(Maison de Succubus Yumemisou) 「メゾン・ド・サキュバス 夢見荘」 ------------------------------------ 【ソウタ】 「はぁぁ…、今日も疲れたー……」 俺は金江ソウタ。どこにでもいそうな量産型サラリーマン。良くも悪くも、フツーを絵に書いたような平々凡々の人生。 そこそこ程度の学校を出た後、よくあるタイプの中小企業に就職し、可もなく不可もなくな毎日を送り続けて、もうどのくらい経つだろう。 最近になって配置転換で仕事内容が変わり、あれやこれやと妙に忙しくなってしまって、ここ最近は連日夜遅くまで残業続き……。 それでも一週間をやっとの思いで乗り切り、今夜も何とかギリギリの終電でアパートへと帰って来たのだった。 ヘトヘトで足が鉛のように重いけど、それ以前に夕飯を食べてなかったから、お腹がもうペコペコだ。 冷蔵庫に何かあったっけ…?そんなことをぼーっと考えながら自室のドアに鍵を挿し込んだ時…… 【サキ】 「あら~…もしかして、今お戻りですか?」 【ソウタ】 「あ…、サキさん。はい、今帰りました…」 ゆったりとした色気のある声で話しかけてきたこの人は、サキさん。 俺が就職でこの街に引っ越して来て以来、ずっとお世話になってるこのアパートの大家さんだ。 腰より長い黒髪はいつも濡れたようにしっとりと艷やかで、前髪で片目を隠すような独特のヘアスタイルがまた、ミステリアスな雰囲気を醸し出している。 整った目鼻立ちに、透き通るような色白の肌……ひいき目抜きにしてもすごい美人さんで、さっきみたいな何てことない会話にすら思わずどこか引け目を感じてしまうほどだ。 しかし一番の魅力は何といっても、服の上からだろうとバッチリわかってしまう、その暴力的なまでに肉感的なカラダだろう。 正直、サキさんより凄いゴージャスボディの女の人は、グラビアの中ですら見たことがない……。 そんな誰もが振り返るような美貌の持ち主なのに、こんなアパートの一室に独りっきりで住んでるというのは何だか不思議だ。 ものすごくモテそうなのに、サキさんの周囲には男の影が全く無い。俺には親切にしてくれるし、男嫌いってわけでもなさそうなんだけど…。 彼氏とか旦那さんはいるんですか?なんて冗談がてら尋ねてみたことがあるけど、「秘密ですぅ♪」の一言でかわされてしまった。 年齢も一体いくつなのかまるで見当がつかない。俺よりずっと若いようにも、ずっと歳上のようにも見えるし…案外じつは同年代だったり…? そんなどこか謎めいた美人大家さんの笑顔に俺が思わず見とれていると…… ぐうう~~~~… …思いっきりお腹が鳴ってしまった。 【サキ】 「あらあら…もしかしてお夕食、まだでした?こんなに遅くまで、お仕事大変ですねぇ…。 あ……もしよかったら、うちで食べていきませんか?私もちょうどこれからでしたし♪」 【ソウタ】 「…えっ…?でも…っ、いいんですか!?」 【サキ】 「はいっ、もちろん!お互い、知らない間柄(あいだがら)でもありませんし…御遠慮なさらず♪さあどうぞ、お上がり下さい♪」 【ソウタ】 「お、おじゃましますっ!」 こっ…これが…っ…女の人の……サキさんの…っ!うおおおお……! まさかの展開に、俺は胸躍らせながらサキさんの住む部屋へと上がり込んだ。 あわよくばここからエッチな展開になったりしないかなぁ……なんて、ヨコシマな気持ちもほんのりと抱きつつ……。 - - - - 【ソウタ】 「ふう……ご馳走様でした!」 【サキ】 「はぁい、お粗末様でした♪お口に合いましたでしょうか?」 【ソウタ】 「はい、そりゃもう!すごく美味しかったですっ!!」 他人の手料理を口にするのなんて久しぶりだったし、お世辞でも何でもなく本当に美味しくて、ものすごい勢いで完食してしまった。 疲れた様子の俺を気遣ってくれたのか、ニンニクをふんだんに使った、いかにも元気が出そうなパンチのきいた味付けの料理だった。 【サキ】 「よかったぁ!新鮮なおニンニク、たっぷり買い込んだ甲斐がありました~♪ …それにしても金江(かなえ)さん、最近はいつもお帰りが遅いみたいですけど……お体の方は大丈夫ですか?」 【ソウタ】 「あ、ええ……一応、問題無いようです。まあ大変な時期ではありますけど、新しい仕事とかも早いとこ覚えていかないといけませんので…」 【サキ】 「そうですか…。でも、お仕事の方も大切でしょうけど、何より健康が第一ですから……ご自愛下さいね? それにしても、こんなに毎晩遅くまでお仕事続きですと…、まだお若いんですし……、そのぉ……いろいろ溜まっちゃったりもされてるんじゃありませんか…?」 【ソウタ】 「たまっ!?えっ…、溜まっちゃっ…!? ……ぁ…あはっ、疲れ…ですかね?…は…はは……それはまぁ、確かに…」 サキさんの突然の質問に、俺は耳を疑った。 さくらんぼみたいに綺麗なあの唇から、まるでエロ漫画みたいなセリフが飛び出すなんて…! けど普通に考えて、そんなわけないよな……。 あぁ~、一瞬とはいえ取り乱した自分が恥ずか… 【サキ】 「もぉ~…違いますよぉ♪男の人が溜まっちゃうって言ったら、や~らしーぃアレのことでしょぉ~?下半身の……うふふふふ♪」 ちょ……ちょっと待て。最初に想像した通りで合ってたの?…そういうことなの!? 確かに俺には彼女もいないし、最近は疲れから帰宅後すぐ寝ちゃうんで自家発電の方もろくにしてなくて、アレは溜まる一方だった。 まさか、まさか…サキさん……、誘ってる……? ば、バカっ…ただのアダルトジョークだろ! …落ち着け…っ、がっつくなっ、調子に乗るなっ、俺ぇっ…! 【ソウタ】 「ぁ…あの…その……ま…、ま~それなりに、ですかね…。 時間もお金も無いもんで、風俗とかにも行けないってゆーか行かないってゆーか…(汗)」 なっ……、おいぃぃっ、いくら自家発電の話題を避けたいからって、いきなり何言い出しちゃってんの!? 女の人の前で風俗って……ドン引きされたらどーすんだっ、俺ぇえええ!! 【サキ】 「ふぅん…フーゾク、ですかぁ。男の人ってみ~んな、そういうのお好きみたいですもんね♪」 【ソウタ】 「ぃ、いやあの、み~んなってわけでは……あはははは……(汗)」 な、何だ!?何なんだ!?サキさんのこの意味ありげな色っぽい笑顔は…! 怒ったとか呆れたって感じじゃないようだけど、まさか…まさか本当に、誘ってる……っ!? 明日は休日……。 夜更けにサキさんの部屋で二人きりという状況のせいもあって、俺の胸の鼓動は高まるばかりだった。 【サキ】 「でも金江(かなえ)さん、貴方(あなた)本当は、フーゾクじゃ心の底から満足できた例(ためし)がありませんよねぇ♪違いますぅ?」 【ソウタ】 「えっ!?ぁ…あの、それってあの……どういう…」 驚きのあまり、舌がもつれてしどろもどろになってしまった。 ……サキさんの言葉は当たっている。 平々凡々を絵に描いたような俺だけど、エロの趣味だけはフツーじゃなかった…。 むしろとんでもなくマイナーな部類に属する性癖で、相当コアな風俗でもおいそれとどうにかすることは実際、かなり難しい。 というより、サキさんの言うように、心の底から完全に満足いくほどのプレイを経験できたことは正直、これまで一度も……。 …だけど、どうして!?何でそれが……いや…冷静になれ、俺! ……考えてみればサキさんは、だいぶ大雑把なことしか口にしてなかった。 これはいわゆる、コールドリーディングとかいう会話テクニックだろう。どこかでチラッとだけ読んだ気がする。 多くの人に当てはまりそうなふわっとしたことを言ってるのに、悩みを抱えてる当事者は自分のことに違いないって勝手に思い込んじゃうんだ。 そう、そのものズバリを言い当てられたってわけじゃないんだ……そもそも俺の性癖は、当てずっぽうが通用するような代物じゃない。 だって俺は…… 【サキ】 「だって貴方……すーーっごいオナラフェチさんなんですもんね♪」 【ソウタ】 「!!!???」 絶句したまま、しばらく動けなかった。 全身が硬直し、冷や汗がどっと噴き出すのを感じていた。 【サキ】 「それも…、可愛い女の子が、見た目からは想像もつかないくらいとんでもなく臭(くさ)ぁ~い、殺人的なニオイのオナラをブッ放(ぱな)しちゃう……みたいなのがだぁーい好き、なんですよね~? それだけじゃなくってぇ、その死ぬほどくぅっっっさいオナラを嗅いでみたい…、ううん、散々悶え苦しんだあげく気を失っちゃうまで嗅がされてみたい……女の子のガス…毒ガス…猛毒ガスで…、のたうち回らずにはいられないほどひっどぉ~い目にあってみたいっ! …ですよね~♪違いますぅ?」 【ソウタ】 「…………。」 あり得ない。 オナラ責めフェチなんてマニアックでこんがらがった性癖、普通は存在を思い付きすらしないだろう……。 以前行ったマニア向け風俗の店から何か聞いていた…? でも何でサキさんが?サキさんって実は…風俗業界の人…!? いや…、問題はそこじゃない。 サキさんの言葉は全て当たっていた…それも、気味が悪いほど正確に。 風俗だろうとどこだろうと、誰にも打ち明けた覚えのない細かな部分までも……。 【サキ】 「何でそこまで知ってるの?って、ちょっと引いちゃってるお顔、されてますね♪うふふふ…」 【ソウタ】 「ま……、まさかっ、合鍵で……!?」 サキさんみたいに管理人も兼ねる大家さんなら、アパート全室のスペアキーを持っててもおかしくはない。 そして俺の部屋のPCには、マニアックな趣味だだ漏れなオナラものの動画や同人やエロ画像等が大量に収められている…! いや、しかし…、ってかそもそも、赤の他人の部屋に勝手に侵入するのは完全に犯罪行為だ。 いくら大家だからって……そんなの許されるはずが…!! 【サキ】 「うふふふ…♪やだぁ、そんな失礼な真似、しませんよぉ♪ といっても、貴方にとっては似たようなもの…だったりしちゃいます…? えぇと…まずは、見ていただいた方が話は早そうですね……要するに、こーゆーことなんです♪」 サキさんはそう言いながらおもむろに立ち上がると、目を閉じた。 すると…… 【ソウタ】 「うっ、うわああああっっ!!?」 【サキ】 「うふふふ♪びっくりしちゃいました?」 目の前のサキさんの輪郭がブレたように見えたと思ったら、次の瞬間、サキさんの姿がさっきまでとは全然別ものになっていた。 着ていたはずの衣服がまるごと消失し、今のサキさんは、ほぼほぼ裸に近いくらいの大胆過ぎる格好に……! 服の早脱ぎとか、そんな次元じゃない。完全にあれだ……一言でいうなら、そう……「変身」……!! 【ソウタ】 「そ、それ…って…!?」 サキさんにツノが生えていた。 よく見たら、先端がハートのような形をした尻尾まで……しかもどう見たって作り物なんかじゃなく、動きが完全に生き物のそれだった。 こ、これは……それに、この状況……何となくだけど、既視感が…! 例えばエロ漫画とかで見かけるような……、これじゃ、まるで……まるで…… 【サキ】 「うふふふ、そうっ♪じつは私、サキュバスなんですぅ♪」 【ソウタ】 「サキュ…バス!」 そうだっ、サキュバス!! ゲームとかアニメとか漫画とかに出てくる、男を誘惑するエッチな女の魔物……!! いや…、でも、それは物語の中のこと…で……、まさかリアルにいるとか……マジなのか…!? 【サキ】 「えへへへ♪やっぱりご存知でしたかぁ……私たちって、ちょっぴり有名になりすぎちゃいましたかねぇ……良くも悪くも♪」 【ソウタ】 「ぇ…あの、その……ほ、ホントに…???」 そう口にはしたものの、理性が全力で現状の受け入れを拒んでいた。 そうだ…、きっと残業続きだったせいで、疲れがピークに達してたんだ…。 だからこんな、突然サキさんにお呼ばれして手料理をご馳走してもらったり、サキさんがサキュバスに変身しちゃうなんて悪夢を…! いや、どっちかといえば良い夢な気もしなくはない…けど……。 【サキ】 「あらあら~♪もしかして頭の中、大混乱しちゃってます~?考え過ぎないで、自分に素直になっちゃえばいいのに…♪」 そう言いながら、サキさんが一歩一歩近づいて来た。 極小の布地が大事な部分をかろうじて覆っているだけという、肌色だらけの艶めかしいぷるんぷるんボディが目の前に迫る……! 【ソウタ】 「…ぁ…あ……さ、サキさん…っ!?」 【サキ】 「えへへへへ……私、一応サキュバスですからね♪ エッチなこと考えてる男の人の頭の中って、わりと簡単に読み取れちゃうんですよぉー? つまり、そーゆーことなんです♪」 そういうことか……!しかし、性癖バレの謎が解けたはいいものの、状況はもはやそれどころじゃない。 サキさんの発するただならない妖気と凶悪なほどエロくてゴージャス過ぎる肉体の迫力に気圧された俺は、思わず後ずさりしてしまっていた。 本物だ…、本当に人間じゃない…ヤバ……ヤッバいぞこれ……っ!! だ…、だけど…、サキュバスといえば………ゴクリ……。 【サキ】 「私の部屋に招かれて、あわよくばエッチな展開になったりしないかなぁ~~なーんて、思ってたでしょ~? はぁい♪お望み通り、とぉーってもエッチなことになっちゃいますよ~♪なのにどーして逃げるんですぅー? べつに食べちゃったりとかしませんからぁ、そんなに怖がらなくても大丈夫なのにぃ…… ぁ…でも、ある意味では美味しく食べ食べしちゃう…とも言えるかもですけどぉー……ふふっ♪ 平気、平気ぃ…サキュバス怖くな~い♪…もう素直になって♪うふふ…一緒に楽しみましょ?」 【ソウタ】 「…あの……その……あっ!ちょ、ちょっと用事を思い出しま…っ!」 とにかく一旦この場を離脱して頭と気持ちを整理したいという一心で、俺はこけつまろびつ逃げ出した。 脱兎の如くサキさんの横を走り抜け、玄関ドアまであとわずかと迫った時… 【サキ】 「うふふふふ♪逃がしませんよぉ?」 そんな場合じゃないと思いつつも背後が気になってしまい、俺は声のした方を振り向いた。 サキさんの体がひるがえるのを目の端で捉えた気がした次の瞬間、顔面と後頭部に衝撃が走り、気付いたら俺の視界は肌色で埋め尽くされていた。 【ソウタ】 「ふむぎゅうう~~っ!?」 【サキ】 「んふ、捕まえちゃった♪」 自分の身に何が起きたのか、衝撃に脳を揺らされたせいでしばらくの間ぼんやりとしか状況が呑み込めなかったものの……、眼前に広がる肌色をした柔らかいモノの正体だけはすぐにピンときた。 お尻…!それも、俺の顔をまるごと覆い尽くすほど大っきくて、暴力的なまでにムチムチぷるぷるな……サキさんの、お尻!! 豊満な柔尻を活かしたサキさんの強烈なヒッププレスにより、俺は頭ごと壁に縫い留められてしまっていたのだった。 会う度にいつも目を奪われてた、あのたまらない量感のむっちりヒップが、顔にっ…俺の顔にぃぃ…っっ!! 壁に叩きつけられた痛みもあるにはあったけど、そんなの問題にならないくらいお尻の感触が気持ち良過ぎる…。 【サキ】 「うふふ…私のお尻、そんなに良いですぅ…?赤くなっちゃって、可愛ぃ~♪ でも、こーんなスペシャル大チャンス到来だってゆーのに逃げようだなんて、メッ!ですよ?だって、ほんと勿体ないですよぉ♪ 貴方を心の底から満足させてあげられるのは、私だけ…♪そのかわり、溜め込んだ貴重なアレはぜーんぶいただいちゃいますぅ♪ ほらね~?お互いにWin-Winで、素敵でしょぉ~?ねっ、うぃんうぃん…♪うぃーん、うぃーんっ♪」 【ソウタ】 「んむううーー~~!!」 「うぃんうぃん」のリズムに合わせてぎゅむぎゅむと顔面に押しつけられるお尻の圧力は凄まじく、息苦しさから顔を振って逃れようとしてみても、俺の首の辺りまでを完全に埋め尽くした尻肉の壁はビクともしなかった。 それに…お尻の割れ目の奥からは、脳天が甘くトロけてしまいそうになる淫靡な香り…としか言いようのない、いやらしいくらい「女子」を感じさせる匂いがぷぅ~んと漂ってきて…、抵抗しようという気力が根こそぎ奪われていく…。 し、しかし…ぐるじ、苦じぃぃ……圧迫でまともに呼吸ができなくて、下手したらコレ、ち、窒息…するぅぅ…っ! 俺は残った気力の全てを振り絞り、何とか少しでもサキさんのお尻を押し返そうと歯を食いしばった。 【サキ】 「はぁぁん…お尻、思いっきり触られちゃってるぅ……♪ま…、まだ諦めずに、逃げ出そうとしちゃってますぅ…? 仕方ないですねぇ……、それじゃこのままお楽しみタ~イム、始めちゃいますよぉ~? 今すぐメロメロ~んのヘロヘロ~んになってもらっちゃいましょーね♪まずは軽ぅ~く一発ぅ…んぅ…♪」 【ソウタ】 「ほむぐううぅ!!?」 サキさんのお尻を押し返そうと無我夢中であがいていると、だしぬけにぷうぅ~っという気の抜けたような音がして、顔中が生ぬるいモワモワに包み込まれた。 そして、それに一瞬遅れるようにして……凄まじいまでのショックが俺の鼻を襲った。 【ソウタ】 「(っくさ…!?ッッぐううぅぅーーーーーっっっぜぇぇぇええええええ!!!!)」 【サキ】 「うふふ♪いかがですぅ?いきなり夢が叶っちゃった気分は♪」 ニンニクやミルクが腐敗に腐敗を重ねたような、ついさっきまでしていた淫靡な甘い香りとは真逆の凄まじく臭いニオイが、俺の鼻腔を突き上げる。 これまでに嗅いだこともないほど猛烈な濃さではあるけど、フェチである俺にとっては間違いようもない。これは、オナラのニオイだ…! サキさんの、オナラ…!? なんでこんな……、なんで…っ、うっ、うぎゃあああああっっっくしゃああああああ!!! ひぎいいいぃぃぃっひぎゃあああっぐっぜえええぇぁぁぁはぎゃぎゃはぁぁーーーっ!!! 【サキ】 「んもぉ…、本当はもっとロマンチックにえっちぃムードとか盛り上げた上で、アレを美味しく搾り取りながら嗅がせてあげる予定だったんですよぉ? なのに、素直になれずにいきなり逃げ出そうとなんてするから~…せっかくの段取りが、少ぉーし狂っちゃいました♪ そんな悪ぅ~い子には、もう一発くらい、お仕置きが必要……ですよねぇ…♪違いますぅ~? されたかったんですよねっ?こーゆーの♪…悪ーいソウタさんにぃ、オ・シ・オ・キ♪……んっ♪」 まださっきの一発の臭気とショックに翻弄され悶え続けている俺の鼻先でサキさんの肛門が蠢き、前のに輪をかけて臭そうな音をさせながら、長々とオナラが噴射された。 目を血走らせて必死にもがく俺の抵抗もむなしく、強烈な圧力で顔面を覆い尽くしたサキさんの巨尻によって外界への抜け道を塞がれたガスは、行き場を求めてまたもその大部分が俺の鼻腔内へと殺到することとなった。 【ソウタ】 「(ンごおぉっっっぷぎゅぐぐぐぎゅぅぅゥーーーーッッッ!!??)」 【サキ】 「はぁぁ~ン…すっごい臭そ~なの、出ちゃいましたぁぁ♪ あんまりやり慣れないプレイで、サキュバスなのに正直ちょっと恥ずかしぃですけどぉ…、こーゆーのがお好みなんですもんね…?特別大サービス…ですぅ♪ でもぉ…、オナラでオシオキしてあげちゃうのって、思ってたよりなんだか気持ち良いですね~♪うふふぅ…クセになっちゃいそ~♪ さぁて、今どんな感じですぅー?お顔を拝見~♪」 サキさんはそう言うと、ようやくお尻をどけて俺の顔面を解放してくれた。 俺の方はといえば、もはや逃げ出すどころの話じゃなく、鼻にまとわり付いたオナラのニオイに溺れかけながら、壁にもたれたままガクガクと膝を震わせ続けることしかできなかった。 【ソウタ】 「んむぐう…ぶはあああっ!げほ!げほ!うぇぇッげほぉぉ…ぉ……!!」 【サキ】 「うふふふ♪普通の男の人なら、こんなコトされちゃったりしたら怒り出してるか、気分が悪くなってるか… 大方(おおかた)はそんなトコだと思うんですけど……、流石はソウタさん、ほんとに根っからのフェチさんなんですね♪ さっきからもうずぅ~っとおちんちん、ビンビン…♪ 服の上からだってハッキリ形がわかっちゃうくらい、パッツンパッツンに膨らんでますよぉ? 頭の中もさっきから、くさいよぉ、くさいよぉっていう悲鳴と、桃色に腫(は)れ上がってはち切れそうな性欲ばっかりがぐるぐるに渦巻いちゃってて…♪くすっ♪ 私のお尻とオナラでこんなになっちゃったんですよね……んふふっ、嬉しい…♪サキュバス冥利に尽きますねぇ~♪ 慣れてないせいか、ちょっぴり不安もありましたけど…、これならきっと貴方のこと、うぃんうぃ~んってしながら美味しく食べ食べしてあげられちゃいそうですぅ♪」 【ソウタ】 「…あぐ…あぐ……ふぎゃ…ぐぎゅ……ぅ…」 窒息寸前の悩殺ヒッププレス状態からお見舞いされたサキさんのオナラによる「オシオキ」は、想像を絶するほどに強烈過ぎた。 クサいのクサくないのなんてレベルじゃなく、もはやお仕置きを通り越して拷問に近い。 今なお漂うただの残り香ですら、嗅覚をレイプされているかのような責め苦を俺に味わわせるには充分過ぎてお釣りがきそうなくらいだ。 しかし……嗅覚を犯され身悶えるほどに、俺の股間のイチモツは硬さを増していくようだった。脈打つ股間の疼きに合わせて、無意識に腰が動いてしまう。 【サキ】 「さて、どうしますぅ?何だかとってもお辛(つら)そうですけどぉ、今日のところはもうやめにしておきましょうか…?お体を壊したりしたら、良くないですからね♪ でもぉ、もっと…もぉっと…あんな目にあってみたいようでしたらぁ……私のベッドまで来ませんか? そしたらもっともぉっといっぱい、すっごいことしてあげますぅ……ふふふっ♪やっぱり、ソウタさんの意志で決めて下さらないとぉ♪ ほら…、素直になって♪…まだ足りない、でしょ?もっともっと欲しい…でしょ?私の、オナラ…♪オ・ナ・ラ・責・め♪」 【ソウタ】 「さ……サキしゃ…んぐぐぅ…!ぉにゃっ……おにゃ…らぁ…ぁ…」 まるで泥酔した時みたいに視界が妙にフワフワ、チカチカ、グラグラして、足元もおぼつかないような状態であっちへヨロヨロ、こっちへヨロヨロとよろめき続ける俺。 あまりの苦しさに「くさぃ…くさぃ…」とうわ言のように繰り返しつつ、かすかに頭のどこかで、スカンクにやられた犬はこんな感じになるのかも知れないと思った。 だけど…、にも関わらず…、いや、だからこそと言うべきか……気が付けば俺の足は、ふらふらとサキさんの方へ向かって歩を進めてしまっていた。 【サキ】 「うふふふふ♪思った通りですぅ♪貴方ならそうして下さるって、私…信じてました♪ さ……ベッドはこっち…♪ふふっ…さぁ、来て下さい…♪そう、そのまま…うふふふっ…いい子ね…♪いい子…♪ ほぉら……貴方はもう私の…、お尻の虜(とりこ)…♪ こんなに可愛い良い子は、もっともっと虜にしてあげちゃいましょうね……うふふふふっ♪」 正直、恐ろしかった。 もう生きてここから出られないかも知れない……そんな予感がしていた。 その一方で、憧れのあのサキさんと、一緒のベッドで一夜を……ずぶずぶ顔が埋まっていくあのお尻の感触……いやらしい音と共に鼻先へ広がるモワッとした温かさと猛烈なオナラのニオイ…… それを思うと俺の股間はかつて無いほどに猛り狂い、出会ってから今までで最高にサキさんを求めてしまっていた。 サキュバスと化した半裸のサキさん…お尻が大っきくて柔らかくてイイ匂いなサキさん…ほとんど毒ガスなくらいオナラが臭いサキさん… そんなサキさんがベッドの上で手招きしながら、俺のアレをアレしてしまおうと待ち構えている……。 あんなエッチなサキさんに捕まって、もしまたあんなコトをされたりなんかしたら、もう……もう二度と、逃げ出そうとすることさえできなくなりそうで…… でも…でも…、もう……、それでいい…。 【サキ】 「良い子…。今まで、ずぅっと我慢してたの…?ずっと求めて、求め続けて、それでもどこか満たされなくて…。 でも大丈夫……今はほら、私がついていますから。 今夜は、貴方が悶え転げて悲鳴を上げるまで…、ううん、泣き叫んでのたうち回っても…、イヤっていうほど、満足させてあげちゃいますからね♪ どんなに泣いたって、わめいたって、それが貴方の心からの望み…♪それを叶えてあげるのが、私の悦(よろこ)び…♪さぁ…おいで♪……おいで……♪」 おぼつかない足取りでよろめきながら俺は、サキさんの胸へと飛び込んで行った。 本気で、どうなったって構うもんかと思った。 【サキ】 「うふふ……ようやく素直になれましたね…♪いい子…いい子…♪ 良い子はそのまま、そうやってネンネしたままで、じーっとしていられますよねぇ…?」 俺はサキさんのなすがまま、言われるがままに、ベッドの上でごろんと仰向けに寝転がっていた。 目の前には、俺の顔をまたぐようにして仁王立ちになったサキさんの姿。 ほぼ紐に近いような際どい服でギリギリ隠されているといった感じのサキさんの秘所と、柔らかなカーブを描いてボリュームたっぷりにそびえ立つお尻の双丘が見える。 そして股間から少し離れた所には、紐の服にわずかに隠れるようにして、あのとんでもない毒ガスを発射した危険な砲門が……。 何という絶景……眼に焼き付けとばかりガン見せずにはいられない、いやらしくも壮観な眺めだった。 【サキ】 「それじゃ……失礼しまぁ…すぅっ♪」 そんな声が降ってきたと思った次の瞬間、サキさんの巨大なお尻が一気に目の前に迫り、俺の顔面をむっちりと埋め尽くした。 【ソウタ】 「ふむむむむうぅっ……!もが…っ!!」 【サキ】 「はぁーいっ…今度は、お顔の上へ座っちゃいましたぁ♪ 私のお尻、さっきよりもっとじっくり味わわせてあげますね♪たっぷりご堪能くださぁ~い♪」 さっきやられたヒッププレスも尋常じゃない圧迫感だったけど、今度のは顔面騎乗……サキさんの体重がもろに乗ってるせいか、ケツ圧がさらに苛烈さを増していた…。 グラマラスな体型通り、そのボリュームに見合った重量感があって…、ぐぐぐ、正直ぐるじぃぃ……ぉ…重いっ…重いいぃぃ…っ! 【サキ】 「重いぃ~~って…、仮にも女子に対して失礼ですねぇー…もぉー……。 これでも一応、それなりに気にはしてるんですよぉ~…?」 ああっ、声に出しちゃってた…!? ぃ、いや…、俺は絶対何も言ってない…っていうかそもそも口はお尻に埋もれてて、まともに喋れない…。 つまり……あぁ…そ、そうか…、考えてること、わかっちゃうんだっけ……サキュバスやばい、怖い…… 【サキ】 「うふふふふ♪サキュバス、怖くないですよ♪そんなこと思われてても、特別に許してあげるんですから♪」 サキさんがほんの少しだけ腰を浮かせてくれたようで、お尻の圧力がわずかに緩んだ。 【サキ】 「それにね、ものは考えようです♪慣れれば結構便利だったりもしますよぉー? 今考えてるコトだけじゃなくてぇ……こうなったらいいのにな~…なぁーんて心の奥底で無意識に願ってる願望だって、ちゃーんとわかっちゃうんですからぁ♪」 そう言いながら、サキさんがぎゅむっと強くお尻を押し付けてきた。 う……埋まるっ…埋もれるゥゥ、顔がまるごと…っ…! 【サキ】 「私の、くさーいの……オ、ナ、ラ…♪また味わってみたくなっちゃってるでしょぉ…? お顔をお尻に埋(うず)めてあげたら、もう条件反射でそうなっちゃうみたいですね~…くすくすっ…面白ぉい♪ 今度こそもっと盛り上げてからって思ってましたけどぉ、あんまり切なそうでかわいそーですし……いいですよ♪ 私のあのくっさぁいガス……、すっごぉいオナラ……、しちゃいますねっ♪……んんっ!」 【ソウタ】 「ふむぎゅうううぅぅゥッ!!!」 柔肉に覆われて何も見えなかったけど、お尻の谷間深く咥え込まれた俺の鼻のすぐそばでサキさんの肛門が微かに震え、例の破裂音と共に気体が噴出したことだけは手に取るようにわかった。 そして鼻先にモワッとした熱気を感じた次の瞬間、俺は再びあの悪臭地獄へと叩き落とされていた。 【ソウタ】 「んぐぅぅぅーーーーーー!!!んむぷぷぅぅうううーーーー!!!」 【サキ】 「ぅふふ、悶えちゃって…可愛いぃ♪ ぁ…、ソウタさんは、オシオキの方がお好きなんでしたっけ…? それじゃー、さっきのこと、やっぱり許してあげないことにしますね♪ 頭の中でとはいえ、女の子に重いだなんてぇ…、失礼しちゃいますぅ♪ そんな子にはぁ、私のくさぁいくさぁい毒ガスでお仕置きなんですからっ……ぁ、出ちゃぅ…っ♪」 ぎゃあぁっひぎゃああぁあぁ~~っ!!?れ、連発~~~っ!! 一発めの猛毒ガス弾の直撃を反射的に息を止めてやり過ごしたまでは良かったものの、油断していたところに追撃の二発めが炸裂…… 立て続けに浴びせられた三発めのニオイに鼻を蹂躙され、オナラ臭さで半狂乱にさせられて……!ぉ…オシオキ、苦じっ…んほぉおぉぉっ……!! クサいっクサいぃっ、鼻が曲がるどころじゃないぃっ!溶けるうぅっ、鼻、溶けちゃうぅぅ…っ!!ぐざいっ、ぐざぁぁいいいいいぃぃっ!!!! 【ソウタ】 「もがあ!!!もごごおぁぁぁっ!!もあぁぁぁーーーっ!!!」 【サキ】 「あふうぅ~…ん♪ ぁ…ご、ゴメンなさい、たくさんプ~ゥしちゃいました♪ うふふ~、でもこれ…、お尻震えて…気持ちいぃ~…ン♪お腹もスッキリですぅ~♪」 【ソウタ】 「ふぎゃひっ、あががあぁぁ!!!ふごごっ!!んぐぶぶうぅぅぅぅ!!!」 【サキ】 「あらあら大変…もろに吸い込んじゃいました~? あんなに勢いよくいっぱい出ちゃいましたから、お鼻のいちばん奥の奥までオナラが充満しちゃったんでしょうか♪ でも仕方ありませんよね、オシオキですもの♪こんなに悪い子はもっとひどい目にあって、もっともっと興奮しちゃえばいいんです♪ んっと、じゃあ次は……こういうのもお好きでしょぉ…?んふ…っ♪」 【ソウタ】 「!!??…ふも…っ!ンぎゃはあァァーーーーふ!!!!!」 【サキ】 「ふぅ…。音のしない静かな一発、…っすうぅぅ~…って、しちゃいましたぁ♪ いかがですぅ?…って、あらら、一段と激しく悶え狂っちゃってー♪ 音はとってもお上品でしたけど、ニオイの方(ほう)はその逆だったかも知れませんねぇ?くすすっ♪」 肛門密着の零距離からゆるやかに粛々と放たれたサキさんのすかしっ屁……鼻腔に焼けるような熱さを感じた直後、これまでに輪をかけて一段と濃いオナラの臭いが鼻全体を貫き、嗅覚を通じて脳みそを派手にシェイクされたような凄まじい衝撃を感じた。 すかしの方が臭いというのはよく言われてることで、フェチとして俺もそんなすかしっ屁が大好きだったものだけど、ほんとうにくさいすかしを実際に嗅がされてみてわかった。 臭過ぎる……人類の耐えられる限度を超えてる……!!し…しぬっ……しぐうぅぅぅ~~~!!! 【ソウタ】 「もへぇぇええ!!へげぇぇぇえええええええ!!!!!」 【サキ】 「あ…やだ…っ、今の、ちょっと臭(くさ)過ぎましたね…!ご、ゴメンなさいっ…失敗、失敗ぃ…♪ 人間さんってデリケートで壊れやすいですし、いきなりあんまり臭(くさ)いのが出ちゃわないように、なるべくニオイを抑えてはみてたんですけど…。 すかしだと調節が難しいですぅ…。 さっき食べたニンニク効果もすごいことになっちゃってますし♪」 抑えてはみてた……って、あれで…!?…うそおぉぉっ!? っていうかそもそも、量やタイミングならともかく、ニオイを都合良く調節だなんて…そ、そんなこと… 【サキ】 「できますよ?オナラのニオイのコントロール♪ 変身ができるんですもの、お腹の中だってそれなりに…、ね♪ベッドの上のサキュバスを甘く見たらいけませんよぉー? 男の人を興奮させたりやっつけちゃったりするテクニックなら、星の数ほど持ってるんですからぁ♪ うふふ…それじゃ論より証拠♪もっといろいろ楽しませてあげますね~♪」 サキさんはそう言うなり、前のめりに体を倒して俺の上へと覆い被さってきた。いわゆるシックスナインの状態だ…。 全身で密着され、あのたわわなムネが俺の股間辺りにぷにゅぷにゅ押し付けられて……!! 重……ぃ、いやっ、やらかいっ!す、すご…っやーらかいぃっ…あったかぃ…気持ちいいいぃぃぃ……!! うぅ、くっ、クサいぃっ……ギモヂいぃぃっ……あひいぃぃぃぃ~~~……!!! 【サキ】 「ふふ…そんなに気持ちイイですぅ?よかったぁ♪ こうしてあげると、男の人ってみ~んな骨抜きになっちゃうんですよね♪ そんなに悦(よろこ)んでもらえると、私も…すっごく……ん…ぁはあぁ…んっ♪」 サキさんも興奮しているのか、溢れ出す愛液でヌルヌルと湿った股間が、吸い付くように俺の口を塞いでくる。 ほんの目と鼻の先で、サキさんの肛門が時おりヒクヒクと蠢くのがわかる……。 とんでもなくいやらしい夢か妄想のような状況だけど、興奮の高まりと同じくらい恐怖心も膨れ上がっていく。 待って、サキさん、まって…!たすけて…!心の準備…!やめっ…た、たすけ……! 【サキ】 「ぁふ……、あらら~…お鼻でしか息吸えなくなっちゃったのにぃ、そんなに呼吸荒くしてたら、苦しいんじゃありませんか~…? ん、たすけてあげてもいいですよぉ?どうしたらいいですかね~…? 気持ちがリラックスできそうな、素敵な香りでもプレゼントしてあげましょうか♪しっかりスーハーして下さいね♪…ん…っ♪」 【ソウタ】 「んむぐううーーー!んむうううううう!!!」 【サキ】 「卵っ屁…ふふふ♪どうですぅ? 生命の危険を感じちゃうほど濃密に香る硫黄臭さが素敵でしょぉ~♪ まだまだ、ほぉーら追加のオシオキですよー…んぅっ♪」 【ソウタ】 「もぐうううう!!むごぉっ、むぎゅぐううう!!!」 【サキ】 「お肉っ屁…♪むせ返るほどキョーレツぅって本能的に感じちゃう、重~い重~い、腐った香り♪腐敗ガスぅ♪ あらあら…そんなに、泣くほど臭(くさ)いですぅー?いろんなオナラをいっぺんに体験できて、良かったですねぇ~…うふふ♪ お好みの臭さがありましたら、リクエストもどうぞ?そんな余裕が残っていれば、ですけどね~…くすすっ♪ お次はぁ……、ソウタさん、私のお料理を褒めてくれて、ありがとうございました♪とっても嬉しかったんですよ?だからぁ…♪ お腹の中で熟成させたニンニク臭を一層きっつぅーく効かせた、必殺ぅ、らぶらぶニンニクガスぅ…んっ♪」 【ソウタ】 「んむほおおおおっ、ふぎゃおぉーーーー!!!…おぶぶっおぶっ…おげえぇぇっげぇ~~っ!!!」 くっしゃあああああぁぁぁぁっ!!くさいっぐざいぃっ臭ずぎるううううぅぅ!! しかも全部ニオイが全然違ぁっ…じぇんぶスゴぉっ臭あああぁぁっ、屁ぎゃあああああ~~っ!!? にんにくぐじゃああああっアヒィぃっげぼぼぉぉーーっ、ぎゃぴいぃいいぃぃーーっだずげでェェ!!! サキしゃんっ!サキしゃまぁあぁぁ!!許ひて、許ひて、もう許ひてええぇぇっ!! 【サキ】 「うんうん、よかったぁ♪そんなに悶え苦しんでもらえて…♪ オナラフェチさんでも悲鳴を上げるほどキョーレツだけど気絶まではさせちゃわない、生殺しギリギリの絶妙な臭さをキープし続けるのって、結構大変なんですからぁ♪ 私のお尻プレスとくさぁいオナラぷぅでひどい目にあわされて、嬉しいですか…?嬉しいですよね~? すっごいことになっちゃってる頭の中とおちんちんを見れば、わかりますぅ…うふふふっ♪ ガスのおかわりはまだありますから、可愛いタマタマまでぱんっぱんに膨れ上がるほど、もっともっと興奮しちゃいましょうね♪ こうやってじっくり練り上げられた興奮の絶頂で、サキュバスにおちんちんチュッチュれろれろされるとですねぇ…、頭バクハツして目を回しちゃうほど気持ちイイ…らしいですよ? どんなに強い強い男の人でもイチコロでやっつけちゃう、サキュバスの必殺技なんです♪ ソウタさんは大事な店子(たなこ)さんですから、そのくらいで許しておいてあげますね♪…今夜のところは♪」 あがっああああぁぁぁぁ…!!想像でいつもオカズにしてた…しぬほどすっごいオナラぁぁぁ……! …ホントにやられたら、こんなっ……ぐじゃいいぃっ、ひいぃアヒアヒ、ぐぜ、ぐるじぃぃぃぃい!! でもぎもぢいぃぃぃいいいいい!!!らめ……もうらめ……出ちゃぅっ……イッひゃぅ……しんじゃうぅぅっ!! 「あらあらー…、言ってるそばからもうバクハツしちゃいそうなんですかぁ?ふふっ♪限界来るの、早すぎじゃありませんかぁー? もぉ…仕方ないですねぇ♪それじゃぁまだ意識のあるうちに、とっておきのオシオキ、味わわせてあげますっ♪ サイアクにくさぁいオナラを嗅ぎながら、気がヘンになっちゃいそぉな快感に溺れて、たっぷり反省するといいですぅ♪」 足で後頭部をぎゅうぎゅう押され、包まれてしまったらもう抜け出せないサキさんのふわふわな柔尻の谷間深くへと、俺の顔面が呑み込まれていく。 同時に、ギンギンに膨れ上がって脈打つ股間にサキさんの指が触手のように絡みつき、時に優しく時に激しくまさぐってくる。 快感を与えつつもイかせないようにもてあそぶ意地悪な指コキの技に焦らされ、俺は息苦しいお尻の谷間で身悶えながらか細い声で女の子のようにあえぎ続けるしかなかった。 あまりのことに精神が自分を守ろうとして、いつしか意識が分離してしまったのか……ボロ雑巾のようにクタクタになり果ててアヘアヘともがく俺自身の姿を、もう一人の俺が少し冷めた目でじっと眺めているのに気が付いた。 ボロ雑巾と化した俺にはもはや、鼻に染み付いた残り香の臭さと、脳みそまで震え出しそうな激しさの「イきたい」という欲動しか残されていなかった。 視界のほとんどはさらさらもちもちな感触の柔肌で埋め尽くされており、今やサキさんのお尻だけが俺の視認できる世界の全てだった。 どう見ても魔物に無惨にもてあそばれる哀れな獲物といったありさまだったが、ボロ雑巾の俺は目をへの字にして引きつった笑顔を浮かべていた。 【サキ】 「お尻に閉じ込めちゃったお鼻へ、今日イチな濃さと臭さのオナラ、ぷぅ~してあげますね♪ どんなオナラフェチさんだって耐えられなさそうな、猛毒ガス級の特別くっさいやつですぅ、ぅふふふ♪ 頭とあそこがバクハツしちゃう前に、しっかりご堪能下さい♪うふふっ……んふぅ…ッン!」 【ソウタ】 「っぎゅ!!!ぐざ、、、へげぇ!!!……っがブブ、あぶぶ!!! ッッッ……!!!~~~…………!!!!………………!!!!!」 いやらしい音をさせながら数回にわけて放たれた「とっておき」は、サキさんの言った通り今日一番……いや、これまでの俺の人生でぶっちぎりトップの途方もないオナラ臭さで、俺の何もかもをたちまち真っ黄色に染め上げていった。 走馬灯じみた思い出の光景が脳内をぐるぐると駆け巡り始めたが、なぜかその全ての場面がサキさんのお尻のどアップだった。 そして走馬灯の中の全てのサキさんのお尻から一斉にオナラが放たれ、俺は声の無い悲鳴を上げながら、屁臭渦巻く黄色いガス雲にすっぽりと呑み込まれた。 【サキ】 「ソウタさん好みのとくべつ猛毒ガスぷぅ~なオナラ、たまらないでしょ…?お好きなだけ、思う存分クンカクンカして悶え狂っちゃって下さい♪ その間に、人生最高の気持ちよさ、体験させてあげますね♪それじゃ、いただきまぁすぅ♪れろろぉぉ……」 見えない槍で背骨を貫かれるような常軌を逸した快感が下半身で爆発し、それは死んだ方がましに思えるくらいのオナラ臭さと一つに溶け合って全身をもみくちゃに犯し尽くし、俺は悲鳴のようなあえぎ声を上げて泣きじゃくりながら何もわからなくなっていった。 【サキ】 「…ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅぅ~ー…っふぅ~…、ご馳走様でした♪」 【サキ】 「ソウタさんのおちんちんエキスも、私のオナラと同じくらいたーっぷり溜まってましたね~♪ スッキリできました…?」 【ソウタ】 「…………」 【サキ】 「ま、もう聞こえてませんよねー…うふふふふ♪やっぱり気絶しちゃってますぅ♪しっかり頭バクハツしちゃったみたいですね~? スンスン……ふぎゅっ!こ、これは…すごいニオイですぅぅ…っ。 こんなにくさいオナラしてたら、男の人に嫌われちゃいますねぇ…。まー、ソウタさんは興奮してくれますから、べつにいーですけどっ♪」 【ソウタ】 「…………」 【サキ】_ 「んふ…♪ちょっと興奮させ過ぎちゃいました?あんなにびゅくびゅく搾り取ってあげたのに、まだおちんちん大っきいままですねぇ♪ やり過ぎてソウタさんが壊れちゃったりしたら嫌(いや)ですけど……、せっかくですから、も…もう少しだけ……ゴメンなさいっ♪」 【サキ】 「うふふ、新発見~…♪意識が無くても、おちんちんってこんなにビクンビクンしちゃうんですね♪ こんなになってもオナラのニオイに反応しちゃうなんて、本当に困ったオナラフェチさんっ…♪ オシオキに、いま見てる夢の中でもぉ…うんと臭くて気持ちい~~ぃ思い、させてあげますぅ♪ 気絶してたって、サキュバスからは逃げられませんよぉ?うふふふふ…♪ タマタマが空(から)っぽになっちゃうまでぇ…、も…もうちょこっとだけ…いただきまぁーーすぅ♪ …れろぉん…れろぉ…うふっ…これからも、よろしくぅ…長ぁいお付き合いになりそう…ねっ♪…んふふぅ…♪ちゅぷちゅぷ……」 ------------------------------------ - 終 -