【アズサ】 …豚さん♡ いつまで寝ているの? 【ミカ】 ねえ♡ さっさと起きなさいよ♡ この豚♡ 【アズサ】 …あら、やっと目が覚めた? こんにちは、豚さん♡ 私は四ノ宮アズサ。 この学園の生徒会長をしているの♡ こっちは妹のミカ。 副生徒会長よ♡ 【ミカ】 んふふ♡ やっほー、豚くん♡ …あ♡ もしかして状況分かってない? すっごい間抜け顔~♡ 【アズサ】 ふふ♡ 無理もないわね♡ いい? 一度しか言わないから、 ちゃんと聞きなさい? 豚さん♡ ここは姫埜宮学園。 日本中のお嬢様が集まる、 名門女子校よ♡ あなたは今日から、 この学園に通うの♡ 大丈夫、心配いらないわ♡ あなたのおうちの許可は頂いているから♡ …え? どうして、男である自分が、 女子校に通うのかって? ふふ、それはね…♡ 私たち姉妹の、 ペットとして、可愛がってあげようと思って♡ 悪い話ではないでしょう? 元の学校で冴えない日々を送るより、 ここで、美人姉妹に可愛がってもらう生活の方が、 あなたも幸せよね? ふふ♡ だけどあなた、 犬や猫のような可愛げはないから、 豚、って呼ばせてもらうわね♡ 【ミカ】 でも姉様? 豚に失礼な気がしますけど~? 【アズサ】 ふふ♡ 意地悪言わないの、ミカ♡ そんなこと言ってたら、 前のオスみたいに、 フっと、消えちゃう、かもしれないわよ 【ミカ】 え~? 消えたらまた、 別のを捕まえてくればいいんじゃないですかぁ~♡ ね~豚くん♡ お前の代わりなんかいくらでもいるんだからね~♡ だからぁ…♡ 反抗的な態度とったら…♡ お前みたいなゴミ、 ミカたちの力でサクッと、処分、 しちゃうからね? ふふふふふ…♡ ほら、豚くん♡ 処分されたくなかったら、 ミカたちに土下座しな? さもないと~…♡ とーっても酷い目に、あっちゃうかもよ~♡ んふふふふ♡ …うわっ♡ あはっ♡ あははははっ♡ こいつ、 ミカに命令されて、 あっさり土下座してるっ♡ 男のくせに、 必死で女の子に媚びてるぅ~~っ♡ だっさぁ~♡ 動画撮っちゃお~♡ くふふふふっ♡ 【アズサ】 いい? 豚さん♡ この学園では、 あなたに人権なんてないの。 ふふ♡ でも安心しなさい? 学園で唯一のオスとして、 私たちのオモチャとして可愛がってあげる♡ …まあ、飽きたら、処分、しちゃうけれどね♡ ふふふふ♡