【02-2 深化short カウントダウン】 ほら…感じて下さい。 立ち込めている、真っ白な霧の中で… ふわふわと揺られている、貴方の体… 穏やかに響いてくる私の声に、全身、優しく包み込まれているみたい… 私の声に包まれて、とても気持ちいい… そんな、気持ちのいい感覚に、身を委ねていると… 頭の中に拡がっている霧も、さっきより、もっと、深くなっていきますよ… 私の言葉が、真っ白な霧となって、貴方を柔らかく、優しく包み込んでくれる… 真っ白な霧が、頭の中いっぱいに拡がって、とても、気持ちいい… 貴方は、この世界で私の声を聞いている限り、とても気持ちいい感覚… 深い霧の中で揺られる感覚に、浸っていることができます。 私の声を聞けば聞くほど…貴方はどんどん深く、気持ちよーく… なっていくことができますから、ね? ほら…これから私が3つ数えて、ハイ。と言うと、 貴方は今よりもっと深い霧の中へと、落ちていくことができるの… そして、空っぽになった頭の中を、今よりもっと深い心地よさで、 満たされていき…より深い催眠の世界へと、入っていきます。 …それじゃ、いきますよ? 3     (//カウント。2秒弱毎くらいで) 2 1 ハイ。 背中から引っ張られるような感覚とともに、 貴方の意識もすうっ…と引っ張られ… 深い、深ーいところへ向って、落ちていく。 私の声に引かれながら、真っ白で心地の良い霧の中へと、 沈み込むように落ち続ける… 深く、深ーい霧の中を、穏やかな心地のまま、 背中から引っ張られるように、貴方は落ち続ける… …ここは、さっきよりも深ーい所にある、催眠の世界。 一面真っ白で、前を身通すこともできない… ひたすら霧に覆われている、ただ、心地いいだけの世界… 穏やかな私の声に包まれて、ただ、気持いいだけの世界… それが今、貴方の居るところ。 この霧の中では、私の言葉が、さっきよりも深く、 はっきりと、頭の中に響き渡ってきます。 そう…私の声が、より深く、優しく響いて…貴方を満たしていく… 私の声に包まれて、とても、気持ちがいい。 真っ白な霧に包まれて、とても気持ちがいい… そうですよね? …さぁ、霧の中に落ちていく心地よさ、もう一度、味わってみましょう? 再び、数を3つ数えてハイ、と言うと… 貴方はさっきの感覚をもう一度、味わうことができます。 そう…深い、深ーい霧の中を、落ちていく感覚… より深い、催眠の世界へと、落ちていく感覚… 私がカウントを重ねるごとに、貴方はこの気持ちよさを、何度でも味わうことができるの。 それは、とても気持ちがいいこと。 …それじゃ、いくわね? 3     (//カウント。1秒毎くらいで) 2 1 ハイ。 貴方の意識がすうっ…と、深いところへ落ちる。      (//カウント。1秒毎くらいで) 3 2 1 ハイ。 背中から引っ張られるように、深く、深ーく落ちていく… 真っ白な霧に包まれ、気持ちいい感覚を味わいながら、落ちていく…      (//カウント。1秒毎くらいで) 3 2 1 ハイ。 落ちていくのが気持いい…深い霧に満たされて、気持がいい… 私の声に満たされて、とても気持ちがいい…      (//カウント。1秒毎くらいで) 3 2 1 ハイ。 深い、深ーい霧の中を、落ちていく感覚… 気持ちの良い世界へ向かって、落ちていく感覚…      (//カウント。1秒毎くらいで) 3 2 1 ハイ。 落ちていく感覚を、より深く味わうにつれて… 貴方を包み込む霧も、より深く…深ーく、なっていきます。      (//カウント。1秒毎くらいで) 3 2 1 ハイ。 そして、もっともっと気持ちよく、幸せな世界に、浸っていくことができますからね? 。 そう…それは、真っ白な霧の、向こう側の世界… 貴方の願いを叶えてくれる、素敵なところ。 次に数を数え下していくと、 これまでで一番深いところへ向って、貴方は落ちていきます。 そして、とても穏やかで、幸せに満ち溢れた空間… 霧の向こうにある不思議なお部屋の中へと、辿り着くことができます。 それじゃ…いくわね?      (//カウント。1秒毎くらい。少しトーン低めに。ゆったりと) 5 4 3 2 1 ハイ。      (//以下、、トーン低めに。これまでより早口で)      //ラスト2行「落ちていく…」で、少しずつテンポダウン) ずーんと落ちていく。 貴方の心と体が、深い、深い、霧の中へと向かって、 背中から真っすぐに落ちていく。 落ちていく感覚が気持いい。 落ち続ける感覚が、とても気持いい。 落ち続けながら、貴方の中に残っていたわずかな意識が 白い霧の中へと溶け出していき、やがて、完全に消えてしまう。 貴方の意識が全て消え去り、まっさらな心のまま、 ただ、落ち続ける感覚を味わう。 落ち続ける感覚の気持良さを、ただひたすらに、味わい続ける。 意識も、心も…何もかもまっさらになった貴方は、 これまでで一番深いところへ向かって、真っすぐに落ちていく。 ただひたすらに、落ちていく… 落ちていく… 落ちていく…      (//ここまで)           (空白:5秒)      (//以下、トーン低めに。ここから) 今、貴方の心は、とてもリラックスして、落ち着いています。 そして、貴方はいつの間にか、とある空間の中に居ることに、気が付きます。 ここは、どこだろう…? さっきまでと同じく、真っ白で、ぼーんやりとした空間。 深い霧はすっかり晴れ渡っているけれど、 どれぐらいの広さなのか、はっきりとは判らない。 見渡す限り、真っ白で、空っぽな、部屋の中。 部屋の向こうには、真っ白な壁や天井が、ぼーんやりと見えている… そして、さっきまでの場所とは一つだけ、違うこと… そう…ここは出入口のない、密室。世界と完全に隔てられた、 何者にも干渉されることのない、密室の中。 自分がどういう場所に居るのか、段々と判るにつれて… 貴方の心も段々と、安らいでくるのが感じられます… どこか懐かしい場所に、帰ってきたような心地… まるで、自分がここへ来てくれるのを、待っていてくれたような… そんな心地に、貴方は包まれていきます。 そう…この部屋の名前は、ミラージュルーム。 蜃気楼で出来た、見渡す限り、真っ白な空間… 貴方の望みを叶えるためだけに存在する、 幸せに満ちた空間…貴方と私だけの、理想郷です。 この部屋の中で起こること、この部屋の中で体験することは、 全て貴方自身の体で感じられるし、影響を受けることになります。 この部屋の中に居る限り、貴方はどんなことでも、素直に受け入れ、 気持ちよさや幸せを、心の底から、感じられるようになります。