05.妖艶な継母への不信感と怒り『息子』 【ふうか】 今日は話って何? 君から声をかけてくれるなんて珍しいね、うれしい… 【りん】 あ~、お父様についてね、 残念だけど私達も行方が分からないの… 2週間前に出ていったきり、連絡が取れなくて… どこにいっちゃったのかな~ 【ふうか】 私達はほんとに何も知らないのよ… 心当たりも全くないの… 【りん】 そんなにこわい顔しないでよ… もしかして、私達を疑ってるの? 夫に酷い事するわけないじゃん… 仲もすっごく良かったんだよ… 【ふうか】 そうそう、周りからは財産目当てだって言われたけど… そんなんじゃないから… 夫の事を心から愛していたの… 最近はお父様が心配で夜も眠れないわ… 【りん】 確かにちょっとぼーっとしたり、虚ろな目をしてたけど… 仕事で疲れてただけよ… すぐ元気になると思ったのに、こんなことになるなんて… 【ふうか】 なかなか私達の事、信用してくれないのね… 結婚するときもずっと反対してたし… 自分で言うのもなんだけど、 こんなに若くて綺麗なお母さんいないよ… しかも、二人もお母さん居るし… 男の子なら喜んでくれると思ったのにな~ 【りん】 そうだよ、 他にも困ってることがあったら何でも相談して 好きなだけ甘えてくれていいから… 力になれることは何でもするよ 【ふうか】 今日はここでゆっくりしていってよ 癒してあげるからリラックスして… 楽な体勢で私達に身を預けなさい…♡ 【りん】 お父様も大好きだったから君も気に入ってくれるはず…♡