牙原(きばわら):獣人の男性が色を売る遊郭。 吉原を模しており、規模は吉原より小さいものの、盛況。 当時、獣人に対する差別は今よりも広く、なかなか実入りの 良い仕事はなかったが、牙原で花魁になれば、それなりの地位 が約束された。 薔薇が名物。 大門(おおもん):牙原の入口にある門。 花魁(おいらん):牙原の男娼の最高位。 揚屋(あげや):男娼を呼んで遊ぶための店。 妓楼(ぎろう)・見世(みせ):男娼たちの所属する店。 花魁道中(おいらんどうちゅう):花魁が見世から客の元に、共のものを引き連れ牙原を歩くこと。「練る」と言う。 ほと:女性器のこと。 子宮(こつぼ):膣の奥のこと。 淫水(いんすい):愛液のこと。 魔羅(まら):男性器のこと。 鈴口(すずくち):亀頭の異称。