『モンスター娘に襲われるASMR ゴーレムのシェム編』おまけテキスト ~脚本担当:折口良乃の設定裏話~ ●ゴーレムのシェム ・第二弾のスライムを構想していた段階から、メカ娘もやりたいなあと考えておりました。ただのアンドロイドではファンタジーの世界観にそぐわないため、ゴーレムにいたしました。 ・AIによる最適化でどんどん性格が変わっていく、というのも初期段階からの構想としてありました。しかし私の筆力の問題で、初稿ではあまりメリハリのある性格変化を演出できず……ディレクション担当と相談の上、改稿を重ねて今の形となりました。 ・褐色肌にしたのは、ゴーレムらしさの強調と、メカ娘が褐色肌というギャップを狙いました。ディレクション担当からは「性癖盛りすぎでは?」と言われましたが、私としては「モン娘でこれくらいはフツーフツー」と返信しました。 ・イラストをコノシゲさんにお願いしたのは、メカ娘を上手に書くことももちろんですが、フィクションならではのボディバランス(おっぱい)を巧みに描かれるためでした。メカ娘でありながら肉感的なボディを描いてくださり、とても感謝しています。 ●少年 ・襲われる側の少年です。今回は魔術師です。 ・小柄なので、メカのシェムに乗られたらそれだけで死んでしまいそうです。最終的にはコールドスリープされるだけで死なないので、ある意味一番幸運な冒険者くんかもしれません。 ・第一弾から、職業を分担しているので、次の第四弾で聖職者をだしたなら、「主人公」「騎士」「魔術師」「僧侶」でパーティを組めてしまうかもしれません。まあ、敗北ルートばかりのショタでパーティを組んでも負けてしまいますけども(笑) ●トラック1 出会い ~侵入者排除~ ・最初なので、メカ娘であることを存分に演出できる脚本にしてみました。機械音や、レーザーが発射されて爆発する演出など、臨場感満載かと思われます。 ・初めのシェムのボイスは、機械音っぽいエフェクトをかけています。エンジニアさんのアイデアですが、本当にASMRの可能性は無限大だと感じました。 ・声優の春山色葉さんも、メカ娘らしい喋り方が得意な方で、人間ではない無機質さを表現できたかなと思っています。 ●トラック2 耳舐め ~生体モニタリング~ ・いつもの耳舐めに、電気耳かきを加えてみました。ASMRの一種に、電極をダミーヘッドの耳に直接差しこんで、電気刺激を音として聞かせるものがあったので参考にしています。 ・耳舐めの理由付けに、絶縁ジェルというこじつけをしてみました。それぞれのモン娘ならではの理由でプレイに持ち込むこじつけをするのが楽しいです。 ●手コキ ~換装オナホアーム~ ・ロボットが換装するの、みんな大好きですよね。私も大好きです。ついでに言うと、セクサロイドがただのタスクとして無機質にえっちなことをするのも好きです。 ・がきんがきんという換装音が素晴らしくて大変満足です。 ●モーター収縮フェラ ~淫語インストール~ ・この辺りからシェムの性格チェンジが始まります。三種類くらいにわけて、口調や語彙を変化させています。セクサロイドがだんだんと自分の好みになってくれる最適化、良いと思います。 ・スライム編ほどややこしくないですが、モードチェンジもまた声優さんに負担をかけるような脚本だったと思いますが、演者の春山さんは問題なく演じてくださいました。 ・セクサロイドなんだから淫語のインストールくらい最初からしておけって話ですが、まあわざわざマスターの前でそれをやるのが興奮させるプロセスの一つってことでどうか。 ●性交 ~DNA保存~ ・一回目のセックスです。射精した精液を即座に冷凍保存――というくだりが好きです。 ・ディレクション担当からオナホールやら、エラストマー素材の説明をしてくださいというのがありました。まったく知識がないので色々と調べました笑 ●休憩 ~モードチェンジ~ ・ここからまた性格がチェンジします。かなりアグレッシブになってメカ娘感がなくなりますが、こういうギャップも皆さん好きかなと思いました。 ・シェムがなにか内部処理している時のキュィィィンという音(脚本ではセンサ音としています)が好きです。 ・本シリーズは基本的に「襲われるASMR」なので、シェムも一見従順ではありますが、本質はマスターのことを色々な意味で襲ってしまう危険な存在です。そういう部分が強調できたかと思います。 ●二回戦 ~リミッター解除~ ・かなりスケベになったシェムとの二回目です。必要量を搾精するまではシェム自身にも止められない、というのがキモです。 ・機械音とセックス音とのバランスが難しく、結構ギリギリまで調整していました。 ・最後のオーバーヒートのくだりもかなり気に入っています。最初はエフェクトが強すぎて壊れた機械のようになってしまっていましたが、調整を経て、オーバーヒートしても女の子らしさは消えないレベルにしました。 【ルート分岐】質問 ~懐かしき古代のために~ ・すっかり恒例のルート分岐トラックです。 ・今回は殺されるわけではない(バッドエンドでも冷凍されるだけ)なので、あまりヒリヒリ感が出せず、結構書き直しました。次回以降はまた、生きるか死ぬかの究極の選択を迫る感じにしたいと思います。 【監禁ルート】イチャイチャ拘束セックス ~永遠のご奉仕~ ・椅子に拘束されてからの機械姦をメインにしてみました。まあ拘束されてるのはこの場合、男の子のほうですが。 ・このトラックに限らないのですが、なかなか脚本の文章だけでは、音響さんと音のイメージを共有できないことがあったりします。このトラックでは椅子の音をどうしよう、と最後まで調整し続けました。そういう意味ではより良い脚本・演出に終わりはなく、日々試行錯誤であると感じます 【冷凍ルート】コールドスリープ ~ねんねんころり~ ・ASMRで調べたらコールドスリープものがまあまあヒットしたので驚いています。そんな流れに乗れるよう。傍で見守るコールドスリープのトラックです。 ・聞いている方の睡眠導入の助けになるようなトラックを目指し、春山色葉さんの童謡も入っております。 ・ラストはここまでの流れをひっくり返すものとなりました。主にディレクション担当の趣味です。私としても、「人間に親しいように見せて、実はそれも含めてアンドロイドとしてのタスク・備わった機能であった」という流れは大変好みだったので、採用させていただきました。