ぺーるとーんれいんぼぅすたーボイスドラマ企画第23弾 『ちょこっとヴァンパイアな彼女との深愛性新婚生活(仮)PART2』 今回のあらすじ 朱音ちゃんとの同棲生活とも2年目に突入。 すっかりこの生活に慣れた二人は、ふたりだけの「今」を楽しみます。 (今回は気候や季節ごとのイベントをテーマにしたシーン多めです) ■PTRSEX02:ちょこっとヴァンパイアな彼女におみみで起こしてもらう朝 休日のある朝、なかなか起きてこない主人公に対していろんなことをして起こしてあげようとする朱音ちゃんのお話。 [休日の朝、ソファで寝ている主人公を起こそうとする朱音] 【右側・近距離】 あなた、おはよ~(少し眠そうに) (ぐっすり眠っている主人公) ……あれ? うふふ……もう、あなたったら。せっかくのお休みなのに、まだ寝てる…… いや……お休みだからこそ安心して眠っているのかしら。 ほーら起きて、あなた。もう朝よ。 (主人公の体を揺する朱音) あーなーたってばぁ! んむ……全然起きないわね…… 涎垂らしちゃって……うふふ。 ねえ、あなたぁ? 起きてくれないと…… (耳元へ) 【右側・耳元】 いたずら、しちゃうわよ? (依然として起きない主人公) ふーん、いいんだ…… 起きないってことは、そういうことよね? じゃーあ……んぷ……ちゅ……(耳を舐めてみる朱音) (囁き声で) (耳を舐めながら) ほーら、お耳どうかしら。 んちゅ、ちゅぷ……んふふ……くすぐったくて、目が覚めるんじゃないかしら? んちゅ、ちゅ……ぇる、れる、りゅる……ちゅぷ、ちゅぴ……れる…… あなたぁ……んちゅ、れりゅ……あなた……んちゅ、ちゅる…… 早く起きてくれなくちゃ……んぷ、ちゅ……私、寂しいわ…… んちゅ、ちゅる、ちゅむ……んぷ、ちゅるる……んぢゅる…… ちゅる、ちゅぷ……ん……ぁぷ、れりゅ…… ん……んふぅ…… (/耳を舐めながら) うふふ。なんだかこれ……少しドキドキしてしまうわね…… 私、またあなたの寝込みを襲ってる……ん…… でも、これはあなたが悪いんだから…… 起きてくれるまで、しちゃうからね……? えと……もっと激しくされるのも好きなんだった……かしら。 前にそんなこと言ってたわよね、あなた。 んむ……んぷ、ぢゅる、ちゅるる……んぷ、ぁぷ…… このくらいで……んちゅ、ちゅぷ、れりゅる…… じゅる、ぢゅる……んちゅ、っぷぁ……んふぅ…… ちょっとうるさいかしら……? でも……んじゅる、ちゅっぷ……んぷ、れりゅる…… それで目覚めてくれれば……んちゅ、れる、じゅるっ……んぷぁ…… んむぅ……こんなにされても起きてくれないの? ねえ、あなた……早く起きてくれないと、お耳から貰っちゃうわよ……? んちゅ……れる……いいの?……私は本気よ……? (主「いいよ」) えへへ……ありがとう。 (/囁き声で) 【右側・近距離】 ……って、あなた、何ちゃっかり返事してるのよ…… いつから起きていたの? (主「悪戯しちゃうわよのあたりから」) んむ……それって、最初からってことじゃないの。もう、恥ずかしいわ…… ねえ、あなた。本当に……いいの? (主「だからいいって」) んふふ……そんなに言うんだったら、してあげないこともないけれど…… えっと……じゃあ…… (再び主人公の耳元に) 【右側・耳元】 いくね……んぁ……ぁくっ(耳たぶに歯を立てる) (耳からの血を舐めながら) ん……ちゅう、ちぅ……んぷ、ちゅる……えへ…… なんだかこんな朝からなんて……ちょっと贅沢ね……んぷ、ちゅるる……んふ…… ぁぷ、ちゅ……れる……んふぅ……あなた……美味しい……んちゅ、れぇ…… んちゅ、ちゅ、ちゅる……んふぁ……んぷ、ちゅるる…… でも、これで気持ちよく……んちゅ、りゅ……目覚めてもらえる、かしら? ちゅる、ちゅ……れる、れる……んぁ、っぷゅ……んふ…… (主「こういうの、悪くないね」) ふふ……それはよかったわ……んれぇ、れる……ちゅる、ちゅ…… 私も……こんなに美味しいものをもらえて……ちゅる、ちゅ、れる…… 朝から元気いっぱいになっちゃいそう……うふふ……んちゅ、れる、りゅるる…… でも……んちゅ、っぷ……あまりこんな朝を繰り返すと……ちゅるる、くぷ…… 癖になっちゃって……んぁ、れる……ん…… これがないと……んちゅ……起きられなくなってしまわないかしら……んぢゅる…… んふふ……ちゅる、ちゅ、ちゅ……あなたぁ……れりゅ、れる……ぷぁ…… (/耳からの血を舐めながら) (少し中断) ん……もう血は止まったわよ。ごちそうさまでした……えへv あなたも……もう目は覚めたかしら? (主「もうちょっとかかりそう」) もうちょっとって……それ、ただ私にお耳を舐めてて欲しいだけなんじゃないの? んもう……別にいいけど。 ちゃんと目が覚めたら教えてよ? じゃあ、続きしましょうね……甘えんぼさんな、あなたv ん……ちゅvちゅ、ちゅる、れる……んぁ……ちゅぷ…… んぷ、ちゅぷ、ちゅる……んふふ‥…ちゅ、ちゅる……ちゅぷ…… (優しく耳舐め・30秒ほど) [しばらく後、朝ごはんを食べて食後のコーヒーを楽しむ二人] 【正面・中距離】 はい、コーヒー。お砂糖は多め、だったわよね。 (コーヒーを飲む主人公) うふふ。美味しいかしら。 じゃあ、はい。今度はこっち、なのでしょう? 【正面・近距離】 ん……ちゅv(唇におはようのキス) んふふ……おはようのキスって、素敵な習慣よね。 これを始めてから私、前よりも朝が好きになったわv (少々ディープなキスをされる朱音) んむ……んぁ……ちゅ、ちゅむ……んりゅ、れぇ、ぇりゅ……ちゅる…… んふ、ちゅる、れる……んぁ、っふ……んむ……ちゅぷ、ちゅるる…… んぁ……ん、ふぁ……ふぅ…… んもう、朝からこんな(ディープな)キス……えへ。 ええ、そうね。お休みなんだもの。 今日くらいはこんな雰囲気でも、悪くはない……わよね。 最近、やれ課題だ、やれレポートだって、忙しいし…… あなたも最近疲れてるなって、横で見ててわかってしまうもの。 そんな中でも、こうやって……ん……ちゅ、ちゅむ…… あなたと愛し合える時間を作ってもらえるの、本当に幸せ。 こんなに沢山愛して貰って、私は本当に幸せな女の子だわ。 あなた……ん、ちゅ、ぇる…… ん、ちゅる、ちゅ……んふ……ぁぷ、ちゅ……れる、ちゅる…… ん……ふぁ……んふぅ……ふぅ…… (一息ついて) 【正面やや左・中距離】 ねえ、あなた?今日の予定、覚えてる? (主「うん。デート、行くんだよね」) うん。今日はデート。 ランチを食べて、お買い物に行って、映画を見る約束。 私、この一週間は今日という日を楽しみに頑張ったのよ? 褒めて欲しい……わ? (朱音の頭を撫でる主人公) 【正面・近距離】 ん、んふぅ……えへへ…… 頭を撫でられると、とっても心地いい。 私も……あなたの頭、なでなでしてあげるv (主人公の頭を撫でる朱音) ……わざわざ頭を下げてくれるの、なんだか可愛くって好きよ。 あなたの方が背、高いものね。よしよし……えへ……v 知ってる?私とあなたくらいの身長差だと、立ってる時にキスがしやすいんですって。 (主「本当に?」) 本当よ?だって、今までだって何度も、そうやってキスしてきたじゃない。 ほら、立ってみて? こうやって……ん、んちゅ、ちゅ……ん…… うふふv この角度が、距離が……ね?わかるでしょう? それにしても、いつからかしら。 キスする時に、あなたがしっかり私の背中を支えてくれるようになったの。 おかげで私はあなたに安心して身を任せることができるし…… なにより、あなたとの距離がさらに近づいて、深くまで愛を確かめることができる…… (再び朱音にキスをしようとする主人公) ん もう……まだしたいのかしら? なでなではもういい? じゃあ、はい。どうぞ……ん…… (ねっとりと深くて甘いキスを・20秒程度) んは……はぁ……んふぅ…… (自身の興奮を諌めるように) 【正面・中距離】 あんな目覚め方をしたおかげで、なんだか今日は朝から爛れている気がするわ…… 幸せだけれど……本当に、癖になってしまいそう……んふぅ…… でも、ずっとこうしてるわけにもいかないものね。 今のうちに週末の課題を片付けて、今日のデートを楽しみたいもの。 ほら、あなたも。色々とやらなきゃいけないことがあるのでしょう? それを片付けて、いっぱい一緒に、素敵なお休みにしましょうね。 ■本編(2年目) Chapter1:親密の証 [春・学校が始まる前日のお昼過ぎ] (ソファに隣同士で座ってテレビを見てる主人公と朱音) 【左側・近距離】 ふぁ~あぁ……(あくび) ん……なんだか暇ね。 大学の春休みって結構時間に余裕があるって聞いていたけれど、思った以上だわ…… あなたとこんな風にだらだら過ごす時間、とても甘くて幸せなんだけど…… なんだか少し、頽廃的な気持ちになってしまうわね。 あなたと一緒なら、ずっとこうでもいいかもしれないけれど…… でも、そんな日々も今日でおしまい。 また明日から忙しい毎日が始まるんだって思うと、今が愛おしく感じる……ような? あなた、今日はアルバイトかしら。 (主「今日は休みだよ」) あら、お休みだったのね。えへへ…… だったら今日は、春休みの最終日を満喫しましょ? (主「例えば?」) 例えば……そうね……えいっ! (ソファに主人公を押し倒す朱音) 【左→正面至近距離へ】 うふふv こんな風に、あなたとのイチャイチャしたり……とか? だって、学校が始まったら時間がすれ違うことも多くなるでしょう? この前見せてもらった履修登録の表を見る限り、去年よりは幾分かマシになるとは思うけれど、それでも……ね? ん……ふぅ……あなたぁv(少しさみしい気持ちになったので主人公の胸に顔を寄せて紛らわす朱音) (そんな朱音の頭を撫でる主人公) あら、撫でてくれるの? んふ……優しいわね。本当に。 (主人公の匂いを嗅ぐ朱音) すんすん……ん……落ち着く匂い…… あなたの胸に顔をうずめていると、とっても暖かい気持ちになるわ…… ずっとこうしていたいって……心から…… 大好き……大好きよ、あなた……ん……ちゅ……ちゅぅ……(顔を傾け、キスをするふたり) (密着状態でドキドキしてしまったので、紛らわすために朱音をくすぐってみる主人公) (※笑い声は文字に従わなくていいので自然な演技でお願いします。) (くすぐられながら) 【近距離で左右に移動】 んひゃっ……んふふ、あはははっ…… んもうっ……急にくすぐるの……んふ、んひゃは……ダメだってば……んふふふ! あははは、っはぁ……ちょっと、そこ……あふぅ……んふ…… もう……悪い人……そんなことする人には、んふふ……こうしてあげるわ…… (/くすぐられながら) (主人公のことを強く抱きしめる朱音) 【正面・至近距離】 んふふ……こうやって抱きしめていれば、もうくすぐられないわ。 あなた、手も足も出ないでしょう?私の作戦勝ち……んっvv(顔の近くにあった朱音の鎖骨に舌を這わす主人公) ちょっと、あなたぁ……あっ……v そこ、鎖骨……舐めないで……んっ、ふぁ…… なんだか、くすぐられるよりも……んぁ、ふ……変な、感じ……v 【正面→左耳元へ】 そんなことするんだったら、私も……んりゅ…… (同じく、耳を舐めてみる朱音) んちゅ、れる……んふ……お耳がガラ空きよ、あなた……んれ、ぇりゅ、れるれる…… (耳を舐めながら、鎖骨を舐められながら) える、れる……ちゅる、ぷちゅ……んふ、ぁぷ、んむ…… んふふ……変な声出して……ぁぷ、ちゅぷ、れるれる…… 本当にお耳……れる、ぇる……好きよね、あなた……んちゅ、っぷぁ…… こんなとこにキスされて喜んでるなんて……れる、ちゅ……ちゅ、ちゅ、ちゅぅ…… でも、こんなあなたにしたのは私……なのよね……れぇ、んちゅ……うふふ…… (耳が気持ちよくなって落ち着いてきた主人公) んちゅ、れる……んふふ……あなた、もう私のこと、舐めなくていいの? 私は……ぇる、ちゅ……もうちょっとだけ……んふふ…… ぁ……んむ……んちゅ、ちゅる……んぷ、んむ……ぇるれる、ぷちゅ…… (耳舐め終了。そのまま耳元で囁き続ける朱音) 【正面・至近距離】 ぷぁ……ふぅ。ごちそうさまでした。えへ。 あなたと子猫っぽくじゃれ合うの、幸せね。 くすぐり合ったり、舐め合ったり、こうやって……ん、ちゅ…… キスし合ったり、ね。うふふ。 (なんだかしたいようにされてしまった気がして、軽く仕返しするために朱音を押し倒してみる主人公) 【正面・やや右より】 ぁ……きゃふっ……ん…… えへ……男の子の力って凄いわね。 こんな風に押さえつけられてしまったら、私、身動き取れないわv あなたから押し倒されるの、ちょっと意外で嬉しい…… ん……ぎゅって……力強いのに、優しい…… (組み敷いた朱音に、やさしいキスを降らせる) 【正面・至近距離】 ん……ちゅ、ちゅむ……んちゅ、れる……ちゅ…… うふふ。 ねえ、あなた?今日、この後、少しお出かけしない? このままずっとあなたと愛を重ねているのも、もちろんいいとは思うのだけれど…… 明日からの準備、まだ少し足りてないかなって思うところもあるから。 駅の方のモールに行って、ちょこっとだけお買い物して…… で、そのままディナー、なんてどうかしら? (主「いいね、そうしよう」) えへへ。ありがとう、あなた……ん、ちゅ……(もう一度だけ、軽いキスを) でも、お出かけする前にその火照った顔、戻さなくっちゃ。 (主「そんなに?」) ええ。いつもの……(こう行ったイチャラブなことを)してる時の、甘く蕩けた顔になっているわ。 私は大好きなのだけれど……でも、このあなたの表情は、私だけのものにしておきたいから……ね? Chapter2:静かな食事 [大学の校舎・授業終わりの主人公を教室に見つける朱音] 【左側・中距離】 んーっと……あ、いたいた。 あなたー!(遠くから主人公のことを手を振りながら呼ぶ朱音) (主「どうしたの?」) 【正面・近距離】 えへへ。きちゃった……なんてv ねぇ、あなた。次の時間も講義、あるのよね? (主「うん。あるけど。」) 悪いのだけど、今から少しだけ時間……いいかしら? (主「どうかした?」) その……こんなことを言うのは、はしたないとわかっているのだけれど…… えっと……急に、その……あなたの血を……頂きたいなって…… [人通りの少ない棟の階段で] 【正面・近距離】 (主人公の指から血を貰っている朱音) んく、んく……ちゅる……んちゅ……んきゅ、っふぁ…… 人がほとんどこない場所なのはわかっていたけれど……んく、ちゅる…… すごく音が響いて……なんだか恥ずかしいわ…… ごめんなさい、あなた…… その……最近あまり貰う機会がなかったから…… (主「気づけなくてごめんね」) いえ……あなたが謝ることはないの。 ただ……我慢できなかった私が悪いだけ……だから…… 私もね?なるべく、あなたに迷惑かけないようにしようって思っているのよ? でも……前の時間、恋愛哲学の講義だったのだけれど…… 他の人の話を聞いたり、自分の恋愛観について考えたりするうちに、なんだか前の……あの…… ……そう。あなたの腕に、一生消えない傷を残してしまったあの夜のことを、少しだけ思い出してしまって…… でね?暗い気持ちになっちゃダメだって、自分に言い聞かせるために、あなたの味を思い浮かべてたら……その…… (主「欲しくなった?」) 欲しく……んぅ……そんな言い方、意地悪だわ…… それだと私、自分の欲望を抑えられない人間みたいじゃない…… んれぇ、れる……ちゅるる……でも、そうなのかも…… んぢゅ……くぷ、ぅくっ……ん……ぢゅる…… いつでも……この衝動に突き動かされて……ちゅる、れる……大事な所で失敗してる気がする…… (主「でも、そのおかげで出会えた」) ん……んもう……あなた、急にそんな…… ええ、そうね。私が吸血鬼じゃなくてこの衝動がなければ、あの時、あなたの血を舐めることもなかったわけで…… んぷ、ちゅ……れる……こんなに美味しいものに……じゃなくて、 こんなに素敵な人に、出会うこともなかったのよね。うふふ。 こんな私でも許してくれて、認めてくれて、愛してくれて…… でも、だからこそ、私もちゃんとしなきゃって思うの。 じゃないと、あなたはどんなに悪い私でも、その大きな愛で包んでしまいそうだから…… 愛されるのが嫌って言ってるわけじゃないのよ? ただ、どこまでも甘えてしまうと、そのまま沈んで行ってしまいそうだから…… だって、それだと、私があなたを包んであげられないもの。 あなたが私を愛してくれるのと一緒で、私もあなたを愛してあげたいって…… いっぱいの愛で包んであげたいって、思っているのだから。 あなた……あなたぁ……ぁぷ、れる、ちゅるる……んれる…… 好き……れる、りゅ……だいしゅき……ぢゅる、ちゅぷ……んぷぁっ…… んちゅ、ちゅる……くぷ、ちゅぷぷ……んふ……んぷぁっ ん……ごめんなさい……あなたの指のことだから、気づいているとは思うけれど…… もうとっくに血は止まってるのに……全然止められなくって…… まだあなたの血の味が……匂いが、残ってて……ぇる、れりゅ……んちゅ、ちゅぅ…… (主人公の指を舐めて、血の残り香を楽しむ朱音) んちゅ、ちゅ、れる……ん、ぁぷ、ちゅるる……れる、れぇる……んぷ…… んちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅむ……ちゅる、れる……ぢゅるる…… (近くの廊下を誰かが走る音が聞こえ驚くふたり) んぐっ……ふっ…… っはぁ……少し驚いたわ…… こっちに来るのかと思ってしまったけれど…… 今の足音、なんだったのかしら。 (主「たぶん、ここを近道として通ってる学生じゃないかな」) ああ、なるほど……ここ、ちょうど近道として使われてる建物だったのね。 ……って、知ってたならなんでこんな所で…… (主「思ったより時間、かかっちゃったみたいだから」) あぅ……私がずっとあなたの指を舐めてたから…… 講義、もう始まってしまうのね。 ごめんなさい……しばらくぶりだったから、その……美味しくて…… (主「講義よりも君の方が大事だと思ってるから」) うふふ……あなたがいつも私のことを1番に思ってくれているのは知っているわ。 それはとっても嬉しいことだもの。あなたの大好きなとこの一つよ。 でも、ちゃんと講義には出なくちゃ。ね? 今日は……私の方に非があるから、あまり言えた立場じゃないけれど…… ほら、今からでも間に合うでしょう? (主「もう大丈夫?」) ええ、私はもう大丈夫よ。あなたにいっぱい愛をもらったから。えへへ。 はい。……ん、ちゅ。(唇に軽いキス) 行ってらっしゃいのキス。 頑張ってきてね、あなた。 お家で、朱音印の美味しいご飯、作って待ってるからv Chapter3:愛逢傘 [梅雨時・家の中から雨空を眺めるふたり] 【右側・近距離】 ……雨、なんだか憂鬱ね。 こんな日は学校なんか行かないで、あなたと家で本でも読みながらゴロゴロしていたいわ。 (主「サボる?」) うふふ。別にズル休みをしたいって言ってるわけじゃないのよ? ただ、こうやってあなたとのんびり、雨音を聴いているのも悪くないかなって、そう思って。 雫の音に耳を傾けていると、とても心安らぐように感じて、私は好きよ。 あなたも?えへ。 ………… ね、あなた。 背中、押してほしいわ。 【正面・近距離】 行ってらっしゃいって、してほしい。 (行ってらっしゃいのキスをする主人公) ん……ちゅっ…… えへ。ありがと。 (主「行ってらっしゃい」) ええ。じゃあ行ってくるわね。 【正面→左側・徐々に離れていく感じ】 また後で、帰りの時間に会いましょ? (玄関の方へ進む朱音・傘を学校に忘れてきたことに気付く朱音)」 【左側・遠距離】 ……あ。 (主「どうしたの?」) 【正面・中距離】 えへ、えへへ……えっと、ほら昨日、予報では雨が降るって言ってたのに、降らなかったじゃない? それで、持って行った傘をゼミ室に置いてきちゃったみたいで…… あなたも後で学校に行くのだし、傘を借りるってわけにもいかないわよね。 うーん…… (主「じゃあ、一緒に行こうか」) 一緒にって……同じ傘でってこと? 【正面・徐々に近距離に】 ※まあ、今の状況を解決するのに最良の結論だとは思うけれど…… ちょっと、恥ずかしいかも…… それに、あなたは講義まで時間があるのでしょう? 学校で暇を持て余してしまわないかしら? (主「まあ、なんとかするよ」) ……じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかしら。 [通学路を二人、相合傘で] 【右側・近距離】 やっぱり二人で入ると思ったよりも狭いわね。 あなた、肩濡れてるわよ? 別に私は、多少濡れたくらいで風邪を引くわけでもないし、平気なのだけれど…… (主「女の子は体を冷やしちゃダメって言うし」) うん、あなたの主義に反するのよね。 本当にあなたって人は……うふふ。 ありがと。大好きよ。 ……でも、やっぱりこれは少々目立ってる気がするわね。 周りの人に、度々二度見されているもの。 別に見せつけるようなつもりはないけれど…… でも、私たちの愛が滲み出てしまっているのなら、そうなっても仕方ないのかしら。 えへ。……ちゅ。(主人公の頬にキスをする) だったらもう少しくらいベタベタしても、それは仕方のないことよね。うふ。 今日みたいにあなたにエスコートしてもらえると、多少の憂鬱も気にならないわ。 雨の日の度にこうしてもらえるのなら、私、雨の日をもっと好きになれそう。 ……でも、梅雨時だとあなたへの負担が大変なことになりそうね。 いつも大変な思いをさせてるのに、それはあまりにも我儘がすぎるって、自分でもわかるし…… これからはちゃんと傘、忘れてこないようにしなくちゃ。 でも、今日みたいに少し甘えたいなって思う日には、また一緒に歩いてくれるかしら? (主「うん。是非。」) えへへ。その時は是非、よろしくお願いしたいわ。 ねえ、今日は晩御飯、どうする?あなたは何が食べたい? (主「今日はハッシュドビーフが食べたい気分」) ハッシュドビーフ……なるほど、さっきテレビで作ってたものね。 でも、冷蔵庫にある食材じゃ足りなさそうだわ。ルーも常備はしていないし。 だったら帰りは一緒にスーパーでお買い物しましょう? ハッシュドビーフって言ってもルーやお肉でずいぶん味が変わってしまうと思うし、 あなたのリクエストなんだったら、そこはあなたに決めてほしいわ。 あなたが選んだ食材を、私が美味しく料理してあげる。 そうすれば、それは二人で作ったことになるでしょう? (主「僕も何か手伝うよ」) 手伝ってくれるの?そうね……それじゃ、玉ねぎを切ってもらおうかしら。 私、玉ねぎってどうしても苦手で…… 涙が出るって言うのもそうなのだけれど、新鮮な時の匂いがどうしても……ね。 (主「ニンニクとかも苦手なんだっけ」) ええ、そう。にんにくなんかと一緒で、伝承の吸血鬼が苦手なものは、あまり得意ではないみたいなの。 別に退治されてしまうってわけではないのだけど、あなたが請け負ってくれるなら、それに越したことはないわ。ありがとう。 (気付いたら校門の前まで来ていたふたり) …………と、そんな話をしていたら、いつの間にか学校についてしまったわね。 なんだか、こうやって歩きながら肩を寄せ合ってお話しするの、幸せだったわ。 あなた、こっち向いて? 【正面・至近距離】 ん……ちゅ。ちゅぅ……(少し背伸びして、主人公の唇にキスをする朱音) えへへ。じゃあ、行ってきます。あなた。 【正面・中距離】 帰りはいつものところで待ってるから。遅れるときは連絡してね? Chapter4:午前のあまあまタイム [夏の足音が聞こえる頃・休日の朝、近所の喫茶店で] (テーブルの向かいでココアをすする朱音) 【正面・近距離】 ちゅるる……んく。 うふふ……なんだか素敵ね。 お休みの日の早朝のカフェで、甘いココアを一緒に飲んで…… あ、あなたのはコーヒーだったわね。えへへ。 誘ってくれてありがと。 このお店、こんな時間だとほとんど貸切みたいになるのね。 時々前を通る時に覗いて見るのだけど、いつも夕方くらいにはほぼ満席になっているんだもの。少し意外だったわ。 雰囲気もいいし、ココアも甘くてクリームたっぷりで美味しい…… あなたも一口、どう? (カップの反対に口をつけ、軽くすする主人公) ね?美味しいでしょう? (「うん、おいしい」と、クリームでヒゲができてる主人公) うふふふ……あなたったら。クリームでおヒゲができてるわよ? ほら、じっとしてて…… (親指でクリームを拭う朱音) ………… ……はい、綺麗になったわ。 ん…………(親指を見ながら少し考える) ぁぷ…………んむんむ…………(親指についたクリームを舐める朱音) えへへ……勿体無いからつい…… あなたのおひげ、美味しかったわよv (主「君はおひげ生やさないの?」) 私は……うふふ。綺麗に飲めるから、そんなことにはならないわ。 それとも、あなたも今の私みたいなこと、してみたかったかしら? (主「まあそんなところかな」) だったら素直にそう言えばいいのに……もう。 じゃあ……少しはしたないけれど。 (小指ですくったクリームを唇に少量つける朱音) はい、どうぞ…… (それを直接舐める主人公) んひゃっ…… もう…… まあ、あなたなら直接舐めてくるかなとも思ってはいたけれど…… (主「だって、唇につけたのはそういうことじゃないの?」) や、唇につけたのは……あなたの指にキス、できるかなと思ってのことで…… ……どちらにしても、今のは私の負けね。うふふv でーも。 あまりそういうことは公衆の面前でするものではないわよ?(ひそひそ声で) 今は……その公衆がいないから、ぎりぎりセーフってところかしら。 あなたとこんな甘い時間を過ごしていると、自分の存在する世界がどこまで広がっているのか、わからなくなってしまうわ。 いっそ、あなたと私の二人しか存在しない世界にいたいって私、時々思うの。 お互いの両手を広げたくらいの世界の方が、いろんなことを考えないで愛しあえるんじゃないかって、ね。 それを半ば現実にしているのが、今の私たちの生活なのだけれど。 でも、学校だったり課題だったりアルバイトだったり…… 時々、煩わしく感じてしまうこともあるわ。 だけど、今を乗り越えればその先で、もっと強く繋がり合えるって信じてるから…… このココアのように、甘くて、暖かい未来を、あなたと一緒に迎えられるって、 ……信じてるから。えへ。 だから、そんな明日のために、いっぱいの幸せを、愛を…… 二人で一緒に混ぜあいましょう? (主「愛してる」) えへへ……私も、愛してるわ。あなた。 ん……少しくらいなら……大丈夫よね? 【正面・至近距離】 あなた……ん、ちゅ……ちゅ、ちゅ……ちゅむ、ん……(店員の目を気にしながらのキス) えへへ……あなたの唇、コーヒーの香りがするわ。 私のはココアの?うふふ…… 【正面・近距離】 今日のキスの味はカフェモカね。 甘くて、甘くて、でもそれだけじゃない。 どこかほろ苦くて、深みがあって…… 偶然だけれど、私たちの愛を形容するのに、意外とあってるかもしれないわね。 でも……これ以上苦くなるのは大変だと思うから、 これからは、もっとお砂糖を足していきましょうね。 このココアよりもさらに甘く……よほどの甘党じゃなければ口にできないくらいに…… コーヒー好きなあなたも、甘いのは大好きでしょう?沢山お砂糖、入れるものね。 いっつも私に甘い言葉をくれて、甘いキスをくれて、甘い血をくれて…… 私にとってのあなたは、これ以上にないくらいの甘露なの。 甘くて、美味しくて、大好きなあなたと愛しあえる…… 糖分の過剰摂取で病気になっちゃっても、それでも私はあなたが味わいたいわ。 あなた……ん、ちゅ……(もう一度キスを) えへへ……おいしい……v Chapter5:お祭りデート [夏・近所の花火大会に来るふたり] (少し離れたところで、テンション高めに主人公を呼ぶ朱音) 【正面左より・遠距離】 あなた!こっちこっち! ほら、ここの屋台のたこ焼き!とっても美味しそうよ! (主「なんだか今日はテンション高いね」) 【正面・中距離】 ……え?はしゃぎすぎ……かしら? 私、こういう所、あまり来たことがなかったから。えへへ。 私たちの住んでた街の辺りって、あまりこういう大きなお祭りってなかったでしょう? 小さい頃は両親に連れられて、時々少し遠くの街まで花火を見に行ったりもしたけれど、ここ数年はそういう機会もなかったし…… それに、大好きなあなたと一緒にお祭りなんて、あまりにも幸せすぎて…… だから……少しくらいなら羽目を外してしまっても、大目に見てほしいわ。 それに、あなただっていつもより目が輝いているように見えるわよ? うふふ。ワクワクが隠せてないの、見ればわかるわ。 わざわざ甚平を買ってきて、楽しみにしてなかったなんて言わせないわよ? 私も、せっかく今日のためにこの浴衣を作ってきたのだし…… ねぇ……どうかしら? (浴衣を見せる朱音) 私、あまりこういう服、似合わないかもって思ったのだけれど…… (主「とっても似合ってる。かわいいよ。」) えへへ……そう言って貰えると嬉しいわv だったら! (主人公の腕に抱きつく朱音) 一緒に、この特別な時間を、もっと楽しみましょうよ? (しばらくあと、ベンチに座って一緒にたこ焼きを食べながら) 【右側・近距離】 ん~。やっぱりお祭りって楽しいわねv 【正面右より・近距離】 はい、あなた。あ~んv (主人公にたこ焼きを食べさせる朱音) うふふ。こうやってあーんってしてあげるのも、いつもより幸せに感じるのはお祭りパワーかしら? 【右頬】 あ、ほっぺたにソース……ん、ちゅ…… えへへ。たこ焼き味のあなたのほっぺv 【正面・近距離】 (何もついてないあかねの頬にキスをする主人公) んふ……私の頬にキスしても、なんの味もしないでしょ? (主「君の味がする」) もう……私の味なんて美味しくないわよ。 (主「そうでもないよ」) ……やっぱりこういう時のあなたには勝てないわね。 いいわ……じゃあ、朱音味、もっと楽しんでみる? 【左頬にキスされる位置】 ん……ふ……んふぅ……(そのまま頬にキスをされる朱音) (花火の最初の1つが上がる) 【右側・近距離】 あ、花火。もう始まるのね。 【正面右より・近距離】 うふふ。私、憧れていたの。 こうやって、恋人とお祭りデートで、大好きな人にもたれかかって、花火を眺めて…… でも、そんな絵に描いたような恋愛なんか叶いっこないって、そう思い込んでいたわ。 単純な夢や目標なら私一人でなし得るかもしれないけれど、恋愛っていうのは相手があって初めて成立するものだから。 もう何度も言ってる気もするけれど、そういった価値観がとことん合致するあなたと、こんな運命的な出会い方ができて…… 私の人生は、どこまで幸せに満ちるのかしら。 運命って言えるような相手に出会うことなんて、普通に生きていたらあり得なかったのかもしれないわ。 ちょこっとだけヴァンパイアな私だからこそ、こんなに特別な恋ができたんだって、 【正面・至近距離】 あなたとの愛を確かめるたびに、何度も、何度も、何度も……そう思うの。 大好きよ、あなた。……愛してるわ。 (花火が打ち上がり出すのをバックに、キスを交わす二人) ん……ちゅ、ちゅ……ちゅむ、ちゅ……ちゅる…… Chapter6:夜道 [花火大会からの帰り道] (屋台で買ったりんご飴を舐めながら喋る朱音) (舐めながら) 【右側・近距離】 んちゅ……花火、よかったわね。 える、れりゅ……すごく久しぶりだったっていうのも……あるけれど、でも…… あなたと一緒だったから……それが一番大きいと思うわ。 最初の方はキスをしてて見逃してしまったけれど…… 素敵な花火をバックに、なんて、なかなかロマンチックなものじゃないかしら。えへへ。 (なんだか主人公の様子が変なことに気付く朱音) 【正面右より・近距離】 ん?どうしたの、あなた。さっきからなんだかソワソワしてない? (主「その飴を舐めてる音が気になって」) んちゅ、んむ……ああ、このりんご飴…… (/舐めながら) 舐めながら喋るのは少しはしたないわよね。ごめんなさい、気づけなくて…… (主「いや、そうじゃなくて……」) え?違うの? あ~(なるほど)……んふふv そっか。あなた、私のお口が好きだったわね。 そういう意味で、気になるのかしら? 別に、わざとやっているわけではないけれど…… この飴、大きくてお口に入れてしまえないし、こうやって舐めて行くしかないんだもの。 あなたも一緒に舐める? (りんごあめを差し出して見る朱音) なんて。うふふ、冗談よ。 もうちょっと舐めていけば、飴の部分が終わってりんごになるはずだから…… そこまでは、我慢しててね? (主「見ててもいい?」) え?見てたいって……舐めるところをってこと? 別にいいけれど……そんなに好きなの? ん……ちょっと今のあなた、変態っぽい…… いいえ、時々そういう目になるあなたも、愛おしく思うわ。 【正面・近距離】 じゃあ、舐めるとこ、見ててね……? (りんご飴を舐める朱音・キスとはまた違う音で) (飴を舐めながら) れる……れる、ちゅ……っちゅむ……んぷ、ちゅる…… んむ……そんなに熱心に見つめられたら恥ずかしいわ……もう…… ちゅる、ちゅむ、っぷ……ちゅ、れるっ…… 見つめあってキスするのと違って……んちゅ、ぷちゅ……れる…… あなた、私のお口ばっかり……んむ、っぷ……見ているんですもの…… れる、ぇりゅ……んちゅ、ちゅぷ、んぷ、ちゅ…… なんだか……なんだか……んむぅ…… (/飴を舐めながら) ……はい、もうおしまい!後はあなたにあげるわ! (舐めかけの飴を主人公に渡す) 【正面→左側】 じゃ、じゃあ、私、先に行ってるから…… (恥ずかしさから先行しようとし、溝で転びそうになる朱音) おっとと……きゃぁっ! (転びそうになった朱音をかばって、一緒に転んでしまう主人公) 【正面・至近距離】 えと……あなた、ごめんなさい。……大丈夫? 【正面・近距離】 ごめんなさい、私が足元をちゃんと見てないばっかりに…… あ、あなた……膝から血が出てるわ…… 甚平は丈が短いから、直接膝を擦りむいてしまったのね。 本当にごめんなさい。……ありがとう。 あ、そうだ……消毒液は持ってないけれど、私のお口なら似たようなことができると思うわ。 えっと……じゃあ、そこの岩のところに腰掛けてもらえるかしら? (近くにあった岩に座る主人公) さっき買ったお水で傷口を流して…… (膝の傷口を水で洗う朱音) 《SEペットボトルの水》 【正面・中距離・下】 大丈夫?痛いかしら? (主「少ししみるかな」) うん、あまり擦らないようにするわ。 いくら傷を良くしてあげられると言っても、舌で刺激するのはよくないわよね。 (舌を傷口に置くように触れる) んぇ……える…… 大丈夫よ……そんなに深い傷ではないようだし……出血も軽いものよ…… れぇ……れる、ちゅ……(滴ったあとに舌を這わせる) んふ……れる……あなたの血……んぅ……(美味しいと言おうとしたが、思いとどまる) れる、りゅ……ちゅむ……ごめんなさい、私、いつもいつも、あなたに怪我ばかりさせて…… この傷も……絆って、言って貰えるの……? (主「うん、そうだね」) んちゅ……れる……ん……ありがと…… んちゅ、ちゅ……れるりゅ…… ねぇあなた…向こうにいる親子に見られてる気がしない? なんだか恥ずかしいわ…… (主「多分あの人達もカップルだよ」) え?あの人たちもカップルなの? あ、本当……恋人つなぎしてる……それにキスも…… うん……そうね。周りのカップルが仲睦まじくしてるのだし、別に私達も変には思われていないわよ……ね? あくまでこれは治療行為、のようなものなのだから、咎められることはないと思うけれど……逆にそれが浮いて見えるのかもしれないわ。 それでも、大丈夫? ええ、わかったわ。……じゃあ、続けるわね…… ぇ……れる……んむ、ちゅる……ぇる、れる……れりゅ…… ……あなた、痛くない?大丈夫? まあ、確かに。さっきの水よりは、唾液も体液だから、幾分かマシだというのはわかるけれど…… んちゅ、れる……んぷ、ぇりゅ、れる……んむ…… 舌のザラザラとか、刺激にならないかなと思って…… 一応は注意してはいるけれど、痛かったら言ってよね? んれる、れる、ちゅ……んむ、ぁぷ、れりゅ……んちゅ…… ちゅる、じゅる……んぷ、ぁぷ……ちゅるる……れぇ、んりゅ……んちゅ…… ‥‥こうしていると、なんだか思い出すわね…… (主「思い出すって何を?」) あら、あなた。とぼけてるのかしら? 私たちの最初、忘れたわけじゃないでしょう? あなたの膝……あの時は左の膝だったかしら。 あの傷が、あの血が……私たちの始まりだったはずよ? 今こうやって、あの時と似たような状況を味わえているのも、ある意味運命なのかもしれないわね。 んちゅ、れる、れぇ……ぇる、れる……んぷ…… 一応言っておくけれど、あなたが怪我したことを喜んでいるのではないのよ? でも、その……あなたが私を身を呈して守ってくれて、その結果の傷なのだから…… どこか、愛おしく思ってしまうところも、ないわけじゃないの。 ごめんなさい、こんな酷いこと考えてるような子で。 (主「そんなこと思ってないよ」) うん……知ってるわ。あなたがそんなことで私を責めるような人じゃないって。 でも……そうね。これは、癖みたいなものだから…… 人は変わっていけるものだって、知ってはいるけれど…… ずっと、なんというか、報われないなって思って生きてきてたから…… まだ、もうちょっと時間がかかりそう。 あなたの愛で……抱えきれないくらいのたくさんの愛で…… 少しずつ、良くなっていると、私はそう思っているわ。 だから……れる、れぇ……んちゅ……飽きれないで……たくさん愛してね? れる、れる……れぇ……んむ……んぷ……れぇ、ぇりゅ…… んぷ、ちゅぷ……ん……んぷ、れる、れぇ…… [少し後] (道端の岩に腰掛ける二人) 【左側・近距離】 ふぅ…… うふふ。素敵よね、こんな雰囲気。 夜風に吹かれながら、川のせせらぎや虫の声を聞きながら…… あなた、もう膝は大丈夫? 血は止まっているけれど、しみたり、痛かったりはしない? (主「おかげさまで」) うふ。それはどういたしましてv でも、もう少しこうしていましょう? なんだか今日ははしゃぎすぎちゃって疲れてしまったし…… それに何より、あなたとのこの時間を、大切にしたいて思うから…… (朱音にキスをする主人公) 【正面・至近距離】 ん……ちゅる、れる…… んぷっ……あなた……私のお口、さっきあなたの膝を舐めてたのよ? 気にならない……のだったわね。あなた、そういう人だった。 いいえ、私は嬉しいわ。いつでもどこでも、私にキスしてくれるのでしょう? うふふ……じゃあ、もっと…… ※闇夜に隠れての逢瀬を……ね? あ、その飴、やっぱり返してもらえるかしら? 私があんなに舐めていたんだもの。あなたがその続き……なんて、お行儀が悪いわ。 Chapter7:あなたが手を握ってくれるから [前トラックのお祭りの次の日・熱があって調子が出ない朱音] 【正面・近距離】 (少々熱で苦しそうに) あ、あなた。おはよう…… ん……ちゅ。(おはようのキスを交わす) あれ、どうかした? (主「少し熱いけど……」) キス……熱い? そういえば、ちょっとフラフラするような…… (朱音の額に手を置いて熱を測る) あ、おでこ……んっ…… ……熱、あるの? (主「結構」) そう…… おかしいわね……吸血鬼は病気や怪我に強いはずなのに…… 最近の課題疲れからかしら…… (主「昨日の祭りでかも知れない」) 昨日のお祭りで……? 確かに、終わった後の道は少し冷えたけれど…… (主「僕が怪我したからだよね。ごめんね。」) もう、あなたは悪くないわよ。謝らないで。 そもそも昨日あなたが怪我をしたのは私のせいだったでしょう? だからこれは自業自得よ。 でも、今日がお休みの日でよかったわ…… 去年だったら毎日朝から晩まで学校に行ってなきゃいけなかったけれど、今年はお休みが増えたから…… そのおかげで、家で寂しくあなたを待つ日も増えたのだけれど…… (主「ちゃんと寝てないとね」) はーい。ちゃんと暖かくして寝てることにするわ。 [ベッドで横になってる朱音] 【正面・中距離】 うふ。こんな明るいうちからお布団に入ってるなんて、悪いことしてるみたいね。 あなたは……今日は午後からだったわよね。 だったら、今日は早めに出ておいたほうがいいと思うわ。 あまり私と一緒にいると、風邪がうつってしまうわよ? (主「いや、今日は休むよ」) えっ……今日は学校、お休みするの? 私のためにってこと……かしら。 だめよ、学校にはちゃんと行かなくちゃ。 (主「でも、一人じゃ辛いと思うよ」) うぅ……確かに、一人じゃ心細いけれど…… だって、それを言ってしまったらもう、一緒にいて欲しいって気持ちで一杯になってしまうもの。 前は私が看病してあげたから、今度はあなたの番ってことなの? それとも、私が倒れるたびにこうやって寄り添ってくれるつもりかしら。 (主「どちらかと言えば後者かな」) もう……風邪、うつっても知らないわよ? それとも、もうさっきのおはようのキスでうつってしまったかしら。 本当、仕方ない人ね、あなた。 でも……嬉しいわ。 私の風邪が原因であなたが寝込んだら、また私が看病させて貰うから…… だから……今日は、ずっと隣にいてくれる? (主「もちろん」) うふ。頼もしい。 ……ありがとう、あなた。 確か風邪をひいて寝込む事なんて、小学生の時以来だわ。 あの頃は、お母様が面倒を見ててくれたけれど、こんな風につきっきりではなかったわよ? ………………(苦しそうな呼吸) ねえ、あなた? もしよかったら、私のわがままを一つ、聞いて欲しいのだけれど…… (主「いいよ。何を?」) 私……あなたの血が欲しい。(恥ずかしいので布団で口元を隠すような動作) ほら、風邪をひいたらプリンや桃を買ってきて貰うって、よく漫画なんかであるでしょう? あんな感じで……血……飲ませて欲しいなって…… あなたの、貰ったら元気になれる……気がするの。 ……だめ? (いいけど、あまり無理はしないでね) えへ……ありがとう、あなた。大好き…… ん……指からでいいわ……いつもみたいに、ちょこっとだけで…… (噛ませるために、人差し指の腹を朱音の唇の上に置く主人公) んむ……ありがと……ここから頂けばいいのね…… じゃあ、少しだけチクってするけど……我慢してね…… んぁ……ぁくっ(歯を立てる) (力なく流れる血をを舐める朱音) んぷ、ちゅる……えへへ……れる、ぇれ……美味しい…… ちゅる、、んむ……ちゅる、ぢゅる……っぷ、んちゅぷ…… ふぁ……お腹の中、暖かい……んちゅ、れる、れりゅ……んむ…… あなたの血が……私を温めてくれてるって……れぁ、りゅる……んぷ、ちゅ……わかるわ…… 風邪の時は体……んぷ……温めたほうがいいって……言うものね……れる、れぇ…… んちゅ……ちぅ……ちゅる……んふ……ぁ…… あなた……好き……ちゅる……大好き…… ねえ、あなた。私がこのまま眠っても……側にいてくれる……? あと……もし眠ってしまったら、お口から指、出していいから…… その代わり、手を……握ってて欲しいわ…… じっとしてるのも辛いと思うから、ずっとじゃなくていいの…… でも……あなたの温もりを……夢の中まで届けて欲しいなって……れる…… (余ってる方の手で朱音の手を握る) ぁう……今の話じゃないのに……んぷ、ちゅる……ん…… でも、嬉しいわ……あなたの右手も左手も……どちらも私にあなたの温度をくれている…… 頭フラフラで……辛いはずなのに……私、今すごく幸せよ……? んぷ……ちゅる、れる……幸せ……ぢゅる、ちゅ……幸せぇ……v ぇる、れる……ちゅる……んぷ、ちゅ……あなた……ちゅる、りゅ……あなたぁ……んぷ、ちゅ…… (/力なく流れる血をを舐める朱音) (ゆったりと指を舐め、徐々に眠りに入る・1分(40秒で入眠、20秒寝息)) (/少々熱で苦しそうに) Chapter8:繋いだ手のぬくもりを [数時間後、すっかり熱も下がって目が覚めた朱音] 【正面・近距離】 (朱音の手をしっかりと握ったまま横で寝ている主人公を見て) (起こさないように小声で、独り言のように) うふふ……本当に手、ずっと繋いでてくれたのね…… お疲れ様。 可愛い寝顔……あれから結構経ってるけど、本当にずっと? 私、あなたに甘え過ぎてしまったかしら? もう8時……今日のあなたの時間、全部頂いてしまったわね。 (脇にあった血の付いたタオルに気付く) あら、このタオル……血がついてる…… 私の頬についてたあなたの血、拭いてくれたのかしら? 本当に……もう。 (自分の額に手を当てる) ん……熱はないみたい。 あまり迷惑かけられないものね。長引かなくてよかった。 でも、こんな時間に起こすのもかわいそうだし…… もしかしたら看病疲れで寝てしまってるのかもしれないし…… もう少しこのまま、あなたの温もりを感じながら眠らせてもらおうかしら。 次目覚める時は、あなたと一緒がいいわ……あなた……愛してる…… んぅ……くぅ……すぅ………… (健やかな寝息・20秒程度) Chapter9:モンスターパレード [ハロウィンの日、パレードイベントの会場にて] (吸血鬼っぽいコスチュームを着た朱音) 【正面・近距離】 じゃーん。 えへへ……あなた、どうかしら、この衣装。 (主「吸血鬼の衣装?」) ええ、せっかくのハロウィンパレードだから、ヴァンパイアのコスチュームにして見たの。意外だった? 昔の私だったら、こんな格好絶対に選ばなかったでしょうね。 自分のこの生まれがあまり好きではなかったから…… でも、あなたと出会って、あなたにこんなに愛してもらえるように、血をもらうようになって…… 自分が吸血鬼の血を引いてること、多少は誇らしく思うようになったのよ? うふふ。 【右側・耳元】 (ひそひそ話) それにしても、この会場にいる誰も、ここに本物の吸血鬼がいるなんて思ってもないでしょうね。 私とあなただけしか知らないはずよ。 二人だけの秘密。 (/ひそひそ話) 【正面・近距離】 なんだか甘美な響きよね。そうは思わないかしら? (スーツに狼の頭を付けた主人公を見て) あなたのそれは……狼男さん? なんだか顔だけ狼だと、どこかのアーティストみたいで少し面白い…… でも、狼男とヴァンパイアって、物語の中でだと対立して描かれることが多いように感じるわ。 あれって何故なのかしら? どちらも夜が得意で十字架や銀に弱いって、共通点は多いのにね。 私たちみたいに、仲良くできたらいいのに……なんて。 ねえ、狼男さん。そんなを格好してると、私を食べちゃいたくなったりしない? えへへ。冗談よ。 でも、私は……この格好をしてると、なんだか血が飲みたくなってしまう気がするわ。 別に形から入ろうってわけではないのだけれど……なんだか不思議ね。 ね、あなた?もしよかったら、このイベントが終わったあと…… (主「うん、了解」) うん、ありがとv あ、安心してね?しっかりと頂くつもりはないわ。 少しだけ、今日という日をもっと味わうためのスパイスとして、ね。 でも、こんな格好であなたの血を貰ったりしたら、あなたまでヴァンパイアになってしまわないかしら。 (主「そういえば気になっていたんだけど、」) え?なあに? (主「君に何度も噛まれてるけど、僕は大丈夫なのかなって」) ああ、そのことね。やっぱり心配かしら。 大丈夫よ。噛むことで仲間を増やすって言うのは物語の中のお話。 現に、もう何度もあなたから血を頂いているけれど、特に変わったことはないでしょう? 吸血鬼……少なくとも私たちの一族に、そういった力はないらしいわ。 起源をたどればそう言うことも可能だったのかもしれないけれど、 今の私は単純に、あなたの血液を栄養源にしているだけ…… って言う表現、あまり好ましくないわね。 正直なところ自分でもよくわかっていないの。 あなたと一緒のものだって普通に食べられるし、前は長い間血を飲まなくても平気だったし…… うーん……どうなのかしら。 あなたと出会ってから、前よりも吸血鬼っぽくなったような気がしないでもないわね。 ……あなたの血が、私を変えてくれたのかしら?うふふ。 大好きよ、あなた…… んぅ……そんな頭つけてたら、キスできないわね。 (主「後でするんでしょ」) うん、そうね。後であなたから頂く時に、その時にたくさん重ねましょう。 [しばらく後] (やっぱり人混みが苦手なので気分が悪くなる朱音) 【左側・近距離】 うう……少し気分が悪くなってしまったわ…… そういえば私、あまりこう言う人混みは得意ではなかったわね…… あなたと一緒にイベントに参加できるのが嬉しくて、少し調子にのりすぎていたわ。 あなた……もしよければ、少し風に当たれるところに連れていって貰えるかしら…… (「じゃあこっちへ」と、朱音の手を取る主人公) ん……ありがと…… [少し離れた通り・少し回復した朱音] 【左側・近距離】 ふぅ……少し落ち着いたわ。 ごめんなさい、あなた。せっかくのイベントだったのに、また…… (主「でも、二人きりの方が好きだよ」) うふ……あなたならそう言うかなと思った。 そうね……あまり大勢の中にいるよりも、こうやって二人きりで過ごす方が私たちらしいわね。 あなた……少しだけ手を握らせて欲しいわ…… (差し出された主人公の手を握る朱音) えへ……ホッとできるの、こうしていると。 あなたに、ちゃんと繋ぎ止めてもらっているのがわかる…… 少し肌寒くなってきた気候にぴったりの、幸せな温度よ。 (主「飲む?」と、もう片方の手首を朱音の前に出す) ……もう、そんなふうに手首を差し出されたら断れないの、わかっててやってるでしょ? あなた。ずるいわ…… でも……そうね。あなたの血を貰えば、元気になれるかもしれないわね。 このままパレードと離れてしまうと、ハロウィンと言えど街中で浮いてしまいそうだし…… うん……じゃあ、貰いたい…… あ、でも……その狼の頭、もしよければ取って貰ってもいいかしら? ちゃんとあなたの顔を、目を見ながら頂きたいって思うから。 (被りものを脱ぐ主人公) ……ありがと。 じゃあ、頂くわ。 【正面・至近距離】 あ……その前に……ん、ちゅ……(主人公にキスをする朱音) ん、ちゅ、ちゅむ……んちゅ、ちゅ……ちゅぷ…… えへ……さっき、後でしましょって言ってたし、今がチャンスかなって。 じゃ、改めて…… 【正面やや右より・近距離】 ん、ちゅ……ぁくっ(差し出された主人公の右手首を噛む朱音) ん……じゅる、ぢゅるる……んぐ、んきゅ…… んちゅ、ぢゅる……美味しい……んく、ちゅる……んぐっ…… ちゅる、じゅる……んく……ちゅぷ、れりゅ……んぎゅ…… (十分に飲んだので後は血を止める動き) れる、ちゅる……んむ、んぷ…… ん……んふぅ……んぷ、れる……ぇる……んむ…… かぷ、れる……んむ、ちゅる……ちゅるる…… んむ、ん……んぷ、ちゅ、れぇっ……ぇりゅ…… (手首を放す朱音) 【正面・近距離】 ぁふっ……はぅ……ん、ふぁ……んく…… んふぅ…… えへへ……少し元気、出てきたかも。 本当に、あなたと一緒なら私、無敵になれる気がするわ。 疲れても、傷ついても、ボロボロになっても…… あなたの愛とあなたの血が、私の心と体を無限に癒してくれるの。 あなたと一緒なら、本当にどこまでも歩いて行けるわね。 (主「僕も一緒だよ」) あなたも同じように感じてくれているの?うふふ、嬉しいわ。 こんなにも熱く幸せにされてしまったら、私…… もう、とろとろに溶けて液体になってしまいそうだわ。 それとも、物語の吸血鬼らしく灰にでもなってしまおうかしら。 えへ……あなた。愛しているわ…… (愛のこもったやさしいキスを) ん、ちゅ。ちゅる、ちゅ……ふぅ。 あ、そろそろ戻らないと、パレード本隊とずいぶん離れてしまっているように気がするわ。 こうしているの、とても幸せで好きなのだけれど、せっかく参加しているのだものね。 ちゃんとあなたと、最後まで楽しまなくっちゃだわ。 Chapter10:BirthdayGirl [11月初旬・自宅でテーブルを囲むふたり] 【正面・近距離】 かんぱーい。(缶チュウハイかなにかで乾杯してみる) えへへ……やっとあなたと同じ、お酒が飲める年齢になりましたv(朱音のほうが少し誕生日が遅い) ふぅ……なんだかこうやって、大好きな人とお酒を飲めるの、 改めて自分が大人になったんだなって実感するわね。 あなたも、今日まで我慢してくれていたのでしょう?お酒を飲むの。 あなたと一緒に初めての味を楽しめる……本当に嬉しいわ。 まあ、お酒って言っても、アルコールの少ないものだけど。 言うものね。徐々に慣らしていかないと、最初から冒険すると大変なことになるって。 (主「飲もうか」) あ、そうね。それじゃあ飲みましょうか。 んっ……んく……んきゅ……(お酒を飲む朱音) ふぅ……なんだか普通の炭酸飲料を飲んでるみたい。 あ、でも……後からお腹、暖かくなってくるのね……えへ…… なんだか不思議な気分……きゅうってなってるわ。 んふ……ほら、触ってみて?(自分のお腹を触らせる朱音) (ここらから少し酔いが回り出す感じで) ね?わかる?きゅうって…… (主「よくわからないよ」) わからない?んぅ……じゃあ、あなたは? あなたは、初めてのお酒、どんな感じ? (主「お腹が熱い」) ほら、私と同じ意見なんじゃない。えへへ…… んきゅ、んきゅ……(お酒を飲む) んふふvね、あなた。 わたしね、なんで大人はお酒を飲むのかって、ずっと思っていたの。 辛いことや苦しいことから逃げるためだっていうお話や、 日常の癒しのひと時だって言うお話も聞いたことが有るわ。 でも、違ったの。 こうやって大好きな人と……大切な人と一緒に過ごす時間がもっともっと幸せになる…… 魔法の飲み物なんだって、今、身を以て理解したわ。 んきゅ……んく……(お酒を飲む) 私、とっても幸せ。 お誕生日を祝ってもらいながら、あなたとの初めてをまた一つ味わって…… お酒の味を、意味を知って……少しだけ大人になれて…… 幸せ。幸せなの。 幸せすぎて、頬がにやけてしまって、全然戻らないわ……んふふ。 恥ずかしいけど、でも、そんなこと気にならないくらいに…… 本当に、心の底からこの時間が、幸せよ。 あなた愛してる……ん、ちゅ、ちゅぷ……(主人公にキスを) ん……あなたのお口、少しお酒の匂いがするわ。 でも……これも大人の味かしら……? んちゅ、ちゅ……ん……んふふ…… そういえば、来年って成人式なのよね。 なんだかついこの前まで高校生だったような気もするけれど、もう何年も前の話なんだなって思うと懐かしい気持ちになってしまうわ。 あなたと初めて出逢って、紆余曲折を経て恋人同士になったのも、もう2年前?3年前? あれ以来、ずっと幸せで満ち溢れた毎日を送っているから、よくわからなくなってしまうわね。えへへ。 (ちょうど2年前じゃないかな) あ、そっか。ちょうど2年前……確かに、去年の今頃に「去年の今頃」って言った覚えがあるわ。 そうね……あの日は私の誕生日よりも少し後だった気がするから、もう少しで2周年なのね。えへ。 婚約記念日ばかりに注目するお陰で、告白記念日の影が薄くなってしまっている気もするけれど、 あまり記念日ばかりでぎゅうぎゅうにしてしまっても、一つ一つのありがたみが薄れてしまうし、今くらいがちょうどいいのかしら。 今日が、二人の大人記念日ってことで。それでいい? ね、あなた。だったらもっと大人のキス、しましょ? せっかくなんだから……大人になった記念に…… いつものキスも十分に濃厚だけれど、それ以上のキス……して欲しいわ……? んふ、んふふ…… (主「酔っ払ってる?」) ふぇ? あぁ、これ…… これが酔っ払ってるっていう感じなのかしら。 なんだかフワフワしてて夢見心地かも。とっても気持ちいい…… まるであなたに抱きしめられて……血を頂いてる時のような暖かい心地。 頭の中がとろけるような、目の焦点が合わないような……んふふv 【正面・至近距離】 ねえ、このままキスしたら……私、もっと溶かされてしまうのかしら? 好き……あなた……好き……しゅきぃ…… もっとしてぇ……もっと、とろかして……しゅきってしてぇ……v んぁ……んぷ、ちゅる……れぇる、ぇりゅ…… (「好き」「好き」と呟きながら、ゆったりと濃厚なキス・30秒程度) んりゅ、ちゅ……れりゅ、ぇる…… ぷぁっ……んふ……っふぅ…………えへへ…… お腹の中、燃えてるみたいに熱い…… さっきのお酒と、あなたとのキスで流れ込んでくる幸せが…… ここから溶けて、あなたの中に流れ込んで…… 私とあなたが混ざりあって……私はあなたにいっぱい愛してもらえる…… もっと……もっと溶かして……甘くて、熱くて……気持ちよくしてぇ……v んちゅ……れる、れりゅ……んぷ、っちゅぷ……ぇる、れる…… あなたが一杯しゅきってしてくれるからぁ、私も一杯あなたをしゅきってできるのよ? んふふ……いっぱい溶け合いたいわ……あなたと、あつ~いきっちゅ(キッス)を重ねてぇ……とろとろになるのぉ……v んぁ~……ぁぷ、れる、れるれりゅ……んりゅ……っぷちゅぅ…… (再び濃厚なキスを・30秒程度) (このあたりからは少しずつ乱れた感じ・下品になりすぎないように注意) んぷ……れぇ……ぷぁ。 ふぅ……ふぁ……んふぅ……っふ……ん、はぁ……ふ……ん…… …………(鼻の頭が触れる距離で見つめ合うふたり) えへへ……大人のキス……いつもよりもすごく甘くて……私……んふv ねえ……もしこのままあなたの血を貰ったら……私、どうなってしまうかしら……? もっと幸せになれる?火傷しちゃう? それとも、過剰摂取でダメになってしまうかしら……? 試してみても……いい? (「気をつけて」と、手を差し出す) うふふ……手首……あなた、本当に優しい…… その言葉に甘えさせてもらうわ…… 大丈夫よ……痛くはしない…… いっぱい……一緒に、気持ちよくなりましょう……? んぁ…………ぁぐぅv(親指の根元に噛み付く朱音) (酔っ払って敏感になってるので、いつもよりも気持ちよくなってしまう朱音) 【正面左より・近距離】 (主人公の腕に噛み付いて血を飲みながら) ぁぷ、はぐ……ぢゅる……ちゅ、んぷっ……んふっ……あぁ、すごい……すごいわ、これ……んきゅ……んくっ…… あちゅい……んぷ、ちゅ、れる……本当に喉……火傷しちゃいそう……んぐ、ぎゅる…… っくぁ……はふ……ん、っぷ、ちゅる……ぢゅるる……んぐ、んきゅ…… ぢゅる、ちゅ……んきゅ……っぷあ……なんかもう、お腹の中……しゅご…… あなたの血……んじゅる、ぢゅるる……すこしお酒の味……してるのかしら? なんだかいつもと少し風味が……んぢゅ、んぐ……ぎゅる…… んぁ、んぷ……でも……これはこれで……んちゅ、れる……嫌いじゃない味よ…… いっぱい熱いの……ちゅる、ぢゅるる……お腹の中……んぎゅ……っくあ……ふぁ……来てる…… ちゅる、ちゅ……んぎゅ……喉も、お腹も、頭も……ぢゅる、ちゅ……全部……溶けちゃう……! あなた……ぢゅる……あなた……んく、ぷちゅぅ…… んぷ……愛してる……れりゅ……らいひゅきぃ……じゅる……んくっ…… (酔っ払って主人公の手を噛みながら血を飲む朱音・90秒程度(時々「好き」とか言うと良さげです)) (/主人公の腕に噛み付いて血を飲みながら) Chapter11:絆痕 [翌朝] (失血で気を失ったまま眠っていた主人公を起こす朱音) 【右側・近距離】 あなた……あなた……! (主「あ、おはよう」) 「おはよう」じゃないわよ…… 【正面・近距離】 はぁ……でもよかった……全然起きてくれないから、死んじゃったかと思ったわ…… ごめんなさい……こんなに血塗れしてしまって…… 私、またやらかしてしまったわね…… えっと……途中からよく覚えていないのだけれど…… 昨日のお酒のせいで……だよね? とっても幸せで……気持ちよくなって…… ……たぶん、あなたから勝手に血を貰ったんだと思う…… 手首のとこ、痛くない? 勝手にして、そのまま眠ってしまったみたいで、全然後処理もなにも出来てないから…… そのまま傷になってる……みたい…… (恐る恐る傷口にふれる朱音、少し痛がる主人公) あ、ごめんなさい!……痛い……わよね? えっと……治療、させてもらってもいい……かしら? 今からだと少し遅いとは思うけれど……でも、意味はあると思うから…… ん……ありがと……ぁぷ……ん…… (傷を癒すために舐める) ぇる、れる……れりゅ、ちゅ……んむ、ん…… ぁぷ、ちゅる、ちゅぷ……ん、ちゅ…… ごめんなさい……んちゅ……ごめんなさい…… んちゅる、んぷ……またあなたのこと、こんなに傷つけてしまって…… もう絶対にやめようって……去年のあの時、心に決めたはずなのに…… (主「昨日のは僕がいいよって言ったんだから、問題ないよ」) え……?同意の上……だったってこと? 本当に……? (主「本当に」) んぅ……でも…… (主「君は少しも悪くない」) ん……わかった。あなたの言うことだもの、嘘じゃないのよね。 でも、結果こう言う事態になってしまったわけだし、やっぱり申し訳ないわ…… (主「お酒のせいだよ」) お酒のせい……本当はそんな言葉で片付けてしまってはいけないことなのよ? 「酔っ払っていたから」が通る世の中だったら、なんにも責任を負う必要がなくなってしまうもの。 ……お酒は程々にしなくちゃっていうことが、よくわかったわ。 少なくとも、私は。(前作のChapter4のことも踏まえて) 飲み始めた時の幸せな気持ち、あの暖かな感覚は確かに覚えているもの。 きっとそこで止めておけば、こんなことにはならなかったんでしょうね…… (主「勉強になったと思えば……」) うん、これを教訓に、自分のことをもっと把握しておかなくちゃ。 それに、幸せに振り回されるだけでなく、それを自分でコントロールすることの大切さも学んだわ。 どれだけあなたとの時間が幸せでも、それが原因で愛を蔑ろにしては元も子もないものね。 最大限努力はするけれど……慣れるまではまた、同じようなことが起こるかもしれないわ。 ……こんな私だけど、次も一緒に飲んでもらえる? (主「少しずつ慣れていこう」) えへへ……ありがとう、あなた。 またダメになりそうだったら、容赦なく止めてよね? あなたを傷つけたくないし、過剰な幸せに慣れて癖になってもいけないし…… 後で後悔しない幸せが1番だって思うから、ね。 Chapter12:湯煙夫婦 [11月下旬・家にて] (バイトから疲れて帰ってくる主人公を家で出迎える朱音) 【正面・中距離】 あなた、お仕事お疲れ様。 ご飯にする?お風呂にする? うふv……なんて。 ちょっと言ってみたかったの。新婚さんみたいで素敵じゃない? あ、私って言うのはまだナシよ? その選択肢は、結婚してからにとっておいてほしわ。 (主「じゃあお風呂で」) お風呂ね。了解。 今日は少し寒かったから、風邪をひかないように、しっかり温まってきてね? [しばらく後・浴室] (お風呂の扉をノックする朱音) 【後ろやや右・中距離】 ねえ、あなた。少しいい? その……よかったら、お背中……流させてもらえないかしら? (主「本当に?」) ええ、本気よ。 一緒に暮らすようになってもう2年目になるのだし…… 夫婦としてそろそろ、そのくらいは許されるんじゃないかなって思ってたの。 でも、なかなか言い出す機会もなくて…… (タオルを渡すために扉を少しあけて手だけ入れる) あ、えっと……(前を)隠す用のタオル……これ、はい…… まだ私には刺激が強いかなって思うし、(少々テンパってる様子で) 正式に結婚をしたわけではないし…… それに、あなたも、いきなりは恥ずかしいでしょう? (主「まあ、少し恥ずかしいかも」) えっと……準備できたら言ってね? (主「……いいよ」) 【正面・中距離】 ええ……じゃあ、失礼します…… (高校時代の水着で入ってくる朱音) えへへ……高校の時の水着……懐かしいでしょ。 って、プールを使った授業は男女別だったから、私の水着姿は見たことなかったかしら? あなたと好き同士になれたのも寒くなってからだったし、見せる機会もなかったものね。えへへ。 (主「かわいい」) もう、別に水着姿を褒めてもらうために着たのじゃないわよ? えっと……じゃあ、向こう向いて? 【背後・近距離】 …………(主人公の背中を前に手が止まってしまう朱音) そういえば、「背中を流す」って言うけれど、どうすればいいのかしら? してあげるってことばかり考えていたおかげで、肝心の具体的な方法までは考えていなかったわ…… (主「普通に洗えばいいんじゃないの?」) そ、そうね。じゃあ、普通に洗うわ…… えっと、じゃあボディソープを…… (ボディソープを手で泡立てる) こうやって泡だてて……ん…… (そのまま素手で主人公の背中を洗おうとする朱音) えっと、これであってるかしら? (にゅるにゅると背中を洗う) ん……ふ……なんだかぬるぬるでこそばゆいわね…… ん……どう……かしら?気持ち……いい……? (主「あの、タオルを使ったほうがいいんじゃないかな……?」と、恥ずかしそうに) (主人公の雰囲気をみて、自分のやってることが少々いかがわしいということを察した朱音) え……?あ、ああ!そうよね!素手じゃなくて、ちゃんとタオルで洗わなくっちゃ綺麗にならないわよね! あはは、あははは…… ……わかってるなら先に言ってくれればよかったのに…… むぅ……あなた、意地悪だわ…… えっと、じゃあ改めて…… (ボディソープをタオルで泡立てる) んしょ……んしょ……ん……っふ…… ん……このくらい泡だてばいいかしら? 私はいつもこのくらいで洗ってるから……えへへ…… (今度はタオルを使って背中を洗う朱音) こそばゆくない?痛かったら言ってね? (主人公の背中を洗いながら) ん……ふ…… あなたの背中って大きいわね…… いつも一緒にいるけれど……直接肌を見ることはなかったから…… いつも私は、こんなに大きな背中で支えて貰っているのね。 (/主人公の背中を洗いながら) んふ……なんだか愛おしいわ……(背中に体を寄せる朱音) (朱音の体が当たったことに反応する主人公) え?あっ……(察する朱音) ごめんなさい。あまりぴっとりとくっつくのはよくないわよね。えへへ。 うふふ……顔を赤くしてるあなたって珍しい。 (主「後ろからわかるの?」) お耳まで真っ赤だもの。後ろから見てても十分わかるわ。 (耳元へ。そのまま耳にキスをする) 【背後から左・耳元】 ぁぷ、ん……ちゅる…… あっ……背中ピクってなったわ……なんだかかわいい…… ん……ちゅ、ちゅる……ちゅ、ちゅぷ、ちゅる…… あなたのお耳にキスする度に、体が跳ねてる…… んちゅ……ちゅる、れる……あなた、背中だけじゃなくて、お耳も綺麗にしちゃう? (主「えっと、じゃあちょっとだけ……」) えへ……素直なあなたも素敵よ……ん……ちゅ、ちゅる…… れる、ぇる……ちゅ、ちゅむ……ちゅっぷ…… んは……はふ……ん……ぷちゅ…… お背中流すってしたことなくって、ちょっと緊張していたけれど……ぇる、れちゅ……ぁぷ、れりゅ…… お耳は時々……ちゅ、んぷ……してあげるものね……んちゅ、ぷちゅ……いつも通りって感じ……れる…… んちゅ、ちゅる……れる、ちゅ……ちゅる、れぇ……んぷ、ちゅ……れりゅ、ぁぷ、んちゅ…… (主「あの……そろそろ……」) (「前」が隠せなさそうになってることに気づく朱音) 【背後・近距離】 ぁ……あの、えっと…… ん……なんだか趣旨とずれてしまったわね……あはは…… ……お背中、もう十分かしら? じゃあ、流すわね…… (洗面器に汲んだお湯で背中の泡を流す) (主「ありがとう」) えへへ……喜んでもらえて嬉しいわ。 ……ねぇ、あなた。気持ちよかった……? (主「とっても」) うふふ、よかった。 あなたさえ良ければ、これからもしてあげたいなって思っているのだけど、どうかしら? あ、もちろんお背中の話よ?お耳は……別にお風呂ですることでもないと思うし…… (主「だったら君にも」) あ、いや、私のことはいいのよ。お気遣いなく…… (主「でも、こういうのはギブアンドテイクでしょ?」) んぅ……でも、やっぱり恥ずかしい…… ……うん、そうよね。私たち殆ど夫婦なんですもの。 今更そんなことで恥ずかしいなんて言ってられない、わよね。 …………でも…… もうちょっと心の準備ができてからで……お願いできるかしら? Chapter13:界面活性剤 [12月中旬・平日の午後] 【左側・中距離】 (疲れた様子で学校から帰ってくる朱音) あなた、ただいまぁ…… (ソファに座っている主人公の横に座って寄りかかってくる) 【左側・近距離】 ふぅ…… 最近、なんだか急に忙しくなってきた気がするわ。 気のせい……じゃないわよね。うん。 レポート、課題、レポート、課題…… 年度末に向けていろいろやらなくちゃいけないのはわかるのだけど、あまりにも締め切りが重なりすぎてて、ちょっとね。 また体壊さないように気をつけなくちゃ…… (主「「ねえ、今からどこかに行かない?」) え?今から出かけるの? いいけど、あなたも疲れているんじゃないの? (主「気分転換に行こう」) 【正面やや左・近距離】 気分転換……確かに、ちょっと根を詰めすぎて、それが疲れになってるのかもしれないわね。 いいわよ。どこに行くの? (主「駅前の商店街とかどう」) うん。確かに商店街ならいろんなお店があるし、ちょうどいいかもしれないわね。 あ、じゃあ、この前新しくできたっていうカフェに行ってみない? 聞く話によると、ミルクレープがとっても美味しいんですって! (主「じゃあそれも込みでおでかけしよっか」) えへへ。楽しみね、あなたv [駅前の商店街を練り歩くふたり] (衣料店の店先にあるマフラーを見てる朱音) 【正面・近距離】 見て、あなた。このマフラー、かわいい! もう随分寒くなったわよね。そろそろ冬も本番って感じ。 私は風邪ひかないから……なんて、もう言えないんだったわね。 でも、あなたもちゃんと暖かい格好して、病気には十分注意してよね? (ロングマフラーを見つける朱音) わー、こっちのマフラー、すごく長いわよ。 こんなのつけたら雪だるまみたいになっちゃいそうね。えへへ。 (主「二人で巻いたらちょうど良さそう」) 二人で……ああ、なるほど…… あなた、ちょっと頭下げて? んしょ……よっと……(主人公にマフラーを巻く朱音) んで、私も巻いて…… (二人で一緒にマフラーを巻く) えへへ。つまり、こういうことでしょう? んふふ?、すごくバカップルっぽく見えるけれど、別に間違ってないからいいわよねv ん……でも、これって意外と動きにくいわ……うふふ。 でも……んちゅv(主人公の頬にキスをする朱音) こんなに顔が近くにあったら、いつでもキス、できてしまうわねv これ、買いましょうか。 別に、いつでもつけたまま歩こうって言ってるわけじゃないの。 これってメンズでしょう? いつもはあなたが身につけて……んで、時々私も一緒に入れて欲しいなって。 あなたの体格なら少し長め、くらいだと思うし。 いいでしょ?んふふ。決定~! 【正面・近距離→遠距離】 すみません、これくださーい。(レジの方へ行く朱音) [しばらく後、公園のベンチで先程のマフラーを巻いてる二人] 【右側・近距離】 ね?結構悪くないでしょう? 公園のベンチで暖かいものを飲みながら、ふたり同じマフラーで暖まりながら…… 心も体もポカポカで、とっても素敵だって思うわv カフェの席はいっぱいだったけれど、お店の中だとこれは目立ってしまうと思うから、 飲み物もケーキもテイクアウトできたし、結果オーライじゃない。 これも、あとで一緒にいただきましょうね。 あなた……今日はありがとう。 おかげでいい気分転換ができたと思うし、それに…… こんな風に、新鮮な気持ちで愛を確かめあえて、本当に嬉しいわ。 同じマフラーに巻かれて、暖かさを共有して…… まるで、私たちの体まで繋がってるように感じるわ。 触れ合って、繋がって、溶け合って…… それに今日は風が冷たいから、なおさら触れ合っているところの温度が際立って感じるの。 この曖昧な境界が私たちらしくて、とても愛おしく思うわ。 ん……あなた。……ちゅ、ちゅる……(お互いに向き合い、軽くキスを) ねえ、あなた。来週の……クリスマスイブの日だけど、何か予定ってあったりするかしら? ……まあ、期末考査の真っ最中ではあるのだけれど。 私、試験の関係でその日は少し帰ってくるのが遅くなりそうなの。 でも、今年もあなたと一緒に過ごしたいって思っているわ。 だから……何も用事がないのなら、待っていてくれると嬉しいわ。 (主「もちろん」) えへへ……嬉しい。 だったら、ケーキの予約をしておいたほうがいいわよね。 このあたり、ケーキ屋さんが多いし、今からいきましょうよ。 私、いちごのたくさん乗ったケーキが食べたいわ。 (主「赤いから?」) んむ……別に色は関係ないわよ……もう。 甘くて甘くて、ほんのり酸味があって…… 私とあなたの、恋の味にそっくりですもの。 去年はそれぞれ好きなものを選んだけれど、今年は一緒の…… 少し小さめのホールケーキにしましょう? 初めての共同作業……までにはまだ早いけれど、 その予行練習ってことで。ね? えへへ。 Chapter14:Merry christmas to you [クリスマスイブの夜・自宅にて] 【正面近距離】 メリークリスマス! うふふ。二人だけのクリスマスパーティーって私、好きよ。 みんなでワイワイっていうのも、勿論楽しいんでしょうけど、 あまり騒がしいのは苦手だし、それに…… あなたと過ごす聖夜は、いつもよりもしっとりと楽しめるような気がするもの。 えへ……愛してるわ、あなた。 ねえ、これ……あなたにプレゼント。 (小さな箱を取り出し、渡す朱音) 開けてみて? (箱の中には時計が入っていた) どうかしら、その腕時計。喜んでもらえたかしら? それの文字盤って、私のバッグに付けてる懐中時計と一緒のデザインなのよ。 ええ、ペアルック。 ものが同じじゃないから分かり難いかもしれないけれど、そんなに見せびらかすものでもないと思うし…… 私たちだけでわかっていれば、十分素敵じゃないかしら? (主「ありがとう」) えへへ。どうしたしまして。 (主「僕もこれを、君に」) え?あなたからもプレゼントがあるの? 一体何かしら? (主人公から渡された箱を開ける朱音) わぁ。これ、ネックレス? ハートのチャームがついているのね。かわいい…… あら、これもしかして、あなたの手作り? (主「よくわかったね」) ん。なんだかこの婚約指輪と雰囲気が一緒だったから。 えへへ、嬉しいわ。 でも、これと比べると随分と綺麗だわ。 あ、この指輪に文句を言ってるわけじゃないのよ? ただ、今回のは本当に売り物みたいに綺麗で、びっくりしてしまって…… 時々、私に隠れて練習してたの? うふふ。あなた、アクセサリー職人にでもなるつもり? (「えっと、これ見て?」と、自分の財布についたアクセサリーを指差す主人公) え?そのキーホルダーがどうしたの?言われてみれば初めて見る気がするけれど…… あ!もしかして、そのハート型の窪みにこれが嵌る仕組みになっているのね。 もう……あなたも私とペアルックがしたかったんじゃない。うふ。 でも、こんなものを作る技術、あなたどこで手に入れたの? 家にいるときにはこういうこと、していなかったと思うのだけど…… (主「バイトしてる店が、そういうとこだから」) ああ!なるほど!あなたのバイト先ってアクセサリーのお店だったのね。 どこでバイトしてるのか、聞いてもうまくはぐらかされて教えてくれないから…… 私、少し寂しく思っていたのよ?信用されてないのかなって…… ん……でも、こういうことだったのね。 あの日、教室でのプロポーズ。 そのときにくれたこの指輪がきっかけで、ってこと、なのかしら? 私を喜ばせるために……えへへ…… そう言われると……私にはあなたを咎められないわね。 うん。大切にするわ。 この指輪共々、あなたにもらった愛の形を…… あなた……ん…… 大好き……愛してる。 (主「喜んでもらえたようで」) うん……本当に嬉しい…… でもそうなると、私ももう少し気の利いたプレゼントを用意すればよかったわね。 (主「僕は十分嬉しいよ」) えへ。そう言ってもらえると、私も。 ダブルでペアルックなんて、いよいよって感じもするけれど、 あなたのも、私のも、ぱっと見にはわかりにくから…… これは暗号ね。二人だけにしか伝わらない、愛のパスワード……なんて。 あ、そうだ。そろそろケーキを食べなくちゃ、よね。 せっかく特注で作ってもらったのだし、あまり放っておくと温まってしまうわ。 [しばらく後、ケーキを囲む二人] えっと、クリスマスケーキのろうそくって吹き消すものだったかしら? なんだか誕生日と一緒になってしまってる気がするけれど、せっかくつけてもらってるのだし、いいわよね。 うん、じゃあ電気消して? (電気を消す) うふふ。あなたの顔がぽやっと見えてて、なんだか面白い。 ね、一緒に吹きましょ? ん。せーの…… ふー(ろうそくの炎を吹き消す二人) ん……真っ暗になってしまったわね。 (暗闇を手探りで主人公の顔を探す朱音) あなた……顔は……あ、ここね。 じっとしててね? ん……ちゅ、ちゅぷ……ちゅる、ちゅ…… えへへ……暗闇の中でのキス……少しドキドキしてしまうわ…… (電気をつける) (主「じゃあ、切ろうか」) あ、ええ。そうね。予行練習……するんだったわよね。 (一緒に包丁を握る二人) 【右側・近距離】 うふふ。小さいから普通の包丁で十分足りるの、なんだか違和感…… じゃあ…… たーんたーたたーん、たーんたーたたーん(結婚式のテーマ(婚礼の合唱)の冒頭) えへへ。ちょっとだけ雰囲気づくり。 ん…… (ケーキに包丁を入れるふたり) ふぅ。うまく切れたわ。 (主「包丁を温めておいたからね」) へぇ……包丁を温めておくと切りやすいのね。だからお湯に浸してたんだ。 おばあちゃんの知恵袋(ぼそっと)……いえ、なんでもないわ。 じゃ、こっちがあなたで、こっちが私。(ケーキを取り分ける朱音) サンタさん、食べる? (主「うん、じゃあもらうよ」) じゃあ私はこのトナカイの方を。えへへ。 (シャンパンを開栓する主人公) あ、それ、シャンパン?シャンメリーじゃなくて? (うん。そうだよ) アルコールは……うぅ。少し怖い、かも…… (主「少しだけなら大丈夫だよ」) ん……ええ。そうね。 少しだけなら……それに、この幸せをもっと深く味わいたいし…… ん。じゃあ、お願いするわ。 (グラスはないので、コップに注ぐ主人公) うふ。コップに入れると、あまりジュースと変わらなく見えるわ。 でもこれはお酒、注意して飲まなくちゃ…… (主「気にしすぎだって」) 気にするわよ……だって、またあなたに迷惑を…… ううん。そうね。気にしすぎだわ。 それに、またああなりそうになったら、あなたが私を止めてくれるんでしょう? だったら……ね。 あなた。 今日という日に……幸せな聖夜に。 乾杯。 (マグカップで乾杯をする二人) Chapter15:ふたりだけのお正月 [年明け直後・部屋で] 【正面・近距離】 あけましておめでとうございます、あなた。 (主「あけましておめでとう」) えへへ。この部屋で年を越すのって実は初めてよね。 去年は実家に戻ったけれど、その前みたいに二人きりっていうわけには行かなかったし…… やっぱり、一度あなたと二人で過ごす年越しを味わってしまうと、ね。 ちゃんと家には連絡もしたし、年賀状も出したから十分だと思うわ。 近所にちょうどいい神社がなくて、一昨年のようにすぐには初詣できそうにないけれど、 どうせ成人式の時に戻るのなら、その前くらいでもいいかしら。 んふ……それにしてもこのコタツ、わざわざ買った甲斐があったわね。 一応一人用なんだけど、私たち二人で入るには問題ないサイズだし、 なにより、向かい合って座っても足が触れ合うのが好きよ。 (触れ合っている足を動かす主人公) えへへ。そう行った途端足をくっつけてくるの、くすぐったいわ。 んふ、んふふ……もう、意地悪よ、あなたv 私からも……えい、えいっ……うふふv んひゃっ……んふ……ん……あなたぁ……v そこは内腿よ?もう、変態……v ねえ、顔、こっちに寄せてくれる? 【正面・至近距離】 そう……そのまま……ん、ちゅ……(こたつの上で顔を寄せてキスをする) えへ……ちいさなコタツってこういうこともできるから便利ね。 んちゅ……ちゅ、ちゅう…… んふっ……んぷ……もう、あなた……ちゅ、れる……キス、しながら……んちゅ…… 足でくすぐるの……ずるい……ん、ちゅ……れる…… (徐々にやらしいキスになっていく) んっ……ちゅる、れる……ぇりゅ……あなた……れる、りゅぷ…… 年明け早々こんな……ぁぷ、れる……んふ……んぅ…… ぁむ……れる、れる……ちゅるる……んふふ……でも、嫌いじゃないわ。 あなたと……こう言った形で愛を深めるのも、なかなかに素敵なことだって思うから。 言葉や気持ちだけじゃなく、体同士の距離をゼロにして、愛をもって触れ合って…… あまりいやらしく触れられるのは恥ずかしく思うけれど……それも愛だって思うと、私は嬉しく思うわ。 ほら……私の頬、撫でて? (朱音の頬に手を置く主人公) ん……ね?熱いでしょう? 別にコタツが暖かいからじゃないわ。 あなたと一緒で幸せだよって、体が喜んでるの。 あなたと触れ合って、キスを重ねて、愛を溶かしあって…… そうやって熱を持っているから、こんなに熱くなってるの。 (頬に手をやったまま、顔を寄せて唇を重ねる) ん……ちゅ、ちゅむ…… うふふ……今のキス、とても優しかったわ。 また、あなたへの好きが一つ募ったわ。 大好き……愛しているわ…… 【正面・近距離】 ……あ、そうだ。 ねえ、あなた? さっき家に連絡した時にお母様から提案されたのだけれど、 3月の、婚約記念日…… 少しだけ遠くで過ごさない? 遠くって言っても、一応国内なのだけど…… なんでも両親が行く予定だった旅行が、お父様のお仕事の都合で行けなくなったらしくて…… もうお金も払ってるし、キャンセルするくらいなら私たちで行ってきなさいって。 どうかしら。興味がないのなら断っておくけれど……私は行きたいなって思ってるわ。 (主「僕も行きたい」) あなたも?えへへ、よかったv じゃあ決まりね。 えっと、確か一日(ついたち)からの2泊3日って言ってたけれど…… 予定、大丈夫……よね? (主「うん」) えへ、よかった。そのように伝えておくわ。 (主「楽しみだね」) ええ。私も楽しみよ。 またあなたとの初めてを味わえるのだもの。 少し遠くにお出かけってことはあっても、泊まりでってことはなかったし…… うん。素敵な旅にしましょうね、あなた。 Chapter16:三度目の…… [婚約記念日・高級そうなホテルの部屋] 【左側・中距離】 わぁ……このお部屋、もの凄く高級そう…… お母様たち、いったいどれだけ今日を楽しみにしてたのかしら…… それとも、私たちに今日を楽しませるための口実だったのかしら? うふふ……でも、そんなこと関係ないわよね。 せっかくいただいたチャンスなのだし、満喫しなくちゃ……ね? (ベッドに腰掛ける朱音) わっ……このベッド、凄くふかふかよ。 ほら、あなたもこっちに来て? (朱音の横に座る主人公) 【正面右より・近距離】 ね?気持ちいいでしょう? (主「ベッド、一つだけなんだね」) あ、ベッド、確かに一つしかないわね…… ダブルベッドって言ってたから、てっきり二つあるのかと思っていたわ。 ん……でも、まあ……別に今更、よね。うん。 だって家では何度も同じお布団で眠ったこともあるし…… それに、今日は特別な日だもの。 特別な日に、特別なお部屋で、特別な愛を重ねたって……悪いことじゃないと、私は思うわ。 約束は覚えているわよ?私は別に、それを望んでいるわけじゃないの。 でも……今日は貰えるんでしょう?あなたの……首筋から…… (主「なんだか興奮してる?」) うふふ……私、興奮してるのバレバレなのね…… だって……年に一度の特別な日……だから……んふぅ…… いっぱい貰うようになって……時々衝動に襲われる時があるの…… あなたの血が欲しいよぉって……頭の中がいっぱいになって…… お口が、お腹が、寂しくなって…… 前に、学校で貰った時も、その衝動のせいだったのよ? あなたに迷惑かけるかもって思ったのだけれど…… でも、全然講義に集中できないのもよくないって思って、それで…… (朱音の頭を撫でる主人公) んぅ……許してくれるの?こんなわがままな私を…… ……ありがと…… ねぇ……あなた…… ディナーの時間まではまだ……ある、わよね? ん……んぅ……(口ごもる) えっと……あの、ね……? もしよかったら……あなたさえ良ければ…… 今から、その……欲しいなって……思って…… (でも、時間微妙な感じだよ?) ん、時間…… 確かに、あまり時間を気にしながらて言うのも雰囲気が出ないかしら。 私は……あなたの血でお腹いっぱいになれるからいいのだけれど、 でも、あなたはそう言うわけにはいかないものね。8 うん……じゃあ、我慢……してみるわ。 その代わり、その後でたくさん…… 我慢した分も合わせて……愛して、愛させて、欲しいわ……v Chapter17:血の契約 [ディナーの後、朱音の後に風呂に入った主人公] (主人公をベッドの上に座って待ってた朱音) 【左側・遠距離】 あ、あなた。お風呂、終わった? うふ。バスローブって初めて着たけれど、なんだか落ち着かないわね。 【正面・近距離】 それとも、この後のことを想像してドキドキしてるだけかしら? 【正面・至近距離】 (朱音にキスをする主人公) あなた……んむ……ちゅ、れる……ちゅぷ…… んふふ……素敵…… もう3回目になると、なんだかお互いに余裕を感じるわね。 慣れるのって、こう言うときには良いのか悪いのかわからないけれど…… でも、あなたの血のことでいっぱいいっぱいになるよりは、 ちゃんと感じあえて、愛し合える方がいいものね……えへへ……v (朱音の頬に触れ、そのままキスをする主人公) ん……ちゅ、れる……あなた……んふぅ、ん……んちゅ、れる……うふふ。 でも、あまり焦らさないで欲しいわ……さっきの衝動……少しずつ蘇って来てる…… (撫でていた頬から口の方に手を動かす) (犬歯を触られながら) んぁ……んぅ……んもう、あなたぁ…… なんでそんなとこ……歯なんて触っても楽しくないでしょう……? (主「いやぁ、この牙が今から僕の中に入るんだなって思って」) ん……うん、そうよ。今からこの歯であなたの首筋に噛み付いて…… そこから流れ出る熱くて甘いものを、頂こうとしてるの…… (指を舐めさせるように動かす主人公) んぁ……ぁぷ、んりゅ……あなたぁ……切ない…… んりゅ、れぇ……ぇる、れる、んぷ…… ねぇ……お口ならあとで……れぇ……いっぱい触っていいから……早く…… んむぁ……(指を口から出す) (/犬歯を触られながら) 【正面・近距離】 ぁ……んふ…… (着ていたバスローブをはだけさせる主人公) あ、ありがと、あなた…… じゃあ、頂いていい……のよね? 【右側・首筋】 うん……んぁ……ん…… んちゅ、ちゅ……れる……ぇる……(注射前の消毒よろしく、今から噛むところを舐める朱音) ぁむ、んぐっ……(首筋に噛み付く朱音) (血を飲みながら) んはっ……んぢゅ、ぢゅるる……んぐ、きゅふっ…… んぁ……れりゅ……ぢゅる……あなた……ふぅ……んぷ、ちゅる…… お風呂上がりだから……んむ、ちゅる……かしら……? いつもよりも凄く……れりゅ、ぢゅりゅ……熱い……ん、ちゅる…… んぐっ……んぎゅ……ん……ぢゅる、ぢゅるる……んく…… (朱音の背中を優しく撫でる主人公) んぷぁっ……ぁ、あぁ……(突然のことで口が離れてしまう) そんなっ、背中触られながらだと……んぁ……んぷ、ぢゅる…… ぷちゅ、んちゅ……れる、んぎゅ……んく、んくっ……ふぁぁ……っふぅ……んぐ…… れる、んりゅ……あなたの血も……私の体も……熱すぎて……んぷ、ちゅぷ…… らめに……んぐ……なっちゃう……んふ、ぁ…… ぁぷ、ぢゅる……ちゅ、ちゅるる……れる、ん……んきゅ、んく……んぐ…… んぁっ……あなたっ……好き……大好きっ……んぢゅ、ちゅる……んふ……くぷ…… んぁ……っふ……ん、ちゅる……大好き……ちゅる、ちゅ…… 大好きよ……れる、ぢゅる……んふ……ぁふ……愛してる……ん…… んちゅ、ちゅぷ、ちゅ……ちゅる、ぢゅるる……んく、んぎゅ……んふぁ…… ねぇ、あなた……ちょっとだけ……んちゅ、ちゅ…… ギュって……抱きしめてくれるかしら……んちゅ、んぐ、んきゅ…… (朱音を抱きしめる主人公) ぁ……んふ…………んちゅ、くぷ、ちゅる……んくっ…… ちゅ、れる……凄く、私の体……熱くなってるの、わかるかしら? これ……あなたの愛の温度なのよ……んぷ、ちゅ……んくっ…… 私のこと、たくさん愛してくれてるから……こんなに熱くなってしまってるの…… ありがとう、あなた……んぢゅ……愛してる……愛してるっ……(2回目の「愛してるっ」は絞り出すような声で) (無言で愛を感じながら血を飲む朱音・2分程度) ちゅるる……れぅ……ちぅ、ちゅる……ん…… (/血を飲みながら) はぁ……んぅ……血、止まったみたい…… 綺麗に飲めたと思っていたけれど、やっぱりいろんなところを汚してしまったわね…… ちゃんと綺麗にしてあげるわ……んちゅ、れる……れる、れぇ…… 【首筋→喉元】 もう……首の方にも付いてる……れる……ぇる……んちゅ…… れる、ちゅ……ん……ぁぷ、ちゅるる…… …………(まだ興奮冷めやらぬ様子の朱音・主人公の喉仏に興味をやる) あなた…… ねえ、知ってる?喉仏って、英語ではアダムズアップル…… アダムの林檎って言うんですって。 エデンの園の、禁断の果実……いったいどんな味がするのかしら? 私、確かめてみたいわ…… 噛んだら少々跡が目立ってしまうかもしれないけれど…… でも、新学期が始まる前には消えてしまうと思うから…… ……いいかしら? (主「あんまり痛くしないでね」) んふ……ありがと……大好きよ、あなた…… じゃあ…… ぁくっ……(喉仏付近を軽く噛む) んちゅ、ちゅ……れる……んちゅ…… んふふ……ちゅ……当然だけれど、あなたの味しかしないわね…… でも……んむ……私がイブだったら……我慢できずに食べてしまうのも納得ね…… こんなに……美味しくって……体を熱くさせるものなんですもの……ちゅむ、んむ…… でも、少しだけ……あんまり頂くとダメだって、わかってるから。 んちゅ、れる……れぇ……んちゅ、んぷ…………うふふv ちゅ、ちゅぷ……もう、たくさん頂いたもの……んちゅ、ちゅぅ…… この林檎はデザートに……んちゅ、ちゅ……んむ、れる……ぇりゅ…… (喉仏から離れる) ふぅ……ご馳走様v 【正面・至近距離】 ん……ふぅ……にへ…… あなた……今日もいっぱいの愛を……ありがとう。 こんなに愛してもらって……私も何かお返ししなきゃね。 (急に朱音にキスをする主人公) んぁっ……んむ、ちゅ……ちゅむ、れる……れぇる……ん、っぷぁ…… もう……今キスしたって、自分の血の味しかしないでしょう? それでもいいの?んふふ……あなたv んちゅ、ちゅ……れぇる、んちゅ……ぁぷ、んぷ、ちゅる…… ん、れる、ちゅる……ぇる、れりゅ、んちゅ……んむ……んぷ、ぷちゅ…… れる、りゅ、んぁ……んちゅ、くぷ……ぷぁっ……んふぅ…… ……ありがと……美味しかったわ。 【正面・近距離】 ……あなた、噛んだとこ、痛くない? (主「大丈夫っぽい」) そう、よかった。 首筋のところ、また舐めてあげるから……違和感が出てきたら言ってね? ……あなた。今日はもう、このまま寝てしまうの? (主「まだ何かしたいことがあるの?付き合うよ」) なんだか、まだ余韻が残ってて、少し眠れないかなって思って……えへ。 (主「僕もそんな感じ」) あなたも?そうよね。あんなにしちゃったんだもの……まだ落ち着かないわよね。 だったら、ルームサービスでワインでもいただかないかしら? あなた、今のキスでお口の中、自分の血の味がしてるでしょう? 私としては、それも素敵だと思うけれど…… でも、食後酒というの、少しだけ興味があるわ。 お酒を飲めるようになって日も浅いし、あまり得意なわけでもないけれど…… 今日は特別な日だし、少しくらいはいいわよね。 ……それに、もう十分頂いたのだし、多少酔っ払ってもあなたを襲うことはない…… と、断言はできないけれど、そう思うから。 Chapter18:来年の今日 [少し後、部屋の中でワイングラスを傾ける二人] 【正面・近距離】 乾杯v (ワイングラスの音) んく……(ワインを一口飲む) うふふ。これ、凄く甘いわ。 アイスワインというのだったかしら。いつか飲んだものとは大違いね。 (主「僕の血と比べてどう?」) うーん、そうね。 あなたの血の味はこのワインよりもさらにコクがあって、蕩けるような深い甘味だって言えば、少しは伝わるかしら? それに、これと違ってとてもあなたの味がするから……ね。 うふふ。 半分くらい偶然だったとはいえ、こんな素敵な夜をあなたと過ごせて、本当に幸せよ。 今日という特別な日に、こんなに素敵な舞台を用意していただけて……こうやって愛し合って。 もう、明日からの日常に戻るのが、なんだか名残惜しく感じてしまうわ…… (主「じゃあ、次の婚約記念日の予定を立てようか」) あら、次の記念日の予定?うふふ。あなた、なんだか気が早すぎない? 来年の話をすると鬼が笑うっていうけど、吸血鬼の私が笑ってしまったわよ。 (主「来年のこの日に、結婚しよう」) ……え?……結婚? えへ……えへへ…… ちょっと意外だったっていうか……全然予測できなかったわ。 2度目のプロポーズ……ってこと、よね。 えへ……なんだか素敵。 このままずっと恋人同士っていうもの、十分に幸せそうだし、しばらくはそれでいいのかなとも思っていたのだけれど…… でも、私はあなたと結婚したい。最初から、ずっとそう思っていたのよね。 強く想っていたのはもう随分前のことだったから、すっかりその気持ちは鳴りを潜めていたようね。 最初の、あなたが欲しくてたまらなかったあの日々のこと。 こんな幸せな毎日の中で、あなたの愛に溶かされて、寂しさも辛さも何もかも、あなたが忘れさせてくれたから……えへへ。 でも、今思い出したわ。 あなたとの結婚……あの時の決意を、勇気を。 (主「それで、答えは?) ……ええ。もちろんお受けするわ。 私を……あなたのお嫁さんに……して、ください。 うぅ……なんだか改まって言うの、恥ずかしすぎるわ…… でも、結婚記念日を婚約記念日と一緒にしようなんて……あなた、少し欲張りすぎない? (主「そうかな」) だってそうでしょう?毎年この日に、今日までの倍か、もしくはそれ以上愛してくれるってこと、なのよね? (主「君がそう望むなら、答えるよ」) うふふ……そんなに愛されたら、私、壊れてしまうかもしれないわねv 私も、もっとあなたに相応しい女の子にならなくちゃ…… あと1年で……あなたのお嫁さんとして、もっと完璧になってみせるわ! もしうまくできなくても……私を捨てたりしないでね?(わざとっぽく) (主「そんなことするわけない」) 「そんなことするわけない」(主人公の言葉と同時に) うふふ。あなたの答えなんてお見通し。 もう何年も一緒にいて、ずっと横で言葉を、心を交わしているの。 その間、私はずっと幸せでいられたわ。 何度も躓くことはあったけれど、それも今思い返せば、この幸せのために必要だったことだって思う。 誰かに語れる過去があることが幸せだというのなら、私は幸せ。 誰かと一緒に歩ける道があることが幸せだというのなら、私はとっても幸せ。 誰かと一緒に育める家庭があるのが幸せだというのなら、私はこれから、思う存分幸せになれる。 あなたと出会えて、一緒に歩き始めて、わたしはこの人生に「幸せ」と名付けられるようになったわ。 幸せ、幸せ。 大好きって言ってもらえる度に幸せ。 手を握り返してもらえる度に幸せ。 涙を拭いてもらえる度に幸せ。 唇を重ねる度に、幸せ。 そして、来年の今日……私たちは最高の幸せを手にする…… それは、きっとまだ触れたこともない、 私の両手じゃ抱えきれない大きさの、あなたと一緒で初めて抱(いだ)ける幸せだって、そんな気がするわ。 ……なんだかまだ実感がわかないけれど。 夢を見てるみたい…… あなたと一緒になってから、ずっとそうだって、前にも言ったかもしれないけれど…… 今回のは、特別すぎて。 でも、きっとこれから大変よ? 結婚に関すること、私ほとんど調べてないもの。 (主「僕は少し調べてる」) んむ……前から今日プロポーズするつもりだったのね? 先に調べてるなんて……抜け駆けはずるいわ。 その計画、今度からは私もちゃんと、混ぜてよね? それで、一緒にたくさん考えて……最高に幸せな結婚、しましょう? うふふ。 あなた……大好きv