#1  も、もう映っているのかい…?  ほ、ほんとにこの文章を読まないといけないのかい⁉ これはあまりにも下品すぎるというか…。  ぐぬぬ~…。わ、わかったよ! ちゃんと、ちゃんとやるからこれ以上借金の額を増やさないでおくれ…。  え、えー…。 「みっ、みんな、こんにちは! 今日はヘスティアの…ザ、ザーメンパラダイスを見に来てくれて、あっ、ありがとう! わ、私は…ヘスティアファミリアのベル君のために、ヘファイストスに頼み込んで作ってもらった短剣2億バリスに加えて、おっきい豪邸を構えたけど、結局維持費が高くてまた借金を重ねてしまい…。もう金利だけで毎月1億バリスもかけられてるんだぁ~! あははははは…。…はぁ。…だから、その金利と維持費のために借りた借金をチャラにする代わりに、こ、この会員制のファミリアで…きょ、今日一日、限定の、その…へっ、変態娼婦! 変態娼婦デビューしてあげるよ! みんな、この身長140㎝、最近測っていないけど、バストサイズはIカップのロリ巨乳ボディで、いっぱいシコっておくれ! 遠征や冒険に行ってしまい、ここに来れなかった会員のキミ達は、この遠隔映像水晶越しに、パンッパンに膨らんだチ、チンポ…と、金玉汁を…。ザッ、ザーメン! ザーメンをいっぱいひり出しておくれ…!」  クッ…。僕は神様なのに…処(しょ)女神(じょしん)なのになんでこんなことするハメになってしまったんだろう…トホホ……。恥ずかしすぎる…。  おまけに、こんな紐なのか布切れなのかわかんない衣装まで着せられて…これじゃ本当に娼婦に成り下がった気分だよ!まったくもう!  とはいえ、僕が勝手に作ってしまった借金だ…。ベル君や他のファミリアの子たちにはとても頼れないよ…。  ええいっ! がんばれヘスティア! 負けるなヘスティア‼ こんなところで挫けてる場合じゃないぞ! さっさと終わらせて、愛しのベル君のもとへ帰るんだいっ!  で、キミ達。僕はこれから何をすればいいんだい? 変態腰振りダンスぐらいならしてあげてもいいけどさ、言っておくけど、処(しょ)女神(じょしん)だから性行為をすると女神としてのパワーが落ちてしまって、天界に戻らないといけないことになるんだよ。そこんとこ、ちゃんとわかっているかい?  そ、そうか…。ちゃんとそこは把握してくれているんだね。安心したよ。  じゃあ逆に僕は一体なにをすれば…って、なんだい、その怪しい木樽のジョッキは…。  げっ…⁉ こ、これ全部男の精液なのかい⁉ こ、こんなに溜まるものなのかい⁉  えっ、これまさか…。あっ、そういう……。  これを飲まないといけないのか…はぁ。はじめての精液は、ベル君のを飲んであげたかったのに…。ぐぬぬ…。  見てろよキミ達! この状況を逆に僕が利用してやるんだからなっ!  今ここで精液に慣れておけば、経験豊富な女神に見えて、きっとベル君も喜んでくれるぞぉ‼  …と、意気込んでみたものの、さすがにこの精液の量は…うぅっ。  量が多すぎるし、若干イカ臭い…。精液の匂いってこんな感じなのか。なるほど…。  味はどうなんだろうか、ちょっとひと舐めして…と。うーん…。苦いと言われたら苦いのかもしれないけど、ほんのり甘みも感じるというか…。悪くない、けっして悪くない味だね。  これなら飲んでも大丈夫かも…?  と、とりあえず、ベル君たちの為にも、借金返済のためにも頑張って飲んでみるから、そこで聞いてるキミ達! ちゃ~んとその耳かっぽじってよぉく聞いてておくれよ!  ふんっ! 《ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ…ふ~♡ふ~♡…ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ…ずずずずずず……ごっくん♡》  ど、どうだい! イカくっさい精液ジョッキ! 全部飲みk《ゲエェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェップ♪》  うっぷ…。ご、ごめんよ…。  女神がこんな、はしたないゲップをしてしまうだなんて…。  じゃがじゃがクンを食べた時でも、こんなゲップでたことないよ。もう…。  は?味??  精液の味の感想を言ってくれだって⁉  どこまでキミ達は変態なんだっ! もうっ‼  …ま、まぁ変な味だったよ。噂に聞いていたほどのゲロマズ味ではなかったし、別にすごくまずい訳ではないけど、タダでこんな量を飲む気持ちにはなれないねっ! ふんっ!  …はぁ。これで満足してもらえたかい?  僕としてはすっごい恥ずかしかったんだから、もう終わりにしたいトコなんだけど…。  まだまだ何かさせる気満々じゃないか…。  仮にも女神なんだから、あんまり下品なのはやめてほしい…って言いたいけど、借金してる立場だから何も言えない…ぐぬぬ…。  もうここまで来たら1つも2つも変わらないよ!  性行為以外ならなんだってしてやるから、はやくその奥に控えている精液満タンのジョッキをこっちへ持ってくるんだ‼  僕が精液をいっぱい飲み干してる姿が興奮するんだろう?  だったらお望み通り、たくさんゴックンしてあげるから、僕を見ながらおちんちんをシコシコするんだね! わかったかい⁉