『無様!轟音オホ解放宣言!〜奴隷の逆襲に遭ったマゾバレ独裁皇女の末路〜』 ※こちらは初稿セリフ台本になります。実際の音声と一部セリフが変わっている可能性がございます。 ◆トラック①:いともたやすく行われる、蹴り上げ、鞭打ち、斬首宣告♪ ……あら? 図が高いですわっ、この無礼者っ……! まったく、こんな奴隷がうちにいただなんて……。 それとも奴隷全体の質が下がっているのかしら? 何をしたか、ですって? このわたくしに対して、頭を下げるだけだなんて全く足りてないわ。 わたくしはこの国の皇女ですのよ?  まさか忘れたわけじゃないでしょう? オルサ・マッジョーレ・シオンピエナ3世。 わたくしの顔と名を、その魂に刻み込みなさい ……ああ、いえ、いいですわ。 下賤な者に覚えられても、気持ちが悪いだけですし……。 とりあえず下民はもっと地面に顔をつけて這いつくばりなさい! なにかしら、その目は……反抗的ね。 そういう相手にはわたくしのウィップちゃんがお似合いでしてよ! おーっほっほっほ、いかがですかぁ♪ このウィップちゃんのけたたましい音……♪ うっとりするほど、鋭く、早く、勇ましいでしょう♪ ほらっ、ほら、もっと聞かせてあげますわ……そして、その身体に……! 自分が、どれだけ、浅ましい人間なのかっ……! いえ、もはや人間ですらなく、下等生物であることを……! 刻み込んで差し上げますっ……! これは教育! いえ、調教! あなたのような下等生物! うちのワンちゃんにも劣る、下賤の者には身に余るほどの恩赦でしてよ! よかったですわねぇ、わたくしの機嫌がよくて。 本当に虫の居所が悪かったら、 あなたの首は胴体とおさらばしているところですわ! いえ、いっそ、そうするのもありですわね♪ この間、新しくした断頭台の威力をまだ試せていませんし……? おほほ、もしかして、命乞いをしていますの? 下々の言葉など、虫の羽音と同じで煩わしいだけですわ。 ああ、そう、虫でしたら潰しても問題ありませんわ♪ 今からこのヒールで踏み抜いて、音がしなくなるまで痛めつける……。 それもまた面白いかも知れませんわねぇ……♪ それとも、なにか芸でもさせてみましょうか。 例えば、わたくしの靴を舐めさせるとか……♪ 見世物として面白ければ、生かしておくのも悪くありませんし? ちょっと、このバカッ……! 本当に舐めようとするなんて、 あなたの汚い舌で舐められて、綺麗になるわけないでしょう。 下民なんかに舐められたら、余計に穢れるだけですわ! まったく……その頭の中に、虫でも湧いているのでは? いえ、そうでした、あなた自身が虫でしたわね! 虫なら虫らしく、地べたでも這っていなさい……! はぁ、はぁ……まったく……! これから舞踏会なのに、無駄な体力を使わせないでちょうだい。 ……本当に、下民はどいつもこいつも生意気ですわ。 最近は税の払いが悪いようですし、新しい税でも作ろうかしら? 呼吸で空気を汚している税とか良さそうねぇ。 ああ、それか下民はわたくしたちに財産を献上するのが仕事ですし、 生きていることに税金を掛けるのも面白そうですわねぇ……。 ん? なんですの、その目は? なんだかまた、腹が立ってきましたわ……! まぁ、いい位置ですわねっ……ふんっ……! ふぅ、ちょっとスッキリいたしましたわ……。 ん? ああ、その垂らした鼻血は自分で舐めて掃除しておきなさいな。 わたくしは楽しい楽しい舞踏会の時間ですわ~~♪ おーっほっほっほっほっほ♪