ああ・・・、来たな・・・。 なぜ呼ばれたかは・・・、分かっているな? そうだ・・・、お前の成績の事だ・・・。 お前は成績が悪い・・・、私のクラスの中でも一番な・・・。 他にも悪い者もいるが・・・、お前ほどではない。 みな何とかなるだろう・・・。 だが、このままでは、お前は卒業が危うい・・・。 このままのお前の成績では留年してしまうんだ・・・。    はあ・・・。 私も初めてなんだ・・・。 お前ほど出来が悪い生徒は・・・。 そこでだ。 今からお前の特訓をしてやろうと思う。 ああ・・・、そうだ。 私が・・・、だ。 落ちこぼれで、ダメなお前のために、私がお前と一対一の、特別授業をしてやる。 お前の成績が上がるように・・・、お前が留年しないようにな。 お前がちゃんと卒業できるように、わざわざ時間を割いてやるんだ・・・。 ありがたく思うんだぞ? さあ・・・、それじゃあここで早速始めようか・・・。 私とお前との特別授業を・・・。