◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 04-02.コンビニ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ //コンビニの中 //後ろ1mくらいの距離 【舞結】 「お茶にしようかな。  それとも炭酸にしようかな」 【舞結】 「お兄ちゃんは何にする?」 //左側50cmくらいに移動 【舞結】 「最近新しく出る飲み物って、透明なやつ多いよね」 【舞結】 「試しに買ってはみるんだけど、  なんか味が薄いから結局ちゃんとしたの買い直しちゃう」 【舞結】 「透明なのに紅茶って、もうなんか間違ってるよね」 【舞結】 「うん、やっぱりお茶系にする」 //左から右へ移動。距離50cmくらい 【舞結】 「ウーロン茶とか緑茶とか言うけど、  ジャスミンだけジャスミンティーだよね」 【舞結】 「えー、ジャスミン茶って言う?」 【舞結】 「いうのかぁ……。  世間は広いね、うん」 【舞結】 「あはっ、じゃあジャスミン茶にする。  お兄ちゃんは?」 【舞結】 「一緒でいいの?」 【舞結】 「……その言い直しずるい。  一緒がいいって」 【舞結】 「うっかり間違って私のを飲んじゃう作戦?」 【舞結】 「あはっ、必死に否定するの可愛い」 【舞結】 「……そういうとこ、やっぱり好き。  えへっ」 【舞結】 「あっ……さ、さてさて、あとはおやつかなー」 //照れ隠しを力押しでごまかす感じで //主人公の前1mくらいのところ 【舞結】 「ねえねえ、お兄ちゃんはあまいもの好き?」 【舞結】 「和系? 洋系?」 //わけい、ようけい、造語です 【舞結】 「へぇ〜、そうなんだ。  私はなんだと思う?」 【舞結】 「当たりっ!  そう、どっちも!」 【舞結】 「って勝ち誇られてる〜」 //左側距離50cmへ 【舞結】 「大人のなになにって名前のも多いよね。  つい買っちゃう」 【舞結】 「何が大人なのかわからないけど。  ビターが大人って意味なら、なおさらわからない」 【舞結】 「なるほぉ、値段が高いのもあるのかぁ」 【舞結】 「そういう名前つけて、大人からお金とるのかな」 【舞結】 「あー……言われてみれば確かに、  普通のより高い分、美味しいのも多いね」 【舞結】 「さすが、大人だからわかるんだね」 【舞結】 「で、どれにする?」 【舞結】 「私? ……私は……なめらかプリンかな」 【舞結】 「えっ、これも一緒でいいの?  また間違って私のを食べる作戦?」 【舞結】 「……おやつはお兄ちゃんのと、  別なのを選んでもいい?」 【舞結】 「あっ、一緒は嫌だとかそういうわけじゃないからねっ!」 【舞結】 「(一緒ってのはすごく嬉しいし)」 //つぶやきです 【舞結】 「じゃあこの、ブルーベリーレアチーズケーキで」 【舞結】 「あとはいいかな。  お兄ちゃんはなにか他に買う?」 【舞結】 「じゃあ終わりで」 //前に移動 【舞結】 「えっ、出してくれるの?  いいよこれくらい」 【舞結】 「うー……ありがとう」 【舞結】 「あっ、持つのは私っ。  それくらいはするのっ」 【舞結】 「うん、大丈夫だから。  ペットボトル2本でへなへなになんかならないもん」 【舞結】 「ささ、いこっ」