お兄様、耳かきのお時間ですわ〜自称クールな妹執事〜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック1:お兄様、いい朝ですね。それでは今日も頑張りましょう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;タイトルコール ;ボイス位置:3 囁き声で 【真姫亜(まきあ)】 「……兄様……お兄様……」 【真姫亜】 「起きてくださいお兄様、かわいくて愛しい妹執事が起こしにきましたわよ」 【真姫亜】 「あっ、やーっとお目覚めに……あっこらこら、二度寝しようとしないでくださいませ」 【真姫亜】 「私はメイドのように甘くはありませんわよ。なにせ、執事ですもの」 【真姫亜】 「たとえ血のつながったお兄様だとしても、血も涙もなく執行いたしますわ」 【真姫亜】 「執事の秘技、布団剥ぎっ」 ;SE:かけ布団をはぎ取られる音 ばさぁっ 【真姫亜】 「うふふ……。寒そうですわねお兄様」 【真姫亜】 「よろしければ私が温めて差し上げましょうか?」 ;SE:真姫亜が隣に横たわる音(ベッド) ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「お・に・い・さ・まっ」 【真姫亜】 「ほら、すぐに真姫亜を抱きしめて温まってくれていいんですのよ」 【真姫亜】 「私は温かいですわよー、ほらほらー」 【真姫亜】 「ちょっとだけ、ねっ。ちょっとだけぎゅーっていたしましょう」 【真姫亜】 「今日こそはしてもらいますわ」 【真姫亜】 「こないなら、こっちからいくしかありませんわね……」 ;SE:抱きしめられる音 ;ボイス位置:3 密着して 【真姫亜】 「んーーーっ」 【真姫亜】 「えへへ、お兄様はぽかぽかしていてあたたかいですわぁ……」 【真姫亜】 「はっ……!」 【真姫亜】 「今の私はクールな妹ではなくクールな執事でしたわ」 【真姫亜】 「公私はちゃんと分けないといけませんわね」 【真姫亜】 「でも、あと5秒だけ……」 ;ボイス位置:3 すごくゆっくりめにお願いします 【真姫亜】 「ごーーー……よーーーん……さーーーん……にーーーい……いーーーち」 ;ボイス位置:3 普通の会話 【真姫亜】 「んーーー……よし。充電完了です」 【真姫亜】 「さ、お兄様起き上がってくださいませ」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「今日もいっぱいご奉仕いたしますわ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2:お兄様の歯磨きをいたしますわね ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「では朝の始まりに、お兄様の歯磨きをいたしますわね」 【真姫亜】 「はい、お口をあーんしてください」 【真姫亜】 「うふふ。昨日歯磨きをした後、何も食べなかったみたいですね」 【真姫亜】 「ちゃんと綺麗なままですわ」 【真姫亜】 「ですが、目には見えなくても寝ている間に雑菌は溜まっていくもの。きちんと私がお兄様の口をお清めいたします」 【真姫亜】 「では、こちらのお水をどうぞ」 【真姫亜】 「(口をゆすぐ間を置いて)はい、素晴らしいです」 【真姫亜】 「それではお口を磨いていきますね」 ;SE:歯磨きの音 左下 噛む部分 ;ボイス位置:2 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「うふふ。このようにしてお兄様のお世話が出来るようになる日が来るとは思ってもみませんでしたわ」 【真姫亜】 「お兄様が私と同じ年齢の時、同じように社会勉強で違う家の執事をされていましたけど」 【真姫亜】 「だから私も別の家に行くのものだと思っておりました」 【真姫亜】 「ですが、ご奉仕の相手がお兄様で、安心しましたわ」 【真姫亜】 「あっ、別に他意はありませんのよ」 【真姫亜】 「お兄様の執事として社会勉強する方が身に着くと思っただけですから」 【真姫亜】 「お父様もお母様も、よく分かって下さっているみたいでありがたい限りです」 【真姫亜】 「……あれ? もしかして……お父様お母様は私の気持ちに気づいて……?」 【真姫亜】 「いえ、いいえ。なんでもありませんわ、お兄様」 【真姫亜】 「父や母には敵わないなと再認識しただけです」 ;SE:歯を磨く音 右下 噛む部分 ;ボイス位置:8 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「しかしまあ、年頃になったら社会勉強として執事をしなくちゃいけないなんて……変わったしきたりですよね」 【真姫亜】 「上に立つ者として、執事やメイドへの感謝の気持ちを忘れないように、というのがお母様の口癖ですからね」 ;ボイス位置:8 囁き 【真姫亜】 「ここだけの話ですけど、お母様も昔はお父様の執事だったらしいですよ」 ;ボイス位置:8 【真姫亜】 「メイドと恋愛結婚という話はたまに聞きますが、女性の執事と恋愛結婚は中々珍しいですよね」 【真姫亜】 「もしかしたらお父様とお母様が一番最初かもしれませんね」 【真姫亜】 「あら、私ったらお話に夢中になってしまいましたわ」 【真姫亜】 「改めて、歯を磨かせて頂きますわね」 ;SE:歯を磨く音 右上 噛む部分 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、私に歯を磨かれるのはもう慣れましたか?」 【真姫亜】 「執事を初めた当初は私も結構恥ずかしかったんですけど、今は結構慣れて来ました」 【真姫亜】 「むしろ、今は恥ずかしさよりも楽しさが上回っていますわ」 【真姫亜】 「しかし……そろそろお勤めも終了なんですわよね」 【真姫亜】 「この生活にも慣れてきただけあって、なんだか名残惜しいですわ」 【真姫亜】 「執事やメイドに身の回りの世話をしてもらう自堕落な生活も悪くないのですけどね」 ;SE:歯を磨く音 左上 噛む部分 ;ボイス位置:2 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「それにしても、お兄様の歯は今日も綺麗ですわね」 【真姫亜】 「まあ、この私が磨いているからなんですけども! おっほっほ〜」 【真姫亜】 「お兄様、真姫亜が執事じゃなくなっても大丈夫ですか?」 【真姫亜】 「ちゃんと歯を自分で磨く日々に戻れますの?」 【真姫亜】 「もし、お兄様が望むなら……」 ;ボイス位置:2 小声で 【真姫亜】 「このままずっと、私が……」 ;ボイス位置:2 通常 【真姫亜】 「いっ、いえ、なんでもありませんわ」 【真姫亜】 「さっ、次は歯の裏側を磨きますわよ」 【真姫亜】 「少しお口をリフレッシュいたしましょうか」 【真姫亜】 「こちらお水になりますわ」 【真姫亜】 「(間を置いて)はい、では続けていきましょう」 【真姫亜】 「もう少しお口を大きく開けてくださいませ」 ;SE:歯を磨く音 左歯の裏 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様いかがですか?」 【真姫亜】 「真姫亜の歯磨き、自分で言うのはなんですが……上達いたしましたわよね?」 【真姫亜】 「最初は強めにやりすぎてしまいまして……その節は大変申し訳ありませんでした」 【真姫亜】 「おかげさまで、今はしっかりとお兄様の歯を磨けております」 【真姫亜】 「真姫亜の技をご堪能下さいね」 ;SE:歯を磨く音 前歯の裏 ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様がお年頃になってからはお世話係の方ではなく、ご自分でお磨きになられていますけど」 【真姫亜】 「お兄様の歯って本当に白いですよね」 【真姫亜】 「私は今も自分の専属メイドに歯を磨いて頂いていますが、何かコツなどはあるのでしょうか?」 【真姫亜】 「人の歯を磨くのはお兄様で上達いたしましたが、自分で磨くのではまた違った感覚になりますでしょうし……」 【真姫亜】 「もし、よろしければ……今度お兄様に手取り足取り教えて頂けますと嬉しいです」 【真姫亜】 「ぜひ、考えておいて頂けますと……。よろしくお願いいたします」 ;SE:歯を磨く音 右歯の裏 ;ボイス位置:8 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、そろそろ歯の裏側は終わりますよ」 【真姫亜】 「お口を開けていらっしゃるのも疲れてまいりましたでしょう」 【真姫亜】 「もう少しの辛抱です」 ;ボイス位置:8 囁き 【真姫亜】 「がんばれっ、がんばれっ、お兄様っ」 【真姫亜】 「える・おー・ぶい……はっ」 ;ボイス位置:8 通常 【真姫亜】 「今のは気のせいです。幻聴です」 【真姫亜】 「えっ、何か聞こえましたかお兄様?」 【真姫亜】 「何も聞こえませんでしたわよね?」 ;ボイス位置:8 早口 【真姫亜】 「はいというわけでお口を閉じてくださいねっ。表側を磨いてまいりますわっ」 【真姫亜】 「お口をいーってしてくださいね」 ;SE:歯を磨く音 右歯の表 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし……」 【真姫亜】 「今度は反対側をお磨きしますわね」 ;SE:歯を磨く音 左歯の表 ;ボイス位置:2 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お次は前歯に取り掛かりますわ」 【真姫亜】 「前歯は綺麗であれば綺麗であるほど好感度が高くなります」 【真姫亜】 「この真姫亜が、お兄様の前歯をぴかぴかにして差し上げますわ」 ;SE:歯を磨く音 前歯の表 ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「(一分半ほど息遣い)」 【真姫亜】 「さて、それでは仕上げに歯の間も磨いていきましょうか」 【真姫亜】 「今回使うタフトブラシは新品に変えたので、毛先が鋭くなっております。痛かったら言ってくださいませ」 【真姫亜】 「では、いきますよ」 ;SE:タフトブラシで歯の間一本一本を磨く音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「昨晩もきちんと磨きましたからちゃんと綺麗なままですが」 【真姫亜】 「何事にも、もしもは存在いたしますからね」 【真姫亜】 「念には念を入れて磨くに限りますわ」 【真姫亜】 「ですので、もう少し念入りにやりますわね」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「はい、これで全部の歯を磨き終えましたわ」 【真姫亜】 「こちらのお水をお使いくださいませ」 【真姫亜】 「(間を置いて)歯磨きはこれにておしまいです」 【真姫亜】 「お兄様、お疲れさまでした」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3:お兄様、スタイリングをいたしますわ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「お兄様、歯を磨いている間に髪の毛が少し乱れているのを確認しましたので」 【真姫亜】 「私がスタイリングをいたしますわ」 【真姫亜】 「こちらの椅子にお掛けになってください」 ;SE:椅子に座る音 ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「では始めますわね」 ;SE:まんべんなく吹きかける霧吹きの音 【真姫亜】 「うふふ。やはりお兄様は濡れると格好良さが際立ちますわね」 【真姫亜】 「雨の日は髪が濡れぬように注意しませんと」 【真姫亜】 「他の方に惚れられでもしたら大変ですからね」 【真姫亜】 「お兄様にフィアンセはおりませんが、いずれはこの家を継がれる方」 【真姫亜】 「もしもがあってはなりませんから」 【真姫亜】 「よし、このくらいですね」 【真姫亜】 「クシで髪を整えてまいりますね」 ;SE:クシで髪を梳かす音 ;ボイス位置:6 【真姫亜】 「うふふ。人の髪をとかすのってとても楽しいですわ」 【真姫亜】 「家が家で無ければ美容師になるのも良いかもしれませんね」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「ん……どうしても、立ってしまう髪の毛がありますわね」 【真姫亜】 「枝毛も少しありますし、切っていきましょうか」 ;SE:髪の毛を切る音 ;ボイス位置:6→5→4に移動しながら 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:4 小声 【真姫亜】 「あっ……少しバランスが……」 ;ボイス位置:4 通常 【真姫亜】 「いっ、いえなんでもありませんわ……!」 【真姫亜】 「お兄様、今の髪型になって久しいですし、少しイメージチェンジいたしましょうか」 【真姫亜】 「大丈夫です。真姫亜を信じてくださいませ、お兄様」 ;ボイス位置:4→5→6に移動しながら 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「よし、こんなところですわね」 【真姫亜】 「いつも格好いいお兄様ですけど、本日はより一層格好いいですわ」 【真姫亜】 「私、頑張りました。えへん」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック4:お兄様、朝食を召し上がれ! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「さて、朝の準備も終わりましたし、朝食にいたしましょうか」 【真姫亜】 「お兄様、こちらへどうぞ」 ;SE:椅子に座る音 【真姫亜】 「私もお隣に……失礼いたしますね」 ;SE:椅子に座る音 ;ボイス位置:2 【真姫亜】 「本日の朝食は、サクサクのクロワッサンに、サラミやチーズ、野菜、ジャムなどを添えてお召し上がり頂けるようになっております」 【真姫亜】 「では私が直接食べさせて差し上げますね」 【真姫亜】 「まずはチーズと一緒にいただきましょうか」 【真姫亜】 「お兄様、はい、あーん」 ;SE:クロワッサンを食べる音 【真姫亜】 「うふふ。お兄様、美味しいですか?」 【真姫亜】 「クロワッサンはシェフが腕によりをかけて作りました」 【真姫亜】 「私も少しお手伝いさせていただいたのですが……パンを作るのってとても難しいですわ……」 【真姫亜】 「作っている途中のパンって生地がまとまってくるまで、すごく手にくっつきますの」 【真姫亜】 「生地がまとまった後も発酵して、またこねて、また発酵して……ものすごく手間と時間がかかって……」 【真姫亜】 「パン屋さんの朝は早いと申しますけど、その理由がよく分かりましたわ」 【真姫亜】 「パンを焼く時もすごいんですのよ」 【真姫亜】 「やはり手作りですから、色々な形にしたいじゃありませんか」 【真姫亜】 「巷(ちまた)で流行りのキャラクターとか、お星さまとか、色々な形にして、卵黄を塗って焼くのですけど」 【真姫亜】 「パンって焼く際にも、どんどんどんどん膨らんでいくんです」 【真姫亜】 「それでおにっ……こほん。私の好きなキャラクターの顔を模したパンを作ったら……」 【真姫亜】 「それこそどんどんどんどん膨らんでいってしまいまして……」 【真姫亜】 「まんまるとした形になってしまいました」 【真姫亜】 「……いつか、お兄様に振る舞えるように精進してまいりますので、期待して待っていてくださいね」 ;SE:クロワッサンを食べる音 【真姫亜】 「そうそう。実はこのチーズ、この間の休日にお兄様と一緒にお買い物に行ったときに購入したチーズなんですよ」 【真姫亜】 「友人達の話すデパ地下なるものに生まれて初めて行きましたけど、色々なスイーツなどがあって夢のようでした」 【真姫亜】 「お買い物、楽しかったですわね。また是非行きましょうね、お兄様」 【真姫亜】 「さて、もう少し塩っけが欲しいですよね」 【真姫亜】 「お任せください」 ;SE:クロワッサンをナイフで切る音 【真姫亜】 「クロワッサンを切って、サンドイッチにいたしましょう」 【真姫亜】 「バターを薄く塗って、サラダと薄く切ったサラミを挟んで……ぎゅっぎゅっ」 【真姫亜】 「愛情もしっかり込めますね……ぎゅううううう」 【真姫亜】 「はい、あーんしてくださいお兄様」 ;SE:サンドイッチを食べる音 【真姫亜】 「いかがですか? お口に合うと良いのですが」 【真姫亜】 「コーンポタージュスープもございますよ」 【真姫亜】 「よろしければこちらもどうぞ」 【真姫亜】 「少しアツアツですから、火傷しないように真姫亜がお冷ましいたしますね」 【真姫亜】 「ふーっ……ふーっ……」 【真姫亜】 「はい、召し上がれ」 【真姫亜】 「(間を置いて)美味しいですか? やはりパンを食べている時はスープですわよね」 【真姫亜】 「ジャムの場合は紅茶ですけど、もちろん抜かりなく準備しておりますのでご安心ください」 【真姫亜】 「そろそろジャムを添えたクロワッサンにいたしますか?」 ;SE:パンを切る音 【真姫亜】 「どのジャムにいたしましょうか」 【真姫亜】 「私の本日のおすすめはイチゴジャムです」 【真姫亜】 「こちらのジャムはですね、なんとイチゴの果肉がごろっと入っておりまして……食べるとじゅわぁってイチゴの甘さや酸味が広がってくるんです」 ;SE:ジャムを塗る音 【真姫亜】 「ほら、召し上がってみてください」 ;SE:クロワッサンを食べる音 【真姫亜】 「ね? 美味しいでしょう?」 【真姫亜】 「クロワッサンのほのかな甘みは、サラミにもチーズにもジャムにもマリアージュして素晴らしいですわね」 【真姫亜】 「マリアージュはフランス語で結婚という意味なんですって」 【真姫亜】 「相性の良い食べ合わせは結婚のようだ、という意味なんでしょうかね」 【真姫亜】 「クロワッサンの場合は多重婚になってしまいますわね。うふふ」 【真姫亜】 「そういえば、フランスではジャムをたっぷり塗ったバゲットをホットチョコレートにつけて召し上がられたりするらしいですわ」 【真姫亜】 「今日は用意がございませんけど、お兄様が興味ありましたらご用意いたしますので、いつでもお申し付けくださいませ」 ;SE:紅茶を静かに置く音 【真姫亜】 「お兄様、こちら食後の紅茶となっております」 【真姫亜】 「先ほどのジャムを添えて、ロシアンティースタイルというのはいかがですか?」 【真姫亜】 「ロシアンティーの由来を調べてみたのですけど、昔は砂糖が少なくてその代わりに砂糖を使わないジャムを舐めながら飲んだのが由来だそうですわ」 【真姫亜】 「実際のロシアではウォッカを混ぜてお飲みになられたりするのだとか」 【真姫亜】 「私は未成年なので本場の味を楽しめるのはまだまだ先ですわね……」 ;SE:椅子から立ち上がる音 ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「さてと……私は後片付けをしてまいりますので、お兄様はその間ごゆっくりとおくつろぎくださいませ」 【真姫亜】 「では、失礼いたします」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック5:お兄様、一緒に勉強いたしましょう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:9 【真姫亜】 「お兄様、こちらに来ていただけますか?」 【真姫亜】 「はい、書斎です。一緒に勉強いたしましょう」 ;SE:二人の足音、数歩分 ;SE:書斎のテーブルにつく音 ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「学校の課題が溜まっていらっしゃいますよね」 【真姫亜】 「私はお兄様の課題を見て教えたりは出来ませんが、きちんとやっているか監視は出来ますので」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「お兄様……真姫亜はずっと、お兄様を見ておりますよ……」 ;ボイス位置:3 隣で 【真姫亜】 「では、私も宿題をしますので、一緒に頑張りましょうね」 ;SE:ノートにシャーペンを走らせていく音 【真姫亜】 「(一分ほど考えたりする息遣い)」 【真姫亜】 「ふぅ……国語の課題はこんなところでしょうか」 【真姫亜】 「数学の教科書は……よし、ありました」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「答え合わせをしないと、ですわね……」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし! 全問正解、完璧ですわ」 【真姫亜】 「あっ、すみません思わず声に出てしまいました」 【真姫亜】 「図が出てくる数学の問題には苦手意識がありますの」 【真姫亜】 「それで、全問正解していたのが嬉しくて……」 【真姫亜】 「数学って一次関数や連立方程式で急に難しくなりますわよね」 【真姫亜】 「でもお兄様、真姫亜……負けません」 【真姫亜】 「ですので、真姫亜を見守っていてくださいね、お兄様」 【真姫亜】 「ちなみに、残りの宿題は得意科目ですのでご安心くださいお兄様」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし……これで今週出ている宿題はあと一つですわね」 【真姫亜】 「お兄様もあと一科目だけでございますか?」 【真姫亜】 「では一緒に頑張りましょう」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「宿題、完了いたしました。お兄様とぴったりのタイミングみたいですね」 【真姫亜】 「ではお片付けしてから……」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「ご褒美の時間にいたしましょうか」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック6:お兄様、耳かきの時間ですわ(右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「はい、お兄様。真姫亜の膝に頭をお乗せ下さい」 ;SE:頭を膝枕に預ける音 ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「うふふ。では本日も耳かきをしてまいりましょうか」 【真姫亜】 「いきますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「まずは外側をくるくる……くーるくる」 【真姫亜】 「初めての時は大変でしたわね」 【真姫亜】 「あの時と比べていかがです? この耳かきさばき」 【真姫亜】 「もはやプロと言っても差し支えはありませんわ」 【真姫亜】 「ですので真姫亜の耳かきをゆったりとご堪能下さいね、お兄様」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、外側をカリカリされるのはお好きですか?」 【真姫亜】 「真姫亜はお兄様のお耳をカリカリするのが楽しくて仕方ありませんわ」 【真姫亜】 「なのでもう少しだけカリカリさせて頂きますわね」 【真姫亜】 「ツボ押しなどもしちゃいましょうか」 【真姫亜】 「最近やっと耳の全てのツボを覚えたんですの」 ;SE:耳をなぞる音 【真姫亜】 「ここからここが鎖骨から肩、肘、腕、指のツボ」 ;SE:耳をつつく音 【真姫亜】 「こちらがお口の中心、上の方に行くと頭」 【真姫亜】 「腰……そこから右にずらすと内臓となっております」 【真姫亜】 「お兄様はよく座られていますから、腰や内臓のツボを中心に刺激いたしますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし、耳のツボを刺激するのはこのくらいにしておきましょうか」 【真姫亜】 「ツボは強く押したり、刺激しすぎるのは身体に毒でございますからね」 【真姫亜】 「ではだんだんと内側を耳かきしてまいりますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「おかゆいところはございませんか?」 【真姫亜】 「私の左手は空いておりますから、いつでも対応可能でございますよ」 【真姫亜】 「かゆいところが無いなら……そうですわね」 ;SE:頭を撫でる音 【真姫亜】 「頭をなでなでとしながら耳かきをいたしますわ」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様のお顔、とろとろととろけてまいりましたわね」 【真姫亜】 「普段のキリッとしたお兄様のお顔も好きですが」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「とろけにとろけたお兄様のお顔はもっと好きですわ」 【真姫亜】 「あっ勘違いしないでくださいね、家族として、そう家族としての好きという意味ですから」 【真姫亜】 「私とお兄様は血のつながった家族にございますから」 【真姫亜】 「法律上、結婚相手にはなれませんが、他人では決してなりえない繋がりです」 【真姫亜】 「これからも、この縁を大事にしてまいりましょうね、お兄様」 【真姫亜】 「では、もっととろとろになって頂けるようになでなでと耳かきを続けていきますわ」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「ふう……」 【真姫亜】 「では、お耳の奥の方をかいて参りましょうか」 【真姫亜】 「集中いたしますので、なでなでは一旦止めますわね」 【真姫亜】 「いきますわ……」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:3 耳に近づいて覗きながら 【真姫亜】 「よし……あとは細かいものが残っているのみですわね……」 【真姫亜】 「では息を吹きかけて飛ばしてまいりましょうか」 【真姫亜】 「お兄様、覚悟はよろしいですか?」 【真姫亜】 「いきますわよ……すぅぅ」 【真姫亜】 「ふーーーっ、ふっふっ、ふーーーっ」 【真姫亜】 「うふふ。お兄様、耳を吹かれるのにはまだ慣れませんか?」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「吹きかけるたびにビクビク動いてなんだか可愛らしいですわ」 【真姫亜】 「まだ全部飛んでおりませんから、もう少し……じっくりと耳を吹いていきますわね」 【真姫亜】 「ふーーーーーっ、ふーーーーーっ」 【真姫亜】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 【真姫亜】 「ふーっ……ふーっ……ふっ」 【真姫亜】 「ふう……これで完璧にこちら側の耳垢は取れましたわね」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック7:お兄様、反対側の耳かきもいたしますわね(左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「では反対側のお耳をお掃除いたしましょうか」 【真姫亜】 「そのまま頭を動かしてくださいませ」 ;SE:頭を動かす音 ;ボイス位置:7 【真姫亜】 「ん、少し汗ばんでいらっしゃいますわね」 【真姫亜】 「ハンカチでお拭きいたしますわね」 ;SE:顔の汗をハンカチで拭いていく音 【真姫亜】 「あ、お兄様、他の方にハンカチやタオルを貸して頂いたりするかもしれませんがお気をつけてくださいね」 【真姫亜】 「タオルに自分の使っている香水を少し吹きかけて印象付けてくる女性もいらっしゃると聞いております」 【真姫亜】 「決していい香りだからと言って、惑わされませんように」 ;ボイス位置:7 小声で独り言 【真姫亜】 「まあ実は、真姫亜もこっそりと愛用している香水をこのハンカチに……」 ;ボイス位置:7 通常 【真姫亜】 「ふふっ。なんでもありませんわ。お兄様」 【真姫亜】 「お兄様のじっとりとした汗もぬぐえたわけですし」 【真姫亜】 「耳かきと参りましょうか」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「こちらの耳は蒸れて少し刺激に敏感になっておりますから、ゆっくりとカリカリしております」 【真姫亜】 「もう少し奥側もカリカリしてまいりますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、こちらもそろそろ頭をなでなでしながら耳かきいたしましょうか」 ;SE:頭を撫でる音 【真姫亜】 「うふふ。存分にとろけていってくださいね」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「気持ちいいですか? お兄様?」 【真姫亜】 「耳かきもなでなでもこちらは先ほどよりゆっくりとやっていますから、だんだん眠くなってまいりませんか?」 ;ボイス位置:7 囁き 【真姫亜】 「眠ければいつでも真姫亜のお膝で眠って頂いて大丈夫ですからね、お兄様」 【真姫亜】 「ごゆっくりお休みください、お兄様」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:7 小声で 【真姫亜】 「お兄様、もうお眠りになっておられますか……?」 【真姫亜】 「真姫亜の膝で良い夢をご覧になって頂けると嬉しいです」 【真姫亜】 「お兄様はどんな夢をご覧になられるのでしょう」 【真姫亜】 「夢って不思議ですわよね」 【真姫亜】 「あまりにも現実的な夢を見たり、とても幻想的な夢を見たり」 【真姫亜】 「自分の脳が見せているというのですから、自分の思わぬ一面を見つけた気分にもなります」 【真姫亜】 「本当に自分が見ている夢なのかって疑いたくなるような夢を見たりもしますよね」 【真姫亜】 「現実的な夢ですと、学校に行って授業を受ける夢とか……」 【真姫亜】 「あれを見た後に学校に行くのは、10時間近く学校に行った気分になって正直ハードでしたわ……」 【真姫亜】 「変わった夢ですと、異世界に召喚されて聖女と呼ばれ世界を救ったりいたしましたわ……」 【真姫亜】 「体感時間で半年くらいの大冒険でございました……」 【真姫亜】 「あの夢は、楽しかったですけど家が恋しくて仕方がありませんでしたわね」 【真姫亜】 「まあ、目覚めたら一日しか経っていなかったのですけど」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし、こちら側も耳の奥側へ参りますわね」 【真姫亜】 「すぅー……はぁぁ……」 【真姫亜】 「いざ」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「ふぅ……なんとか大きな耳垢が取れましたわ」 【真姫亜】 「残るはささやかな耳垢だけでございますね」 【真姫亜】 「では再び息を吹きかけて、飛ばしていくといたしましょうか」 【真姫亜】 「いきますわ」 【真姫亜】 「ふーーー……ふーーー……ふっ、ふっ」 【真姫亜】 「(一分ほどやさしめに耳吹き)」 【真姫亜】 「終わりましたわ、お兄様」 【真姫亜】 「ですが、このまましばらくゆっくりといたしましょう」 【真姫亜】 「本日は休日でございますから」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック8:お兄様、お背中お流ししますね ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:お風呂場の音(かぽんといったもの 大きな浴場の想定) ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「ではお兄様、お背中お流ししますね」 ;SE:シャワーを出す音 ;SE:シャワーで頭を洗い流す音 【真姫亜】 「お兄様、熱くはありませんか?」 【真姫亜】 「我慢は身体に毒でございますから、すぐに仰ってくださいませ」 【真姫亜】 「では、頭を洗ってまいりますわ」 ;SE:炭酸シャンプーを手で泡立てていく音 【真姫亜】 「ふふ。シャンプーがパチパチしておりますでしょう?」 【真姫亜】 「こちら、炭酸シャンプーと申しまして……血行促進を始めとしたさまざまな効果がありますの」 【真姫亜】 「少しだけ刺激的ですが、じきに良くなりますのでご安心ください」 【真姫亜】 「では、お兄様の頭をパチパチいたしますわね」 ;SE:頭を炭酸シャンプーで洗っていく音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:4 【真姫亜】 「うふふ。頭が泡だらけのお兄様は可愛らしいですわね。しかも頭からパチパチと音が鳴っておりますと、子供っぽくてさらに可愛らしく見えてしまいますわ」 【真姫亜】 「頭がだんだんぽかぽかしてまいりましたでしょう?」 【真姫亜】 「今度はこのまま頭をマッサージいたしましょうか」 ;SE:頭を揉むように洗っていく音 ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「さて、マッサージもこのくらいで……」 【真姫亜】 「名残惜しいですが、シャンプーを洗い流してまいりましょうか」 ;SE:シャワーで頭を洗い流していく音 【真姫亜】 「お次は身体を洗ってまいります」 ;SE:ボディソープをボディタオルで泡立てていく音 【真姫亜】 「では、いきますわよ」 ;SE:背中を泡まみれのボディタオルで擦っていく音 ;ボイス位置:6 【真姫亜】 「ごし、ごし……ごし、ごし」 【真姫亜】 「お兄様の背中、今日も硬いですわね」 【真姫亜】 「真姫亜がじっくりもみほぐして差し上げます」 【真姫亜】 「うんしょ……うんしょっ」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「うふふ。いい感じに背中が柔らかくなってまいりましたわね」 【真姫亜】 「お兄様、肩も凝っておりませんか?」 【真姫亜】 「お兄様が前を洗っている間に、私が肩を揉んで差し上げますわ」 ;SE:肩を揉む音 【真姫亜】 「んっ……んっ」 【真姫亜】 「お兄様、本当に肩がカッチカチですわね……」 【真姫亜】 「肩が凝った時は真姫亜に仰って下さいまし、言って頂ければいつでも肩をもみほぐして差し上げますので」 ;ボイス位置:5 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし、こんなところですわね」 【真姫亜】 「ではシャワーで洗い流しますわ」 ;SE:シャワーで体を洗い流していく音 【真姫亜】 「綺麗になりましたわね、お兄様」 【真姫亜】 「では真姫亜は先に上がっておりますわ」 【真姫亜】 「ごゆっくりどうぞ、お兄様」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック9:お兄様、耳のオイルマッサージをいたしますわ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:9 【真姫亜】 「お兄様、お待ちしておりましたわ」 【真姫亜】 「ではお風呂上がりのケアを始めましょう」 【真姫亜】 「本日は耳のオイルマッサージをいたしますわ」 【真姫亜】 「私の膝へ上向きに頭をお乗せ下さいませ」 【真姫亜】 「うつ伏せでも大丈夫なのですが、お兄様のお顔を見ながらしたいのですわ」 ;SE:膝枕する音 【真姫亜】 「では、始めますわね」 ;SE:手にオイルを垂らしていく音 【真姫亜】 「最初は右耳からやっていきますわね」 【真姫亜】 「何かありましたらお申し付けくださいませ」 ;SE:右耳にオイルのついた指が入ってくる音 ;SE:右耳をマッサージしていく音 ;ボイス位置:8 【真姫亜】 「うふふ、気持ちいいですか? お兄様」 【真姫亜】 「まさかお兄様が耳のオイルマッサージをされていないなんて思ってもおりませんでしたわ」 【真姫亜】 「私は10年ほど前からメイドにやってもらっておりましたので……この家の者は全員やっているものだと思っていましたわ」 【真姫亜】 「お兄様もお気に入りのご様子ですし、私が執事で無くなってもお兄様のお耳をマッサージして差し上げますわね」 【真姫亜】 「ですから、お兄様のメイドに頼んだりしてはいけませんわよ、絶対にいけませんからね」 【真姫亜】 「ではもう少しオイルをなじませてまいりましょうか」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;SE:右耳から耳を抜いていく音 【真姫亜】 「はい、それでは反対側の耳もマッサージしていきますわね」 ;SE:左耳にオイルのついた指が入ってくる音 ;SE:左耳をマッサージしていく音 ;ボイス位置:2 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、かゆくなっていたりはいたしませんか?」 【真姫亜】 「お風呂上がりにマッサージをしていますから、血行がとてもよくなって、かゆくなったりすると思うのです」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「私がお兄様のかゆいところをカリカリいたしますから、いつでも仰ってくださいね」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;SE:左耳から指を抜いていく音 ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「ふぅ……どちらもいい頃合いですわね」 【真姫亜】 「ではそろそろ同時にお耳をマッサージしてまいりましょう」 【真姫亜】 「いきますわ」 ;SE:両耳に指が入ってくる音 ;SE:両耳をマッサージしていく音 【真姫亜】 「うふふ、この状態ですと声が聞き取りづらいですわよね」 【真姫亜】 「だから気持ち良さだけに集中してくださいませ」 ;ボイス位置:1 小声で 【真姫亜】 「こういう状態で無いとなかなか言えないですけど……」 ;ボイス位置:1 小声で 【真姫亜】 「私、お兄様にご奉仕出来て幸せです」 ;SE:手を止める ;ボイス位置:1 通常 【真姫亜】 「うふふ。なんでも無いですわ、続けますわね」 ;SE:再び両耳をマッサージしていく音 【真姫亜】 「(二分ほど息遣い)」 ;SE:耳から指を抜いていく音 【真姫亜】 「これで、よし。気持ちよかったですか?」 【真姫亜】 「私はお兄様の顔が色々な変化をしていくのを楽しませて頂きました」 【真姫亜】 「またやりましょうね、お兄様」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック10:お兄様、たまには妹に戻って添い寝しても、良いですか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:寝室の扉をノックする音 ;SE:扉を少し開く音 ;ボイス位置:10 【真姫亜】 「お兄様……起きていらっしゃいますか……?」 【真姫亜】 「失礼いたしますわ……」 【真姫亜】 「あのお兄様、お願いごとがあるのですが……聞いて頂いても構いませんでしょうか」 【真姫亜】 「あの……その……」 ;SE:右耳に近づく衣擦れ音 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「お兄様、たまには妹に戻って添い寝しても、良いですか?」 【真姫亜】 「最近はずっと執事としてお兄様のお世話をしてまいりましたけど」 【真姫亜】 「その……なんだかお兄様の横で眠るのが、恋しくなってしまいまして」 【真姫亜】 「いい? いいですか?」 【真姫亜】 「うふふ……嬉しいです」 【真姫亜】 「では、お隣失礼いたしますね」 ;SE:真姫亜がベッドに潜りこんでくる音 【真姫亜】 「朝になりましたら自分で起きてまた執事としてお兄様を起こしますのでご安心ください」 【真姫亜】 「あっ、お父様やお母様にはくれぐれも内緒でお願いいたしますわ」 【真姫亜】 「今夜だけ、今夜だけですから」 【真姫亜】 「お兄様、今日もお疲れ様でした」 【真姫亜】 「といっても本日おこなったのは、宿題のみですけどね」 【真姫亜】 「お兄様は、学業、習い事、交友関係と普段から色々とお忙しいですから」 【真姫亜】 「私も執事としてお兄様の傍にいますと、ひしひしとお兄様が大変な日々を過ごされているのが分かって」 【真姫亜】 「いつかお兄様を癒して差し上げたいと思っていたのですわ」 【真姫亜】 「今日はほぼ一日中耳かきやマッサージなどをさせて頂きましたけど、お兄様はいかがでしたか?」 【真姫亜】 「癒されて頂けましたかね?」 【真姫亜】 「お兄様はお優しいですから、どうあっても癒されたと仰って下さるのですけど」 【真姫亜】 「お兄様が心から癒されてくださいましたら幸いです」 【真姫亜】 「お兄様の幸せが真姫亜の幸せでございますから」 【真姫亜】 「あの、差し出がましいとは思うのですが、もう一つお願いを聞いて頂いても構いませんでしょうか?」 【真姫亜】 「お兄様の腕を枕にして、真姫亜は眠りたいのです」 【真姫亜】 「いい、ですか?」 ;SE:腕を布団から引っ張り出す音 ;SE:腕まくらに頭を乗せてくる音 【真姫亜】 「えへへ……お兄様の腕、温かくて気持ちいいです」 【真姫亜】 「おかげで素敵な夢が見られそうです、ありがとうございますお兄様」 【真姫亜】 「夢でも……夢でもし会えたら、妹としての真姫亜と執事としての真姫亜、どちらがいいですか?」 【真姫亜】 「まあ、まずはお兄様の夢に出られるように頑張らないといけませんけどね」 【真姫亜】 「んー……くぁぁ……」 【真姫亜】 「真姫亜もだんだん眠くなってまいりました」 【真姫亜】 「信頼できる人の傍だとやはりすぐに眠れますね」 【真姫亜】 「では、おやすみなさい、お兄様」 【真姫亜】 「(間を置いて)すー……すー……」 【真姫亜】 「(一分ほど寝息)」 【真姫亜】 「お兄様ぁ……大好きですよぉ……」 【真姫亜】 「(しばらく寝息)」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック11:おまけ。添い寝 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「(しばらく寝息)」 【真姫亜】 「すー……すー……うふふ、お兄様ぁ……真姫亜はもうお兄様を食べられませぇん……」 【真姫亜】 「はっ!?」 【真姫亜】 「ああ、夢でございましたか……」 【真姫亜】 「ん、もうこんなお時間なんですね」 【真姫亜】 「お兄様……お兄様……起きてください、お兄様」 【真姫亜】 「あっ、お目覚めになられましたか?」 【真姫亜】 「うふふ。おはようございます。お兄様」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック12:おまけ。耳かき(左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【真姫亜】 「では、本日も執事の業務をいたしますね、お兄様」 【真姫亜】 「今日は耳かきに集中しますので、基本的に話しかけずに行います」 【真姫亜】 「では、行きますよ」 ;SE:耳かきの音 浅め 【真姫亜】 「(二分ほど息遣い)」 ;SE:耳かきの音 中腹 【真姫亜】 「(三分ほど息遣い)」 ;SE:耳かきの音 深め 【真姫亜】 「(三分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし、耳かきはこのくらいですね」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック13:おまけ。耳ふーふー(左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【真姫亜】 「では、仕上げにお耳をふーふーいたしましょう」 ;ボイス位置:7 囁き 【真姫亜】 「本日は耳垢を飛ばすだけではなく、少しだけ長めに」 【真姫亜】 「お兄様、耳をふーふーされるのが最近お気に入りみたいですから、サービスして差し上げますわ」 【真姫亜】 「では吹きますわね」 【真姫亜】 「ふー、ふー」 【真姫亜】 「(一分ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「少し強めにしてみましょうか」 【真姫亜】 「ふーーーっ、ふーーーっ」 【真姫亜】 「(一分ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「今度は小刻みに」 【真姫亜】 「ふっふっふっふっふっふっふっ」 【真姫亜】 「(一分ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「なんだか楽しくなってまいりましたわ」 【真姫亜】 「お兄様、こんなのはいかがです?」 【真姫亜】 「ふっ、ふーーーっ、ふっ、ふーーーっ」 【真姫亜】 「(一分ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「はい、こちらのお耳のお掃除はこのくらいで完了でございますね」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック14:おまけ。耳かき(右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【真姫亜】 「では反対側のお耳もお掃除してまいりますわね」 【真姫亜】 「ごろんとしてくださいませ、お兄様」 ;SE:頭を動かす音 ;ボイス位置:7→3 【真姫亜】 「はい、ごろーん」 【真姫亜】 「うふふ。ごろんとしている時のお兄様も可愛らしいですわね」 【真姫亜】 「おっと失礼いたしましたわ」 【真姫亜】 「こちら側のお耳もちゃんと耳かきさせて頂きます」 【真姫亜】 「それでは、いきますね」 ;SE:耳かきの音 浅め 【真姫亜】 「(二分ほど息遣い)」 ;SE:耳かきの音 中腹 【真姫亜】 「(三分ほど息遣い)」 ;SE:耳かきの音 深め 【真姫亜】 「(三分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「はい、こちらもOKですわ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック15:おまけ。耳ふーふー(右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「では、こちらも仕上げに取り掛かるといたしましょう」 【真姫亜】 「まずは弱めに……」 【真姫亜】 「ふー……ふー……」 【真姫亜】 「(一分ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「今度は小刻みにしてみましょう。先ほどとはパターンを変えていきますわ」 【真姫亜】 「ふっふっふっふっふっふっ」 【真姫亜】 「(一分ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「お兄様はどの吹き方がお好みですか?」 【真姫亜】 「執事としては主の好みを知っておかなければいけませんので」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「恥ずかしがらずに教えてくださいますと嬉しいです。ふーーーっ」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「あっ、これですか? もうちょっとやりますね……ふーーーっ」 【真姫亜】 「ふーーーっ……このくらいの強さですね。よーく覚えました」 【真姫亜】 「では少し長めにやりますね」 【真姫亜】 「ふーーーっ、ふーーーっ、ふーーーっ」 【真姫亜】 「(一分半ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「うふふ。お兄様が嬉しそうですと、私も嬉しくなってまいりますね」 【真姫亜】 「今度は強弱をつけてやってみましょうか」 【真姫亜】 「真姫亜にお任せくださいませ」 【真姫亜】 「ふー、ふーーーっ、ふー、ふーーーっ」 【真姫亜】 「(一分ほど耳吹き)」 【真姫亜】 「ふぅ……」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「お兄様、いかがでございましたか?」 【真姫亜】 「耳掃除はこれにておしまいになりますけど、また必要でしたらいつでも仰ってくださいねっお兄様」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック16:おまけ。耳のオイルマッサージ(両耳) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「うふふ。ご奉仕は耳かきだけで終わりではありませんよお兄様」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「今日はこのまま、お耳のマッサージをいたしますわ」 ;SE:頭を動かす音(上に向ける) ;SE:オイルを取り出す音 ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「今日はこちらのオイルにいたします」 【真姫亜】 「こちらはじんじんと温かくなってくる成分が多く入っていまして、お風呂上がりでなくてもぽかぽかしてくるんです」 ;SE:オイルを手に垂らす音 ;SE:オイルを手に馴染ませる音 【真姫亜】 「お兄様に使うのは初めてですから、何か異常があったらお申し付けくださいね」 【真姫亜】 「では、いきますよ」 ;SE:指を左耳に入れていく音 ;ボイス位置:8 【真姫亜】 「最初は様子見で、控えめにいきますわね」 ;SE:左耳をマッサージする音 【真姫亜】 「(二分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、このオイルはいかがですか?」 【真姫亜】 「かゆくなったりはしておりませんか?」 ;SE:耳から指を抜く音 【真姫亜】 「んー……大丈夫そうですね」 【真姫亜】 「では反対側も馴染ませて参りましょう」 ;SE:右耳に指を入れる音 ;ボイス位置:2 【真姫亜】 「ゆっくりとマッサージしてまいりますよ」 ;SE:右耳のマッサージをする音 【真姫亜】 「(二分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様も耳のマッサージを好きになってくださったみたいで嬉しいです」 【真姫亜】 「あの、お兄様」 【真姫亜】 「もしよろしければ今度お兄様も一日だけ執事になって真姫亜の耳のマッサージをして頂いたりなんて……」 【真姫亜】 「あっ、いや、なんでもありません」 ;ボイス位置:2 小声 【真姫亜】 「はしたなくとろけた表情になってしまうのを忘れておりましたわ……」 【真姫亜】 「嫁入り前なのに、お兄様にはしたない姿をお見せするわけにもいきませんものね」 【真姫亜】 「でもお兄様は気にせずにとろとろした顔を見せて頂いて大丈夫ですよ」 【真姫亜】 「ここにはお兄様と真姫亜しかおりませんから」 ;SE:右耳から指を抜く音 ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「さて……右耳にもオイルを馴染ませましたが、違和感はございませんか?」 【真姫亜】 「ふーむ……」 ;ボイス位置:7 【真姫亜】 「左のお耳も」 ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「右のお耳も大丈夫そうですね」 ;ボイス位置:1 【真姫亜】 「ではお待ちかねの両耳のマッサージに取り掛かりますわね」 ;SE:両耳に指が入ってくる音 ;SE:両耳をマッサージする音 【真姫亜】 「(三分ほど息遣い)」 ;SE:手を止める 【真姫亜】 「お兄様、気持ちいいですか?」 【真姫亜】 「これまでゆっくりとマッサージをしてまいりましたから」 【真姫亜】 「今からは、少し激しめにしてみましょうか」 【真姫亜】 「では、参ります」 ;SE:両耳をマッサージする音(早め) 【真姫亜】 「お兄様が初めて見るような顔をされていらっしゃいますね……うふふ」 【真姫亜】 「お兄様のこんな表情を独り占め……至福の時間ですわ」 【真姫亜】 「(三分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「ふぅ……! 堪能いたしましたわ」 ;SE:指を両耳から抜く音 【真姫亜】 「お兄様、本日はここまでにしておきましょう」 【真姫亜】 「お疲れさまでした。またお耳をマッサージいたしましょうね」