…お兄さん、エルルです。 あ、連絡とかは来てないはずです。 今日はお店として来たんじゃないんです。 一週間ぶり…くらいになりますか。 …! あ、あんまり思い出させないでください…。 ちょ、ちょっと話があるので中、入れてもらえますか? あ、お兄さん、お座布団使ってください。 一個しかないでしょ、おかまいなく。 …いいんですか。ありがとうございますっ。 えへへ、では。 あ、エルル、あの黒い苦いやつは飲めませんので。 じゃあお煎茶でお願いしてもいいですか。はい。 ほんとおかまいなく。 …まずは、この前のこと、ど、どこまで覚えてます? あ、そうそう、おっぱいおむつ…いや、パイズリね。 気持ちよかったって…それはよかったです。 ありがとうございますっ。 それで目が覚めたらママが…ママじゃないです。 エルルが帰った後だったと。 あ、お茶、どうもです。いただきます。 ずずず…。 そ、そういえばあのとき、お兄さんの精液、 つい本能的に舐めちゃったんですけど… あれはノーカンですよね? エルルのはじめては童貞さんの本気中出しって決めてるんですっ。 おっぱいミルク垂らしながらなりゆきで出させた精液が はじめてっていうのは恥ずかしくて…。 …って、あーもう! 過ぎたことを思い悩むなんて。 現役サキュバスらしくないところを見せてしまって、 すみません。 そんなこんなで、エルルはあのあとやっぱり決意しました。 【エンゼル】を辞めて新しいお店で一発逆転します。 【エンゼル】の仕事は…サボってます。 だってエルルがそんな仕事してるってみんなに言えないですもん。 その、ママとかいうのは、向いてる人がやったらいいんです。 …向いてません向いてません! 自分がママとして見られるのは…いまだに理解できません…。 なんかこの一週間、毎日指名が入ってたらしいですけど… エルルのパーフェクトボディーが魅力的とは言っても 使い方を間違っちゃいけません…。 あ、それでそれで、エルルやばいんですよ。 ほんとはここでのこと、忘れたことにしたかったんですが… お兄さんしか頼れないんです。一人だとまた面接落ちちゃいそうで…。 これ、エルルが使ってる求人本なんですけど見てもらえませんか? そろそろ寮も追い出されそうです。 日本語わからないふりで一週間持たせましたけど限界です。 またファミレス面接とネカフェの往復はみじめです…。 …ああ、ありがとうございます。 とっても、とってもとっても助かります。 サキュバスを助けた恩は… エッチで返したいところですけど、 そうですね、お兄さんには、こういうのでどうでしょう。 だーれだ。 ぎゅーっ。 えへへ。 お兄さんの背中、抱きしめちゃいます。 ぎゅうー。 ぷは。 自分のお部屋で女の子にくっつかれると… えっちなことじゃなくても、どきどきしますよね? どうせこんなこと、 これからのお兄さんの人生で一度もないんですから、 最後に、エルルからの大サービスです。 いいこいいこ、頭ぽんぽん。 はい。満足しましたか。 それじゃエルルのお手伝いをお願いしますね! よっこいしょ… でね、ここのお店なんですけど、 …ちょ、聞いてます? えー、もうちょっとですか。しょうがない人ですね…。 今日は仕事じゃないですから、ママやりませんからね? おっぱいちょっと当たって気持ちよかったんですか。 お兄さんほんとそういうこと遠慮なく言いますよね。 それ、セクハラですよ。 …嫌じゃありませんけど。サキュバスですから。 はいはい、おっぱい頭に載せてほしいんでちゅかー。 おっぱいだいちゅき甘えんぼちゃんなんでちゅもんねー。 ぽん、ぽん。 おっぱいで頭なでてるみたいですねこれ。 見た目より重くないですか。…ですよね。 でも天国みたいな顔してるでしょ。 えーと、あれ、なんだ、お風呂のやつ。日本の。 あーそう。極楽っていうんですよね。 タオル載せるやつ。漫画でしか見たことないですけど。 いますっごい、とろーんとした顔してますよね。絶対。 後ろからでも分かりますよぅ。 あっはい。エルルは今日Tシャツですよ。 前みたいに出勤で気合い入れるとき以外は、こんな感じです。 えー? えろいですか。 確かに、エルルこれ着てるとよく痴漢されるんですよね。 こう、いかにもな格好だと逆にされないんですかね。 …んー。 まだ極楽ですか、お兄さん。 でしょうねー。 エルルいま、 相当シュールな格好になってるのわかります? 後ろからちょっと腰、かがめておっぱい載せて… …お尻も突き出してますよ、はい。 それで自分のおっぱいは押し上げられてますから、 見える…下半分が全部自分のおっぱいなんですよね。 自分のおっぱい越しに、お兄さんの部屋の壁だけが見えるという。 まあそんなに極楽なら、苦しくはないので、続けますけど…。 これやっぱり肩凝らないですか? エルルのお胸、 見た目はふわふわだけど、結構重いと思いますけど…。 人間の人も肩凝るって言いますよね。 エルルはまあ、もともとボンキュッボンのオナホ体型目指して、 小さい頃から体づくりをしていますから。 …自分のおっぱいと壁だけ眺めてるのも暇ですし、 肩でもお揉みしましょうか? いいですって、恥ずかしがらなくても。 マッサージは幼稚園のときからの得意科目なんです。 これもお礼のうちですよ。 はーいはい。 もみ、もみ。 ほーら、どうですか。 力抜いてください。そうです。 もみ、もみ、もみ、もみ。 いい感じじゃないですか。 おっぱい当てられながらの肩揉み、悪くないでしょう。 お兄さんもやっぱり疲れてるんでしょー、ふだん。 こんなせまーいお部屋で一人で暮らして。 お外いって帰ってきて、またお外いって。 うちの店もですね、 ネカフェ難民寸前のエルルのこと、 最初はいろいろお世話してくれてたんですけど、 エルルが道に迷ったり指示忘れたりしてたら、 だんだん目を合わせてくれなく… っていつの間にかエルルの話になってました。 えへへ、すみません。 お兄さん首のつけ根のとこ凝ってますね。 こう、ぐい、ぐいと…。 疲れてるから、 自分のことを優しく受けとめてくれる人が欲しくて、 赤ちゃんになってバブバブ、したくなるんでしょうか。 …って、勝手に決めつけたらお兄さん怒りますかね。 次、ちょっとトントンしますよ…。 とん、とん、とん、と…。 ぷっ。 これおっぱい揺れすぎておもろいだけですね。 すみません、戻しますね。 よく考えたら、疲れてる人がみんな赤ちゃんになったら大変です。 エルルはバブバブしたいなんて思ったことないですよ。 あ、でも、おばあちゃんによしよししてもらうのは、 好きだったかもしれません。 おばあちゃんはエルルが何をしても褒めてくれるんです。 エルルがこう、おつかいで木の実を拾いにいくんですけどね。 すみません、田舎くさいエピソードで。 家族の中での、昔からのエルルのお仕事なんです。 それで、帰ってきたら、中身を移して、 かごを玄関の横にかけてしまっておくんですけど。 おばあちゃんそのたびにいっつも、 エルルちゃんはお片付けできてえらいねえって言いながら、 エルルのこと撫でてくれるんですよね。 いまだにですよぉ? あ、話、続けても大丈夫でしょうか。 おっぱい降ろしましょうか? …好きですねぇ。 …そりゃ昔はエルルも、 おつかい行ったら途中で探検ごっこに変わったりして、 かごなんてほっぽり出しちゃってるような子でしたよ。 でもエルル、もう一人前ですし。 搾精の義務教育もばっちり終わりました。 なのにおばあちゃんの中では、 エルルっていつまでも子供なんですよねえ…。 こうやって一人で飛び出してきたのも、おばあちゃんが、 きっとエルルちゃんは世界一素敵なサキュバスになれるよって、 背中押してくれたからなんですけどねえ…。 過保護なんだか冒険させるんだか。 サキュバスって何も考えてないのかもしれませんねえ。 あ、日本に来たかったのはエルルの考えです。 たまに町に出たら本を買うんですけど。 日本のエロって燃えるなあって。 アヘ顔とか好きなんですよ。 めっちゃ練習しましたよ。見ます? …自信あるのになあ。 いつでも見せてあげますからね。 あ、そういえば援交っていうのもやってみたいんですよね。 それに載ってないんですけど、 どこから応募できるかお兄さん知ってます? …ってあっ、エルルは仕事を探しにきたんでした。 ぐり、ぐり、もみ、もみ、もみっと。 はい、エルル式マッサージ、終わりです。 さすがに満足したでしょう。 え、極楽? えへへ、そうでしょうそうでしょう。 …じゃ、エルルのお願いも聞いてもらう番ですね。 あのですね、まず条件は、寮完備なことと… …ちょっとちょっと、マッサージは終わりですよ。 おっぱい掴まないでくださいって。 ええ…?エルルの話のどの部分で寂しくなったんでしょう…。 …〜〜〜っ!! はぁ〜〜っ?ママじゃないですが。 エルルはあくまでもドスケベ低身長巨乳サキュバスです。 ええ、他の人とエッチしちゃだめって…。 人間の人のそのあたりが分かんないんですよねぇ。 妊娠もしないし、結婚もしないし、お勤めっていうか… 昔からそういうものなんですよぉ。 …ちょ、抱きつかないでください。 ってああ、もう…。 …甘えんぼさんなのは、分かりましたけど。 はいはい。落ち着くまで頭なでてあげますから。よしよし…。 泣きそうなお顔してたら、かわいいぼくちゃんのお顔が台無しでちゅよ。 ぎゅーう。 ぎゅうう。 なで。なで。 怖くないよ。 怖いのないない。怖いのないない。 ママのおっぱいでないないしようね。 すー、はー。 すー、はー。 ゆっくり言ってくれていいでちゅからね。 うん、うん。 お目めはつむって、 エルルママのおっぱいの匂い嗅いで。 ママのミルクの匂いでちゅよ。 うん。そっか。ママいなくて寂しかったか。 うん、そっかそっか。 お手てもエルルママのお背中に回していいでちゅから。 そうそう。ママここにいまちゅよ。 …ってもう、お尻さわさわでちゅか♡ すー、はー。 すー、はー。 うん… 帰ったらママがいなくて寂しかった? あのねえ…。 あの日はお仕事でママしに来てたんですよ。 しかも時間勝手に延長してたんですから… …もう、ごめんごめん。 ぼくちゃんほったらかしにしちゃったのは、 ママが悪かったでちゅ。 おっきしたとき、誰もいなくていやいやでちたよね。 …飴? ああ…置いてた飴ちゃんはエルルのです。 あれは、寝ちゃったので、ばいばい、って思って。 だって!エルルひらがなとか書けないし、 飴ちゃんしか持ってなかったんですよぉっ。 え、まだとってあるんですか? 変な飴じゃないですよ、舐めていいですって。 エルルの実家にはそれめちゃくちゃありますよ。 えーもう…そんなことで嬉しいんですかっ。 うん、うん。 ママがおみやげくれたの分かってうれちうれちだね。 うん。そっか。 ママもう帰ってこないと思ったから、 今日来てくれて、うれちかったんだ。 …ばか。 …ねえ、ママに、もっとぼくちゃんのこと、甘やかさせてください。 エルル…もっと、お兄さんのこと、甘やかしたいです。 ママにいいよって言ってくれるなら、 このまま、もっとぎゅってしてくだちゃい。 …ん。 いーこ、いーこ。 お顔みせて。 ちゅっ。 キスしちゃった。 …してもよかった? …うん。ママにキスさせてくれて、ありがとう♡ いいこいいこ、だーいすき♡ ねえねえ、ママのお目め見ながら、 ぼくちゃんのままーってかわいいおねだり、聞かせてほしいな。 ママのお願い、聞いてくれるかな? はーい♡ ママですよー♡ うわ、かわいい… もういっかい、もっとかわいく、ママー、言ってくだちゃい。 はいはい♡ あなたのママでちゅよー。 ママはどこにもいきまちぇんよ♡ こうやって、お手てをお胸に置いて… 大丈夫、ママがぎゅってして連れて行ってあげまちゅからね。 はい、すーーっ。 ふにゅ。 ママといつも一緒。 ふふ、こうすると、おっぱい触れて気持ちいいのと、 お手てくっついて、お顔も近くて…。 ママのお顔、見て。 こんなに、ぼくちゃんのこと愛しいよ…。 ね、もっかい、ちゅーしてもいい? ママのおくち、くっつけっこしたいな…? どう、かな? わあ… ちゅ。ちゅっちゅっ。 まーま、おくち。 ちゅっちゅっちゅ、ちゅううっ、ちゅ。 ぷはっ。 ママなのに、ぼくちゃんとまた、ちゅうしちゃった…。 でもこれ、ママ大好き。 大好きなの…。 ちゅうすると、変だけど… エルル、自分がママなんだって気持ちになる…。 ん…あーん…。 ちょうだい…つば…。 ちゅう、じゅうう、じゅるるる、じゅう、んちゅう、ん、ぷは、 ちゅうう、ちゅうう、んちゅ、ん、ちゅう、ちゅう…。 ママなのに… ぼくちゃんと唇、くっつけちゃってる…。 ん… ちゅぱ、ちゅ、ちゅう、れろ、んちゅ、ちゅうう…。 ちゅう、ちゅうううう、れる、ちゅう、ちゅう、んちゅ。 むちゅ、んあ、ぷは、ちゅううう、ちゅるる、ちゅっ。 ちゅう。はむ。ちゅ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅうう。 …んん♡ すき、すきな気持ちで、変なかんじだよぉ。 いいこ、いいこ。ぎゅーっ、ぎゅーっ。 疲れちゃったら、ママのお手てにもたれかかっていいよ。 大丈夫。 よわーいぼくちゃんのことを、 受け止めてあげるのがママの仕事だよ。 ママの体、せっかくむちむちなんだから。 そうそう、ぎゅーー。 ばぶばぶ、まま、すき、あうー。 背筋の力も抜いて、もう自分の力で支えなくて大丈夫。 ママにふわ、ふわって支えてもらおうね。 いいこ、いいこ。 上手にだらーん、できたね。 もっとふにゃふにゃの赤ちゃんになっていいでちゅからね。 もっともっとずっとママに甘えようねー。 ママのいうこと何でも聞けて、えらいえらい。 ママの体に、ぼくちゃんの温もりが伝わって…。 心臓の音、息をすー、はー、する音も…。 よし、よし。 寂しかったの、わかるよ。 あ、それからあったかいのも…。 …ん。 とん、とん。 すー…はー…。 すーー…はーー…。 おとなしい、よわーい赤ちゃんになっちゃった。 ママもずっと、今日は一緒にねんね、してあげる。 ぜったい、ぜったいだよ。 お約束のおまじない。ぎゅっぎゅ。 はい、横になって…。 首、気をつけて…よいしょ。 おふとん、かけないと風邪ひいちゃいますよ。 ねんね、ねんねよー…。 すー…すー…。 とん、とん、とん…。 あら、このおふとん、お洗濯したらもっとふわふわになりそうです…。 そっか、お洗濯難しいか…。 ママがやってあげるから、大丈夫…。 すっごくふわふわになるから… 楽しみにしていいですよ…。 すー…すー…。 いーこ…いーこ…。 ねむれ…。 ママと…一緒…に…。 すぅ…。 ふふ。寝顔が一番、ほんとの赤ちゃんみたいですねえ。 いつまでも子供、ですか。 ん…。 すー…はー…すー…はー…すー…。 ねちゃいましたかね。 お茶、飲みかけですけど。 ぴこーん。この葉っぱって乾かしておくと便利なやつです。 それで、布団の中に入れておくといいとか…! あれ、靴でしたっけ? …まあ、多分どっちもでした。 エルル先生に任せなさーい。 さてさてー。 しゅらーふぇー、しゅらーふぇー… ふんふんふんふーん…。