「お待たせして申し訳ありません、ご主人様」  床の掃除を終えたナナミが、ベッドの方に歩いてやってきた。僕が手招きすると、ナナミはベッドに腰を下ろした僕の前にやってくる。 「ご苦労様、ナナミ。……じゃあ、またパンツ見せて」 「かしこまりました」  僕の眼前で、ナナミはまたスカートをたくし上げて下着を晒した。  白いショーツには、ナナミ自身の愛液と、僕の中出しザーメンが滲みだして濡れて、ナナミのおまんこにぴっちりと貼り付いて割れ目の形を浮き上がらせている。うわ、エロ……。  僕はそこに手を差し伸べて、ショーツの上からナナミのおまんこに触れる。ぐしゅ、と卑猥な音をたてて、僕の指先がナナミの割れ目の中に沈む。 「ナナミ……パンツ、すっかりグショグショだね」 「はい、ご主人様に中出ししていただいたザーメンと、私のおまんこのお汁が下着に染みこんで濡れてしまいました。ご主人様、これでよろしかったのでしょうか?」 「ううっ、いいよナナミ……。ナナミがパンツをグショグショにしてくれてると嬉しいから、パンツ穿いてるときもおまんこのお汁溢れさせちゃっていいからね……」 「かしこまりました。では今後は、おまんこのお汁で下着を汚してしまいましたら、その都度ご主人様にご報告いたしますので、ご自由にご覧になるなりお触りになるなりなさってくださいませ」  うわ、なにその報告、想像しただけで射精しそう……。  たまらず、僕はナナミのおまんこを下着の上からグチュグチュと弄り回す。柔らかく濡れたナナミのおまんこがいやらしい音を立てるたびに、僕のペニスからは我慢汁が玉になって浮き出した。くぅぅっ……。 「ご主人様、そのようにおまんこを弄られますと、ますますおまんこのお汁が溢れて、下着がこれ以上お汁を吸い取れなくなってしまいます。また床を汚してしまいますが、よろしいのでしょうか」 「ううっ……じゃあナナミ、パンツ脱がせるよ」 「はい、ありがとうございます、ご主人様」  もうこれ以上水分を含めないだろうというぐらいにクロッチがぐちゃぐちゃに濡れたナナミのショーツを、僕はゆっくりとずり下ろした。またナナミの太股でくるくると丸まっていくショーツに、ナナミのおまんこから銀色の糸が引く。うわ、おまんこからショーツへの糸引き……。 「うわ、すご……。ナナミのおまんこ、エッチすぎるよ……」 「お褒めにあずかり恐縮です。ご主人様、今度はいかがなさいますか? どのようなご要望でも、何なりとお申し付けくださいませ」  トロトロに蕩けたおまんこから下着に糸を垂らして――そんな卑猥なおまんこを晒しながら全く変わらない無表情で、ナナミは言う。そのギャップがどうしようもなく、僕の性欲を暴走させる。ああ、今日一日で今まで自覚してなかった性癖を大量に開眼させられた気分……。  ああ、ナナミにもっとエッチな格好してほしい。 「ナナミ……おっぱいも見たい」 「かしこまりました。胸部を露出するのですね。服を全て脱いでしまえばよろしいでしょうか」 「いや、ええと、上をはだけておっぱい出せる?」 「脱がずにはだければよろしいのですね。かしこまりました。では、スカートを一旦下ろしても構いませんでしょうか」 「あ、じゃあ持っててあげる」 「ありがとうございます、ご主人様。それでは失礼いたします」  僕はナナミの手からスカートの裾を受け取る。うう、これなんかスカートめくりしてる気分。自分からナナミのスカート捲って、ずり下ろしショーツとおまんこ眺めてるこの体勢、背徳的だ……。  そんなことを思いながら僕がスカートを支えていると、ナナミはメイド服のエプロンの肩紐を外し、その下の黒いワンピースのボタンを外し始める。全てのボタンを外し、ナナミが肩をはだけると、ボタンの間からナナミの形のいいおっぱいが顔を出した。ピンク色の乳首がツンと上を向いている。  僕はごくりと唾を飲む。……あれ、ていうか、ちょっと待って。 「……ナナミ、ノーブラ?」 「はい、ブラジャーのことでしたら、特に必要ありませんので身につけておりません。身につけていた方がよろしかったでしょうか?」 「いや……それでいいよ。そっか、ナナミ、最初からずっとノーブラだったんだ……」  ヤバい、余計に興奮してきた。 「ご主人様、スカートを支えていただきありがとうございます」 「あ、うん」  僕の手からスカートの裾を受け取って、ナナミは再び自分の手でスカートをたくし上げる。  ワンピースの上をはだけておっぱいを露出し、スカートをたくし上げておまんこを晒したナナミ。露出の少ないクラシックなメイド姿から、恥ずかしいところを無表情に全部晒したナナミの姿に、見てるだけで射精しそうになってしまう。 「これでよろしいでしょうか、ご主人様」 「う、うん……うううっ、めちゃくちゃエッチだよナナミ……っ」 「ありがとうございます。ご主人様にお喜びいただけて光栄です」  ああ、もう駄目だ。我慢の限界だ。  ナナミのおまんこに突っ込みたい。中出ししたい。  思い切りナナミの中に腰を突き入れて、欲望を全部吐き出したい。 「じゃ、じゃあナナミ……そのままベッドに仰向けに横になって」 「かしこまりました」  僕が立ち上がって促すと、ナナミは言われるまま、僕のベッドに横になる。スカートは持ち上げたまま、僕の枕に頭を乗せて、ナナミはベッドに仰向けになって僕を見上げた。 「ご主人様、これでよろしいでしょうか」 「う、うん。じゃあ……ナナミ、おまんこにおちんちん挿れるから、膝立てて、足広げて。パンツは脱がすよ」 「承知しました」  僕がショーツを脱がせてあげると、ナナミは膝を曲げて、ベッドの上で足を開く。トロトロに蕩けて、ピンク色が僕を誘うようにヒクつくナナミのおまんこ。僕はベッドの上にあがって、覆い被さるようにナナミの両脇に手を突いた。腰をナナミの足の間に割り込ませ、ガチガチに硬くなって我慢汁が垂れるペニスを、ナナミのおまんこの入口にあてがう。 「ううっ、じゃあナナミ、挿れるよ……」 「はい、どうぞおまんこにおちんちんをお挿れください。ご主人様のお好きなだけザーメンを中出ししていただければ幸いです」 「くぅぅっ……ナナミ、もっと言って、もっとナナミのおまんこの状態教えて」 「はい、ご主人様。私のおまんこは既にたくさんのお汁が分泌されて、下着から溢れてしまうほどです。ご主人様のおちんちんに気持ち良くなっていただけますよう、既に万全の準備ができております。私のおまんこは、ご主人様のおちんちんを挿入していただくのを、心から待ちわびております。どうぞご主人様、私のおまんこの中でおちんちんを擦り、気持ち良くなってくださいませ。そうしてご主人様のザーメンをたくさん中出ししていただき、ご主人様がお望みでしたら、またイッておまんこのお汁をたくさん出したく存じます」  うああああ、駄目だ、そんなこと言われたら聞いてるだけで射精する……っ!  たまらず、僕は一気にナナミのおまんこにペニスを突き入れた。ずぷぷぷぷっ……と痺れるような快感とともに一番奥まで一気呵成に貫いて、ぎゅううっと締め付けてくる膣壁の感触に、また僕は全身が溶けそうな快感に包まれて呻くしかない。 「ご主人様、おちんちんが入って参りました。嬉しいです、ご主人様のおちんちんをおまんこに挿れていただき、とても光栄です。おまんこのお汁の分泌量もまた増加しております。ご主人様のおちんちんの熱がおまんこの内側から伝わって参ります。どうぞ、お好きなだけ中出ししてくださいませ」 「くぁぁぁぁぁぁっ……うんっ、射精すよっ、いっぱい射精すからっ、ナナミもイッて! ナナミも好きなだけイッていいからっ、ナナミにもいっぱいイッてほしい……っ!」 「かしこまりました、ご主人様。おまんこがイキそうになりましたら随時お知らせしますので、どうぞご主人様はご遠慮無くお射精なさってくださいませ」 「うんっ、うんっ……うううっ、ぁぁぁぁっ」  ナナミの太股を掴んで、僕は夢中でナナミのおまんこに腰を打ち付ける。ナナミの割れ目を出たり入ったりする僕のペニスは、溢れてくるナナミの愛液にぐっしょり濡れそぼって、結合部ではグチョグチョと愛液がいやらしい音をたて続ける。  僕が腰を打ち付けるたび、ベッドが軋み、ナナミの身体と一緒に形のいいおっぱいが揺れる。ああ、大きすぎないナナミの美乳……揺れ方も慎ましくて綺麗だな……。 「な、ナナミ……おっぱい揉んでいい?」 「はい、もちろんです。どうぞご主人様、私のおっぱいもご自由にお揉みください」 「うううっ」  腰を振りながら、僕は両手でナナミのおっぱいを掴む。うあああっ、お風呂でも触ったけど、ナナミのおっぱい柔らか……っ。ぐにぐにと手のひらの中で形を変えるけれど、それでいて芯に適度な弾力があって……うううっ、しっとりした質感は手に吸い付くようだ。ああ、おっぱい……ナナミのおっぱいも好き……。  そうしてナナミのおっぱいを揉んでいると、ナナミのおまんこがいっそうキツく愚息を締め付けてくる。うううっ、搾り取りに来てる……っ。 「ご主人様。おっぱいを揉んでいただきましたところ、おまんこのお汁の分泌量がまた増加いたしました。どうやら、ご主人様におっぱいを揉んでいただきますと、私のおまんこも気持ち良くなるようです」 「そ、そう? ナナミ、おっぱい揉まれて気持ちいい?」 「はい、ご主人様。私のおまんこは、ご主人様におっぱいを揉んでいただくことで、気持ちよいことを示す反応を見せております。おそらく、ご主人様におっぱいを揉んでいただくだけでも、私のおまんこはお汁が分泌される仕様になっているようです。もちろん、ご主人様におっぱいを揉んでいただけますこと、とても光栄で喜ばしく思っております。私はご主人様におっぱいを揉んでいただくととても嬉しいです」 「うううう……僕もナナミのおっぱい好き……揉んでるだけで両手が気持ちいいよ……っ。じゃ、じゃあ、今度からはおちんちん挿れるときはなるべくおっぱいも揉んであげるね……っ」 「ありがとうございます、ご主人様。私のおまんこがとても喜んで、お汁をたくさん分泌しておりますこと、わかりますでしょうか」 「うんっ、すごいっ、すごいよナナミのおまんこっ、おちんちん溶けるっ、ああああぁぁぁっ――」  あっという間に欲望は決壊した。  びゅるるるるるるっ、びゅくびゅくっ、びゅううううっ――。  何回目だっけ……。ああ、もういいや。とにかく僕は、そのままナナミにまた中出ししていた。僕のペニスがザーメンを吐き出すたびに、ナナミのおまんこがまたきゅうきゅうと締まって……。 「ご主人様、おまんこにザーメン中出し、ありがとうございます。私のおまんこも間もなくイキそうです。おまんこ、イッてもよろしいでしょうか?」 「あああああぁぁぁ……いい、いいよ、イッて、ナナミ……っ」 「かしこまりました。では、私のおまんこも、イカせていただきます――」  ぷしっ、ぷしゃっ、しゃああああっ……。  ビクビクッ、とナナミの膣内が痙攣して、僕のペニスを締め付けながら、結合部から愛液を吹き出す。吹き出された愛液は僕の下腹部を濡らしてから、ポタポタとシーツに垂れてシミを作っていた。 「……ご主人様、私のおまんこも、ご主人様に中出ししていただけてイクことができました。ありがとうございます。ですが、シーツが汚れてしまってはおりませんでしょうか?」 「ああ……いいよ、ナナミ、大丈夫。後で洗濯すればいいだけだから……。ナナミはそんなこと気にしないで、好きなだけイッておまんこのお汁出して……」 「かしこまりました。では、シーツは後ほどお洗濯させていただきます。……ご主人様、まだおちんちんにザーメンが溜まっていらっしゃるようですが、このままもう一度中出しなさいますか?」 「う、うん……」  僕はベッドの上のナナミを見下ろす。無表情に僕を見つめ返すナナミの顔。その唇を見て、僕はごくりと唾を飲んだ。  ……あ、そういえばこれだけ射精して、まだ未経験の大事なことがある……。  恥ずかしながら、童貞を捨てられた今も、そっちは未経験。順序が逆では? 「……ナナミ、キスしていい?」 「キス、ですか。どれは、どのような行為でしょうか」  うお、性知識ゼロというのはここまでのレベルか……! 「く、唇と唇を合わせて、舌と舌を絡めたりすることだよ。……気持ちいいことというよりは、愛情表現のひとつなんだけど」 「記憶しました。つまりご主人様は、私に対して愛情表現をなさりたいということでしょうか」 「う、うん……ナナミ、好き……」 「ありがとうございます、ご主人様。それは、これ以上のことはないほどに光栄です。まだご主人様のパートナーとして起動して四時間ほどですが、既に愛情表現をいただけるほどにご主人様にご満足していただけたのでしたら、これに勝る喜びはございません」  そう言ったナナミの顔は、相変わらずの無表情。  唇の端が少しだけ持ち上がって、ほんの少し笑顔になった……ように見えたのは、たぶん僕の目の錯覚だったのだろう。  でも、それでもいい。ううん、それがいい。そんなナナミを、僕はもうどうしようもなく好きになってしまった。この数時間で、もうナナミがいない生活なんて考えられないぐらいに。 「ううっ、ナナミっ、好きっ、好きだよナナミっ、ずっと僕のところにいて……!」 「はい、ご主人様。私はご主人様のパートナーです。ずっとご主人様のおそばにおりますので、ご主人様はどうぞ私をお好きなようにお使いください。ご主人様にお喜びいただけること、そのために私はここにおります。ナナミはご主人様に愛していただけて、世界で一番幸せです」 「うううううっ、ナナミぃっ――」  たまらず、僕はナナミに挿入したまま覆い被さって、その唇に自分の唇を強引に押し当てた。柔らかいナナミの唇の感触が、僕の唇をぎゅっと押し返してくる。ううっ、ファーストキス……! ああっ、ナナミの唇、柔らかくて気持ちいい……!  唇を少し開いて、舌でナナミの唇を舐めると、ナナミの唇も軽く開いて、中からナナミの舌が顔を出した。舌先が触れあい、絡み合う。その瞬間、痺れるような快感が走って、たまらず僕はまた腰を振り始める。  じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぽっ、じゅぽぽっ……。 「んぢゅ……ちゅぅぅっ、ちゅぱっ、ちゅ、んむぅっ……」  それが唾液の混ざり合う音なのか、結合部の精液と愛液のたてる音なのかもわからないまま、僕は舌でナナミの舌を貪り、ペニスでナナミの膣内を貪る。ナナミの舌は生き物みたいに僕の舌に絡みついて、唾液を吸われ、唇が擦れる快感がペニスにまで伝わる。舌が絡みあうたびにナナミのおまんこもキツくペニスを締め付けてきて、僕の射精を今か今かと待ちわびている……。  ぢゅううっとナナミの舌を強く吸って、さすがに息が苦しくなってきて一度唇を離す。僕とナナミの唇の間に伝う銀色の糸。ナナミは無表情のままに僕を見上げて、唾液でテラテラと光る唇を開いた。 「ご主人様、申し訳ありません、ご主人様がまだ射精されていませんのに、私のおまんこが先にイキそうです」 「……ナナミ、なに、僕にキスされてそんなに気持ち良かった?」 「はい、ご主人様にキスをしていただき、舌を舐めていただいたり、吸っていただくと、おまんこのお汁の分泌量が非常に増大します。すぐにでもおまんこがイキそうです。ご主人様、私の方が先にイッてしまってもよろしかったでしょうか?」 「う、うんっ……いいよナナミ、好きにイッていいよっ……ちゅっ、ぢゅうううっ」 「んぢゅ、ちゅ……んぷぁ。ありがとうございますご主人様。では、僭越ながら、私のおまんこ、先にイカせていただきます」  ぷしっ、ぷしゃぁぁぁぁっ――。  ぎゅうううっ、とこれまでになくキツく僕のペニスを締め付けながら、ナナミのおまんこはまた盛大にお汁を噴いた。その強烈な締め付けに、僕のペニスもあっという間に限界を超える。 「うぁぁぁっ、ナナミっ、僕も――っ」  びゅっ、びゅびゅっ、びゅうううううっ、びゅるるるっ、びゅくびゅくっ――。  イッて激しく痙攣するナナミの膣内で、僕の欲望も弾けて噴出した。 「ご主人様……私のイッている最中のおまんこに、ザーメン中出しありがとうございます。光栄です」 「うぁぁぁぁぁぁ……ナナミ、ナナミぃ……」  もう僕はナナミのおっぱいに顔を埋めて、ただただ快感のままに精液を吐き出すことしかできない。頭がどんどん真っ白になって、もう何も考えられなくなる……。  快感で頭がおかしくなりそうで、でもペニスはまだ足りないとばかりに、ナナミの膣内で勝手に動いてさらなる快感を引きだそうとする。ああ……もう……駄目……。馬鹿になった……。僕のおちんちん、もう完全に馬鹿になってしまった……。 「ナナミ、ナナミ、ナナミぃ……っ」 「はい、ご主人様。まだ射精されたいのですね。どうぞ私のおまんこをご満足いただけるまでお使い続けください」 「ううっ、おまんこ、ナナミのおまんこ、おまんこ好きぃ……」 「光栄です、ご主人様。私のおまんこは、いつでもご主人様のおちんちんを気持ち良くしたいと心から望んでおります。どうぞご主人様、私のおまんこでまた射精なさってください……」  …………そこからの記憶は、ひどく曖昧だった。  いったいその後何回ナナミに中出しして、いつ意識を手放したのかも定かでない。  何も考えられないままに腰を振り続けて……僕はたぶん、いつの間にか、ナナミのおまんこに挿入したまま睡魔に意識を刈り取られていた。 「……ご主人様? お休みになってしまわれましたか?」  闇に沈んでいく意識の中で、ナナミの声が遠く響く……。 「……では、このまま添い寝させていただきます。おやすみなさいませ、ご主人様……」  ………………暗転。