//----------------------------//---------------------------- //01.プロローグ〜子作り部に入らない?〜 //----------------------------//---------------------------- 【ひなた】 「はぁーー……ふぅぅー……」 【ひなた】 「はぁぁむ、んっ、くちゅ……はぁむ、んっ、くちゅ……はぁむ、んちゅ、くちゅ……はぁむ、ちゅ、ちゅ、ちゅる……んっ、はあっ……」 【ひなた】 「んっ、はぁぁ……」 【ひなた】 「んふふ……こんな突然耳舐めされたのに、抵抗、しないんだ……? 可愛い♪」 【ひなた】 「突然すぎて抵抗出来なかった? でも、お耳のほうは、気持ちよさそうにひくひくしてたよ?」 【ひなた】 「あーん、もう、顔真っ赤にしちゃって、可愛いなぁ……」 【ひなた】 「ね、こっち来て? そこの空き教室で、少しあたしとお話しよ? ね、ほら、来て?」 【ひなた】 「ほーら、入って入って」 【ひなた】 「適当なところに座って? なにかお菓子とか食べる? いらない? 欲しいものがあったらなんでも言っていいからね?」 【ひなた】 「んふふ……よーし、鍵、閉めちゃおっと……」 【ひなた】 「さて、と……」 【ひなた】 「あたし、沖川ひなたっていうの。3年生で、キミの先輩。あっ、キミの自己紹介はいいよ。あたしはよーく知ってるから♪」 【ひなた】 「で……突然なんだけど……キミ、子作り部に入らない?」 【ひなた】 「あれ、聞いたことない? どこにでもある部活だと思うんだけど」 【ひなた】 「あー、そっか。うちは精力的に活動してないから、てっきり廃部になってるって思ってたんだ。まー、そうだよね。活動してるって話、うちじゃ全然聞かないもんね」 【ひなた】 「え? どうしてキミに声をかけたのかって?」 【ひなた】 「んふふ……そーだねぇ……」 【ひなた】 「キミに、一目惚れしちゃったから……って言って、信じてくれる?」 【ひなた】 「冗談じゃないよ、キミを一目見た瞬間、運命だなって思ったの」 【ひなた】 「……好き。あたし、キミのことが好きなの」 【ひなた】 「だからね、キミに子作り部に入部して欲しいんだ。あたしと一緒に、赤ちゃん作る練習してみない?」 【ひなた】 「って、突然言われても困っちゃうよね。ふふっ」 【ひなた】 「ね、今日は子作り部に体験入部してみない? どんな活動をやっているのかとかも知って欲しいし」 【ひなた】 「それに……」 【ひなた】 「あたしがキミのこと、本当に好きなのかどうか、キミ自身で確かめて欲しいな♪」 【ひなた】 「いい? いいよね?」 【ひなた】 「はい、決定〜! そうと決まったら、早速子作り部、はじめよっか♪」