【トラック1】 どうぞ。入ってください。 はじめまして。 リアスと申します。 齢(とし)は18。 Gカップの巨乳と大きなお尻がチャームポイントです。 得意プレイは騎乗位とパイズリ、アナル舐め。 NGなし。自由に身体を使ってくれて構いませんし、どんな要望にも応じます。 もちろん、本番行為もOKです。 慣れていないようでしたら、私にお任せ頂いても―― ……あれ? 貴方は……? はぁ、ぁ、あぁ……。 まさか、こんなところで再会するなんてね……。 貴方――いや、元勇者のあんたと。 髪がボサボサで覇気がないから気づかなかった。 昔とは、まるで別人。勇者の面影なんて微塵もないね……? ……私も別人みたい? まぁ、そうかもね。 昔は敬虔(けいけん)なシスターだったから。 純粋無垢で、物腰柔らかな性格だったっけ。 いまはすっかりやさぐれて、神なんて信じていない。 激安風俗店で働いて、毎日何十人もの男に犯されている。 かつて、勇者パーティの一員だったなんて誰も信じないだろうね? でも、私が変わったのは、あんたのせいだから……。 そう。あんたのせい。 あんたが女魔王の誘惑に屈したせいで世界は滅んだんだから。 魔王軍との戦争に敗れた人類は、魔族に支配された。 日常は一変(いっぺん)。男は奴隷、女は慰み物として扱われたの。 捕縛(ほばく)を逃(のが)れた人々も、貧民街で身を潜めて暮らしてる。 そんな状況で正気(しょうき)を保っていられる人間なんて存在しない。 風俗堕ち程度で済んだ私はマシなほうなんだよ? なかには、魔物の孕み袋にされて精神が崩壊した子だって少なくないんだから。 全部あんたのせいで、こうなったんだよ? ……ふぅん? こうなるとは思わなかったんだ? 魔王の誘惑に屈したくらいで、世界が滅ぶとは思わなかったんだ? でも、事実滅んだ。 人類の希望である勇者のあんたが裏切ったせいで、人々は戦意を喪失したの。 何度でも言うよ。 ――世界が滅んだのは、あんたのせい。 なにもかもあんたが悪いんだ……。 はぁ……。 泣くくらいなら、裏切らなければ良かったのに……。 ほんと、サイテーだね……? ……なんか、冷めた。 今日はもう帰りなよ。 あんたになんか、大金を積まれてもご奉仕したくないから。 性欲を発散したいなら、次からは他の子を指名することを勧めるよ。 こんな場所で数年ぶりに再会するとは思わなかったけど。 もう会うこともないでしょ。 さようなら。 【トラック2】 どうぞ。入ってください。 ご指名ありがとうございます。 本日は50分コースでご予約ですね。 ご希望のプレイがあれば伝えて頂けると――って……。 はぁ……。 まさか、また来るとは思わなかった。 あんたも懲(こ)りないね? そんなに私とヤりたいんだ……? ……話し合いたい? 私はあんたなんかと話すことないですけど。 どーせ、自分は悪くないとか言い訳するだけでしょ? そんなの、あり得ないから。聞くだけ無駄。 世界が滅んだのはあんたのせい。 それは揺るぎない事実だからね。 ……なにか文句でもあるの? 魔王が男を狂わす美貌を持っていたから悪いとでも? それとも、自分一人が寝返ったくらいで総崩れになる人類が不甲斐(ふがい)ないと嘆くのかな? いずれにしても、見苦しい言い訳を聞く気はないよ。 あんたは黙っていて? ……あっ。待って。 帰るのはやめて? 実は、前にあんたを追い返したとき、店長にこっぴどく怒られたの。 まさか、元勇者が客として訪れたとか言えないでしょ? 適当な理由を見繕ったら、店の評判が落ちるって激昂(げっこう)されてね。 殴られすぎて、しばらく青あざが消えなかったんだよ? 風俗に来店するだけで幼馴染を苦しめるとか。 あんたって、存在するだけで迷惑だよね……? そういうわけで、前みたいにすぐ追い返すことはできないの。 誠に不服だけど、ね……。 はぁ……。 でも、なんもしないのも退屈……。 1時間近くもあんたと時間を潰さなきゃいけないなんて、最悪の罰だね……。 ほんと、サイアク……。 ……あっ。 そうだ。良いこと思いついた。 私が風俗堕ちした経緯を囁いてあげよっか? ……いやーね? 私はあんたに苦しんでほしいの。 あんたも魔王に捨てられて辛かったのかもしれないけど。 私が受けた仕打ちと比べたら児戯(じぎ)のようなもの。 とてもじゃないけど、全然足りない……。 だからね?私の苦痛を共有したいの。 あんたのせいで、私がどんな目に遭ったのか知ってもらう。 滅びゆく世界で、私が受けた凌辱の限りを知ってもらう。 そうしたら、流石のあんたでも罪悪感が芽生えるでしょ。 元仲間で幼馴染の私が、どれだけ酷い目に遭ったか聞けば、ね……? ……ふぅん? 聞きたくないんだ? そうやって、また逃げるんだね? 勇者の務めからも、私からも逃げて。 現実から目を逸らして、嫌なことには耳を塞ぐんだね? あんたのそういうとこ、ほんとに大嫌い……。 はぁ……。 やっと聞く気になった? じゃあ、ここ。ベッドに座って? いつまでも突っ立ってないで、こっちに来てよ? じゃあ、私が後ろにいくから。 じっとしてて? よいしょっと……。 ふぅ…。 あんたと密着しなきゃいけないなんて最悪……。 触れているだけでも怖気(おぞけ)が走るよ……。 でも、耳元で囁くためには仕方ないよね? あんたが耳を塞げないよう。一言一句聞き逃さないよう。 脳に直接擦り込むように、私が堕ちた経緯を囁いてあげるんだから。 覚悟しておいてねー? ……ん? なにドギマギしてんの? 絶世の美女の魔王のこと、飽きるほど抱いてきたんでしょ? いまさら私と密着したくらいで慌てないでよ。 ……えっ? 抱かせてくれなかった…? ずっと焦らされてキスすら……? ――ははっ。あははっ!あはははっ! 身体を餌に籠絡されたのに、ヤラせてもらえなかったなんて…。 あんたってほんと惨めだねー? 世界を滅ぼした意味ないじゃん。 まぁ、魔王が約束を守るなんて信じるほうが馬鹿だよね? 完全に自業自得。同情の余地はないよ。 まぁ、あんたが未だに童貞だと分かったところで。 そろそろ、本題に移ろっか。 世界が滅んだせいで、私がどんな目に遭ったのか。 幼馴染の私が墜ちるまでの過程を囁いてあげるね? まずは、そうだなぁ…。 世界が滅んだきっかけ。あんたが魔王の誘惑に屈して、裏切ったところから話そっか。 魔王に一騎打ちを挑んだはずのあんたが籠絡されたと知って、勇者パーティは離散。 精神的支柱だった勇者の裏切りに、世界は大混乱に陥ったんだ。 でも、私は信じられなかった。 慕っていた勇者様が裏切るなんて、絶対にありえない。 当時の私は、そう過信していたんだ…。 だから、単身で魔王城に乗り込んだの。 魔族が流した嘘だと証明するために、ね。 当然、あっけなく捕まったよ? 勇者パーティで一番弱い私が魔王城の強力な魔物に太刀打ちできるはずもなく。 魔王軍四天王の一人に敗れて、牢屋に閉じ込められたの。 ――インキュバスのユリウス。 あんたも知ってるでしょ? 眉目秀麗(びもくしゅうれい)。インキュバスらしく女を惑わす色香にあふれた銀髪の優男(やさおとこ)。 女好きなことで有名で、世界各地で姫や令嬢を籠絡しては性奴隷に落としている。 彼に目をつけられた女は、必ず身も心も落とされると有名だよね? 私も、捕まった時点で覚悟はできていたよ? 殺されなかったということは、犯されるということ。 純粋無垢だった当時の私すら、敵に捕まった女の末路は知ってる。 それに、私だって、女としての価値は自覚してたから……。 シスター服から溢れそうなほどの爆乳に、パツンパツンに押し上げる大きなお尻。 男たちからいやらしい視線を浴びせられるのは慣れてたから。 処女だったけど、自分の身体が男を狂わす魅力を持っているって分かってたんだ……。 想定通り、ユリウスは私を抱こうとしてきたよ? 魔王城の地下の窮屈な牢から私を解放したと思ったらね? 豪奢(ごうしゃ)な寝室に連れ込んで、ベッドに押し倒してきたの。 「可愛いね」って、私の頭を優しく撫でてきてさ。 無駄に良い顔に薄い笑みを張り付けながら、私の身体を愛撫してきてね。 あまりに手慣れた愛撫に、私は声を抑えるのがやっとだったんだよ? シスター服越しに全身を撫でられたり、舐められたりして。 男と初めて触れ合った私は、ビクビク身体を震わせちゃってた。 最初は私が生娘(きむすめ)だから、感じちゃったんだと思ったよ? でも、インキュバスのアイツが特別だった。 未だにアイツより上手い男とは出会っていないもん。 経験人数4桁以上の私が言うんだから相当だよねー? ベッドに連れ込まれた時点で、処女を失う覚悟はできてた。 でも、決して屈してないって心に決めてたの。 身体を許しても、心は許さない。魔族なんかに絶対に負けないって。 そのときの私は、あんたのことを信じてたから、ね? いま思えば、愚かだったなぁ……。 私が歯を食いしばって快楽に耐えているとね? アイツは不思議そうな顔をして、こう囁いてきたんだ。 「おねだりしてこないの珍しいね?」「他の子は僕に触られただけで自分から求めてくるのに…」「処女とは思えないほど意志が堅い子だ♪」って。 耳にふぅ~って息を吹きかけてきたの。 それだけでイッてしまった私を見て、途端に面白そうに薄い笑みを浮かべてね? アイツはますます責めを激しくしてきたの。 服越しに乳首を摘んだり、耳を齧(かじ)ってきたり、濡れた膣をパンツ越しに撫でてきたりして。 丹念な愛撫に何度も背筋を震わせちゃったなぁ……。 それでも、私は屈しなかった。 憎き魔族の手に墜ちるくらいなら、死んだほうがマシ。 そう自分に言い聞かせながら、懸命に耐え忍んでいたらね? 必死で声を殺す私に対して、ユリウスは確信を突いてきたの。 「勇者クンのことが気になる?」って……。 私は思わず動揺しちゃったんだ。 普段なら絶対に動じないだろうけど、そのときの私は脳が蕩けきっていたからね? 狡猾(こうかつ)な魔族に対して素直な反応を返しちゃったの。 図星を突いて、アイツはニヤリ。 私の耳元で意地悪に囁いてきたんだ。 「勇者クンなら噂通り、きみらを裏切って魔王様に寝返ったよ?」「世界一美人な魔王様に誘惑されて一瞬で落ちてたよ?」「キミはこんなに健気に耐えてるのに酷いよねー?」って……。 尊敬していたあんたを侮辱されて、私は腸(はらわた)が煮えくり返ったから。 そのとき初めて、アイツに対して激昂したんだ。 「勇者様が裏切るはずありません!」「きっと、卑劣な罠にかかっただけ!」「この魔王城で私の助けを待っているはずです…!」って。 懸命にあんたを庇ってあげたんだよ……? そしたら、アイツはこう囁いてきたの。 「信じられないなら、連れて行ってあげるね?」「大好きな勇者クンのもとへさ♪」って。 愉快そうに口元を緩めて、私の手を引いてきたの。 アイツの誘いに乗るのは癪(しゃく)だったけど、目的を果たすためなら手段は選べない。 魔族が卑劣な嘘をついていると証明しようと、アイツについて行ったの。 広い魔王城を何十分も歩いてから、玉座(ぎょくざ)の間に到着。 そしたら、どんな光景が広がっていたと思う……? ――サキュバスに接待されるあんたの姿。 5人の淫魔に囲まれて、豪勢な食事を楽しんでいたよね? サキュバスにおっぱいを押しつけられながらあーんしてもらって、デレデレデレデレ。 魔王は玉座に腰掛けて頬杖をつきながら、愉快そうに眺めてた。 その光景を目に刻んでから、急速に気持ちが冷めていくのを感じたよ? 私が快楽に耐えている間に、あんたはハーレムを満喫してた。 そう思うと、全てが馬鹿らしくなったんだ……。 ユリウスは感情が死んだ私をお姫様だっこして寝室に運んでね? ベッドに優しく横たえてから、シスター服を脱がせてきたの。 私を裸に剥くと、豊満な身体を前にアイツは舌なめずり。 「綺麗だね?」って囁いてから、細い指で愛撫してきたの。 おっぱいやお尻、おまんこを直接撫でられて私はイキまくり。 心が死んでいても、身体は正直だった。 敏感な反応を見せる私を見て、アイツはついにズボンを下ろしたの。 男の腕くらいはある巨根を得意げに見せつけてきてね? 甘く蕩けるような声で囁いてきたんだ。 「挿れるよ?」って……。 ……もう私に抵抗する気力なんて残っていなかった。 むしろ、現実を忘れるために快楽に身を委ねたかったから。 「挿れて!挿れてください…!」って。 自分からおねだり、しちゃったんだ……。 アイツはすぐに望みを叶えてくれたよ? 濡れたおまんこに、亀頭をあてがってきたと思ったらね? ゆっくりと腰を前に突き出してきて…。 ずぶずぶって。根本まで挿入されちゃったんだ……。 ……あんたのせいで、憎き魔族に処女を散らされちゃったんだよ……? いくらびしょ濡れだったとはいえ、それ相応の痛みはあったよ? なんせ、処女だったんだから。 しかも、処女膜を破ったのは人間離れした巨根。 身体を貫かれるような感覚に、思わず失神しそうになった。 でもね?破瓜の痛みに耐える私に対して、アイツは優しく唇を重ねてくれたの。 甘く蕩けるような巧みなキス。 舌を絡められているうちに、徐々に徐々に痛みが快楽に変わってきた。 身体が繋がってると思うと、心まで繋がっていると錯覚しちゃってね? 敵であるアイツのことを愛らしくすら感じちゃったんだ……。 ……だけどね? 快楽の狭間(はざま)で、少しだけ、後悔を感じていたんだ……。 処女とファーストキス。あんたに捧げたかったなぁって……。 この期(ご)に及んで、そんなことを考えちゃったんだよね…。 いま思えば、どうしてそんなこと考えたんだろうなぁ……。 はぁ。なに……? いまさら、謝るの? どーせ許してもらって、楽になりたいだけでしょ? 不愉快だから黙っててよ? ……てか、さっきから気になってたんだけどさ。 なんで、勃起してんの……? いや、誤魔化しても無駄だって。 ズボンがはち切れんばかりに盛り上がってたら嫌でもわかるよ。 私がバックハグしたときから勃ってたけど…。 墜とされ報告を始めてから、ますます膨らんでない? これって、どういうこと……? はぁ……。 幼馴染が自分のせいで処女喪失した話を聞いて興奮したんだ? あんたって、ほんとサイテーだね……? はいはい。もう否定しないでいいから。 私が一番知ってるからね?言葉や態度でいくら取り繕っても身体は正直だって。 勃起した時点であんたは変態だって証明されてる。 だから、早いとこ諦めなよ。 なに縋るような目を向けてんの? まさかとは思うけど、ヤラせてもらえるとでも思った……? うわっ。キモ。気色わる……。 風俗の客だから股を開いてくれると思ったんだ? 自分が風俗嬢に追い込んでおいて、よくそんな願望を抱(いだ)けたね? ほんと最低。反吐(へど)が出る……。 まぁ、私はこれでも元シスターだから。 どうしても苦しいっていうなら、慈悲を与えてあげるよ。 勝手にシコれば? あんたの粗チンになんて、指一本触れたくないけど。 勝手にオナニーする分には、お目溢ししてあげる。 世界を滅ぼした戦犯に対して、こんなに優しくしてくれる子は絶対いないよ? ほら。脱げよ。 あんたの粗チンさっさと見せろ。 うわっ。ほんとに脱ぎ始めた……。 もうプライドすら残ってないんだね…? サイテー……。 はぁ。まぁいいや。 いまのあんたにはなにも期待してないし。 かつて世界中から尊敬を集めていた勇者様のチンコはどんなものか。 風俗嬢として見届けてあげるよ。 ……えっ? ちっさ…。こんなに小さいことってある……? いままで見た中で過去一かも…。 これで勇者を名乗るには無理があるでしょ……。 はぁ……。 自分から脱いでおいて、泣きそうな顔しないでよ。 この粗チンで馬鹿にされずに済むとでも思った? それなら、とんだ思い上がりだね……? まぁでも、ある意味良かったんじゃない? 変態バレした挙げ句、世界一の粗チンを晒したんだから。 もうあんたに失うものはない。 好きなだけオナニーを堪能できるよ? ほら。さっさとシコれよ。苦しいんでしょ? はいはい。オナニー開始。 こんなに近くに女の子がいるのに自分の手で慰めることしかできないなんて可哀想。 あんたが裏切ってなければいくらでも抱けたのにねー? ま、いまさら後悔しても遅いけど、ね? ではでは。 墜とされ報告を再開するね? インキュバスに処女を奪われてからね? 私はもう自暴自棄になっちゃって。 あんたと同じように、快楽に身を委ねようと決めたんだ。 初めてのセックスは想像を絶する気持ち良さだったからさ。 あんたのことを忘れて、没頭するのは簡単だったよ? 突かれる度に膣口をぶちぶちかき分けられてね? 電流が走るような快感が襲ってくるの。 抜き差しされる度にイッちゃうからもう大変。 意識を保つのがやっとだったんだよ? あんたの粗チンじゃ、絶対に無理な芸当だね? まぁ、女の子を満足させられなくても心配ないか。 風俗以外でセックスできることなんて一生ないだろうからねー? 正常位で巨根に突かれて喘ぎまくり。 ゆさゆさ乳房(ちぶさ)を揺らしながら、私は顔を蕩けさせてた。 思わず、首の後ろに腕をまわして抱き寄せてね? 憎き魔族に対して、キスをねだっちゃったんだよ? 「はぁっ♡んっ♡あぁっ♡ユリウス様気持ち良いですっ♡」「キスして♡キスして♡」「ふぁっ♡あぁっ♡お情けくださいっ♡」って。 自分からはしたなく舌を出して求めちゃったなぁ…。 アイツは私のおねだりに応じてくれてね? 無駄に良い顔を焦らすように近づけてきて。 ドキドキしながら待つ私に対して、ゆっくりと舌を絡めてくれたんだ。 あまりの気持ち良さに舌が触れるだけでイッちゃったんだよ? それから、ベロチューしながらセックスしたんだけど。 舌を絡められながら、奥まで突かれる快感は凄くてね? このために生まれてきたんじゃないかって錯覚しちゃうくらいだった。 その間にも、慣れた手つきでおっぱいやお尻を愛撫してきて。 触れられただけで身悶えしちゃったの。 連続絶頂で火照ったせいで、全身が性感帯みたいに敏感になっちゃってたんだよ? 時間の感覚も忘れて、何百回絶頂したかわからなくなった頃。 ようやくアイツは射精の兆しを見せてくれたんだ。 その頃の私にもう理性なんて残っていなかったから。 憎き魔族をぎゅーって抱き寄せて、大好きホールドしたの。 「んっ♡あぁっ♡はぁあっ♡ユリウス様のせーしくださいっ♡」「お情けくださいっ♡ナカに出してくださいっ♡」って。 必死におねだりしちゃったんだ……。 アイツは願いを叶えてくれたよ? 最後に壊れちゃうくらい激しく腰を振ってから。 私のナカにつよ~い魔族の精子を注ぎ込んでくれたんだ。 初めてナカに出された感覚は、未だに鮮明に覚えているなぁ……。 連続絶頂の余韻で息絶え絶えになっている私に対して、行為を終えたインキュバスは余裕の態度。 涼しい顔で私の頭を撫でてから、耳元に口を寄せてきたの。 「勇者クンのことは残念だったね?」「今日から僕のペットとして可愛がってあげるから」「嫌な現実は忘れてずっと夢の中にいようよ?」って。 堕落に導くように甘く囁いてきたんだ……。 彼の誘惑に屈していれば楽だったと思う。 辛い現実から目を背ければ、仮初めの幸せは手に入れられたと思う。 実際にあと少しで流されてしまいそうだった。 ……でも、我に返ったんだ。 ここで魔族の誘いに乗れば、あんたと同類になる。 それだけは死んでも嫌だから。 地獄のような現実を受け入れて、戦おうと決めたんだ。 私はその場では快楽に流されたふりをしたの。 「ユリウス様ぁ♡」って甘えて腕に抱きついて、頬ずりまでしちゃって。 現実逃避のために抱かれたときと同じように、瞳にハートマークを浮かべて接したんだ。 全てはアイツを油断させるため。 完堕ちしたふりをして、逃げ出す隙を伺うことにしたんだ。 それから、魔族のペットとしての生活が始まったの。 ペットっていっても犯されるだけ。 それでも、堪らなく幸せだった。 丹念な愛撫や巧みな口づけ。人間離れした巨根とテクニックで快楽漬けにしてくれたの。 何度快楽に墜ちそうになったか分からない。 このまま本当にペットになれば、辛い現実は忘れられる。 でも、鉄の意志で耐えきったんだ。あんたとは違って、ね? ほとんど休みもなく犯され続けて数日経った頃かな? またとないチャンスが訪れたんだ。 ユリウスが所用で出掛けることになったの。 やっと訪れた絶好の機会。私は夜な夜な魔王城から逃げ出そうとしたんだけど。 でも、あっさりと捕まった。憎き、魔王に……。 どうやら、インキュバスのユリウスには、生娘の私の演技なんてお見通しだったみたい。 ペットが逃亡を企んでいると、魔王に告げ口していたんだ……。 魔王は上級魔術で私を拘束してね? 唇に指を当てながら、楽しそうに微笑んでいたんだ。 まるで、どう調理しようかと思案するようにね。 絶世の美女である魔王に見つめられると、女である私ですら情念を懐きそうだった。 こんなに綺麗な人は見たことない。人間である限り、彼女の魅力には抗えない。 あんたの気持ちも少しだけ理解できたよ? でも、絶対に許さないけどね……? 魔王は思案した後、私への処罰を決めたんだ。 呪いをかけてきたの。常に発情してしまう最悪の呪いをね……? 身体の火照りが収まらない。 セックスのことしか考えられない。 インキュバスに抱かれているときのような情動がずっと続いてた。 身体を抱いて蹲る私に、魔王は愉快そうに囁いてきたんだ。 「勇者クンは世界が滅んだら返してあげる」「もう既にレベルドレインし尽くして私の敵ではないから」「もう少しだけ、待っていてあげて?」って……。 その言葉だけは嘘じゃなかったね……? こうして、世界が滅んでから再会したんだから。 まぁ、大嫌いなあんたになんて会いたくはなかったけど……。 魔王に見逃してもらったものの、魔王城を出てからは地獄だった。 呪いのせいで苦労したんだよ? ゴブリンに襲われて巣穴(すあな)に連れ帰られて、輪姦されたのに身体は悦んでしまったり。 冒険者たちに助けられたのに、恩人であるパーティメンバーの男全員とセックスして、パーティを崩壊させてしまったり。 街で逆ナンしまくって、ワンナイトを繰り返したり。 行く先々で呪いに蝕(むしば)まれて、自分が自分じゃないようだった……。 いまでも、この呪いは消えていないんだよ? ほら。淫紋。見えるでしょ? 下腹部に刻まれた魔王からの呪い。 この淫紋のせいで、セックスのことしか考えられない。 あんたのせいで、風俗嬢が天職になっちゃったんだよ……? 申し訳ないとか思わないの……? ……ん? イきそう……? ……ふぅん? 私の淫紋を見て、射精感昂らせちゃったんだ……? サイテー……。 いーよ?イケば? 世界を裏切ってまで魔王とヤりたかったのにヤレずじまい。 あっさり捨てられて可哀想。 幼馴染にぎゅ~って抱きしめられて、精液ぴゅっぴゅっしよ? ほら。イケ。イケよ。 幼馴染に墜とされ報告を囁かれて興奮してる変態マゾ。 風俗堕ちした幼馴染にすらヤラせてもらえない哀れな粗チン男。 他の男とは簡単にセックスするのに指一本触れさせてもらえない。 でも、あんたのせいで世界が滅びたんだから当然だよね? 自分の手で粗チンを扱(しご)いて、惨めに射精しろ。 はいっ。ぴゅっぴゅっ~。ぴゅっぴゅっぴゅっ~。 うわぁ…。だしすぎ……。 幼馴染に罵られて大量射精するとか、どれだけ変態なの……? きもちわる……。 はいはい。お射精完了。 風俗で性処理できて良かったね? あんたが元勇者だって知って構ってくれる子なんて私くらいだよ? もう少し感謝したら? はぁ……。 まぁいいや。適度に時間も潰せたし、今日はもう帰ってよ。 あんたと同じ空間にいるだけで、空気が不味く感じるからね。 ……あっ。待って。 最後にひとつだけ言っておく。 まだ墜とされ報告は終わってないから。 今度また、私を指名してもいいよ? 続きが聞く覚悟があるなら、ね……? 【トラック3】 ……うわっ。ほんとに来た。 気色(きしょく)わる……。 まだ1週間も経ってないじゃん。 あんなに虐めたのにすぐ再訪するとか。 あんたってほんとに変態マゾなんだね……? ……謝りたいだけ? ほんとかなぁ……? まぁいいや。 あんたの本心なんてどうでもいい。 私はただ、あんたに苦しんでほしいだけ。 私が味わった苦痛を共有できればそれでいいから。 そういうわけで、ベッドに座って? ふぅ…。 2回目ともなれば、手慣れたものだね? なにをされるかしっかり理解してるみたいだね? 風俗嬢と客の関係だからって、エロいことは絶対にさせない。 大嫌いなあんたと二人きりになって、やることはひとつ。 ――墜とされ報告。 数えきれないほどの男に汚(けが)された身体をぎゅーって密着させて。 あんたのせいで幼馴染が堕ちていった過程を囁いてあげるね? さてと。前回話したのは、私が魔王の呪いに掛けられたとこまでか。 呪いのせいで淫乱になった私は、何百人もの男と交わったんだけど。 半年くらい世界を放浪した頃かな? 私はようやく、淫紋との付き合い方に慣れてきたんだ。 自分で慰めさえすれば、ある程度は欲求を抑えることができる。 湧き上がる性欲を抑える術(すべ)を知った私は、手当たり次第に男を誘うのをやめたの。 魔王に復讐するため、楽な道に逃げるのをやめたんだよ? 性欲に流されたあんたとは違って、ね? それから私は、すでに魔王軍に追い詰められつつあった人類の生き残りをかき集めたんだ。 魔王からの支配に抵抗する反乱軍を結成したの。 メンバーは魔物との戦いに慣れた冒険者や列国の騎士ばかり。いずれも精鋭揃い。 この面々なら魔王を打ち倒せると確信していた。 でも、素行(そこう)の悪い輩も中には居てね? 反乱軍のリーダーである私を、いやらしい目で見てくる男たちも少なくなかったんだ……。 「聖女様えっろ…」「歩くだけで爆乳ぷるぷる揺れてヤベーよな」「あの乳で聖女は無理だろ」「揉みしだきてー」「魔王倒したらご褒美にヤラせてくれねーかなぁ」とか。 キャンプ地ですれ違う度にヒソヒソ話す声が聞こえてきてさ。 居心地が悪いったらありゃあしなかったよ。 それだけなら、まだ良かったんだけどね? 訓練中に馴れ馴れしく肩を抱いてきたり、お尻を触ってきたり。髪の匂いを嗅いできたり、キスしようとしてきたり。 どさくさに紛れて、セクハラする輩が後を絶たなかったんだ……。 「聖女様!尊敬しています!」「共に憎き魔王を倒しましょう!」とか。 耳障りの良い言葉を吐きながら、距離感を詰めてきたんだけどさ。 エロいこと目当てで接触していることはお見通し。 後々自慢話のネタにされたり、オカズにされてることは嫌でもわかった。 でも、彼らも貴重な戦力には変わりない。 反乱軍に居座ってくれるなら、私目当てでも構わなかった。 そう思っていたんだ。 あの事件が起こるまでは、ね……? 反乱軍の規模も大きくなってきて、魔王城への突入を考え始めていた頃。 真夜中にメンバーの一人に相談があるって呼び出されたんだ。 ソイツは粗暴な輩の一人。警戒しつつもテントに入ったんだけどさ。 なんと、そこには彼以外の男たちも待ち受けていたんだ。 屈強な若い男が4人も……。 彼らは私のことを取り囲んで、一様にニヤニヤした顔をしていてね? 危機感を覚えた私は、実力行使も考えたんだけど。 男の一人が自分の顔を指さして、私に尋ねかけてきたんだ。 「俺の顔に見覚えがねーか?」って……。 ……ハッとしたよ。 ソイツは私がビッチ時代に身体の関係を持った男の一人だったんだ……。 どうにも、反乱軍の新人として加入してたみたい……。 私の過去を吹聴されたと悟って、血の気が引いたよ。 一線を越える輩が現れなかったのは、これまで清廉(せいれん)な聖女を名乗っていたから。 誰とでも寝る女だったと知って、ケダモノたちが我慢できるはずもない。 現に私をずっと狙っていた男たちが目の前で鼻息を荒くしてた。 「聖女様、ヤリマンだったんすね!」「俺らも抱かせてくださいよ~」「辛い訓練に耐えたご褒美がほしいっす!」って。 怖い目をしながら距離を詰めてきたんだ……。 おっぱいをつついてきたり、内腿に手を這わせてきたり、硬くなったモノを押しつけてきたり。 私が返答に困っている間に、好き放題セクハラされちゃったんだよ? ……でも、反乱軍の秩序を守るためには毅然(きぜん)と断らなきゃと思って。 「はぁ、ん……やめてください……っ」って。 勇気を出して断ったんだよ? だけど、性欲を滾らせた男たちは止まらなかった。 途端に激昂して、身体を許さない私のことを責め立ててきたんだ。 「ビッチのくせにカマトトぶりやがって!」「お前のエロい身体のせいでムラムラして訓練に集中できねえんだよ!」「リーダーなら責任持って性処理しろ!」って……。 理不尽に責め立てながら、私を無理やり押し倒してきたんだ。 地面に押さえつけるやいなや、シスター服を破いて裸に剥いて。 露わになった肌に男たちの手が殺到したの。 「聖女様の乳デケー!」「肌真っ白なのなっ。こんな綺麗な身体の女見たことねえよ」「生おっぱい気持ち良すぎっ。重厚感ヤバくて手に吸い付くわ~!」「尻も触り心地抜群だぜ?スベスベすぎて無限に揉んでられそう」「聖女様、キスしよ!キス!」とか言って。 奪い合うように私の身体を貪ってたんだ……。 おっぱいやお尻を揉みしだかれて、唇まで強引に奪われて。 身を捩(よじ)らせて抵抗したけど、男たちの力には敵わない……。 目を爛々(らんらん)とさせて女体を貪る反乱軍のメンバーたちを見て、どうしてこんなことになったんだろうって虚ろな瞳を向けることしかできなかった……。 ここまできて、性欲旺盛な男たちが我慢できるはずもないよね? 気がついたら、彼らもズボンを下ろしててさ。 一様にいきり立った肉棒を晒して、私の股を開いてきた。 胸ぐらを掴み合って喧嘩してると思ったら、じゃんけんをし始めて。 勝利した男が嬉しそうに私の正面に陣取ったんだ。 ……挿れられそうって気づいたときにはもう遅かった。 ビショビショに濡れたおまんこは、あっさりと肉棒を受け入れてね? ずぶずぶって。根本まで肉棒を咥え込んじゃったんだよ……? 淫らな過去のせいで、レイプ、されちゃったんだ……。 魔王の呪いのせいでこうなったんだから、これもあんたのせいだよね? あんたのせいで、幼馴染はレイプされたんだよ? 全部、全部、あんたのせい。 死んで詫びたいとか思わないの? ……なに? その物言いたげな目は…? この期(ご)に及んで、まだ自分は悪くないとか思ってるのかなぁ? ほんと、あんたってクズだよねー? 罵られてるのに、パンパンに股間膨らませてるしさ。 私がレイプされる話を聞いて、ず~っと勃起してたよね? クズのうえに変態とか、もう救いがないよ。 元聖女の私でも、救ってあげられそうにないなぁ…。 ほら。シコれば?苦しいんでしょ? もうあんたが変態だってことは周知の事実だから。 いまさら粗チン晒したくらいで罵ったりしないよ? うわっ。ほんとに脱いだ…。 ドン引きなんだけど……。 人間として恥ずかしくないの……? ……話が違う? しりませ~ん。 まぁ。いくら嘘をついても、酷い扱いをしても。 世界を滅ぼしたあんたに比べたら遥かにマシだけどね? まともな扱いを受けられるなんて、思わないことだよ。 はいはい。シコシコ開始。 悔しいけど手が伸びちゃうの惨めだね? 元勇者の面影(おもかげ)なんて微塵もない。 ゴブリンよりも存在価値なさそう。 オカズにされるのは癪(しゃく)だけど、苦しんでるのも確かみたいだから。 墜とされ報告の続き、囁いてあげるねー? えっと。無理やり挿入されちゃったところからか。 肉棒に貫かれたことに気付いた私は、ハッとしてね? 「はぁ、あぁっ。抜いて!抜いてくださいっ」って、必死に懇願したんだよ? でも、念願の挿入を果たした男が行為を中断してくれるはずもなく。 容赦なく、ガン突きしてきたんだ……。 「聖女様のまんこあったけー」「ビッチのくせにキツキツで最高だわ」「反乱軍入って良かった~」って。 揺れる乳房と私の顔を眺めて、繋がっている男は優越感に満ちた笑みを浮かべていたよ? 順番待ちをしている男たちも、目をギラギラさせながら見物していてね? 次はこの人たちに犯されるんだろうなって、私は他人事みたいに考えてた。 一心不乱に腰を振る男を、呆然として眺めてたんだけど。 その時点で、私も正直限界だったんだ。 その…性欲に抗うことに……。 魔王の呪いとの付き合い方を覚えたとはいえ、完全に制御できるわけじゃない。 反乱軍のリーダーとして屈強な男たちと一緒に過ごして、私は毎日セックスしたい衝動と戦ってた。 セクハラされた日には、ひと晩中自分を慰めていたし。 こういう風にレイプされる妄想だって、何度したかわからない。 それでも、強い意志で性欲を抑えつけてたの。 全ては魔王に復讐するため……。 それなのに、昏い過去を暴かれてレイプされたせいで台無し。 久しぶりに男に抱かれて、気持ち良すぎておかしくなりそうだった。 だからね?どうせ犯されるなら、自分に正直になっていいかもって。 淫紋が疼く感覚に身を委ねちゃったんだ……。 「はぁっ♡あぁっ♡やぁっ♡気持ち良いっ♡」「もっと、もっと突いてっ♡」「私のことをめちゃくちゃにしてくださいっ♡」って。 おねだり、しちゃったんだ……。 私の本性を暴いたレイプ魔はニヤリ。 揺れる乳房を鷲掴みにしながら、ますます腰振りを激しくしたんだ。 でも、淫乱女の私とってはそれだけじゃ足りなくてね? 左右に並んだ肉棒を掴んで、私の顔の前に導いて。 自分から顔を寄せていって、ぱくって咥え込んだの。 「やっべ…聖女様えろすぎっ」「フェラまじでうめーな。触手が絡みついてるみてえ…」「やっぱ、淫乱だったんだな!」「まんこの締まりも良くなって最高だぜ?」「俺も早くいれてー」って。 一心不乱にくっさい肉棒にしゃぶりつく聖女を眺めて、男たちは恍惚とした笑みを浮かべてたなぁ……。 魔王の呪いに屈してからは、ひと晩中抱かれ続けたよ? 立ちバックで突かれながら、他の男と密着ベロチューをしたり。 内腿に中出しされた回数を悪戯書きされたり。 全裸のままテントを出て、他のメンバーにバレるかもしれない状況で野外セックスしたり。 肉便器のように使われちゃったなぁ……。 相手は体力の有り余った屈強な男たち。 次々に挿入されて休む暇なんて微塵もなかった。 それでも私は、自分から肉棒を求めちゃったんだよ? 魔王の呪いのせいで、セックスにしか悦びを見出だせない。 どうしようもない身体になってしまったんだって悟ったよ……。 その晩以降、私は悪い意味で吹っ切れてしまってね? 粗暴な男たちからの呼び出しに、躊躇いなく応じるようになったんだ。 なにをされるのか分かっているのに、ね? テントに入るやいなや、ニヤニヤした顔をした男たちに、自分から服を脱ぐよう命令されて。 私は羞恥に頬を染めながらも従ってね? 淫紋が疼く感覚に導かれて、男に媚びるように抱きついて。 「挿れてください♡おちんぽください♡」って、おっぱいを擦りつけて媚びキスしながらおねだりしちゃったっけ……。 すっかり都合の良い女になった聖女に、男たちはしたり顔だったね……。 自慢話が広まったのか、日に日に人数は増えていった。 ドスケベボディの美少女とセックスし放題なんだから当然だよね? でも、どれだけ男の数が増えても私は大歓迎だった。 なんせ、魔王の呪いのせいで底なしの性欲が溢れ出していたんだから。 男に抱かれていないともう落ち着かなかったんだ……。 最終的には、昼夜問わずセックスをするようになってね? 一日中、私のテントの前に男たちが長蛇の列を作ってた。 リーダーに相談をするって名目だったけど、やることはもちろんセックス。 テントに男が入ってきた途端、私が全裸で出迎えて密着ベロチュー。 その人の要望に応じて、好きにハメさせてあげたんだ。 その頃には、粗暴な男だけじゃなくて、真面目なメンバーも混じってた。 妻を魔王軍に殺されて復讐を誓った中年男に慰めえっちをしてあげたり。 私を慕ってくれた少年を騎乗位で筆おろししてあげたり。 とにかく、色んな男と交わったなぁ……。 反乱軍の男はほとんど私とヤッてたんじゃないかな……? 訓練や魔物退治なんて放ったらかし。 滅びゆく世界で現実から目を逸らすように。 誰もが私の身体に溺れて、至上の快楽を味わっていたんだ。 もはや誰も魔王を打倒することなんて考えていない。 反乱軍はセックスサークルに成り果てちゃったんだ……。 でも、淫欲の日々は長くは続かなかった。 ――魔王軍に襲撃されたの。 ろくに訓練もせず性欲に溺れていた人間たちが太刀打ちできるはずもなく。 あっけなく魔王軍に敗れて、反乱軍は離散しちゃったんだ……。 私は命からがら逃げ出したけど、ほとんどのメンバーは捕らえられるか殺された。 人類の最後の砦である反乱軍が敗れて、魔王軍の勝利は確定。 世界は本格的に魔王の支配下に置かれることになったんだ……。 ……はは。 こうなったのは、あんたのせいだよ? 全部、全部あんたのせい。 あんたが魔王の誘惑に屈したから世界は滅びたんだ……。 処女だった私は誰にでも抱かれる淫乱女になって。 初心(うぶ)な恋心なんて思い出せなくなるくらい、白濁液(はくだくえき)で汚(けが)され尽くした……。 あんたのせいで、私の人生は台無しになったんだよ……? ……はぁ。 この期に及んでも、シコシコやめないんだねー? 背中に当たるおっぱいの感触に夢中で、粗チンを扱(しご)くのを止めようともしないね? あんたってほんとクズ。 世界が滅んでも、快楽に流される性質は変わっていない。 再会しても、悪い意味で予想を裏切らなかったなぁ……。 ……ん? イきそうなの? あー。いーよ。イッて? 風俗嬢として背中におっぱいぎゅーって押しつけてあげるから。 さっさとだして帰ってよ? ほら。イケ。イケよ。 幼馴染が輪姦レイプされた体験談で興奮してる変態マゾ。 反乱軍の男は私とフリーセックスだったのに、あんたはヤレなくて悔しいねー? ヤッた男全員に神膣だって褒められる、キツキツとろとろの名器おまんこ。 風俗で指名すれば誰でもハメれて現実を忘れられるのに、あんただけは一生ヤレないんだよ? 裏切り者には当然の末路。 自分の手で勃起チンコ慰めて雑魚精液ぴゅっぴゅっしろ。 存在価値のない粗チンをもげるほどシコって無様に射精しろっ。 はいっ。ぴゅっぴゅっ~。ぴゅっぴゅっぴゅっ~。 うわぁ。だしすぎ…。 まだでてる…。きっしょ……。 子孫は残せないのに精液の量だけは一丁前だね? 意味ないから、去勢すればいいのに……。 はいはい。せーえき全部だせて偉いでちゅねー? 当然お掃除フェラなんてしてあげないから自分で拭きなよ? ふぅ…。 じゃ、用も済んだことだし。 休憩したいから帰ってくれる? あんたと一緒にいると心が休まらないんだよね。 ま、どーせまた私のことを指名するんでしょ? 墜とされ報告は、たぶん次回で終わるから。 また恨みをぶつけられたいなら、勝手に来なよ。 それじゃあね? 【トラック4】 ……はぁ。 また来たの? 私を指名しても、ヤラせてもらえるわけでもなく罵られるだけなのに…。 懲りずにノコノコやって来るとか、どれだけ性癖が歪んでるのかな? 信じられない……。 はいはい。話し合いたいだけなんだもんね? そういうことにしといてあげる。 まぁ、私はあんたと話し合うことなんてない。 風俗嬢として仕方なく相手してあげるだけ。 世界を滅ぼしたあんたに構ってあげてるからって勘違いはしないでね? 仲直りなんて死んでもしないんだから。 ほら。さっさと座りなよ。 私に言われなきゃなにもできないわけ? ふぅ…。 まったく。昔は頼れる兄みたいな存在だったのに。 いまは生気(せいき)がなくて、浮浪者にしか見えない。 誰も元勇者なんて信じないだろうねー? ま。そのお陰で袋叩きに合わず済んでるのかもだけど。 さてと。さっそく始めよっか。 ――墜とされ報告。 あんたのせいで世界が滅んで、幼馴染がどんな目に遭ったか。 いまに至るまでの過程を囁いてあげるね? えーっと。前回話したのは、どこまでだっけ。 あー。反乱軍が壊滅したところまでか。 人類の最後の希望だった反乱軍が壊滅して、世界の殆どの地域は魔王の支配下に。 リーダーの私は命からがら逃げ出して、世界を転々としていた。 その果てにたどり着いたの。この街に、ね? 汚らわしくて腐臭が漂う貧民街。 魔族ですら興味を示さない肥溜めのような土地。 いまでも人類が息を潜めて暮らしている数少ない生存圏だよ。 世界の滅びを象徴するような街まで逃げ延びて、私は生活を始めたんだけど。 当然、治安は最悪でね? レイプは日常。外を出歩くだけで脅されて犯される。 秩序なんて存在しない。 男のあんたは実感がないだろうけど、女にとっては地獄のような場所なんだよ? 特に私みたいな美少女は悲惨でね? あらゆる男たちの性欲の捌け口にされたんだ…。 路地裏に連れ込まれてレイプされてたら、評判を呼んだのか男たちが列を作り始めて一日中犯されることになったり。 日銭を稼ぐために酒場で働いていたら、マスターや常連客に延々とセクハラされる無料風俗嬢扱いされたり。 男の魔の手から逃れるために宿に籠もっていたら、宿屋の店主に肉便器付きの部屋として勝手に貸し出されたり。 とにかく、毎日が地獄だった……。 魔王の呪いのせいで感じてしまっても、心は磨り減る。 自分の身体が男を悦ばせる便器でしかないことを思い知らされて、発狂しそうだった。 魔王とあんたへの憎悪を募らせることでしか、正気を保てなかったんだよ……? そんな日々を送っていたら、風俗堕ちするまで時間は掛からなかった。 どうせヤラれるなら、お金をもらったほうが得でしょ? 女の身体の価値が暴落したこの世界では、雀の涙程度の給料しかもらえないけど。 それでもタダで犯されるよりはマシ。私は自分から身体を売ることにしたんだ……。 かくして、あんたの幼馴染は風俗堕ちしたわけ。 魔王の呪いのせい、世界を滅ぼしたあんたのせいで。 どうしようもなく淫乱になった私は、お酒一杯程度の値段で身体を売ってるんだよ? 申し訳ないとか、思わないの……? ……ハッ。 いまさら謝っても遅いっての。 もう全てが手遅れなんだから……。 あんたが苦痛に喘ぐことでしか、私の気は晴れない。 私が受けた仕打ちを徹底的に伝えて、あんたの選択を後悔させてあげるね……? 風俗堕ちするまでの過程としては、ここまでなんだけど。 あんたに与える苦しみはまだ足りないから。 一番印象的だった客の話をしてあげる。 ……あっ。 えっちな話になるから、雑魚チンコ出しといていいよ? もうパンパンに股間が膨らんでるし。どーせシコるでしょ? プライドなんてないんだから、さっさと脱げよ。 うわぁ…。なんの躊躇もなく脱ぎ始めるとか……。 流石に引く…。ないわー……。 ……なぁに?その目は? 自分から脱げと言っておいて酷いとでも? 世界を滅ぼしたあんたに対して、どれだけ非情になろうと勝手でしょ? あんたはどんな仕打ちを受けても、受け入れないといけないんだよ? それを肝に銘(めい)じてね? わかったら、さっさと始めれば? したいんでしょ?オナニー。 いまなら、墜とされ報告をされてないから変態じゃないよ? 幼馴染のやわらか~い巨乳の感触をオカズにシコシコしよ? ……はは。 必死でシコってる……。 情けない男……。 一瞬でも慕っていた自分が馬鹿みたい……。 ふぅ…。 さてさて。あんたもオナニーを始めたことだし。 墜とされ報告の続き、囁いてあげるね? これはつい1年くらい前の話なんだけどね? 風俗の仕事にも慣れてすっかりやさぐれた頃。 見覚えのある人物が客として訪れたんだ。 その相手、誰だと思う……? ――あんたの弟。 あんたとよっつ違いの弟クンだよ。 あんたと一緒に故郷の村を出て以来、数年ぶりの再会だったから最初は気づかなかった。 でも、弟クンのほうが私に気づいてね? 「もしかして、リアス姉(ねえ)…?」って尋ねかけてきたんだ。 弟クン、すっかり大人びていてね? 背も伸びて精悍(せいかん)な顔つきになっていて驚いたよ。 滅びゆく世界で生き抜くために成長したんだなぁって思った。 堕落したあんたとは違ってね? 運命的な再会を果たしたものの場所が場所。 ベッドで並んで座っている間、気まずい沈黙が場を支配してたんだけど…。 どちらともなく、ポツリポツリと。身の上話をし始めたんだ。 故郷の村は焼き討ちにあったらしいよ? 家族や村のみんなともはぐれて、弟クンは世界を転々として、この街に行き着いたみたい。 あんたのせいで、みんな散々だね……? お互いに近況を語り終えると、やることもなくなってね? プレイ時間終了まで、どう時間を潰そうか悩んでたんだけど。 なにやら、弟クンはソワソワしていてさ。 私に対して、チラチラ視線をよこしてきたんだよね…。 おっぱいの谷間とか、剥き出しの太ももに……。 風俗に来た理由を尋ねたら、いつ死ぬか分からないから童貞を捨てたかったって言ってたし。 エロいことに興味津々なのは分かりきってたからさ。 たとえ風俗嬢が昔馴染みのお姉さんでも、発情しちゃってもおかしくないよね? まぁ、だからこそ余計にっていうのもあるだろうけど。 弟クン、私のことがずっと好きだったぽいし……。 ……あれ? 知らなかったんだ? 故郷の村にいたときから、私に対して好意を向けてくれてたんだよ? まぁ、そのときの私は、間違った恋をしていたから見向きもしなかったんだけどね……。 初恋の人が風俗嬢になって目の前にいる。 経験豊富な私は思春期の男の子の考えなんてお見通しだったからさ。 優しく太ももに手を置いて、こう尋ねてあげたんだ。 「ヤりたい?」って……。 弟クンは途端に真剣な顔をして頷いていたよ? よっぽど、私とセックスしたかったんだろうね? いまから抱けると思うだけで、卒倒しそうな様子だった。 弟クンは緊張でガチガチの様子だったから。 私はいやらしく足を絡めながら、キスをしてあげたんだ。 初恋の人とのファーストキス。 弟クンは堪らず私の細い身体を抱き寄せてきてね? 私は求められるがまま、舌を絡ませて脳を溶かしてあげたんだ。 経験豊富な私のキステクに弟クンはメロメロ。 鼻息が頬にあたって、大興奮してるのが伝わってきた。 それもそのはず、私のキスはほんとに気持ち良いからね? 四桁以上の男と唇を重ねてきたから、舌の絡め方はもはや神業(かみわざ)。 脳が蕩けてなにも考えられなくなるって評判なんだよ? まぁ、あんたには絶対してあげないけどねー? ベロチューの最中、おっぱいにも手を伸ばしてきて揉みまくり。 谷間剥き出しのシスター服越しに爆乳を弄んで、弟クンは思わず腰をヘコヘコ。 私の太ももにギンギンになったおちんちんを擦りつけてきた。 このままじゃ、挿れる前に暴発しちゃいそうだったからね? 「そろそろ挿れる?」って、優しく囁いてあげたんだ。 弟クンはもちろん即答。 私は柔らかな肢体をしなだれかけて、優しく押し倒してあげてね? ゆっくりと服を脱いで、真っ白な裸体を見せつけてあげて。 完璧なボディに見惚れる男の子の上に跨って。 きみの弟を、騎乗位で筆おろししてあげたんだよ……? 初恋の人で童貞卒業を果たした弟クンは、感動して呻いていたなぁ…。 私の顔と下腹部の接続面を交互に眺めて感嘆の息を吐(つ)いてた。 毎日色んな男とヤッてる私でも、こんなに可愛げな男子を相手するのは久しぶりだったからさ。 思わず、きゅんとしちゃって。 「童貞卒業おめでとう♡」って囁いてあげたんだ。 弟クンは「ありがとうございます…!」って暴発を堪えながらもお礼を言ってくれてね? 私はくすりと微笑んでから、腰を振ってあげたんだ。 もちろん、腰振りのテクも抜群だよ? 暖かくてキツキツのおまんこを締め上げて激しく腰を振る騎乗位は、チンコが溶けると評判。 その気になればどんな男でも秒殺できちゃうんだよ? それでも最初は暴発しちゃわないようにゆっくりと。 徐々にペースを上げていって、弟クンを天国に導いてあげたんだ。 騎乗位でぶるんぶるん揺れる乳房に、弟クンは目が釘付け。 息をハァハァ荒らげながら、手を伸ばして揉みしだいてきた。 暖かな膣とスベスベの肌の感触にもう夢中。 我を忘れながら初セックスの快楽に溺れてたなぁ……。 でも、長くは保たなくてね? 一分も経たないうちに、弟クンは限界を迎えたんだ。 弟クンが「キス!キスしながらイキたい!」って言うからね? 私はゆっくりと顔を近づけて、舌を絡めてあげたんだ。 密着ベロチューしながら、弟クンはナカで果てたんだよ? 信じられないほど長く射精してたから、腹上死しないか心配になっちゃった。 当然、一発じゃ収まらなくてさ。 プレイ時間を延長して、セックスしまくったんだよ? おっぱいに顔を埋めながらの密着正常位で、柔らかな肢体の感触を思う存分満喫したり。 対面座位で繋がりながら唇がふやけるほどベロチューしたり。 得意のパイズリやアナル舐め手コキで搾り取ってあげたり。 弟クンの精巣が空になるまで、いちゃラブえっちに耽(ふけ)ったんだ。 その日はプレイが終わったらお別れしたんだけどね? 弟クンは昔馴染みのお姉さんとの淫行が忘れられなかったみたい。 常連になって、足繁(あししげ)く通うようになったんだ。 兄弟揃って風俗嬢の私を指名するなんて、妙な因果だよねー? やがて、プライベートでも会うようになってさ。 仕事抜きでえっちするようになって、気付いたら同棲する仲に。 滅んだ世界で傷を舐め合うように惹かれ合って。 あんたの弟と私は恋人同士になったんだよ……? ……ん? なぁに?複雑そうな顔して。 あんたの弟と私が付き合ってなにか不都合でも? なんでもないって……。 絶対、そんなわけないじゃん。 罵ったりしないから。とりあえず、言ってみてよ。 ……は? ほんと?マジで言ってる……? ……私のこと、好きだったって……。 はぁ……。 まったく。どうかしてる……。 信じられない……。 それなら、なんで魔王に寝返ったの……? どうして誘惑を振り払えなかったの……? 本気で好きだったなら、裏切るはずなくない……? ……ふぅん? 答えられないんだ? 都合が悪くなったらすぐ黙り込む。 あんたってほんと、情けないね……? 最低、最低、サイテー! ……自分でも分からないようだから、私が断言してあげるけど。 あんたの私への想いは恋心じゃない。 ただの歪んだ独占欲。ヤレそうだった女が取られたから惜しいって思ってるだけ。 あんたのせいで経験豊富な私が言うんだから間違いないよ。 どーせ、私がビッチだから同情してヤラせてくれないか期待したんでしょ? 残念でした~。私のあんたに対する憎悪は並大抵じゃない。 あんたとヤるくらいなら死んだほうがマシだよ。 あんた以外の男となら誰とでも寝るけど、ね……? ……はっ。 なに泣いてるの。 ダッサ……。 ……あーあ。 惨めな告白をされて、ますます嫌いになった……。 テンションだだ下がり。なんであんたは生きてるのかな……? ……まぁいいや。 未だにシコるのをやめない惨めな猿のことを気にしても仕方ないし。 さっさと話を戻すとするよ。 あんたの弟と恋人同士になって同棲を始めて。 ここまでは良かったんだけどさ…。 滅んだ世界で淫らな呪いまで受けた私が幸せになれるはずもない。 日常はすぐに崩れ去ったんだ……。 ……弟クンは、最初は優しかったんだけどね? 次第に、暴力を振るうようになったんだ。 どうにも、私が風俗嬢を続けることに耐えられなかったみたい。 風俗以外でもレイプは日常。街中を一緒に歩いてるときに、襲われることも少なくなかった。 秩序なんて存在しないこの世界では、普通の幸せなんて得られなかったんだ……。 私のことが好きだったから。好きだからこそ。 弟クンは独占欲を滾らせて、狂ってしまってね? 毎晩殴ったり蹴ったりしながら。私のことを強引に犯してきたんだ……。 「クソクソ!今日もレイプされやがって!」「僕の目の前で犯されたのになんで感じてるんだよ!」「もっと抵抗しろよ!この売女(ばいた)め!」って……。 私のことを罵りながら、何度も何度も中出ししてきた。 乳房をちぎれるほど強く揉んできたり、跡がつくほどお尻を叩いてきたり、イラマチオで窒息寸前まで追い込まれたり…。 レイプ魔なんかよりもよっぽど荒々しく襲ってきたんだ……。 でも、口答えすると余計に痛くされるから。 私は感情を殺してDVを受け入れていたの。 いつも終わった頃には息絶え絶え。 気絶するように意識を失う最中、このまま死ねば楽になるって何度思ったかわからない……。 あんたのせいで、死が救いだと思うほど酷い思いをしたんだよ……? 私を強引に犯しているとき、あんたのことにも触れていたよ? バックで狂ったように腰を振りながら、こう叫んでいたんだ。 「こうなったのは全部兄貴のせいだ!」「兄貴が世界を滅ぼさなければ、平和な世界でリアス姉(ねえ)と結ばれてたはずなのに!」「リアス姉は僕だけのものだったはずなのに!」って……。 まぁ、実際のところ。 世界が滅んでなければ、私とはセックスできなかったと思うけどね? 平和な世界で一生実らない片思いを続けるか。 崩壊した世界で初恋の人を飽きるほど抱けるか。 弟クン的にはどっちが幸せだったんだろうねー……? ……ん? イきそうなの? この、タイミングで……? うわっ。幼馴染がDVされた話で射精感高めてるとかサイテー…。 ほんとにあんたって、救いようがないね……? はいはい。勝手にイケば? どーせ、駄目って言ってもぴゅっぴゅっするんだろうし。 あんたにはなにも期待してないから。勝手にだしていいよ。 あんたの弟は巨乳の幼馴染を何百回も抱いたのにあんたはヤレずじまい。 弟に先を越されて悔しいねー? ヤりたいだけなのに、私を好きだと勘違いした童貞男。 粗チンに触れてすらもらえないから、自分でシコることしかできない。 絶対に抱けない幼馴染の肢体の感触をオカズに哀れにオナニーしろ。 もげるほど悔シコして惨めに射精しろっ。 はいっ。ぴゅっぴゅっ~。ぴゅっぴゅっぴゅっ~。 うわぁ。すごい勢い……。 過去一じゃない……? こんなに罵られたのに大量射精するとか。 どういう感情なの? ほんっと、最低だね……? はいはい。全部でまちたねー? 風俗嬢としての役目はこれで終わり。 もうあんたとはくっついてあげませーん ふぅ、よいしょっと…。 ……ん? 弟クンとのその後……? あぁ。兄弟だし一応気になるか。 それなら教えてあげる。 一ヶ月以上DVが続いて、心も身体もボロボロになった頃。 風俗の仕事から帰ると、弟クンは音もなく消えていたんだ。 このままじゃ私を殺しちゃうと思ったんだろうね? いまでは、どこにいるのか。生きているのか、死んでいるのかすらわからない。 暴力を振るわれて苦しかったはずなのに、心に穴が空いたような感情はしばらく消えなかったんだ……。 そして、立ち直りかけた頃に、あんたと再会したわけ。 まったく。苦難の連続……。 DV彼氏を忘れることができたと思ったら、世界を滅ぼした幼馴染と再会するなんて。 私って、男運が最悪だと思わない? はぁ。まぁいいや。 あんたが惨めな境遇だと知ったお陰で、少しは気も晴れたし。 悪いことばかりではなかったからね。 ……これで、墜とされ報告はおしまい。 今日別れたら、一生会うこともないだろうけど…。 最後だから、少しだけ話し相手になってあげるよ。 【トラック5】 ふぅ…。はぁ~……。 ピロートークって、苦手なんだよね。 男のほうは賢者モードで怠そうだし、私も別に話したいことはないし。 男がイッてからのほうが風俗嬢をやっていて苦痛かも。 まぁ、あんたとはヤッてないから、ピロートークですらないんだけどねー? ……ねぇ。 墜とされ報告を聞いてどう思った? 少しは苦しんでくれたかな……? ……はは。 そうだよね。あんた、泣いてたし。 大嫌いなあんたに少しでも苦痛を与えられたなら、私の狙いは成功かな……。 ……でも、まだまるで足りない。 世界が滅んで私が被(こうむ)った苦しみと比べたら、ゼロに等しい。 もっと、もっと……あんたを苦しめないと割に合わないよ……。 ……だから、さ。 また、来れば……? ほら。私が他の男に抱かれた話を聞くと苦しいんでしょ? それなら願ったり叶ったり。 性体験ならこれまでもこれからも嫌でも積み重ねていくからさ。 あんたを苦しめるために、いくらでも報告することができるよ。 それを聞く覚悟があるなら、会うことを許してあげる……。 ……ハッ。 あんたと会いたいわけないでしょ? この思い上がり男。どれだけ罵られれば嫌われていると理解できるの? 死ねばいいのに……。 ……まぁでも。 世界を滅ぼしたあんたのことは死ぬほど憎いけど…。 どれだけ謝られようと、一生許すことはないけど…。 こうして本音で話せる相手は、もう、あんただけだからさ。 唯一無二の存在では、あるのかもね……?