毒舌後輩シリーズ第3作 「毒舌後輩彼女に純哀性欲処理される音声」をご購入いただき、誠にありがとうございます。 さて、本シリーズも今作を経て、終盤に差し掛かりました。 起承転結で例えると「転」に当たります。 シリーズ物では、シリーズ全体の起承転結は当然として、作品単体としても起承転結をつけなければならない所がとても難しい部分です。 本作もその例外ではなく、シリーズの本筋に必要なヒロインと主人公間の「しなければならないこと」をこなしつつ、如何にして本作単体を面白くするかに頭を悩ませました。 時系列は1作目が夏、2作目が秋、3作目の本作が冬、4作目が春。 そして1作目のラストトラックの「1年後」に繋がる構成となります。 更に完結作では、1年後の先のストーリーをシリーズの集大成としてお見せできればと考えています。 当然、本作に関しても私にできる最大限の心血を注ぎ完成させた自信作です。 皆様にそれがほんの少しでも伝われば、これ以上の幸せはありません。 本シリーズに携わってくださったスタッフの皆様、本シリーズをここまで応援してくださったファンの皆様に心からの感謝を込めつつ、筆を置きたいと思います。 初夏、書斎の窓際から吹く快い風に身を任せながら アゲハ蝶