ん…? 頼み事? ああ、君のためなら何(なん)でもするが……どうした? …落ち着け。言いづらいことなのか? あぁ…泣くな、泣くな。 ほら…安心しろ。私はここにいる。 息を吸って…吐いて…。 感じるだろ。君のことが大好きな私の匂いだ。 いくらでも抱いてくれてかまわない。 時間はあるんだ。 よーし、よーし、君はいい子だ。 ん…もう大丈夫なのか? ……ああ。君の告白、聞かせてもらった。 私に他の男と寝て欲しい…か。 辛かったな。 嫌われるかもと思うのは常識的だからこそだ。 何もおかしいことはない。 だが、まあ…難儀な性癖を持ったものだ。 自分の彼女を他の男に抱かせたい、寝取らせたい、か……。 ああ、心配しないでくれ、君のお願いだ。 君のために、君が望むなら寝取られてくるさ。 ふむ、そうだな…恵(メグミ)に相談するか。 彼女、知っているだろ? 恵ならきっといい(・・)男を紹介してくれるはずだ。 ん? 乗り気なのかって? 楽しみだ…………といったら興奮するのだろう? ふふっ、ズボン越しでも勃起しているのがはっきりわかる。 …ほら、話は終わりだ。 固くしたソレを鎮めるぞ。 ん……ちゅっ♡