んっ……❤  んっ❤ んっ❤  んんんぅ……❤  ちゅ❤  はぁぁ……❤ はぁぁ……❤ はぁぁ……❤ はぁぁ……❤  ふぅ……❤  ちゅ❤ ちゅ❤ ちゅ❤ ちゅ❤ ちゅっ❤  はぁ……❤ はぁ……❤ はぁ……❤ はぁ……❤  ふぅぅ……❤  ……うん。  ちょっと、落ち着いた。  話、聞いてくれてありがとう……。  ちゅ❤  ぁ……❤  ちゅ❤ ちゅ❤ ちゅ❤  ちゅ❤ ちゅっ❤ ちゅっ❤ ちゅっ❤  もぉ……❤ すごいキスするぅ……❤  え~……?❤ 適当言わないで。  貴方からよ。  ずっと、貴方からしてきてるんじゃない……❤  ん❤  んっ❤ んっ❤  んふぅぅっ❤ ん~……❤  ……うん。  していい。  していいけどっ❤  何か恥ずかしい……ちゅ❤  うん?  あ……。  ……うん。  そうなの。  先週連絡したのは……そういう事。  この病気になった、最初の頃は。  三月の頭位は……その。  『気のせいかな?』って思う程度だったんだけど。  だんだんっ……酷くなって。  それでもって……今度はちゃんと調べたら。  『放置したらいけない』って書いてあって……。  ……でも、こんなの。恥ずかしくて誰にも相談できないし……。  パパとママにも、心配、かけたくないし。  それで結局、病院行けないまま春休みになっちゃって……。  このままだとっ、またっ。  入院しなきゃ駄目なのかもって、思って……。  昔、身体弱かった時みたいに。  しばらく学校にも行けなくなっちゃうかもしれないって思って……。  ……だから、その前に会いたくて。  もし何かあっても後悔したくなくて、かけ、たの。      ごめんね……急に連絡して、巻き込んで……。  貴方はほんとは全然、関係ないのに。  こんな病気の話されても、意味、わかんないよね……。  ん?  あ……ちゅっ❤  ……え?  ぁっ……?  それって、貴方は私がこの病気に罹ってる事、最初から知っててここに来たって事?  ……え……⁉  ……ま、待って。  急に、凄い、全然知らなかった事を一気に教えてもらって、ちょっと混乱してる。  確認しながら、話してもいい?  つまり、ほんとは私って、今は病院で眠ってて。  ここは私の頭の中……と接続してる、治療用の仮想空間なのね?  目が覚めてからも、何か頭がふわふわしてて、変な感じだったのは、そういう事だったのね?  なるほどね……。  ……あのね。  実は、貴方との待ち合わせ場所で、急に具合が悪くなって、意識がなくなった所までは覚えてる。  ……でも、目が覚めたらここにいて。  記憶と今が、繋がってなくて。  けど、夢っていうには随分リアルすぎて。  だから訳がわからなくて、困ってたけど……これで状況がわかったわ。  教えてくれて、ありがとう。    それで……貴方は、私専属? の治療用AIの推測を聞いて。  その推測では、胸の病気の事については特に何も聞かなかった。という事でいい?  あぁ……なるほど。  『本人の口から直接聞き出すように』って言われたのね。  だから、さっきまでは知らなかった。  でも、倒れた理由は、精神的なものらしいっていうのは教えてもらってて……。  『もしかするとそこには、自分が関わってるんじゃないか』って、思って。  手伝ってくれる事にしたのね。  そうだったのね……。  もう……。  貴方が責任感じる事なんか、何もないのに。  貴方は巻き込まれた、だけなのに……。  ここまで、来てくれたのね。  ありがとう……。  っ……❤  何か……それ、優しすぎない……?  あるわよ、責任。  貴方にはないけど、私にはある。  『会いたい』なんて思ったせいで。こんなに私、迷惑かけたのに……。  ……ぁ❤  んっ……ちゅ❤ んっふ……ちゅ❤  ぷは……んっ❤  ……れるる……れうっ❤  れるるぅ……むちゅっ❤  ちゅっぷ、ちゅっぷ、ちゅっぷ、れれる……れれっ❤  んっふ……ふぅっ❤  ……うん。  うん……。  わかった。  ……もう『貴方には関係ない事』だなんて、二度と言わない。  ……そうだよね。  言わなきゃいけないのは『迷惑かけた』じゃ、なかったよね。  来てくれて、ありがとう……❤  ……あ、そうだったわね。  さっき、私が話を途中で遮っちゃってたんだ。  ありがとう。ここまではわかったわ。続きを教えて。  ……まだ何か、あるのよね?  ……ぁ⁉❤  そ、そういう事……⁉  だ、だから貴方、さっき『私の本当にしたい事』はなんなのかを探ろうとしてて。  『素直にそれをするのがいい』って言ったのね……⁉  そうか……そうか……そうなのね……?  そうだったの……ね……。  っ……。……っ……。  うううう〜……❤  すーっ……。  はー、すー、はー。  はー、すー。はぁ。  はーっ。すーっ。はぁぁぁ……。  ……わかった。  助けてって言ったのは私だし。  ……する。      私の、してみたい事。      ……貴方の指摘通り、私はその。  こういう。  ……っいやらしい事をしたいって欲求が……すごくあるんだと思う。  本当はその、凄く恥ずかしいし。  自分の問題に誰かを巻き込みたくなんてなかったけど……。  この……おっきい部屋? が仮想空間で。  ここで貴方と、私の、したい事をする事が治療なら。  私、ちゃんとそれをやる。  貴方がここに来てくれた以上は……『来てよかったなぁ』って、思ってもらえるようにしたいから……❤      ごめんね、治療っていうには、変すぎる感じになっちゃうと思うけど。  その……。  よろしくっ……お願いしますっ……❤  と、ところで。  これはとっても。とっ、ても大切な話なんだけど。  今の私達って、その。  お医者さんとかに、見、見られちゃってるのかなぁ……⁉    この部屋って、見れば見る程、凄く凄く妙よね。  広い部屋におっきいベッドがぽつんって真ん中に一つだけあって。  壁は、貴方が入ってきた入り口側以外、全部ガラス張りで。  高さは……すごく高い所に建ってる……設定なのかな?  すごい、街が見下ろせる感じ? の作りじゃない。  ……これって、この部屋で起きた事は❤  全部どこかで見られてるから、こういうスケスケのデザインって事なのかなぁ……⁉  どう、思う?  ……そうなの?  そ、その『違う』って思う根拠は?  なるほど……。  まぁ……それは、確かに?  もしAIがこの部屋を事前に見られるなら、治療目的で入る貴方には、あらかじめどういう構造なのかとか、私はどこにいるのかとか、説明しててもおかしくないものね。  ふむふむ。  ふむふむ……ふむ?  そう……よね。多分秘密は……守られるわよね……。  見られない……わよね? 大丈夫よね?  うん。そんな気がしてきた。  ……ぁ……⁉❤  ぅぁ……。  くぅぅっ……。  そ、そうよ……?❤  今っ、私は。『誰にも見られないなら、安心して色々できる』って、思ってた……❤  治療はちゃんと、頑張る。  私のしたい事……私もちゃんと分かってないかもしれないから。  貴方にも探してもらいながら、見つける。  だから……。  ちゅ❤  私の事、好きに、してみて?