・フローネ あ、あの〜… お兄様…もう過ぎたことは良いじゃないですか? ・シャルロッテ そうだよ〜♪ 別に二人そろって子供作っちゃっても、いいじゃんいいじゃん♪ ちゃんと愛してあげるよ〜? にーさまの子だったら、いくらでも愛しちゃうもんね ・フローネ そうですよ! む、むしろ領土を上げて英才教育と愛情をきちんと与えて、素敵な、お兄様のような素敵な男の子を…! あぁ…でも、そうしたらきっと、悪い虫がついてきて… 女の子なら、きっとりりしくも可愛い素敵な子に…やっぱり悪い虫がぁ… ・シャルロッテ またお姉ちゃんの妄想が始まった… 私なら放牧体制でしっかり自分のことは自分で!って教えるけどなぁ〜? 男の子でも女の子でも、ちゃ〜んとやんちゃさせて、叱って、甘えさせて〜♪ふふふ〜♪ ・フローネ まぁ、シャロちゃんったら… でも、きっと素敵なお母さんになれますね、私たち♪ ・シャルロッテ そうだね♪ で・も〜…その未来の旦那様がどっちにつくか、だけど ・フローネ その未来の旦那様がこの様子では…ですね ・シャルロッテ まぁ、よくよく考えてみれば、勝手に領土に戻ってその上領主の娘二人を孕ませた… なんて言ったら、間違いなく処刑だよね… ・フローネ そ、そんなことないですよ! 愛があれば何をしても許されるのでは!? お父様だってきっとわかってくださるはず… も、もしかして、さっきの行為に愛はないのですか…? ・シャルロッテ そんなことはないと思うけど… いい加減決めないと男らしくないぞ〜、にーさま? ・フローネ こんなにお兄様の事をお慕いしてるのに… やっぱり私を選んではくれないんですか? ・シャルロッテ そーだよ〜!あそこまでしておいて、やっぱ無理とかあり得ないし! だからさ…私を選んでよ、にーさま? ・フローネ えぇ?そんなの優柔不断すぎます… ・シャルロッテ まだ選ぶことが出来ないの?いくらシャロとお姉ちゃんがいい女過ぎるからって〜! 別に…それで済むなら、それでもいいんだけどさ… ・フローネ …へ? ・シャルロッテ …あ そ、そういえば… この国って重婚しても問題ないんだっけ…? ・フローネ す、すっかりその事は頭から抜け落ちてました… それなら二人一緒に旦那様として、お兄様を分け合えることに…? ・シャルロッテ い、いやぁ〜?あ、あれだよね? やっぱりここまでして片方に寄ってっちゃうようなダメな男だったらさ そもそも、二人ともあきらめようって話だったんだよね!? ・フローネ そうそう…って違うでしょ、シャロちゃん! う、うぅ…だったら、普通にプロポーズして… ハネムーンで二人そろって素敵な場所で、私たちの初めてを捧げたら良かった… こ、こんな無理やり…しかも、媚薬まで使ってぇ… お兄様、本当にごめんなさい…っ ・シャルロッテ ご、ごめんなさ〜い… で、でもさ…順番は逆だったけど、にーさまも愉しめたってことで…あはは それじゃあ、パパのところに行こ? にーさま、お姉ちゃん♪ ・フローネ そ、そうですね、娘二人が一度に結婚なんて知ったら、お父様、どんな顔をするかしら♪ そうと決まれば、これからお父様にご挨拶に行きましょう…♪ ・シャルロッテ それじゃあ、にーさま? ・フローネ 不束者ですが、これから二人ともども、よろしくお願いしますね?ふふ♪ だ〜いすき「シャロ だよ?」「フローネ ですよ?」おにーさま♪ちゅ♪