『桜木学園癒やし部~2年C組・桑崎もえ 風紀委員長の不純異性交遊は絶対許さないASMR~』 ■トラック1『不純異性交遊は許しません』 ;◆SE ノックが2回 ;◆声 ダミーヘッド位置・9(正面・遠い) ;◆状況 リスナー、廊下で風紀委員室の前に居る。中から声。 【もえ】 「どうぞ」 ;◆SE ドアが開いて、リスナーが部屋の中に入っていく。 ;◆声 ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【もえ】 「本日、何故呼ばれたかはご理解していますか?」 【もえ】 「複数の生徒から、あなたが不純異性交遊をしている……、  という話を伺ったからです」 【もえ】 「勿論、この学校は別に恋愛禁止をうたっているわけではありません。  けれど話によると? あなたは複数の女性とと極めて近しい間柄にあるのだとか」 【もえ】 「部室で2人きりで過ごしたり、女性との部屋に泊まったり、  そのまま朝一緒に登校したりと……この乱れっぷりは、風紀委員長として流石に見逃せません」 【もえ】 「何か釈明はありますか?」 【もえ】 「……やましいことはしていない? ただ癒やし部の練習に付き合っただけ?  泊まったのも、癒やされすぎて寝落ちしてしまったため?」 【もえ】 「むしろその雑な反論を、よく発表しようと思えましたね」 【もえ】 「ふむ。いえ。確かに。こうして改めて見ても。  モテる! って顔してる訳でもないし。人畜無害な感じ。はするのですけれど」 【もえ】 「ほんっとーに、癒やし部の活動だけなのですか?  全くこれっぽっちも不純な事はしていないと仰るつもりなのですね」 【もえ】 「はぁ……そもそも耳かきとかされるだけで眠っちゃうわけ無いでしょ、常識で考えて。  どれだけお耳が弱かったらそんな風になっちゃうんですか」 【もえ】 「……へ? だったら、実際に耳かきをしてみたら良いって?」 【もえ】 「……………………」 【もえ】 「馬鹿げたアイデアとは言え、熟考の余地はあります。  検証は科学の基本。己の常識に合わないから否定するというのは暴力的ですもの」 【もえ】 「…………耳かき。か」 【もえ】 「それは私のような可愛げのないデカ女なんかにされても、  気持ちよくなってしまう物なんでしょうか?  私なんかに耳かきされても怖いだけでは」 【もえ】 「…………………………へ?」 【もえ】 「なっ……あな……何言って…………っ。  か、可愛いとか……言っちゃ、ダメなんですよっ。そんな、簡単に……」 【もえ】 「やっぱり不純! あなたは不純だわ!  そーやって女の子たちを騙して来たんでしょ!」 【もえ】 「……こうなったら、徹底的に検証してあげます」 ;◆ダミーヘッド位置・7(左・近い) ;◆声 ささやき 【もえ】 「ぜーったいにあなたのしっぽつかまえて、コレ以上の悪事を阻止させて貰います。  ……このわるーいお耳……成敗してあげるんだから」 ;◆ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【もえ】 「それでは早速耳かき……でもそんなの持ってないし……。  ちょ、ちょっと待ってて下さい。コンビニで買ってきますので」 ;◆SE もえ、教室から出ようとドアを開く ;◆ダミーヘッド位置・11(右・遠い) 【もえ】 「あっ。逃げたりしたらダメですよ。すぐ戻るので、ぜーーったい、ここで待っててくださいね!」 ■トラック2『初めての耳かき・左耳』 ;◆SE ドアが開く ;◆ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【もえ】 「はぁ……はぁ……ただいま、戻りました……。  ダッシュで行ってきたので……流石に、疲れ…………ふぅ」 ;◆SE 袋からガサゴソと耳かきを取り出す 【もえ】 「耳かき、幾つかあったので全部買ってきたのですがどれが良いのですか?  こっちはおっきめの木製のやつで、こっちは、ほそーい……チタン製のやつ」 【もえ】 「……とにかく、初めますか。ええーっと。耳かきって……どういう体勢で……」 【もえ】 「へ。……膝枕」 【もえ】 「……………………(照れてる)」 【もえ】 「で、ですがこれも風紀のため。灰色を黒にするためだもの。  推定無罪の原則を無碍には出来ません」 【もえ】 「…………じゃあ…………こっち」 ;◆SE もえ、ソファーに座ると、リスナーがそれに膝枕される ;◆ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【もえ】 「うは」 【もえ】 「ぅ……なんか、くすぐったいし……ヤダ、変な感じ……。  これしながら、耳かき……ですか?」 【もえ】 「はぁー……ふぅー……正義のため。正義のため。それでは…………いざ」 ;◆SE 耳かきを始める 【もえ】 「(耳かきをしている。初めての耳かきなのでおっかなびっくり)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「……耳かき……こんな感じで……大丈夫、ですか……?  お耳の……穴の中、耳かきで……やさーしく、なぞってたら良いの? …………ぅん」 【もえ】 「そ、そりゃ……緊張……してます……。だってこんなに……うぅ……。  男の子が近いの……初めて、ですもん……ひ、膝枕とかぁ……」 【もえ】 「そもそもこれが不純だわ……こんなの……うぅ~」 【もえ】 「(耳かきをしている。段々と落ち着いてくる)」 【もえ】 「……あ。今ちょっと少し、気持ちよさそうな顔……した…………ん」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「ここ? ……この辺? ぁ…………ここ……だ。……ここが良いんですか?  ここぉ……こんこんってしたり……すりすりってしたり……ぁ…………」 【もえ】 「……なるほど。ちょっと。分かってきました」 【もえ】 「(耳かきをしている。コツを掴んできて、深い呼吸)」 【もえ】 「気持ちよさそうな……声……漏れてきちゃってますよ……。  ……お耳、ちょっとこすられてるだけなのに、もうこんなに……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「少なくともあなたのお耳がとーっても弱くて。  すぐに気持ちよくなっちゃうというのは、本当みたいですね。くす」 【もえ】 「(耳かきをしている。だんだん楽しくなってきて、色んなやり方を試行錯誤している)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「お耳の……入り口をカリカリっていじるより、  奥の方を……くりくりって押してあげるみたいにしたほうが……あ、やっぱり」 【もえ】 「……ていうか。ねえ……その声出すの、止めて下さい。気持ちいからって、変な声。  ちょっと……なんか……風紀が乱れる気配がします」 【もえ】 「(耳かきをしている。集中している浅めの呼吸)」 【もえ】 「今更……ですけど……私の膝枕、寝心地悪いですよね……?  筋肉質だし……太めだし……。…………え? あ。剣道……やってたので」 【もえ】 「もう、やめちゃったんですけどね。アキレス腱やっちゃって。  激しい運動、もう出来ないんです」 【もえ】 「…………ん? ぁ…………ふふ。そんな……顔……しないで良いんですよ。  今の……風紀委員の活動も…………楽しいから……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「だから、あなたのような不純な人は絶対せーばいです。  ……お耳の弱いとこ……ぐり……ぐり……」 【もえ】 「(耳かきをしている。かなり楽しくなってきている。リラックスしている)」 【もえ】 「ん? ……お耳ふーって吹いてほしい……ですか?  耳かきの時は、それが作法? ……そ、そうなんですね。であるのなら」 【もえ】 「(耳をふーっと、何度か吹く。ゆっくりめに)」 【もえ】 「……こんな感じで……良い……ですか……?」 【もえ】 「ぅわ……すいません……ほっぺ、熱い……これ……かなり恥ずかしい……。  男性に、口、近づけて………………あう」 【もえ】 「(耳かきをしている。ゆったりとした呼吸。時折、耳をふーっと吹いてくれる)」 【もえ】 「……はい。このぐらいで。耳かき、終わりです。  うわぁ……本当に……気持ちよさそーなとろーんってお顔」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「そんなに……私の耳かき、きもちかったんですか?」 【もえ】 「……そう……なんですね。それは……ちょっと……嬉しいかも」 【もえ】 「で、ではなく。これで検証はおしまいです。  耳かきというのを十分理解……」 【もえ】 「……え? もう反対側もしてもらわないと困る?」 【もえ】 「…………」 【もえ】 「しょうがないので、してあげます。はい。……ごろーん。して下さい?」 ■トラック3『慣れてきた耳かき・右耳』 ;◆ダミーヘッド位置・3(右・近い) ;◆声 ささやき 【もえ】 「次は……こっちのお耳を……気持ちよく、していきますよー……」 ;◆SE 耳かき 【もえ】 「……全く……私たら。何してるのかしら。  男の子を……お膝に乗せて……耳かきなんて…………ふぅ」 【もえ】 「(耳かきをしている。ゆったりとした、深い呼吸)」 【もえ】 「あの。無理して膝枕されて無くてもいいですよ。  普通に寝ててくれれば……耳かきぐらい……出来るし」 【もえ】 「……ぇ? 私のお膝が良い? ですか……?  そんなの嘘。だって言ったでしょ? 筋肉質で……」 【もえ】 「…………このお膝が、良いんですか?」 【もえ】 「…………」 ;◆演出 照れてる 【もえ】 「あなたって、変な趣味……ですね」 【もえ】 「(耳かきをしている。優しく、癒そうとしてくれている)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「……ね。本当に……お耳……弱すぎ、ですね……。少し……お耳の溝、つーってなぞられるだけで、  ほら。ビクンってした。お顔も、とろーんで……もう今にも寝落ちしちゃいそうじゃないですか」 【もえ】 「そんな……無防備な顔……初対面の私に見せちゃ、ダメですよ……。危ない人だわ……」 【もえ】 「(耳かきをしている。時々、ふーっと息を吹いてあげている)」 【もえ】 「耳かきしてって言われた時……少しでも……不純な事したら……、  正義の鉄拳パンチだなと思っていたのですが……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「そんな、ふにゃーんてしてたら、絶対無理じゃないですか。  ……絶対……不純な事出来ないぐらい、とろけちゃってさ」 【もえ】 「疑ってた私が……バカみたいなのですけれど……」 【もえ】 「(耳かきをしている。集中している浅い呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「やっぱり……お耳奥弄られるの……弱いんですねw  こーら。……そんな声出さないのー。……男の子なんだから……我慢しなさーい。ふふふ。……もぉ」 【もえ】 「って、私いま、笑ってた? うぅ……鉄の風紀委員である私が。  …………こんなの、ただのつられ笑いです。あなたが……ふにゃふにゃしてるから、つられただけです」 【もえ】 「(耳かきをしている。ゆったりとした、深い呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「あなたが……絶対好きなやつ……してあげますね? 耳かきを……立てるようにして……、  やさーーしく…………カリ。カリ。カリ。カリ。カリ。カリ。カリ。カリ。カリ。カリ」 【もえ】 「(耳かきをしている。甘やかすような呼吸)」 【もえ】 「……耳かき、少し、動かすたびに。あなたは……私のお膝の上で、気持ちよさそうなお顔になって」 【もえ】 「……………………ちょっと。楽しい。かも」 【もえ】 「(耳かきをしている。集中した浅い呼吸。時々、ふぅーっと耳を吹く)」 【もえ】 「こんな風に……耳かき。色んな女性からやってもらってるんですか?  それはそれで大分、不純な気もするのですけれど」 【もえ】 「本当にそれだけ? それだけなんだ。純粋に耳かき、してほしいだけ、なの?」 【もえ】 「………………ぷっ。なにそれw」 【もえ】 「(耳かきをしている。ゆーったりとリラックスしている)」 【もえ】 「はぁーい。これで次こそ、耳かきはおしまいです。……ふふ。ほんっとーにとろけたお顔。  大丈夫? ほら。起きて。寝落ちしちゃダメでしょ」 【もえ】 「………………はぁ。わかりました」 【もえ】 「本当に不純なことは何もしていないのですね。  実際に耳かきをしてみて不覚にも分かってしまいました」 【もえ】 「……それに、ちょっとだけ……あなたに耳かきしたがる、女の子の気持ちも」 【もえ】 「あっ。少しだけ。少しだけですからね。  別に、その……変な意味はありませんから」 ■トラック4『風紀委員長からの呼び出し(2度目)』 ;◆SE ノックが2回 ;◆声 ダミーヘッド位置・9(正面・遠い) ;◆状況 リスナー、廊下で風紀委員室の前に居る。中から声。 【もえ】 「どうぞ」 ;◆SE ドアが開いて、リスナーが部屋の中に入っていく。 ;◆声 ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【もえ】 「本日、何故呼ばれたかはご理解していますか?」 【もえ】 「……いえ理解しているわけ無いですよね。  え? なに怯えているんですか。今日はお説教とかじゃありません」 【もえ】 「ちょっと……相談というか……聞いて欲しい事がありまして」 【もえ】 「……あの。まだ自分の中でも固まっているわけでも無いんですけど。  でも、あなた以外に相談も出来なくて…………その」 【もえ】 「……癒やし部って、今からでも入部出来るんですかね」 【もえ】 「……………………」 【もえ】 「え。何で、さぁ。みたいな顔してるんですか。  あなたは癒やし部の人間なんですよね」 【もえ】 「………………違う?」 【もえ】 「えっ。でも、よく癒やし部に出入りしてると聞いたのですが」 【もえ】 「……友達? あなたは癒やし部とは完全に部外者? えなんですかそれ。  この前も同じような事聞かれた気がするって。……えぇ」 【もえ】 「だったら……つまり、それは……」 【もえ】 「…………癒やし部に入らなくても……、  また……あなたに耳かきさせて貰えるってこと……?」 【もえ】 「……あっ。いや、ちがっ……別にそういう訳じゃない。  あなたにまた耳かきしたいから癒やし部に入りたいとかじゃなくて」 【もえ】 「ただ。その。社会貢献として。現代社会は疲労し、はびこってるから。病巣が。  私という一人の人間に何が出来るのかと考えた結果ですから。……不純な動機なんて、無いですから」 【もえ】 「とは言えあなたは癒やし部の方たちと仲が良いということは、  良く部活に遊びに行ったりする、ということですよね?」 【もえ】 「……癒やし部部室で2人きりで、  ASMRとかしてもらったりしてる?」 【もえ】 「……………………」 【もえ】 「え、えーえすえむあーるってなんですか。なんか、不純な響きなのですけれどっ。  ふ、ふたりきりで、何をするというのですかっ」 【もえ】 「……やはりそんな不純な部活、野放しにはしておけません。  早急に立ち入り……もとい、潜入捜査の必要がありますね」 【もえ】 「そうと決まったら、明日には入部届、出してこようかしら…………」 【もえ】 「あ、でも。…………ねぇ」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「癒やし部に入ったら……その……練習ということで……、  また、付き合って頂いても……良いですか? あの、ご迷惑でしたら、良いのですけれど。  ……前に耳かきしてあげた時……凄く、楽しくて」 【もえ】 「………………」 【もえ】 「はい。約束です。その時は……よろしくおねがいしますね」 ■トラック5『耳裏マッサージ』 ;◆SE カーテンを閉める音 ;◆参考URL(https://www.youtube.com/watch?v=eWjKlddIksU&t=224s) ;◆ダミーヘッド位置・1(正面・近い)→左右に振る感じでお願いします ;◆演出 もえ、癒やし部のマッサージ台に座る 【もえ】 「……ん。良いですよ。こっち」 ;◆SE リスナー、もえに膝枕される。仰向けのイメージ。 【もえ】 「……ぁ。ふふ。何だか久しぶりですね、この感じ」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「最初にしてあげるのは……お耳裏のマッサージ……。  あれから……いーっぱい、ASMR覚えたんですから……今日は……たくさん、してあげますね……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「まずは……お耳の縁を……人差し指と親指で……くにくに……優しく……マッサージ…………」 ;◆SE マッサージ開始 【もえ】 「(耳のマッサージ。優しく、静かに嬉しそうな呼吸)」 【もえ】 「どーですか? あまーく……優しい……刺激……。お耳をかる~く伸ばして……ゆるーく……くにくに……。  何だか、力抜けちゃうみたいな……気持ちよさ……ですよね……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「後で……お耳の中までマッサージしてあげるので……今は……もどかしくても……我慢……」 【もえ】 「(耳のマッサージ。深い呼吸。時々、やさーしく耳を吹く)」 【もえ】 「……ここからは……ちょっと、自信があるやつ。  していいですか?」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「お耳のうらっかわを……爪の先で…………カリ……カリカリ……カリカリカリカリ……。  つーーーー…………つーーーーーー…………かりかりかりかりかりかりかりかり……」 【もえ】 「ふふ……ゾクゾク、ヤバい? …………そーですか」 【もえ】 「(耳の裏を人差し指の先で掻く。時々『カリカリ』と言ってあげる)」 【もえ】 「……癒やし部に入部してから……色々、勉強してー……、  きもちーASMR探しとか……はじめたりして……結構……成長、したんだから」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「きもちー、ですね……。ふふ、やっぱり……そのお顔……。  お顔、とろっとろで……気持ちよくて仕方がない……顔…………」 【もえ】 「…………そのお顔が見たくて……私……」 【もえ】 「(耳の裏を人差し指の先で掻く。優しい呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「次は………親指を……お耳の中に、かる~く入れて……くにくにって……マッサージ……。  内側のコリをほぐすみたいに……やさー……しく…………」 【もえ】 「(耳の内側をマッサージ。深く、リラックスした呼吸)」 【もえ】 「癒やし部って……思ってたより……人気ある部活、なんですねー……。  もっとひっそりしてるかと思ったら……結構、人多くて…………」 【もえ】 「……毎日、何かやることがあるのって……良いですね……。  最近は……結構、充実しています」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「あなたを最初に風紀委員室に呼んだ時は、  まさかこんな事になるとは思わなかったけど…………今は、感謝してるのよ」 【もえ】 「(耳の内側をマッサージ。浅い、集中している呼吸)」 【もえ】 「もうちょっとだけ……このまま、お耳の中、マッサージしますか? ……はい。りょーかいです」 【もえ】 「(耳の内側をマッサージ。少し力を入れているイメージ)」 【もえ】 「……はぁい……お耳を……折り曲げて……うらっかわを……くにくにって……マッサージ。  あ。さっきのカリカリ、好きでしたよね? じゃあ……それも、してあげます」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「くにくに……カリカリ……くにくに……カリカリ………………ぐーーー……ぐーーー……♪  こしょこしょこしょしょ♪」 【もえ】 「(耳の裏側のマッサージ。時々イタズラっぽく耳を吹く)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「相変わらず……お耳、よわーいから……ねちっこくマッサージされちゃうと……、  また、お顔、とろとろ~になっちゃって……ふふ。ちょっと、恥ずかしいわ?」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「でも……良いから。気にしなくていいから。  私の前ではー……恥ずかしいお顔も……声も……隠さなくて、いいから……」 【もえ】 「(耳の裏側のマッサージ。真剣な、浅い呼吸)」 【もえ】 「そうだ。君の癒やし部の評判も聞きましたよー……。  なんか随分、モテモテっていうかー……人気みたいですね。やっぱり、不純だわ」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「……くす。でもまー……私は……知ってます……。  あなたはただの……お耳気持ちよくして欲しい、甘えん坊さんなだけですよね? ……悪い子なんだから」 【もえ】 「(耳の裏側のマッサージ。甘やかすような、糖度の高い呼吸)」 【もえ】 「……最後に……仕上げ……♪  今までやってあげたお耳マッサージを……ぜーんぶ……一緒に、してあげます」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「気持ちよすぎて……君のお耳には刺激強すぎるかもしれないけど……我慢……して下さい?」 【もえ】 「(耳マッサージ。一生懸命。時々楽しそうに笑っている)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「お耳の……ここ、カリカリ……されたり……ぎゅーって……押されるの……好きですねー……。  ふふ。あなたは全部顔に出るので……やりやすいです」 【もえ】 「まぁでも癒やし部での練習とかは基本マネキンとか癒やし部同士でやるので……、  あなた以外の男の子には……やったこと、ないんですけど……」 【もえ】 「でも男の子って……普通、こんなにふにゃふにゃにはなりませんよね?  あなたが……特別……なのかしら……」 【もえ】 「(耳マッサージ。ゆーったりとリラックスしている)」 【もえ】 「私の練習の成果……ちゃんと、出てますか?  色んな事……学んで……考えて……癒やし部、続けて……」 【もえ】 「あのね……いつもね……何だか……頭から、離れなかったの」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「これ、あの子にしてあげたら、どんな顔するんだろ。  きっと……気持ちよくて……ふにゃあんってするんだろーなって」 【もえ】 「……へ、変な意味じゃ……無いんですよ……?  ただ。……ただ。そう。思った。だけ。……だけなのよ?」 【もえ】 「(耳マッサージ。深い呼吸で、あまあま~に癒やすイメージ)」 【もえ】 「……はい。お耳マッサージは、このぐらいにしましょーか?  ふふ。このままだと本当に寝落ちしてしまいそうだし」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「はぁーい。次のやつするから……もうちょっとだけ、頑張ってね……♪」 ■トラック6『フェイス・スキンケア』 ;◆ダミーヘッド位置・1(正面・近い)で左右に動いてあげてください 【もえ】 「癒やし部に入るまで知らなかったんですけど……。  ASMRには、お耳を癒やすためだけじゃないものもあるんですね」 【もえ】 「その中でも私がお気に入りだったのは……お顔の、スキンケア……♪」 【もえ】 「他人にお顔触られてると……何だかおめめ、とろーんってしちゃって……眠くなっちゃいますよね」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「今からあなたのお顔……ばっちりケアしていきますので……、  ゆったりふにゃーんって……してたら、いいですからね……♪」 【もえ】 「…………鉄の風紀委員と呼ばれた私が、ゆったりふにゃーんとか言ってしまうなんて。  ASMR……恐るべしです」 ;◆SE ポンプで手のひらに泡を出す 【もえ】 「…………ん…………しょ…………ちょっと多めに…………」 【もえ】 「まずは……洗顔ですよー……やぁらかいあわあわで、  お顔洗っていくので……あなたは……おめめ、閉じててくださいね……」 ;◆SE 顔を泡で洗う 【もえ】 「(洗顔してあげている。集中している深い呼吸)」 【もえ】 「……あなたは……毎日、お顔のスキンケアとかしていますか?  あー。男の子はやっぱりそういうの、疎いんですかね……」 【もえ】 「でもやっぱ、お肌きれいな方が……カッコイイと思うので……、  わたし的には……おすすめ…………」 【もえ】 「……あいや。カッコイイ方がいいとかそゆのじゃなくて。  私の好みとかでもなくて。あの……あの………………あう」 【もえ】 「(洗顔してあげている。優しい、ゆったりとした呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「ふふ。アワアワ、きもちい? ……ねー。ふっわふわの泡で……お顔、なでなでされるの……、  気持ちいいですよねー……。…………でもあわあわが邪魔で……あなたの……ふにゃーんってお顔がみれないのは、すこし……やだな」 【もえ】 「(洗顔してあげている。献身的)」 ;◆SE お湯の中のタオルを取り出して、よく絞る。 【もえ】 「(タオルを絞る演技)」 【もえ】 「はぁーい。アワアワのお顔……拭いていきますよー……お顔、傷つけないように……やさーしく…………」 ;◆SE 泡の着いた顔を拭いてく 【もえ】 「(顔を拭く演技)」 【もえ】 「……こんなものですかね? ふふ。あわあわがお顔から無くなって……さっぱり、しましたね~。  やっとお顔見れた。あ……やっぱり……ふにゃーなお顔……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「ASMRとかマッサージは別に違うけど。……そのお顔だけは不純なので。  お外でしたら、ぜーったいにダメなんですからね」 ;◆SE 化粧水のボトルを開けて、手で軽くかき混ぜている 【もえ】 「次は、お顔に化粧水つけていきますねー……」 【もえ】 「私……癒やし部入る前とかは……こういうの、結構テキトーで。  だってどんなの付けたら良いかとかわかんないし……」 【もえ】 「……でも最近は。ちょっと雑誌とか読んで。勉強してるんですよ。  ちょっとは……可愛く……なったと思います?」 【もえ】 「べ、別にあなたにどう思われようと一切感想はございませんけど。  ……化粧水、付けていきますよ?」 【もえ】 「(化粧水を付けている。優しく、甘い呼吸)」 【もえ】 「……化粧水には……保湿とか……他の美容液とか乳液の成分を……、  お肌に浸透させる役割とか……あるんですよ……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「でも……こうやって近くで見てみると……意外と、君のお肌綺麗で……、  すべすべしてて………………ずっと……触ってたく……なるかも」 【もえ】 「(化粧水を付けている。深い呼吸。少しドキドキしている)」 ;◆SE 美容液のボトルを開いて、手でかき混ぜる 【もえ】 「……化粧水の後は……美容液。これね、先輩に、オススメしてもらった奴なんです。  肌が潤って……ツヤツヤになるの。お肌のケアは……若い頃からしたほうが……いいからねー……。  …………はい。触りますよ……」 【もえ】 「(美容液をつけている。ゆったりとした呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「ほーら……もっと、力抜いて……お体……だらーん……ですよ。  お口半開きになって……ヨダレ漏れるぐらい、力抜けても……大丈夫だから。ん……恥ずかしくないよ?」 【もえ】 「(美容液をつけている。集中した、浅い呼吸)」 【もえ】 「……昔……剣道やってた時はー……毎日練習とか大変で……。  私、結構強かったんですよ? それはそれで、楽しかったんですけど……」 【もえ】 「癒やし部は……活動内容が、ほら、こんな感じだから。皆、けっこーぽわぽわしてて。  いや、一生懸命なんだけどね? でも……ゆるい感じがして……気に入ってます」 【もえ】 「あなたも癒やし部、入ればいいのに。……癒やされる方がいいの? ふふ、はいはい」 【もえ】 「(美容液を付けている。まったりしている)」 ;◆SE クリームの蓋を開いて、手にまぶす。 【もえ】 「はーい。最後は……クリーム……。  これで……化粧水とか美容液の水分に……蓋をしていきますよ……」 【もえ】 「お顔…………触って……いきますね…………?」 【もえ】 「(クリームを塗ってあげる。集中している。ふー。っと息が漏れている)」 【もえ】 「……こうやって……お顔のケアしてると……。  なんか……あなたの唇が……手にあたったりして……柔らかいなって……なんか……」 【もえ】 「…………不可抗力、ですからね。別に、したいわけじゃないから。  あなたの……柔らかい唇とか……可愛いほっぺとか……触りたいわけじゃ……ないから」 【もえ】 「(クリームを塗ってあげる。ゆったりまったり)」 【もえ】 「こうして……癒やし部入れたのはあなたのおかげだし……。  あなたがどーしようもなくお耳が弱くて癒やされたがりというのは理解しましたけど」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「……でも。色んな女の子にお耳触られて、癒やされて。  そういう不純な所は、許してないんですからね。たくさんの子に、粉かけて。  そこだけは……いつか絶対に、成敗するんだから」 【もえ】 「(クリームを塗ってあげる。優しい呼吸。愛でるようなイメージ)」 【もえ】 「……はい。これで、フェイスケアはおしまいです。  少しは、私の上達を感じてくれたかしら?」 【もえ】 「…………私は。久しぶりに…………あなたを癒やせて……なんと言うか……改めて……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「これ、するために。癒やし部に入ったんだなって。……思った。よ?」 【もえ】 「えーっと。それじゃ、今日は、ありがと。  また……今度……癒やし部に来た時に、してあげるね」 【もえ】 「………………………………」 【もえ】 「まって。やっぱやだ……」 【もえ】 「癒やし部だけじゃなくて……キミと、2人で……癒やしてあげたいです。  今度。じゃなくて。またすぐに。え、えっと。今週末とか。……会いたい…………です」 【もえ】 「………………良いの? …………ぅん。……約束……えへ」 ■トラック7『風紀委員長のお部屋に行くの巻。』 ;◆SE がちゃがちゃとチェーンを外す音がドアの内側から響いて、鍵が開く ;◆ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【もえ】 「は、はい。おまたせしまひ……たぁ……っ」 【もえ】 「……こほん。別に噛んでません。男の子を部屋にあげるのにビビって、  過剰に焦ったりしていません。他人の感情を勝手に推測するのは無作法だと思いませんか?」 【もえ】 「おまたせしました。それでは。えと。中。どうぞ」 【もえ】 「ぁやっぱ待ってあのまだ少し! い、いまお部屋未だ片付いていないので。  それは私じゃなくてお兄ちゃんのせいというか、だらしない女だなと思われたくないのですけれど」 【もえ】 「……了承しました? ……では……すーはー…………中、どうぞ」 ;◆SE 玄関で靴を脱ぐなど ;◆ダミーヘッド位置・13(後ろ・遠い) 【もえ】 「あ、スリッパはそこの、使っていいですから」 ;◆SE 足音。2人で部屋に入る ;◆ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【もえ】 「……それでは。ぇと。そこのソファーにでも…………。  あ。お腹、すいてる? おやつとか、いりますか? いらない? そ、そですか」 【もえ】 「……………………………………」 【もえ】 「すいません。今私、頭の中、真っ白です。男の子がお部屋に来るとか、  ちょっと想像出来てなさすぎて。えーっと……今から私達は、何をするんでしたっけ?」 【もえ】 「って何。急に、動かないでって。待っ……待って。ちか、近いぃ……っ。  なに。なにするの。ま、まだそれの準備は……ちょ…………っ~~~~~っ」 【もえ】 「…………………………ん~~~~」 【もえ】 「………………ん?」 【もえ】 「え? あ、頭に、ゴミ着いてたから、ソレ取っただけ?  あ。あ。そーゆー……ふーん。なるほど。…………へ?」 【もえ】 「べ、別に。何か勘違いとか? してませんけど?  え? 唇尖らせて目を閉じてた? …………そんなのあなたの感想ですよね?」 【もえ】 「そんにゃ。近づかれて、キスされると思ったとか。そんなわけないです。  だ、だってそんなんされたら、叩くもの。私を誰だと思ってるの? 鉄の風紀委員長ですが?」 【もえ】 「男女でそんな不埒なことするなんて、禁止っ。禁止に決まってますっ。  あ、当たり前だから。そんなの私がするわけないからっ。ふんだ」 【もえ】 「あなたこそ……変な妄想……してるんじゃないですか?」 【もえ】 「女の子に急に部屋に呼ばれたからって。それは、……えと。不埒な事していーよとか、  そういう合図じゃないんですからねっ。雑誌とかで読みました。そーゆー勘違いしがちの男が居ると」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「ぜ、絶対、ダメですからね。急に、体、ぎゅーっして、恋人みたいに、甘い言葉、囁いて。  ほっぺ、すりすり、してから。やさーしく。私のファーストキス、奪ったりしたら。絶対……ダメ。不純なのは禁止、です」 【もえ】 「…………確かに、それしても……止める人とか、誰も、居ないけど」 【もえ】 「………………」 【もえ】 「そ、それじゃ。ASMR。してあげますね。今日も面白いの、用意してきたので。  きっとまた、ふにゃーんってお顔、しちゃうやつなので。だから……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「今日は……私と……私だけと……一緒に、過ごしてくださいね……」 ■トラック8『お耳くすぐり』 ;◆ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い)で、左右に動いてあげて下さい ;◆声 ささやき 【もえ】 「今からやるのは……お耳、くすぐりですよ……。  色んな物で……あなたの可愛いお耳……くすぐってあげます。……最初は……化粧筆で……」 ;◆SE 化粧筆で耳を擽る 【もえ】 「(耳をくすぐっている。楽しそうに、時折くすくすと笑っている)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「お耳……こしょこしょって……くすぐられるの……きもちーですか?  ふふ。くすぐったくて……笑っちゃう? いいよ……我慢しなくて……いいです。私の前では……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「こしょこしょこしょこしょ。こしょこしょこしょこしょ……ふふ」 【もえ】 「(耳をくすぐっている。時々、ふーっと耳を吹いて楽しそうにしている)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「筆の……こまかーい毛で……やさーしく……お耳の溝をなぞったりー……、  うらっかわ……こしょこしょってしてあげたり……んー……他にしてほしいこととかあったら……何でも、言っていいですよ」 【もえ】 「今日は、本当に……私達2人だけなんだから」 【もえ】 「(耳をくすぐっている。優しい呼吸)」 ;◆SE 筆を片付けて、パフを取り出す 【もえ】 「んー……次は……どれを…………あ、これにしましょうか。…………ふふ」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「この……ブラシで……流石にこれでくすぐるとイタいので……、  指で弾いて……音だけ……聞かせてあげますね……」 ;◆参考URL(https://www.youtube.com/watch?v=avr59B_mhkI)40分あたり 【もえ】 「(ブラシの音を聞かせる。ゆったりとした呼吸で、伺うように)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「ブラシの……こまかーい突起を……指で……軽く弾いて……ぱちぱちぱちぱち……。  ぱちぱちぱちぱち…………ぱちぱちぱちぱちぱち…………ふふ」 【もえ】 「(ブラシの音を聞かせる。深い呼吸で、リラックスしている)」 【もえ】 「……それにしても……あなたってホントに……簡単に女の子の部屋まで、着いてきちゃうんですね。  本当に、ちょろいんだから。悪いことされるかもって、全く考えなかったの?」 【もえ】 「まぁ……鉄の風紀委員長たる私は……そんな事するわけ、ありませんが……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「もし……されちゃったら、どうするつもりだったの?  ……ねぇ。どうする……つもり?」 【もえ】 「(ブラシの音を聞かせる。集中している浅めの呼吸)」 ;◆SE ブラシを置いて、革手袋を付ける 【もえ】 「次は…………これでーす。革の手袋を……ん……はめて…………、  この指で……お耳、こしょこしょ……してあげますよ」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「革のこすれる……ぎしぎしって音……楽しんで聞いてくださいね……」 【もえ】 「(革手袋で耳をくすぐる。伺うような呼吸)」 【もえ】 「素手で直接お耳触るのも気持ちいいけど……、  手袋付けるのも……お耳、気持ちいいですよね……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「あなたは……お耳、どんな風に触って貰うのが好き……?  あなたの好み……教えてほしいな……」 【もえ】 「(革手袋で耳を擽る。ゆったりとした深い呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「こしょこしょこしょこしょ…………さわ……さわ……。  なで……なで……ふふふ。はいはい、また、とろーん顔しちゃいましたね。ほんとお耳、弱いんだから」 【もえ】 「ふふ……やばいなぁ……コレ…………幸せで…………」 【もえ】 「(革手袋で耳をくすぐる。甘い呼吸)」 【もえ】 「はぁーい。お耳くすぐりASMRは、これでおしまい。  ふふ。お体、たっぷりリラックス、できましたね?」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「この……とろーんってしたお体に……次のASMRすると……効果、すっごく上がって、  気持ちよく……なれちゃうんですよ? 気持ちよくなりすぎて……眠っちゃうかもしれないケド……」 ;◆声 小声で 【もえ】 「…………今日。うち。家族、帰ってこないから。……………………別に。いいよ」 ■トラック9『全身とろーんマッサージ』 ;◆SE 手のひらにオイルをまぶしている 【もえ】 「……はぁーい。そのまま……リラ~ックス……してて、下さいね…………」 【もえ】 「………………すぅ……ふぅ…………んしょ」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「それじゃ……お背中から……マッサージ、していきますね。  重点的にしてほしいとことか、ありますか? ……はい。分かりました♪ それでは……失礼しまーす……」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。ゆっくりと、優しくマッサージ)」 【もえ】 「……背中…………大きい…………」 【もえ】 「…………小さい頃、お父さんの背中をマッサージしたことがあるんです。  あの時、大きな背中だな、とか思わなかったのに。でも今は、やけに思うの」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「……あなたのお背中……大きくて……少し……ドキドキする……」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。腕に力を入れて、一生懸命)」 【もえ】 「んしょ…………ふぅ。首の付根……随分、凝ってます……。  もしかして、おつかれ……なんですか? ん……だったら……たっぷり……癒やしてあげないと」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「これは……不純なやつとかじゃ絶対ないので……ただのマッサージなので……。  可愛い声、いっぱいだして……ふにゃーん顔……しちゃって……良いんですよ……」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。優しくとろかすような呼吸)」 【もえ】 「ふふ……気持ちよさそぉ……。こうやってると……、  ああ、私今、この人を気持ちよく出来てるんだなぁ……って思って。なんか。……ドキドキする」 【もえ】 「嫌なドキドキ、じゃなくて。道端で見かけた猫ちゃんが、足にすりすりしてくれた時の、ドキドキ。  …………分かりづらいですか? 例え」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。集中している、浅い呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「お背中の……肩甲骨の間を……ぐりぐり……ぐりぐり……。ぁ。これ好きなんだ。  ぐりぐり……ここ? ふふ……了解、です……。じゃあ……いっぱい……しようね……」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。どこか幸せそうな呼吸)」 【もえ】 「私……癒やし部だから、大分マヒしちゃってますけど……。  これって……なんてゆーか。絶対……夫婦とかじゃないと、やっちゃダメなやつですよね」 【もえ】 「……え? 恋人同士で? ダメダメ。恋人がしていいのは、ちゅーまでです。  あと、手をつなぐぐらい。マッサージなんて、不純だもの」 【もえ】 「わ、私は……癒やし部なので……おっけーなのですけれど」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「でも……他の女の子にこんな事されたら……ダメ、なんですからね。………………わかった?」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。ぐーっと力を入れたりしている)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「……もう眠くなってきちゃってる? ……ん。いいですよ。いつでも、眠っちゃって。  なんなら…………泊まっていっちゃても…………良いですし…………」 【もえ】 「男の子をうちに泊めるなんて。数ヶ月前の私が知ったら、ブチギレます。  だって絶対そんなの、不純異性交遊なんだもの」 ;◆声 最初の『ねー?』まではコミカルに。次の『ね』の方は、現実を思い出して微妙に落ち込んでいます 【もえ】 「でも、私達は違うもの。 ねー? 違うもの。………………ね」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。一生懸命、献身的)」 【もえ】 「肩とか……腕の方……それに……腰まで……ちゃーんと全身……マッサージ、しますからね。  風紀委員長は……テキトーは嫌いです。やるなら、かんっぺきにー……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「あなたのお体……ふにゃっふにゃに溶かして……。他の子にされるASMRじゃ……、  ぜーったいに……満足出来ないように、してあげますからね…………絶対に」 【もえ】 「(背中のマッサージをしている。力をぐーっと入れている)」 【もえ】 「……はぁーい。そろそろ……お体、トントン……していきますよ。  音と振動……たっぷり、味わって下さいね……」 【もえ】 「これちょっとキツイやつですけど。元剣道部としてはよゆーです。  ふふ、はーい、いきますよぉ……」 ;◆SE 肩たたき始まる 【もえ】 「(肩たたきをしている。リズミカルな呼吸)」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「……背中のお肉、いーっぱい叩いて……筋肉、柔らかくしていきますよ。  ほーら……とんとんとんとんとんとんとん……♪」 【もえ】 「(肩たたきをしている。時々、とんとん、などささやきつつ)」 【もえ】 「あなたは……明日……予定とか、無いんですか?  ……ぁ。そーなんですか。だ、だったら……明日も……その……」 【もえ】 「え、映画とか。どうですか。あの、嫌だったら。全然、良いんですけど。  ただその。あなたが好きそうなやつ、やってたから」 【もえ】 「……い、いや……デートとか、そういうのじゃない。  風紀委員長は、そんな不純なこと、しないもの」 【もえ】 「…………しないもの」 【もえ】 「(肩たたきをしている。明日のデートプランを練っている)」 【もえ】 「……ふふ。ホント、眠そう。寝ていいですよ? うん。  私のこと。全然。気にしないでいいから。寝ちゃっても、イタズラとかしないし……」 【もえ】 「……あいや、イタズラっていうのは……別に……変なアレじゃ……。  そういう妄想とか、全然、したこと無いし。そんな不純な事……ふにゃふにゃ」 【もえ】 「(肩たたきをしている。若干、息が荒くなってきている)」 【もえ】 「……ふぅー。はい、おしまーい。流石に……ちょっと、疲れちゃいました。  …………ん? ふふ。このまま寝ちゃいたいんですね。……良いですよ。お布団、使っていいから」 【もえ】 「…………でも。あの。よければ。なんですけど。  ダメだったら。断ってくれても。良いんですけど」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「あなたが眠るまで……寝顔、見つめていても良いですか?  代わりに……寝かしつけ、してあげるから…………」 ■トラック10『寝かしつけ』 ;◆ダミーヘッド位置・1(正面・近い) ;◆SE 布団が擦れる音 【もえ】 「お隣、失礼します…………」 ;◆ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【もえ】 「…………………………」 【もえ】 「うあ。ちかい」 【もえ】 「………………ぅ」 【もえ】 「……これは。不純なやつじゃ、ないから。ただの寝かしつけ。だから。  癒やし部の……伝統的なね? あのー……ルールに基づいた…………やつ…………」 【もえ】 「………………」 【もえ】 「ごめんなさい。……嘘……つきました…………」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「ただ……私がやりたい、だけのやつです。  ……私が……あなたの隣で……眠りたかった……だけ、です…………不純な女だって言うなら……怒って……良いよ?」 【もえ】 「…………怒らないの? …………な、なに笑ってるんですか」 【もえ】 「も、もう。知らないんだから。ほら……もう寝ますよ。……目、閉じて……。  頭なでなでしててあげるから…………力抜いて……? …………おやすみ」 【もえ】 「(寝かしつけている呼吸。なでなでしながらリスナーを見つめている)」 【もえ】 「……あなたの寝顔……見てると……力、抜けちゃう感じです。  ふふ。とろーんしてて……柔らかそうで……ずーっと、眺めていられちゃうな……」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「いいこ……いいこ……。良い子は……きもちよーく……おねんね、するんですよ……」 【もえ】 「(寝かしつけている呼吸。愛でるような呼吸)」 【もえ】 「……あ。今日……うちに泊まったこと……絶対、他の皆には……ナイショだから。  え? 何でかって? …………それはぁ」 【もえ】 「……癒やし部の子たちに……男の子を部屋に泊めるなんて不純だ。って。  散々お説教かましたから…………」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「だから……この夜は……私とあなただけ、2人だけの秘密です……。  誰かに言ったりしたら……イヤなんですからね……」 【もえ】 「(寝かしつけている呼吸。ドキドキしながら、顔を見つめている)」 【もえ】 「……まだ……眠れない? …………ん。少し……緊張してるんですかね?  あ、あはは……実は……私がそうだから。…………ドキドキ、止まらないから。だから……」 【もえ】 「お手々……つなご……? ぎゅーって……して……? そしたら……きっと、安心できるから。  ……………………ぎゅ」 【もえ】 「(寝かしつけている呼吸。だんだんと眠くなってきている)」 【もえ】 「……ん。ぁは……だめかも……キミの手、大きくて……暖かくて……、  安心、しちゃって…………ふわぁあ…………少し、眠くなってきちゃう」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「このまま……あなたの隣で、眠っちゃっても良いですか……?  ん……ありがと……。寝相、悪かったりしたら……ごめんね……」 【もえ】 「(寝かしつけている呼吸。段々と、寝息混じりになり始める)」 【もえ】 「……私ね……本当は、…………ふわぁ…………ずっとね……。  女の子と……男の子がさ……仲良くして……なに? …………恋、みたいなこと。するのね。  あんまり……何だか……分からなくて……どうしてそんな……いけないこと、するのかなって……思ってて……。  でも…………なんだか…………最近は…………ん。…………そんなに……いけなくも…………ないのかな……っていうか…………」 【もえ】 「………………しょうがないのかな……って」 ;◆声 ささやき 【もえ】 「だって……したくなっちゃうもん……。好きな人とさ……ふわぁ……手、繋いだり……ハグしたり……キスしたり……、  やりたくなるもん。好きな人の顔見たら……胸のドキドキ止まらなくて…………触りたく、なっちゃうもん……。  だから…………最近は……もっと……優しくならないとな……って、思うんです。………………少しだけ、ね?」 【もえ】 「ふわぁ…………ホント……もう……眠い……目、開けてられない…………」 【もえ】 「(寝息)」 【もえ】 「…………おやすみ……なさい……」 【もえ】 「(寝息。長めにお願いします)」