで私の話を聞いてくれよ。 (SE:ゴソゴソ) はいはい、ちょっと待ってくれな。これだけ読ませてくれ! (SE:ペラッ) チラッとだけ見せてくれ大筋は……今日お前に言わなくちゃいけないことあるんだけどちょっと待ってくれよな。 こういうのって何度かやったことあるから、チラッとだけ見たら大体の流れがわかると思うんだ。 よし…… (SE:ペラッ) よしよし、えっと……よし、じゃあ聞いてくれよ。 (かしこまった感じで)ユキコさんユキノブさん、結納おめでとうございます。さてさて結婚には三つの袋があると言いますが、皆さんご存じでしょうか?えっとまず第一の袋が…… (気がついた感じで) あ、これ違うやつじゃねえか! 全然違う台本じゃねえか、なんでこんな台本が入ってるんだよ!おかしいだろ! あ、いやお前に言ってるわけじゃないんだよ…… 私ってちょっと独り言多いんだ……ごめんな…… それにお前を使って祝辞の練習をしたくて呼んだわけでも無いんだよ。 (小声)もう……手探りでやるしかないか……(手探りで音声作品を進めなくちゃいけないというニュアンス) よし、まずは……こういうのは出会ったきっかけからだよな! (少し間を置いて) ところで、私のこと覚えてるよな? そうそう私は同じクラスの霧雨魔理沙だ。覚えておいてくれてうれしいよ。 お前とどこで会ったかは……もちろん覚えてるんだけどちょっと待ってくれよ、えっと一年くらい前だったかな〜…… ああ違いそう!なんか違いそう! 違いそうな顔してる! いやいや、二年前だよな。合ってるよな? よし。ということで二年前のこと覚えてるよな? (小声)ちょっとこれ……無理矢理にでも告白に持ってかないとまずいな…… と、というかさ……そもそもさ、そっちは気がついてなかったかもしれないけど、私はお前のことずっと見てたんだぜ。 覚えてないかもしれないけど、二年前の文化祭のこと私は覚えてるんだよ。 部活動で頑張るお前、めちゃくちゃかっこよかったぜ。 え? あ、そうなんだな。 二年前はまだこの学校に転校してなかったんだ。 そういうことあるんだな。 こういう作品ってそういう設定な時あるんだな。 いやいや別に転校自体は良いんだけど、こういうのって多数派に合わせてマイルドにごまかしごまかしやるもんじゃないんだな。 ぼんや〜り空気感で誰が聞いても違和感が無いようにやるもんじゃないんだ。 AB型だって?聞いてないよ、なんでそんな聞いてる人が萎えるようなこと言うんだよ。いやAB型に萎えてるわけじゃないんだけど、なるべく少数派になるようなこと言わないでくれよ。そもそもそっちがガンガン自分の情報言ってくることってそんな無いだろ。 (音声作品のメタ的な意味で) (音声作品って体裁を保ちつつも続ける感じで) まあいっか、こっちの話だ。ごめんな。 へぇ二月生まれなんだ。 なんでそんな聞いてる人がたまたま二月生まれであることにかけるんだよ。 マジでそういうこと言うのやめてくれよ。 しかも二月って一番日数が少ないだろ。なんで聞いてる人が共感できる可能性を減らすようなこと言うんだよ。 そんでもって29日ね、はいはい……ん? えっ「うるう日」じゃん! 四年に一度しか無い日じゃん!あと「うるう年」って年単位では言うけど、あんま「うるう日」って言わないよな! っていうかそもそも誕生日なんて聞いてないだろ! なんでこっちが聞いてないのに勝手なことばっかり言うんだよ! (諦めたように)まぁいいや……とにかく、もうあんま喋らないでくれよ…… え?1995年生まれ? 分かった分かった、1995年のうるう年なんだな。わかったわかった。 え?いや存在しないだろ!奇数の時点でおかしいって気がつけよ! もう少数派とかじゃなくて、存在しないじゃん! 確率を少しくらい残しとけよ! なんだよ、存在しないうるう年に生まれたって……あと1995年だと学生って設定ちょっとおかしくないか?globe(グローブ)がデビューした年だぞ。 いやそういうの言っちゃちゃだめなのか、そうだよな、多様性の時代だもんな。 ああもう訳わからなくなってきた…… だめだ……一旦落ち着け私…… (深呼吸)ふー 話を戻すぞ。 んでなんだっけ。 あ、転校だったな。お前が転校してきた日のこと私は覚えているぜ。 自己紹介の時にな、なんかこうかっこよかっただろ。 かっこいいこと言ったような気がするんだよな。 言ったよ、間違いなく言った。四回は言った。四回ってもう「乱れ打ち」じゃん。(4回攻撃する”乱れ打ち”って技があるんです) だって転校した時にまったく言葉を発しなかったなんてことは無いよな、だから、かっこいいって感じるのはこっちの自由だよな。 なので何も不思議じゃないだろ。 しびれるぜ。 具体的なことはまあいいだろ、むしろ具体的なことを覚えないくらいの、流れる水のような良さがあったんだよ。 突然なんだけど、そんな流れる水のようなお前のことが……あ、心して聞いてくれよな!(←思い出したように) お前のことが……すっ……すっ……(好きって言いかけた感じで) へ〜、自己紹介でけん玉したんだ。 なんでそんなこと急に言うんだよ、明らかに大切なこと言う感じだっただろ。 まあでも自己紹介でけん玉したこと覚えてないの不自然だよな。 「流れる水のような良さ」ってのは、全くないよな。めちゃくちゃ目立ったはずだしな。 ごめんごめん、間違えちゃった。 というか、転校した日にけん玉したの? チャレンジャーじゃん。確かにそんなことあったなら忘れるはずがないけれど、お前それでいいのか? いやな、なんていうんだろう。 確かに、けん玉自体かっこいい趣味とは思うんだよな、ストイックだと思うし、ショート動画とかに流れてきたら見るけどさ。それに極めたら紅白歌合戦出れそうだけどさ、自己紹介にはふさわしくないんじゃないか? も、もちろん覚えてるぞ……この魔理沙サマはこっからでも全然盛り返せるからな。 けん玉めっちゃ上手だったよな。 転校初日のけん玉……逆に良すぎて忘れたのかもな。 でも今思い出したわ。 ということで改めて…… だからさ、転校初日にけん玉するストイックなお前のことが……なんか好きというか……えっと、けん玉の本体と球を結ぶ運命の糸みたいなのを感じたんだよな…… だからその、お前のことが好きなんだ! 付き合ってくれ! (ちょっと間) どうだ……?いや、自然な流れだっただろ、不思議そうな顔するなよ。 存在しない「うるう日」に生まれたやつに不思議がられたくないわ。 ほら「魔理沙サマ自然な告白ありがとうございます、当然お付き合いさせていただきます」って言え! よし告白成功な! じゃあな!帰る! ・シチュエーション2 (SE:走る音) よっ! ごめんな、待たせちゃったか! (あくび)ふぁ〜 あ、ごめんな。昨日眠れなくて……いや一昨日(おととい)も眠れなかったんだけど……引き続き眠れなくてな…… それにしても昨日はえらい目にあったな…… 流石に昨日みたいなことは無いとは思うんだけど…… でもやっぱりというか、もはや必然というか……結局台本読めなかったな……いやいや、私も悪いとは思ってるんだけど……違うんだよな〜私が悪いわけじゃないんだよな〜 レトロゲーと思って思い出補正かなって思ってたんだけど、改めてやるとあんなに面白いとは……やっぱ名作だよな、スーパーファミコンミニにも収録されてたしな! それに小さい頃にやるのとは違ってストーリーがなんかしっくりくるんだよな……でも取り返しのつかない要素多すぎなんだよな。せめて魔石ボーナスはなんとかしてほしかったな。 昔のゲームってそういうところあるよな、序盤はレベルあげないほうが最強キャラ作れるって言われたら、そりゃ最初はなるべくレベル上げしないように頑張るもんな。 そんなことはどうでもいいか。 呼び出しといて変な話しちゃったな。ごめんごめん。 まあまあそう慌てなさんなって、呼び出したのは当然、お前に言いたいことがあるから呼び出したわけさ。 ドキドキしてるだろ?してくれよ。 ちょっと待ってくれな、言いたいことがあるんだけど、台本を……じゃなかったちょっと紙を見させてくれよ。 (SE:ペラッ) いやいや、こういうのって雰囲気が大切だって思うじゃん、でも逆に……逆にしっかりとした印象を受けるという説もあるからな。 「あ、この人、どうしても伝えたいことがあるんだ!」っていうしっかりとした意思を感じるだろ? 感じてくれよ。頼むよ。 ということでちょっと伝えたいことがあるんだけど、紙をめっちゃ見ると思うけど気にしないでくれよな。 (SE:がさごそ) あったあった、はい、しっかり聞いてくれよ。 こほん。(←咳払いですがわざとらしく) 「(中性的な声で訴える感じで)アル、いいかい、よく聞いてくれ。この包みの中には、俺の証言を収めたテープや証拠の品が入っている。このコロニーが、核ミサイル……」 え!?これ違う!これあのビデオレターの台本じゃん! いやいや別に私、アルと仲良く無いし、っていうかあのビデオレターに台本無いだろ! あ!これ、そっか……(思いついたように) たしかに昔のオタクってノートにアニメのセリフ書いてたけどさ…… でも私のカバンに入ってるのおかしくないか?なんで 確かに私も「トップをねらえ」のユングとの別れのシーン、ノートに書いてたけどさ……あれいいよな、あのシーンがあるからこそ次からのシーンが映えるし、なんなら「トップをねらえ2」も映えてくるよな。 この話もうちょっとしていいか? えっ聞かない!? まあそりゃそうだよな…… でもさ、ユングってあんな感じで出てきたのにめっちゃ良いやつなんだよなぁ……スパロボとかで報われてるの見ると嬉しくなるよな…… ということで今回もアドリブか〜……(落胆する感じで) いやごめんこっちの話なんだ、気にしないでくれ。 気にせずに私の話を聞いてくれたら嬉しいな。 え?紙? 紙なんて読まないほうがいいに決まってるだろ。何言ってんだよ。 (小声)えっと今回どんな設定なんだ……? まぁ、なんとかなるだろ。 (探るように)でなんだけど、私たちの出会いのこと覚えてるか……? え、一緒に冒険している……? そうなんだな、一緒に冒険をしてるんだ、え?私と冒険してるの? 二人で? そうなんだ、ずいぶんトリッキーな設定なんだな…… 聞いてる人、校舎の裏とか屋上とか想像してたと思うけど大丈夫か? 急に頭もやもやしちゃうだろ。 いつ頃から冒険してるんだっけ……?もちろん、もちろん覚えてるけどな。 西暦1984年か、なるほどな、こういう世界観なのに西暦なんだな…… え!?1984年!?長くない!?長いし……TM NETWORKのデビュー年だぞ。いや待て!昨日もなんか小室ファミリーのデビュー年の話をしたぞ! いや待たなくていいわ。よく考えたら待つほどのことじゃなかったわ。 あ、そうなんだ。冒険を始めたの「うるう日」なんだ。 1984年には「うるう日」あるから別に良いけど、流行ってんのか? で、何の冒険だっけ、何倒すんだっけ? ああ、指輪を火山に捨てに行く……? え?ここ火山?結構かかったな、結構困難な道だったんだな、っていうかじゃあ台本めちゃくちゃ長かったのかな。 映画にしたら合計10時間くらいありそう。 ごめんな、もう私が変な話をしてても無視してくれ。 変な独り言が癖なんだと思ってくれ。(←メタ発言の保険です) つまりこれ「ほぼ還暦の霧雨魔理沙が指輪を捨てに行く道中に告白する」っていう音声作品だったんだな。なるほどな……どういうことだよ。 音声作品もトリッキーなの増えたなぁ……ここは原点回帰ってわけじゃないけど耳かきでもしないか?一応耳かき持ってきたけど。 あ、しないですか。そうですか。 まあ魔理沙様ならこっからでもなんとでもなるからな。 一緒に冒険したお前のことさ、改めて見るとたくましいな。 お前のたくましさに守られてきたとこあるよな、魔法使いの私をさ、こうやって守ってくれて…… え?お前も魔法使いなの? 魔法使い二人でパーティ組んでるの? もうちょっとなんとかならなかったか? いや聞いてる人も、魔理沙とパーティ組んでるって設定だから屈強な男になりきってたと思うぞ?筋肉ムキムキ男になりきって聞いてた人、今めっちゃ萎んでるぞ。 あんまり聞いてる人疲れさせないでくれよ、こういうのって寝ながら聞いたりするんだぞ。 で、魔法使い二人のパーティで一緒にやってきたじゃん、何十年もやってきただろ……? ドラクエの縛りプレイみたいなパーティでやってきただろ! それでやっと気がついたんだ…… そこで私自分の気持ちに気づいてなかったみたいなんだ。 いや……本当は気がつかないふりをしていたのかもしれない…… え?魔法使いだけど、30年以上竜騎士してたのか? だから筋肉はむきむき? いいよもう萎んどいてくれよ。寝ながら聞いてるやつもまた筋肉むきむきになっちゃっただろ。いい加減にしてくれよ。 なかなかこんな体重変化させられる音声無いんだからな、無理を強いるなよ。 聞いてる人が負担になりすぎるだろ。あと最初のムキムキのくだりで止める必要なかっただろ。 しかも竜騎士ってドラクエみたいな世界観だったのに急にファイファンみたいになった。いいだろお前ファイファン派だって。うちの近所はそうだったんだよ。 エフエフって言ってるやつはじゃあドラクエのことディーキューって言えよ! ディーキューフォーのホイミンを仲間にしたって言えよ! ああもういいよ!(面倒になった感じで) 言うからな!はいこれから大切なこと言いまーす!!(やけくそな感じで) いろんなことにチャレンジするお前のことが……好きです! これでいいだろ!お前のことが好きだ! あ、なんか言おうとしてるだろ!やめろ言うな! ずっと好きでした!具体的に言うと1992年くらいから好きでした! trf(ティーアールエフ)のデビューした年から好きでした! 付き合ってください! あーあー!(耳塞いでる時の感じで) 聞こえませーん!好きです!付き合ってください! はい、ありがとう! 今告白が終了しました!聞いてるみんなもありがとう! おのおのの体格に戻って良いぞ! よっしゃいくぞ! 私は空飛べるから、今から空飛んで指輪を捨てに行くからな!じゃあな! もう告白音声なんて一生収録しねえよ!ばーか!