――――――――――――――――――――――――― トラック0:タイトルコール ――――――――――――――――――――――――― ;※「SE:1/正面 動作・効果音」 ← こちらは効果音の表記です。 ;※「1/正面 (通常・接近) 囁き」← こちらはボイス位置の指示の表記です。 ;※ 効果音、ボイス位置が書いていない台詞は、前の指示と同じです。 ;1/正面 通常  【水星人】 「いせいこうりゅう」 【水星人】 「相部屋、無気力小柄な水星人と。」 ;3/右 接近 囁く 【水星人】 「キミをたっぷりいやしましょー、おー!」 ――――――――――――――――――――――――― トラック1:おはよう? お疲れさま? ――――――――――――――――――――――――― ;本編スタート: ;SE:環境音 夜(虫の鳴く音、車の通る音) ;以下はリスナーの音 ;SE:14/左斜め遠方から足音が近づき、5/真後ろへ停止。 ;SE:鍵を取り出す音 ;SE:鍵穴に挿し込む音 ;SE:鍵の解錠音 ;SE:ドアが開く音 ;SE:5/後ろ→/1正面へと部屋の中に入る足音 ;SE:ドアの締まる音 ;16/左上遠方 通常 【水星人】 「……んー?」 ;SE:16/左上遠方 立ち上がる音 ;SE:16/左上遠方→1正面 足音 ;SE:1/正面 足音停止 ;1/正面  通常 【水星人】 「……おー。やっぱ、キミだったー。おかえりー」 【水星人】 「あいさつは……おーはー? おやすみー? 外は……暗いねー。じゃあ、こんばんはーかな?」 【水星人】 「えっと、今日は何日かわかるー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……え? うっそーん!? まっじでー?  寝てる間にー、もう、そんなに日が経ってたんー?」 【水星人】 「わたしの、かんかくてきにー、 キミとはー、ついさっき会った気もするけどー」 【水星人】 「……ああ、そうかー。 寝ぼけて、水星基準で考えてましたー。 水星の一日だと、地球の半年弱だからねー」 【水星人】 「どーして帰ってくるのが遅かったんー? どっかで道草でも…………ん?」 ;SE:1/正面 足音 接近 【水星人】 「ん〜〜〜??」 ;SE:リスナー後ずさる音 【水星人】 「ちょいちょい、逃げちゃいけませんよー。 いますぐお顔を、よーく見せなさーい」 ;SE:1/正面 リスナーの手を掴む音 【水星人】 「はーい、げんこーはん、たいほー!  だめー! 手をぶらぶらしたってー、離してあげませーん」 【水星人】 「だって、今のキミはー危なっかしいものー。 たとえば、こーしてみるとー」 ;SE:1/正面→3/右 顔を寄せる。 ;3/右 接近 【水星人】 「(右耳に軽く息を吹き掛ける)」 ;SE:リスナー身じろぐ音(よろける) ;SE:1/正面 両手でリスナーの両頬を挟む ;SE:1/正面 両頬:パチン ;1/正面 通常 【水星人】 「……つっかまえーたー。これで、もー倒れないねー」 【水星人】 「ねー。お耳をふぅ〜ってされてー、 今の、キミはよろけちゃいましたー」 【水星人】 「おまけにー」 ;SE:1/正面 親指で両目の目元を優しく撫でる音 【水星人】 「目の下には、立派なクマが出来ててー、 お顔も、ものすごく真っ青なのよねー」 【水星人】 「こんなに、ボロボロな人を見るのはー、 わたし史上ー、初めてー」 ;SE:1/正面 両手をリスナーの両頬から離す ;SE:リスナー身じろぐ音(ふらふら) 【水星人】 「……ほーれ、手を放せばー またまた……足元ふらふらー」 ;SE:1/正面 両頬を両手で挟む音 ;SE:1/正面 両頬を叩く音 【水星人】 「……うん、いくない…… また足元ふらふらさせてー、 とってもいくないですよー」 【水星人】 「あー、寝ればすぐ治るとか、安易な考えも無駄よー」 【水星人】 「たしかにー、寝ればなんでも治りまーす。 でもーこのじょーたいだと、逆に寝れないはずー」 【水星人】 「地球人はー、周りのかんきょーにてきおーする人たちだと、 地球に来る前に、お勉強したからねー」 【水星人】 「キミの身体は、今仕事漬けのかんきょーに慣れてるはず。 いざ目を瞑っても、きっと、すぐにすやぁ〜は、できませんー」 【水星人】 「だが、問題はナッシングよー! そーいうときはーわたしがー今すぐ、 すやぁ〜できちゃうかんきょーを作ればいいだけの話ー」 【水星人】 「というわけでー、今から、キミを癒してしんぜよー、おー」 ――――――――――――――――――――――――― トラック2:和風マカロン? カルメラ焼き作り ――――――――――――――――――――――――― ;SE:10/右上遠方 お盆を持つ ;10/右上遠方 通常 【水星人】 「ういー、これでいいかなー、いいねー。ではー」 【水星人】 「であえであえー。水星人さまのおとーりだー。 お疲れの者はどこにおるー?」 ;SE:10/右上遠方→1/正面へ足音 ;SE:1/正面 足音停止 ;1/正面 通常 【水星人】 「……おお、目の前に来たらー、 ソファへのだらーん具合がすごいなー。 これは、そーとー、お疲れなもよー」 【水星人】 「だからこそ、とっておきのものを持ってきたよー。 今から、キミの疲れをスッキリバッチリ取っちゃうー、 めちゃんこおいしーものを作ってあげるからねー」 【水星人】 「というわけでー、まずは準備からー!」 ;SE:1/正面 道具一式を乗せたお盆を置く ;SE:1/正面 お盆からカセットコンロ、おたま、ボウル、 箸、卵、重曹、グラニュー糖、水、スプーン(普通・計量)・ハサミを置く 【水星人】 「(物を並べる音:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……用意したものはー、これで、ぜんぶー。 作業しやすいよーに、このまま座るねー」 ;SE:1/正面 座る音 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「さーて……わたしは一体、なにを作るのでしょーかー?  まあ、このまま、お答えに移るのも悪くないけどー」 【水星人】 「その前に、今から作るものはー、 わたしが地球に来た目的と、ふかーくかかわってくるのでーす」 【水星人】 「いいー? わたしのおしごとはー、 地球の技術や文化をー、水星にほーこくすることなのー」 【水星人】 「たとえばー、地球のあまーいお菓子のレシピとかー、 実物とかをー、水星にかこーして送ったりしてるのねー」 【水星人】 「甘いものは、身体を冷やす効果があるからねー。 むちゃんこ熱い昼の水星にー、地球の甘いものはー、 至高そのものなんですよー」 【水星人】 「さーて、ここでクエスチョーン! 水星人が使えなくてー、地球人が使えるものってなーんだ?」 【水星人】 「せーかいはね……こ・れ・だー!」 ;SE:1/正面 カセットコンロのつまみを回して火を付ける ;SE:1/正面 点火する音 ;SE:1/正面 火の音 【水星人】 「やっべぇー、軽くつまみをひねったらー、 火が点いちゃったー。 ねーねー、これ、どうやって消すのー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……逆ー? さっきと逆に回せばいいのねー、そーい」 ;SE:1/正面 カセットコンロの火のつまみをひねる ;SE:1/正面 カセットコンロの火が消える 【水星人】 「……おおー! 消えましたー。 テッテレー、水星人は火を使えるようになったー」 【水星人】 「もー答えはわかったねー?  そー、答えは火でーす」 【水星人】 「およー? 火なんて誰でも使えるでしょって顔だー? うーん、水星人は使えないのよね、これがー」 【水星人】 「そもそもー水星はね、火を使うどころかー、 火が点かない環境なんですよー」 【水星人】 「なので、水星人にとってー、 今、とーっても注目されているものなのー」 【水星人】 「火が使えるようになればー、 水星はパネェぐらい発展出来るんじゃねぇ?  って、えらい人も思ってるぐらーい」 【水星人】 「だから地球に来た水星人はみーんな、 火を使えるようになりましょーって、言われてきてるんだー」 【水星人】 「でも、正直めんどーと思うのも、乙女心というものー」 【水星人】 「そしたら、奥さんー。なんとなんと火を使ってー、 簡単に作れちゃう甘いお菓子があるそうじゃないですかー」 【水星人】 「そう、それが……」 ;SE:1/正面 身じろぐ音 ;SE:1/正面 スマホを取り出す音 ;SE:1/正面 スマホをタップする音 ;SE:1/正面 スマホを前に見せつける音 【水星人】 「……カルメラ焼きだー!! ババーン!」 【水星人】 「そう。このーぷくぅ〜って膨らむお菓子ねー。 いつか作ってみたいなーと思ってたんだー」 【水星人】 「そしたら、なんとなんとー、今のキミはお疲れモード」 【水星人】 「疲れた時にー、甘いものを食べるとー、 地球人は元気もりもりになれると聞いたでござるー」 【水星人】 「つまりー、今からキミは甘いものをいっぱい食べられるー。 わたしはカルメラ焼きをいーっぱい作って、火を操れるー」 【水星人】 「これでふたりともにっこにこ! ぶいっ!」 【水星人】 「……というわけでー、これからー なにを作るかわかったかにゃー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……納得してくれて助かるよー。 まあ、イヤと言ってもー、食べてもらうけどねー」 【水星人】 「ほんじゃ、ペチャクチャ喋るより、手を動かそー。 ああ、作り方はきちんと調べたからー、だいじょーぶ」 【水星人】 「えーっと、最初はー、卵白? を取り出しまーす」 ;以下参考動画:https://youtu.be/AxDP8e8YMNA ;SE:1/正面 テーブルから卵を取る音 ;SE:1/正面 卵を机に数回ぶつける音 ;SE:1/正面 卵の殻を開く音 ;SE:1/正面 卵をボウルに入れる音 【水星人】 「(卵割り:短めの息遣い)」 【水星人】 「……殻は……入ってないねー。 ふふ、わたし、やっぱ卵割りの天才だわー」 【水星人】 「……なーんて、自画自賛してるけどー、 似たような物を水星でよく作ってたからー、 たぶん、いけると思ったんだー」 【水星人】 「じゃあ、卵白をこっちのボウルに移すんだけどー、 この透明な液体でいいのー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……オッケー。じゃあ、移すよー」 ;SE:テーブルのスプーンを手に取る 【水星人】 「(卵白を取り移す:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……量はこれぐらいでいいかなー? お次はー、重曹を入れまーす。 ほれ、袋をかいふー」 ;SE:1/正面 スプーンを卵白の中のボウルに置く音 :SE:1/正面 テーブルからハサミを持つ音 ;SE:1/正面 重曹の袋を持ちハサミを入れる音 【水星人】 「……開いたー。あとは、このスプーン一杯分でいいとかなんとかー」 ;SE:1/正面 テーブルから計量スプーンを持つ音 ;SE:1/正面 開いた重曹の袋の中に入れて軽量スプーンで重曹を取る音 【水星人】 「いやー取る量をスプーンで計れちゃうとか、地球パねぇー」 【水星人】 「(袋から重曹をすくいとる:短めの息遣い)」 【水星人】 「……すくったものはー、この卵白入りのボウルに、ごーる」 ;SE:1/正面 計量スプーンを卵白入りのボウルに入れる 【水星人】 「(重曹を卵白入りのボウルに入れる:短めの息遣い)」 ;SE:1/正面 スプーンをボウルに叩きつけ、しっかり入るような音 【水星人】 「……大分トントンしたので、きちんと入ったでしょー。 あとはー、お箸でまぜまぜたーいむ〜」 ;SE:1/正面 重曹の袋の中にスプーンを戻す音 ;SE:1/正面 テーブルから箸を取る音 ;SE:1/正面 ボウルの中の卵白と重曹を掻き混ぜる音 【水星人】 「(ボウルの中の卵白と重曹を掻き混ぜる音 少し長めの息遣い)」 【水星人】 「重曹ってさー、うちの星にはない物質なんだよー。 いやー地球は資源がほーふで、うらやましいですなー」 【水星人】 「(掻き混ぜる音 少し長めの息遣い)」 ;SE:1/正面 ボウルの中の卵白と重曹を掻き混ぜる音停止 ;SE:1/正面 箸をボウルの縁に叩きつけて、先についた卵白と重曹落とす。 ;SE:1/正面 箸をテーブルに置く音 【水星人】 「……ふぃ〜、けっこーな力作業だったぜー。 でも休んでても、カルメラ焼きは出来ないのでーす」 【水星人】 「というわけで続いて、本日の主役…… 白い粉をかいふーだー!」 ;SE:1/正面 テーブルからグラニュー糖の袋を持ち、軽く振る音 ;SE:1/正面 鋏をテーブルから取る音 ;SE:1/正面 グラニュー糖の袋に鋏を入れる音 【水星人】 「(グラニュー糖を開ける音 息遣い)」 【水星人】 「……甘ったるいにおいでしょー。そー、お砂糖だよー。 おたまがいっぱいになるまで、いれるんだってー」 ;SE:1/正面  グラニュー糖の袋に計量スプーンを入れる 【水星人】 「(グラニュー糖を計量スプーンですくう:短めの息遣い)」 【水星人】 「……このぐらいー? 一度取り出してー、入れてみよっかー」 ;SE:1/正面 袋から、グラニュー糖の入った計量スプーンを取り出す ;SE:1/正面 おたまにグラニュー糖を入れる音 【水星人】 「(おたまにグラニュー糖を入れる:短めの息遣い)」 【水星人】 「……ありゃりゃ、全然足りませんなー。レッツリトラーイ」 ;SE:1/正面  グラニュー糖の袋に計量スプーンを入れる 【水星人】 「(グラニュー糖を計量スプーンですくい取る:短めの息遣い)」 【水星人】 「さっきもこのぐらいの量だったからー……あと、少し多めー」 【水星人】 「(グラニュー糖を計量スプーンですくい取る:短めの息遣い)」 【水星人】 「……悪くないでしょー。 そら、もう一度、あたーっく!」 ;SE:1/正面 袋から、グラニュー糖の入った計量スプーンを取り出す ;SE:1/正面 おたまにグラニュー糖を入れる音 【水星人】 「……お見事ー。あとはー、かすいするよー。 かすいはねー、こーいうことー」 ;SE:2/右上 グラニュー糖の袋&計量スプーンを置く音 ;SE:8/左上 水の入ったコップを掴み、軽く揺らす音 【水星人】 「そー、かすいはお水を入れることでした……タラタラタラ〜」 ;SE:1/正面 おたまに水を少し注ぐ音 【水星人】 「……これぐらいかなー? あまり入れるとダメみたいなのでー、ここに置くー」 ;SE:8/左上 水の入ったコップを置く音 【水星人】 「……よっしゃ、完成ー。 これを火元に近づけて……」 ;SE:1/正面 カセットコンロのつまみを掴む音 【水星人】 「……つまみオーケー、おたまオーケー」 【水星人】 「さあ、今、キミは宇宙史に残る目撃者となろうー…… あ、さっき火点けたよねーとかいう野暮なツッコミは受け付けませーん」 ;SE:1/正面 つまみをひねる音 ;SE:1/正面 点火する音 ;SE:1/正面 火の音(継続) ;SE:1/正面 おたまをあぶる音 【水星人】 「(あぶる音:短めの息遣い)」 【水星人】 「いえーい、上手くあぶれたー。 そしたら泡立つまで……おたま、ふりふりー」 ;SE:1/正面 おたまをあぶる音 【水星人】 「(あぶる音:少し長めの息遣い)」 ;SE:1/正面 「おおっと」から泡立つ音 【水星人】 「泡、なかなか出な…………おおっと!  おいおい言ってる傍から出てきたぜ、こいつー」 【水星人】 「まったく、いやらしいなーお前ー。 そんなお前はー、グルグルの刑だー、ごるぁ……」 ;SE:1/正面 テーブルから箸を取る音 ;SE:1/正面 おたまの中を箸でかき混ぜる音 【水星人】 「(おたまの中を箸で掻き混ぜる音:短めの息遣い)」 【水星人】 「……はぇ〜独特な音だなー。 ほら、キミも聞いてみてー」 ;SE:8/左上→1/正面→2/右上とおたまを左右に移動 【水星人】 「(おたまの中を箸で掻き混ぜる音:長めの息遣い)」 【水星人】 「……およ? なんか色が代わってきたねー これでいーの?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 慌てる音  【水星人】 「……ああー、早く重曹をまぜまぜ〜ねー、めんごめんごー」 ;SE:1/正面 箸を掴む音 ;SE:1/正面 ボウルの中の重曹卵白を箸でつまむ。 【水星人】 「んじゃあ、重曹さん……いってらー」 ;SE:1/正面 おたまの中に箸でつまんだ重曹卵白を投入 ;SE:1/正面 おたまの中を箸でかき混ぜる音 【水星人】 「(おたまの中の箸で掻き混ぜる音:少し長く強めの息遣い)」 【水星人】 「……まぜまぜ〜、まぜまぜ〜……」 【水星人】 「(おたまの中を箸で掻き混ぜる:少し長い息遣いで)」 【水星人】 「……あれれー? なーんか音が消え……お?!  うおおおおー!」 【水星人】 「箸を止めたら、ぷくぅ〜って! いきなり、ぷくぅ〜って膨らんだー! そーそ、動画で見たのはこれよ、これー!」 【水星人】 「(ふくらんだカルメラ焼きを見る:短めの息遣い)」 【水星人】 「……ん、もぉー限界かなー。 じゃあ、これをもう一度あぶるー」 ;SE:火におたまを近づける 【水星人】 「(おたまをコンロに近づける:短めの息遣いで)」 【水星人】 「……ん、これでいいらしいからー。 じゃあ、火を止めまーす」 ;SE:1/正面 カセットコンロの火のつまみをひねる ;SE:1/正面 カセットコンロの火が消える 【水星人】 「うん、キレイに消えましたー。 あとは、このおたまの中のカルメラ焼きをこーする」 ;SE:1/正面 おたまの中のカルメラ焼きを皿に盛り付ける音 ;SE:1/正面 カルメラ焼きの載った皿を持つ音 ;SE:1/正面 皿を目の前に置く音 【水星人】 「はい……水星人特製のカルメラ焼きー。 お熱いうちにどうぞ〜……」 【水星人】 「……って、どしたん、そのキョトン顔?  食べないのー? 食べないと、始まらないんだけどー?」 【水星人】 「あー、もしや疲れすぎて、自分で食べられないとかー? しょーがないなー、じゃあ、わたしが直々に食べさせてあげよー」 :SE:1/正面 お皿からカルメラ焼きを手に取る音 【水星人】 「はい、お口を大きく開けてー、あーん」 ;SE:リスナー身じろぐ音(口を開けて、からめるやきを食べる音) 【水星人】 「(リスナーを見つめる:軽い息遣い)」 【水星人】 「…………どー? おいしー? 疲れた身体に染み渡るー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音(うなずく音) 【水星人】 「……よかったねー。そいつは良かったよー。 でも焦るひつよーはないでござるよー」 【水星人】 「だって、まだまだいろいろ用意してるからねー。こちらに、ちゅーもーく」 ;SE:ビニール袋をガサゴソ ;SE:駄菓子を取り出し置いていく音 【水星人】 「じゃじゃーん! イチゴのチョコレートとかー、 わたしのだいこーぶつなマシュマロとかー、取り揃えてみた件についてー」 【水星人】 「これでー、今からかるめら焼きのまんかんぜんせきをキミに振舞ってあげよー」 ――――――――――――――――――――――――― トラック3:顔と首の水星マッサージ、まる。 ――――――――――――――――――――――――― ;SE:10/右上 台所の水が流れる音 ;SE:10/右上 台所の水を止める音 ;SE:10/右上→1/正面へと足音が近づく音 ;SE:1/正面 足音停止 ;1/正面 通常 【水星人】 「……ふぃ〜洗い物、終わったよー。 もう立ってるのもやっとなのでー、座りまーす」 ;SE:1/正面 座る音 【水星人】 「……ん、お疲れ様でしたー、わたしー。 いやー、いっぱいお菓子を用意したはずだけどー、 まさか全部使うとはーキミは恐ろしい子ねー」 【水星人】 「でも、火を使えるようになったから、いいでしょー。 そらぁ、頑張ったごほーびに、私にお顔を見せろー」 ;SE:1/正面 両手でリスナーの両頬を挟む ;SE:1/正面 両頬を叩く音 ;1/正面 接近 【水星人】 「(リスナーを見つめる:短めの息遣い)」 ;1/正面 通常 【水星人】 「顔色は良くなったねー。 目の下のクマは…………」 【水星人】 「うん、まだまだすっげぇーや」 【水星人】 「――というか、よく見るとー、目も充血してるねー。 そーね、こーいうときは、おめめを冷せばいいのでーすー! えーい!」 ;SE:1/正面 指先で両瞼に触れる音:(継続) 【水星人】 「(指先で瞼を優しく揉み込む:短めな息遣い)」 【水星人】 「……どぉー? ひんやりだろー? 体温をねー、昼の水星モードにしてみたのー」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……こらこらなんで急に動くー?  あ、もしかして大丈夫とか心配してるー?」 【水星人】 「それは大丈夫。大気装置は支給品じゃなくてー、 わたしが開発したものを使用しているのでー。 ここの大気でも耐えられるのでーすー」 【水星人】 「それよりもー、今は自分の心配をしましょーねー、グリグリ〜」 【水星人】 「(指先で瞼を優しく揉み込む:少し長めの息遣い)」 ;SE:1/正面 指先で両瞼に触れる音:停止 【水星人】 「……ひとまずおーわり。ちょい……目を開けてみー」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……って、おいおい、おめめ、ぱっちりしすぎだよー。 そんなに、おめめ軽くなったのー?」 【水星人】 「うーん。でも、まだ充血消えてないなー。 こーいうときはねー、本格的にマッサージがいいねー。 いや、マッサージすべきだねー」 【水星人】 「よーし、決めたー! 今からそっちに行くー」 ;SE:1/正面 衣擦れ:立ち上がり ;SE:1/正面→2/右上→3/右→5/真後ろへ足音 移動 ;SE:5/真後ろ 足音停止 ;SE:5/真後ろ 座る音 ;SE:リスナー身じろぐ音(振り返る音) ;5/真後ろ 通常 【水星人】 「……んー? どうして後ろー? そーね、わたしのおひざに向かって、 キミにごろーんして欲しいからだよー」 【水星人】 「そーしたら、キミの顔色もきちんと見れるしー。 キミもさいこーの感触に包まれるでしょー。そう……」 ;3/右 接近 ささやき 【水星人】 「ふわふわふなわたしのお・ひ・ざ・の感触だよー♪」 ;5/真後ろ 通常 【水星人】 「……うふふ、耳が真っ赤になりましたー。 そんなキミの選択肢はごろーん一択だ。ほら、せーの!」 ;SE:リスナーが頭を倒す(5/真後ろ→1/正面)へ移動 【水星人】 「……ごろーん」 ;1/正面 通常 【水星人】 「……くす、あまのじゃくさんめー。 勢いに抗えず、けっきょくごろーんしたなー。 やっぱりわたしのお膝の感触には抗えなかったねー」 【水星人】 「……けど、キミのお顔が、見やすくもなったよー。 ほれー、もう一度充血してるとこ見せてー、あっぷっぷー」 ;1/正面 接近 【水星人】 「(リスナー見つめる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「ふむふむ……おっけーおっけー。これは、頬っぺから触ればいいねー そのまま、顔をにへらーって緩ませて…………ほいっ!」 ;SE:下の頬から目尻へと往復でぐるぐるマッサージ音:両方 【水星人】 「(下の頬から目尻へと往復でぐるぐるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……さっきと違って、気持ちよさが半端ないだろー? ほっぺが強張るとね、目も充血しやすくなるのよー。 念入りに……念入りに、頬をグリグリー」 【水星人】 「(下の頬から目尻へと往復でぐるぐるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……なんでこーんなにくわしいのかというとー わたしのどーりょーさんたちはいつも、こんな感じだったのー……」 【水星人】 「(下の頬から目尻へと往復でぐるぐるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……目の上も、ひんやりー、グリグリー」 ;SE:目頭の上の窪みや眉間、おでこをマッサージする音 【水星人】 「(目頭の上の窪みや眉間、おでこをマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「目を悪くしないようにー、しっかり……しっかり…………」 【水星人】 「(目頭の上の窪みや眉間、おでこをマッサージする:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……バッチグーよ。最後に、目から頬にかけて、エンドレス〜」 ;SE:下の頬から目尻へと往復でぐるぐるマッサージ 【水星人】 「(下の頬から目尻へと往復でぐるぐるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……少しだけー、てんぽあっぷー」 【水星人】 「(下の頬から目尻へと往復でぐるぐるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「…………おーしまい。目を開けていーよ?」 【水星人】 「……やーやー、こんばんはー。わたしの顔ー、見えるー?」 ;SE:リスナーが身じろぐ音 【水星人】 「……あらあら、わたしのかわゆい顔に見とれて、 また顔が真っ赤になっちゃったねー」 【水星人】 「んー? わたしの顔も真っ赤ー? うーん、これはまだまだ視界がぼやけてるねー。 こういう場合は……そうね、首と肩もきちんとほぐさへんとなー」 【水星人】 「いいー? 首と肩が凝ってれば、目はすぐにバッキバキになるのー。 だから、きちんとほぐさないとねー」 ;SE:肩から首にかけて揉む音(基本接近・継続) ;SE:右肩:5/真後ろ→4/右下→3/右→4/右下→5/真後ろ 往復 ;SE:左肩:5/真後ろ→6/左下→7/左→6/左下→5/真後ろ 往復 :1/正面→2/右上→3/右 【水星人】 「(肩から首にかけて揉む:少し長めの息遣い)」 ;3/右 接近 囁き 【水星人】 「……首筋から耳の後ろの辺りも……」 :3/右→2/右上→1/正面→8/左上→7/左 【水星人】 「(肩から首にかけて揉む:少し長めの息遣い)」 ;7/左 接近 囁き 【水星人】 「……ふふ、むずむずしすぎー……。 血行が良くなって、首がかゆくなってきたー? ならー、わたしのひんやりおひざに首を乗せれば、よろしいー」 :7/左→8/左上→1/正面 【水星人】 「(肩から首にかけて揉む:少し長めの息遣い)」 ;1/正面 接近 【水星人】 「……かゆみは収まったー? 便利だろー、水星人のお膝ってー?」 【水星人】 「(肩から首にかけて揉む:少し長めの息遣い)」 ;SE:両肩揉み音 停止 【水星人】 「……はい、おーわり。じゃあ目をパチパチ〜!」 【水星人】 「(まばたきする主人公を見つめる:短めの息遣い)」 【水星人】 「……なぁー? さっきよりも目元、軽いでしょー? 言ったべぇー、首と肩をほぐしただけで全然違うってことがー」 【水星人】 「わたしの言った言葉を噛みしめながらー、 仕上げに顔をもう一回ー」 ;SE:顔全体をぐるぐるマッサージ:両方 【水星人】 「(顔全体をぐるぐるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ん、コンプリート。どうぞ目をオープン」 【水星人】 「……おーはー。バッチリくっきりときゅーとなわたしの顔が見えるー……」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……んーお礼ー? そんなことー べつに気にしなくてもいいのよー」 【水星人】 「あ、困った顔しちゃったー。 うーん、でもお礼か……お礼ね……」 【水星人】 「……あー! じゃあ、どうせ寝転がってるし、 ひとつやってみたいことあるけど、いいー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……あんがとー。じゃあ、道具を持ってきたいのでー キミはドキドキワクワクしながらー、少々お待ちくださーい」 :SE:1/正面→5/真後ろ 立ち上がる音 :SE:5/真後ろ→13/後ろ遠方 足音遠ざかる音 ;SE:無音:10秒程度 ――――――――――――――――――――――――― トラック4:地球の流行り・耳かきしてみた(右耳・綿棒) ――――――――――――――――――――――――― :SE:13/後ろ遠方→5/真後ろ 足音接近 :SE:5/真後ろ 足音停止 :SE:5/真後ろ しゃがむ音 :5/真後ろ→1/正面 【水星人】 「お待たせー。……おー、きちんと待ってたねー、えらいよー」 【水星人】 「そんじゃあー、頭を上げてー、 わたしのお膝に頭を乗せてー」 :SE:リスナー身じろぐ音(膝に頭を乗せる) :1/正面 通常 【水星人】 「……よくできましたー。 わたしのひんやりお膝ー、恋しかっただろー?」 【水星人】 「さてさてー、本題へ移りますかー。 わたしがやりたかったのはねー、こ・れ・だ」 ;SE:2/右上 ビニール袋から綿棒の箱を出す音 ;SE:2/右上、8左上と交互に綿棒の箱を持ち振る音 :1/正面 通常 【水星人】 「(綿棒の箱を持ち振る音:短めの息遣い)」 【水星人】 「…………中に入ってるもの、見える―? そー、白くて小さいふわふわな棒…… 誰が呼んだか……"綿棒"という奴さー」 【水星人】 「この綿棒でー 今、地球でだいりゅーこー?  な耳かきをしてあげよーと思います、まる。」 【水星人】 「あー、なんでって顔だー。 わかるー、その気持ちわかるよー」 【水星人】 「でも、水星ってさー、 耳の掃除をする習慣がないのよねー」 【水星人】 「地球に来てー、こういう習慣があるのを見てー…… わたしは、ひどいカルチャーショックを受けたのですー」 【水星人】 「それにそれに、今は耳かきしてもらう動画や 音声がー、地球の大ブームなんでしょー?  ソースはキミのパソコンー」 【水星人】 「だから自分の星に、この耳かきと言うこーいを伝えられたらー もっと面白いことが起きるかと頭のいいわたしは考えたのでしたー」 【水星人】 「お礼をさせてくれるというからー、 わたしに体験させてくれるとうれしいなとかー、 乙女心的に想ったりするわけだけどー、いかが?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……あんがと。じゃあ、まずは右耳から耳かきしたいんだけどー」 ;SE:リスナー身じろぐ音(1/正面→2/右上→3右へと移動) 【水星人】 「…………ふふ、なんだかんだキミも乗り気じゃーん。 でも、キミがやる気なら、わたしも頑張らんとねー」 【水星人】 「よっしゃー、そう決まれば耳かきだ。 んじゃあ、まずは箱から綿棒を取り出すねー」 ;SE:5/真後ろ 綿棒の箱の包装を破く音 ;SE:5/真後ろ 箱から綿棒を取り出す 【水星人】 「……っしょ、おおー! これが綿棒ねー。 いざ持つと、なかなかの軽さにおどろきー」 【水星人】 「……キミの見た動画だと、最初は耳のくぼみを掃除してたからー はじめは、くぼみの周りの掃除をしていくねー」 【水星人】 「あっ、でも、痛かったら、きちんと言うのよー。 なんせ、わたしも初めてだからねー」 【水星人】 「……わかったって顔だねー。 じゃあ、さっそくいきますかー。せーの」 ;SE:3/右 耳の窪みを綿棒で撫でる(継続) ;3/右 接近 【水星人】 「(右耳の窪みを綿棒で撫でる:短めの息遣い)」 【水星人】 「……痛いー? あ、くすぐったいー?  じゃあ、もう少し強めー」 【水星人】 「(右耳の窪みを綿棒で撫でる:短めの息遣い)」 【水星人】 「ほへぇ〜……すごいねーこれ。 少しすりすりしただけでー、汚れが付き始めたー。 へぇ〜お耳の汚れって、こんななんだー」 【水星人】 「じゃあ、入り口周りは、どーなのかなー?」 ;SE:3/右 耳の入り口周りを綿棒でなぞる(継続) 【水星人】 「(耳の入り口周りを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ふふ、気持ちよさそーに目を細めちゃってー、 なんだか近所にいる猫さんみたいだー」 【水星人】 「(耳の入り口周りを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……っと、綿棒が汚れてきちゃったー。 こういう時は、さっさと新しい物に変えましょー」 ;SE:3/右 耳から綿棒を遠ざける ;SE:5/真後ろ 古い綿棒を置く ;SE:5/真後ろ 箱から綿棒を取り出す 【水星人】 「……オッケー。そのまま上の窪みをスリスリだー」 :SE:3/右 耳廊の窪みを綿棒でなぞる(継続) 【水星人】 「(耳廊のくぼみを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い」 【水星人】 「……そのまま、一段下がった窪みに移動してー」 :SE:耳廊の窪みを綿棒でこする 【水星人】 「(耳廊の窪みを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……あと、数おーふく……」 【水星人】 「(耳廊の窪みを綿棒でなぞる:長めの息遣い)」 【水星人】 「…………ん、このぐらいでいいでしょー」 ;SE:3/右 耳から綿棒を遠ざける :3/右 通常 【水星人】 「おー、これはなかなか……きちゃないものが取れたー。 この汚い綿棒はぽーいだ」 ;SE:5/真後ろ 古い綿棒を置く 【水星人】 「…………んじゃ、最後はー、中のお掃除だねー。 こっちも痛かったら、きちんというのよー」 ;SE:5/真後ろ 箱から綿棒を取り出す 【水星人】 「ん、じゃあ……――耳奥に突撃じゃー!」 ;SE:3/右 耳穴の中へ耳かきを入れる ;SE:3/右 耳かき音(継続)) ;3/右 接近 【水星人】 「(耳かき(浅め):少し長めの息遣い」 【水星人】 「……お耳、痛く……ないねー? 顔がにへらって緩んじゃってるしー」 【水星人】 「じゃあ、引き続き、お耳の悪い奴をたいじ、たいじー」 【水星人】 「(耳かき(浅め→深め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「おやおや……ここはなんだかくっついてるねー。 綿棒を押し付けて……ぐるぐるぐる〜」 【水星人】 「(耳かき(浅め→深め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ん、取れた取れたー。 うわー改めて感じるー綿棒の伸びしろ、やばいですねー」 【水星人】 「(耳かき(深い→浅い):少し長めの息遣い」 【水星人】 「……おお、奥に発見ー」 【水星人】 「(耳かき(深め):少し長めの息遣い」 【水星人】 「……取れたかなー?  でも、このまま続けるのも良くないし……一旦、抜くよー」 ;SE:3/右 耳かき音:綿棒をゆっくりと引き抜く ;3/右 通常 ;声優さんへ:ここの「物」はぶつと読んでください。 【水星人】 「……おほぉー、結構な物が出て来たー」 【水星人】 「つまり、これだけ大きいのが取れたということは、 わたしのかわゆい声が聞こえるようになったってことかなー」 【水星人】 「じゃあ、わたしのかわゆい声で……キミの脳を震わせてあげよー」 ;3/右 接近 囁き ;声優さんへ:ここは無気力な口調から抑揚をついた演技をお願い致します。 【水星人】 「お耳、気持ちよかった?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 ;3/右 通常 【水星人】 「…………んー? そんな声を出せるのかー?  いったいどの声だろー? これがわたしの喋り方なんだけどなー」 【水星人】 「いつもは、今みたいによくよーのない喋り方―? うーん、それはお耳が綺麗になってないからー、 そう聞こえるだけだよー」 【水星人】 「ほれほれ、もっとわたしのかわゆい声が聞きたかったらー お耳を、もっともっとキレイにしていこーねー」 ;SE:5/真後ろ 古い綿棒を置く音 ;SE:5/真後ろ 綿棒の箱から綿棒を取り出す音 【水星人】 「ほーい、準備万端。早くわたしの本当の声が聞けるといーねー」 ;SE:3/右 耳穴の中へ綿棒を入れる ;SE:3/右 耳かき音(継続) ;3/右 接近 【水星人】 「(耳かき(浅い→深い):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……うん、最初にした時よりもー、 だいぶ、奥まで入りやすくなったー。 そのままていねーに、ていねーに……」 【水星人】 「(耳かき(深い):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「顔がリラックスしてきたねー。 いいよーいいよー汚れもいっぱい取れてるよー」 【水星人】 「(耳かき(深め→浅め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「おっと……ここにもいたー もしかしてこれがあるから……あたしのかわゆい声を聞かせられないのかなー」 【水星人】 「(耳かき(深め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……後、もう少しで全部取れるから、もうちょっと我慢よー」 【水星人】 「(耳かき(深め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「よーし、みっしょんこんぷりーと。 耳かき、このままゆっくり抜いていくね……」 ;SE:3/右 耳穴からゆっくり綿棒を引き抜く音 ;3/右 通常 【水星人】 「…………おおー、これまた上物が出ましたなー。 でも、これで、わたしの声も聞こえやすくなったはずー」 【水星人】 「わたしも良い経験が出来たよー。 んー? なーに、喋り方が同じー」 【水星人】 「うーん、そう言われても、わたしは普通に喋てるんだけどー でも、キミが納得できないなら、わたしも黙ってられないなー」 【水星人】 「はぁ〜仕方ないー。もう一度、 わたしのかわゆい声をー、お耳に聞かせてあげるよー。 さあ、いくよ、せーの……」 ;3/右 接近 【水星人】 「(耳元に息を吹き掛ける:少し短めの息遣い)」 【水星人】 「……声じゃないー? ざんねーん、少しだけ声出てましたー」 【水星人】 「聞き取れないのはきっと、汚れを取り切れてない証拠だー。 ほら、もう一度ー」 ;3/右 接近  【水星人】 「(耳元に息を吹き掛ける:少し短めの息遣い)」 ;3/右 通常 【水星人】 「……ふぃ〜こっちのお耳はおしまいー。 ふふ、めんごめんごー。 キミが可愛いからー、ついからかっちゃったんだよー」 【水星人】 「というか、あの声を続けて出すのは、無理ー。 あれを出すには、わたしも結構疲れるからー」 【水星人】 「まあ、それはまたいつかの機会で…… それより、どーだった? わたしの耳かきの腕前?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……気に入ったのねー? わたしもありがとうだよー」 【水星人】 「じゃあ、今のけーけんを生かして、左のお耳も キミにがっかりされないように掃除しなければねー」 【水星人】 「んじゃ、このまま左のお耳がわたしの顔に 来るように寝返りを打ってくれるー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「おっと……起き上がらなくても問題ナッシング。はい、どーぞ」 ;SE:衣擦れ:反対側以降 ;3/右→2/右上→1/正面→8/左上→7/左へ移動 ;7/左 通常 【水星人】 「どーも……左のお耳さん。 こっちの汚れも、わたしにお任せよー」 ――――――――――――――――――――――――― トラック5:地球の流行り・耳かきしてみた(左耳・綿棒) ――――――――――――――――――――――――― 【水星人】 「でも……その前に……」 ;SE:1/正面 頭を撫でる音 【水星人】 「(頭を撫でる音:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……これはよく左を向けましたのナデナデ〜 まあ、わたしがしたかったのもあるけどー」 【水星人】 「(頭を撫でる音:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ん、名残惜しいけど、 そろそろ、お耳をお掃除しないとねー」 ;SE:5/真後ろ 綿棒の箱から綿棒を取り出す音 【水星人】 「……綿棒よーし。お耳よーし。 では窪みから、いざ、尋常にしょーぶ!」 ;SE:7/左 耳の下の窪みを綿棒で撫でる ;7/左 接近 【水星人】 「(耳の下の窪みを綿棒で撫でる:短めの息遣い)」 【水星人】 「……こっちはあっちより汚れがちょい多めねー 気合を入れて……取りにいかねばねー」 【水星人】 「(耳の下の窪みを綿棒で撫でる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……おっと……綿棒の先端が少し折れそうになってる…… ちょい、強すぎたかなー? ごめんねー、だいじょーぶ?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……ほっ、よかった〜。だけどもこのまま続けたら、 キミのお耳を怪我させちゃうので……おにゅーな綿棒にちぇーんじ!」 ;SE:7/左 耳から綿棒を遠ざける音 :SE:5/真後ろ 古い綿棒を置く音 ;SE:5/真後ろ 綿棒の箱から綿棒を取り出す音 ;7/左 通常 【水星人】 「……っと、持ち替えたはいいものけどー、 このまま同じように続けたら折れるしー……」 【水星人】 「あっ! じゃあ、こーいう戦法はどーだ!」 ;SE:7/左 耳の下の窪みを綿棒で撫でる(継続) ;7/左 接近 【水星人】 「(耳の下の窪みをを綿棒で撫でる:短めの息遣い)」 【水星人】 「おー綿棒の先も折れてないしー、うまくいったねー。 ではでは、入り口周りも引き続きー」 ;SE:7/左 耳の入り口周りを綿棒でなぞる 【水星人】 「(耳の入り口周りを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……こっちもなかなか汚れてるなー。 そら、ぐるぐるぐる〜」 【水星人】 「(耳の入り口周りを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ういー、いいかなー?  綿棒は……汚れてないみたいなのでー、 そのまま、上のくぼみをやるねー」 :SE:7/左 耳廊の窪みを綿棒でなぞる(継続) 【水星人】 「(耳廊の窪みを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「ふわふわ……ふわふわ綿棒気持ちいいね…… ふわふわ……ふわふわ……」 【水星人】 「(耳廊の窪みを綿棒でなぞる:長めの息遣い)」 【水星人】 「…………いいこ、いいこ……おっ、ここも発見ー」 【水星人】 「(耳廊の窪みを綿棒でなぞる:長めの息遣い)」 【水星人】 「……よーし、これでひとまずかんりょー。 じゃあ、この綿棒は役目を終えまーす……」 :SE:7/左 耳から綿棒を遠ざける :7/左 通常 【水星人】 「ほほぉー、これまたきちゃないのがいっぱいだー。 でもその分……キミのお顔もとろとろー」 【水星人】 「あとは奥の悪い物をとって、 もっともっと、その顔をとろっとろにとろけさせてやんよー」 ;SE:5/真後ろ 古い綿棒を捨てる :SE:5/真後ろ 綿棒の箱から綿棒を取る音。 【水星人】 「はーい……行きますよーせーの」 ;SE:7/左 耳の奥に綿棒をゆっくり入れる ;SE:7/左 耳かき音(継続) ;7/左 接近 【水星人】 「すごいすごいー さっきよりも手応えを感じまするー ここはゆっくり〜、ゆっくり〜」 【水星人】 「(耳かき(浅め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ふふ、またビクッてした…… ここでツンツンつつかれるの、いいのー?」 【水星人】 「(耳かき(浅め→深め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「カリ、カリ……カリ、カリ……♪  りらーっくす、リラックス♪」 【水星人】 「(耳かき(深め→浅め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「はい、息は止めないよーに……ゆっくり吐いてー。 その間に…………お耳から、いっかい引き抜くよー」 【水星人】 「(耳かき浅め):少し長めの息遣い)」 ;SE:7/左 綿棒引き抜き ;7/左 通常 【水星人】 「……ほぇ〜こっちもなかなかのきちゃなさ。 だけど、その分だけ、キミの耳に……」 ;声優さんへ:ここだけ口調を無気力から抑揚のついたの演技にお願いします。 ;7/左 囁き 【水星人】 「わたしの声が聞かせられるね?」 ;7/左 通常 【水星人】 「……ふふ、またまたビクビク震えてるー。 そんなにいいのー? わたしの声ー?」 【水星人】 「いやー、一声だけで人の身体を震わす。 ああ、自分のすばらしいさいのーが恐ろしい……」 【水星人】 「……なんて言ってみたりしたけど、 今の声を出し続けるのはやっぱ無理だなー。 これはもう少し練習の余地があるかもー」 【水星人】 「でも、この声を聞かせるにはー キミのお耳もきちんと綺麗にしてからねー」 【水星人】 「というわけで、第二陣いきまーす。 身体は引き続きリラックスで、よろー」 ;SE:5/真後ろ 古い綿棒を捨てる ;SE:5/真後ろ 新しい綿棒に持ち帰る ;SE:7/左 耳の奥に綿棒をゆっくり入れる ;SE:7/左 耳かき音(継続) ;7/左 接近 【水星人】 「(耳かき(浅め→深め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……よそーどおりくっついてた部分がはがれてー、 ひとまとまりー。このまま、一気に取り去る……」 【水星人】 「(耳かき(深め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「お耳の中のきちゃないもの……全部、ナイナイよ……」 【水星人】 「(耳かき(深め→浅め):少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ふぅ〜、入り口近くまで来たよ……あともうちょい……」 【水星人】 「(耳かき(浅め):少し長めの息遣い)」 ;SE:7/左 耳かき引き抜き ;7/左 通常 【水星人】 「……うん、こっちもおーわり! これまた立派なものが出ましたー。まだ中には……」 ;7/左 接近 【水星人】 「うーんと……うーんと。さすがにもういませんねー」 【水星人】 「……よし。じゃあ最後の仕上げのお時間よー。 お耳にぜんしんけいをしゅーちゅーさせてー」 【水星人】 「(耳元に息を吹きかけ:短めの息遣いで)」 【水星人】 「……気持ちいいねー、それや、おまけのもう一回……」 【水星人】 「(耳元に息を吹きかけ:短めの息遣いで)」 ;7/左 通常 【水星人】 「…………うむうむ、きれいになりました♪」 【水星人】 「んー? その顔はもっとして欲しいって顔だー。 いいよー。じゃあ、次はお耳をマッサージなんてどーでしょー」 【水星人】 「……お? どういうことって顔だー? なんかねー、お耳って、身体中の神経が集まってるらしーよー。 だからお耳をほぐせば、身体の凝りがほぐれるとか、なんとかー」 【水星人】 「ねぇねぇー? お耳のマッサージ受けてみたくなーい?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……ふふ、思いっきり首を縦に振られましたー。 いいよー、してあげる。じゃあ、またわたしとにらめっこしてくれるー」 ;SE:リスナー(7/左→8/左上→1/正面)とゆっくりと移動 ;1/正面 通常 【水星人】 「ん、またまたこんばんはー。じゃあ、よくできたので…………」 ――――――――――――――――――――――――― トラック6:再現! お耳に水星スライム ――――――――――――――――――――――――― ;SE:1/正面 頭を撫でる音 ;1/正面 通常 【水星人】 「(頭を撫でる:微笑みながら楽しそうに少し長めの息遣い)」 【水星人】 「…………うん、またキミの頭を撫でちゃったよー キミの頭、なんだか撫でやすい形してるんだよねー」 【水星人】 「キミだって、意外と満更でもないでしょー。 わたしとにらめっこできて、うれしーよねー」 【水星人】 「……って、撫でてるうちに大分、ぐで〜ってしてきたね…… いいよ、いいよ、その調子ー」 【水星人】 「そしてその間に、空いた方の手でー わたしは秘密へーきをよーい……!」 ;SE:5/真後ろ ビニール袋をガサゴソ音 ;SE:5/真後ろ ビニール袋からスライムの入った容器を取り出す 【水星人】 「……んっしょ、取れましたー」 【水星人】 「これ見えるー? いや、容器だけ見せても、 なんのこっちゃ、わからんよねー?」 【水星人】 「んと、これはねー」 ;SE:5/真後ろ 頭を撫でる音 停止 ;SE:5/真後ろ 容器を掴み、ふたをあける音 ;SE:5/真後ろ 容器からスライムを取り出し、手に乗せる音 【水星人】 「じゃっじゃーんー、 再現! 水星スライムくんなりー」 【水星人】 「…………そう、悲しいことに再現なのー。 本当はねー、天然の水星産を持ってきたかったけどー、 地球の大気とー、適合できない物質も多いからね……」 【水星人】 「なので地球と水星、両方の星にある物質を使って、 それらしい物を再現したのですー、パチパチパチ!」 【水星人】 「あー、地球人の体にあんまり影響のないものをー、 選んで作ったのでー、そこはご安心をー」 【水星人】 「地球人は耳掃除する時…… スライムでー、お耳ケアをすると聞きましてねー」 【水星人】 「……えーそれは偏ってる? でも、嫌いじゃないでしょー。 キミの見ている耳かき動画も、これはマストだったもんねー」 【水星人】 「だいじょーぶ、がっかりさせないよー! そら、かつもくせよー、このどろどろ具合をー!」 参考:https://youtu.be/WE_t5m-_BIA ;SE:1/正面 リスナーの目の前でスライムをもぎゅもぎゅする 【水星人】 「(スライムを触る音:短い息遣い)」 【水星人】 「どろどろと音の混ざり具合、やばいだろー! 今からこいつがキミのお耳をハムハムするぞ。 さあ、音と感触をその身で味わいなさーい……」 ;SE 両耳(3/右 7/左)にぎゅっとスライムを押し当てる ;SE:両耳(3/右、7/左)をスライムでマッサージ(継続) ;1/正面→2/右上→3/右 へ移動 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てるマッサージ:短めの息遣い)」 :3/右 接近 ささやき 【水星人】 「くぼみを……グチュ、グチュ……グチュ、グチュ……」 ;3/右 通常  【水星人】 「(耳にスライムを押し当てるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「冷たーい? なんだか疲労がどんどん抜けてく気がしないー?」 【水星人】 「ふふん、実はこの中にはー、 カリウムとナトリウムが含まれてるのですー」 【水星人】 「水星には、多い物質でねー。 地球人はこの二つの物質をめちゃんこ使ってー、 体内を調整してるんだよね……」 【水星人】 「このスライムくんのぬちゅぬちゅがー、キミの体内に染み込むのー。 そして、キミの疲労を取ってくれるのさー」 ;3/右→2/右上→1/正面 へ移動 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てるマッサージ:少し長めの息遣い)」 ;1/正面 接近 【水星人】 「……はーい、左のお耳もスライムくん、がんばれ、がんばれー」 ;1/正面→8/左上→7/左 へ移動 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てるマッサージ:少し長めの息遣い)」 ;SE:スライムから気泡が生まれる音 ;7/左 接近 囁き 【水星人】 「……スライムからぷちぷち音がして…… キミの耳に……たっぷり絡みついてるよ……」 ;7/左→8/左上→1/正面 へ移動 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てるマッサージ:少し長めの息遣い)」 ;1/正面 接近 【水星人】 「……んっしょ、表面はこれでいいかなー? じゃあ、キミの穴の中も浸食〜」 ;1/正面→8/左上→7/左 移動しながら 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てるマッサージ:少し長めの息遣い)」 ;7/左 接近 【水星人】 「……ここ、安眠のツボらしいよー。 キミがしっかり寝れるよーに……しっかりギュっ〜」 ;7/左→8/左上→1/正面 移動 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てるマッサージ:少し長めの息遣い)」 ;1/正面 通常 【水星人】 「ほれほれ、もっと力を抜いて…… 悪いものは、ぜーんぶもぐもぐ……もぐもぐ…………」 ;SE:両耳(3/右、7/左)をスライムでマッサージ 【水星人】 「(耳耳にスライムを押し当てるマッサージ:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……ん。お耳全体に行き渡ったかなー? じゃあ、仕上げにもう一度ー」 ;1/正面→8/左上→7/左 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てる:少し長めの息遣い)」 ;7/左 接近 ささやき 【水星人】 「……耳の付け根も、ぐりぐりぐいぃぃぃ〜」 ;7/左→8/左上→1/正面 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てる:少し長めの息遣い)」 ;1/正面 接近 【水星人】 「…………最後はお耳丸ごと……ぎゅ〜〜〜〜」 【水星人】 「(耳にスライムを押し当てる:かなり長めの息遣い)」 ;1/正面 通常 【水星人】 「よぉし……こんなもんですかねー。 じゃあ、らぶらぶべったりなこの子をー、お耳からはがしてくねー」 ;SE:両耳(3/右・7/左)に付着したスライムを取って行く音 【水星人】 「(耳に付着したスライムを取る音:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……取れたー。このままお家に帰しましょうねー」 ;SE:5/真後ろ スライムを容器に戻す 【水星人】 「……っと、あらあらー。 キミのお耳にまだ離れたくないよって分身がついちゃってるねー」 【水星人】 「だが、これもよそーずみ。 こういう手合いはタオルでバイバーイすればいいのですー」 ;SE:5/真後ろ ビニール袋をガサゴソ音 ;SE:5/真後ろ タオルを取り出す 【水星人】 「はーい、楽にして、バイバーイ」 ;SE:両耳(3/右 7/左)についたスライムをタオルでふき取る 【水星人】 「(耳をタオルで拭く音:短めの息遣い)」 【水星人】 「……ん。これでバッチし、おすしー。 おほぉー、お耳がさっきと段違いに……ピッカピカだ……」 【水星人】 「およー? でもキミは、ご不満ー? なんだか、もっとしてほしーなーって欲張りな顔だー」 【水星人】 「うーん、わたしもそーしてあげたいけどー あんまりやりすぎると、身体に良くないんだよねー」 【水星人】 「……本当はやる前に言わなかったけどー、 実は地球じゃ見つかってない物質もいくつか入れたりしてるのよー」 【水星人】 「少しぐらいは大丈夫かもだけどー、 あんまりやりすぎたらー、 キミの身体に影響が出たりするかもしれないのね」 【水星人】 「そうなったらーキミのお耳とかが傷ついちゃうからねー。 流石にそういうわけにもいかないでしょー」 【水星人】 「だから、この子の出番はー、キミがまた疲れた時にー。 それまでは、このまま眠ってもらいましょー」 ;SE:5/真後ろ 容器の蓋を締める音 【水星人】 「ふーいん」 ;SE:5/真後ろ 容器をビニール袋の中に戻す 【水星人】 「……よし。スライムくんも眠りましたー。 あとは、キミもすやぁ〜するだけだねー」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「おりょ、なぜ首を振るー? もしかしてまだ眠れないー? 困ったねー。どうしましょー、どうしましょー」 【水星人】 「あっ! なら……少しわたしとお話でもいかがー? そだなー、トークテーマは、キミと出会った頃の話ー?」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……なら、そうしよーか。 じゃあ、しばらくはこのまままったりモードで……お話ー」 ――――――――――――――――――――――――― トラック7:膝枕で思い出話と未来話 ――――――――――――――――――――――――― ;このトラックから徐々に安眠誘導強める意識です。 ;メリハリ強弱等、声を張らずゆったりと演技して ;いただけますと幸いです。 ;SE:13/真後ろ 小雨の音 ;1/正面 通常 【水星人】 「ん? この音は……」 ;SE:13/真後ろ 小雨→本格的な雨の音 【水星人】 「おー、雨の音だねー、聞こえるー?」 ;SE:1/正面 頭を撫でる音 【水星人】 「(頭を撫でる音:少し長めの息遣い)」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「ふふ……結構な時間、たんのーしておいてー、 なんで撫でるのーって顔は、今更感ですねー」 【水星人】 「まあ、このナデナデは、雨に降られる前に、 帰ってこれました……えらいよーのナデナデだよー」 【水星人】 「……でもさ、この星はすごいねー。 さっきも話したと思うけどさー、 水星はさー、地球みたいに雨は降らないんだー」 【水星人】 「あー! 水星なのに、水が降らないのって顔してるー!」 【水星人】 「そもそも水星って呼んでるのは、地球さん側ですけどー。 こっちからすればー、本当は違う名前なんだけどー」 【水星人】 「まあー、地球の呼び名の方が短いからー、 しゃべりやすくていいけどさー」 ;SE:1/正面 頭を撫でる音 【水星人】 「(頭を撫でる音:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……そーいえば、キミと会った時もこーんな天気だったねー」 【水星人】 「あの時のことはー、今でもせんめーに覚えてるよー。 だって、あのときはー地球に来た日だものー」 【水星人】 「だけど、水星から持ってきた大事な、だーいじな食べものが、 地球に入った瞬間、なんでか、ぱぁーって燃えちゃってさー」 【水星人】 「あのときのわたしは、もう大パニックで、 ハンドル操作を間違えてー、乗った飛行機は地面にだーいぶ!」 【水星人】 「直前でー、操縦席が飛行機から離脱できたからー、軽傷で済んだけどー、 マシンからはもくもくの煙にー、なんか火まで出ちゃてさー」 【水星人】 「おまけに地球に馴染むための大気そーちも壊れて、 わたしはー、意識朦朧じょーたい」 【水星人】 「操縦席の中、こーしてパラパラ降ってる雨を見てさー、 あーこれが雨なんだー、わたしこのまま死ぬんだーって思ったよー」 【水星人】 「でも、頑張って操縦席の窓を割ってー、 救出してくれたのが、キミだったんだよねー」 【水星人】 「なんでかその後、持ってたアイスを、 口に入れられたのも覚えてるけどねー。 あれは……バニラ味でしたー」 【水星人】 「ふふ、こーして喋ると……なんだか映画みたいな話だよねー。 でも……これがキミとの出会いだったもんねー」 【水星人】 「その節はー、いろいろごめーわくをおかけしましたー。 今あるこの命は、キミのおかげよー、ぺこりー」 【水星人】 「なのでお礼に、ほれ、頭なでなで〜」 ;SE:1/正面 頭を撫でる音 【水星人】 「(頭を撫でる音:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……でもさ、それについてねー、ひとつ謝りたいんだー」 【水星人】 「……ホントはさー、わたしのルームシェアする相手ね……キミじゃなかったんだー」 【水星人】 「キミの相手もね……実はわたしじゃなくて、もう他の人に決まってたんだよねー」 ;声優さんへ:入星は「にゅうせい」と読んでください 【水星人】 「でもねー、そのお相手さんと入星管理局の人にお願いしたんだー、 ルームシェアをするならー、キミがいいってー」 【水星人】 「出会った時はー、うんめーだって言ったと思うけどー、 ホントはそれ、わたしが演出したものなんだよー」 【水星人】 「だけどもー、キミにはそれぐらい返しきれない恩を感じてるのー。 きぅとあのままだとー、ぜったい死んでたからー」 【水星人】 「だから……こうしてキミが困ってたら……すぐ傍で 助けたいなー、少しでも恩を返せたらなーって思ってさー」 【水星人】 「ごめんねー、口止めされてたんだけど…… やっぱし……キミとはもっと仲良くなりたいからさー。 隠しごとはしたくないなーと思って……」 【水星人】 「がっかりさせちゃったかなー? もし、イヤなら、今から相手を変えてもらうのも、アリだよー」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「……ほぉ〜こうして会ったのもなにかの縁だし…… わたしといると、楽しいかー」 【水星人】 「おまけに、今から、他の星の人とシェアするのも いろいろ気を遣うし……わたしの脱力感がいいー」 【水星人】 「そっかそっかー、ならよかったー。 わたしも、キミの傍にいられるなら、なんでもいーよー」 【水星人】 「というか、こーして、わたしと一緒に暮らせてる時点で、 キミもなかなかの変わり者な気がするけどねー」 【水星人】 「……けど、そんなキミだからー、わたしもいーよ」 ;SE:1/正面 頭を撫でる音 【水星人】 「(頭を撫でる音:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「……まだまだ水星人が地球に来るのは難しいけどさー、 いつかはね、わたしの家族とキミを会わせてみたいんだよねー」 【水星人】 「いやーキミを水星に連れてくのもありかなー?」 【水星人】 「あ……生きていけないーとか、だいじょーぶ。 わたしが、水星でも生活できる装置をー、ちゃちゃっと作ってあげるよー」 【水星人】 「んまぁ、しばらくしたら……すぐに行き来できるとは思うけどね……」 【水星人】 「だけど、そうなったときは……」 ;1/正面 接近 【水星人】 「ずーっと一緒にいようね……」 ;1/正面 通常 【水星人】 「……なーんて、言ってみたりしたら、キミの顔は赤いんだなー。 きゃー、ちょろインー! キミってば、ちょーちょろイン」 ;声優さんへ:小声での演技をお願い致します。 【水星人】 「……そーいう、わたしもキミと同じちょろインだけどさ……」 【水星人】 「ううん、空耳、空耳ー。 たんに、今はこのルームシェアをー、 とことん楽しもうぜーと言っただけー」 【水星人】 「だからー、今日みたく疲れたらー、 また、こーして甘やかしてあげるねー」 【水星人】 「もちろん、わたしが甘えたいときはー きちんとわたしを甘やかすのよー。 ほーれ、こーんな風にねー」 ;SE:1/正面 頭を撫でる 【水星人】 「(頭を撫でる音:少し長めの息遣い)」 ;SE:1/正面 頭を撫で続けながらフェードアウト ――――――――――――――――――――――――― トラック8:子守歌で寝かしつけ ――――――――――――――――――――――――― ;SE:13/後ろ遠方 雨音・強め(継続) 【水星人】 「雨ー強くなったねー。 それに加えて、あくびも増えてきたー。 これで、つーさん、10回目のあくびー」 【水星人】 「これは、いよいよおねんねの時間かなー。 よし、なら、そろそろ身体を起こしましょうかー」 ;SE:リスナーが身じろぐ音 立ち上がる音 【水星人】 「うんうん、そのままわたしが支えてあげるからー、ベッドへゴー」 ;SE:リスナー1/正面→2/右上/→3/右 足音 ;SE:一緒に布団の中に入る ;3/右 接近 ささやき 【水星人】 「……ふぃ〜、雨の音を聞きながらー、 おふとんに入るのは、やはり格別ですなー」 【水星人】 「うーん、なんでわたしまで入ってきてるのかー? そりゃ、あーたを寝かしつけるためよー」 【水星人】 「それに、一緒に寝ることで…… 仲の良さを深めていく狙いもあるのでーす。 ほらほら、おててをつないでー、仲良し〜」 ;SE:リスナー身じろぐ音 【水星人】 「(眠るリスナーを見つめる:少し長めの息遣い)」 ;以下、本格的に寝るので、ここからウィスパー気味で 【水星人】 「うんうん……いいよー。そのまま目も閉じてて……」 【水星人】 「……ねーんねん、ころりーよ……おころーりーよ…………♪ ぼう……やはー、よーい……こ……だ…………ねんね……しーなー……」 【水星人】 「……こらー目を開けちゃダメ―。 んー? なぜ子守歌―? それになんでわたしが地球の子守歌を知ってるのかー」 【水星人】 「んーと、ちいさいころねー、おかーさんが こうしてわたしをよく寝かしつけてくれたんだー だから、地球にも似たようなものあるかなーってね……」 【水星人】 「まあ、水星の子守歌を歌ってあげてもいーけどー、 逆に聞きなれなくて眠れないかもよー」 【水星人】 「それなら、こっちの歌を覚えた方がいいと思ったしだいー。 はーい、そのままわたしの美声に酔いしれて……お眠りなさーい」 【水星人】 「……ねんねん…………ころりよ……♪ おころりよ……♪ ぼうやは…………よい子だ………………ねんねしな…………」 【水星人】 「ぼうやのお守りは…………どこへ行った………………♪ あの山………………こえて………………里へ行った……♪」 【水星人】 「里の……………………みやげに…………………… 何もろうた………………♪」 【水星人】 「でんでん………………太鼓に………………笙の笛…………♪」 【水星人】 「……どぉー? まだ落ち着かないー? じゃあ、これでーどーだー」 ;SE:3/右 衣擦れの音(水星人がリスナーを抱きしめる) 【水星人】 「ふふ…………キミの頭……抱きしめてみました…………。 ほら、耳…………すまして……みて…………?」 :SE:3/右 心音(継続) 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人) 「聞こえる…………ドキドキ、ドキドキ……」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「だいじょうぶ……だいじょうぶ…… ゆっくり……ゆっくり……」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「ん……このまま、もう一回……子守唄……歌うよー」 【水星人】 「……ねんねん…………ころりよ……♪ おころりよ……♪ ぼうやは…………よい子だ………………ねんねしな…………」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「ぼうやのお守りは…………どこへ行った………………♪  あの山………………こえて………………里へ行った……♪」   【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「里の……………………みやげに……… ……………何もろうた………………♪」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「でんでん………………太鼓に………………笙の笛…………♪」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「…………ふふ……よしよし……いいこ……いいこ…………。 ゆっくり………………ゆっくり…………おやすみ…………」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「…………雨、まだ……止まないね………。 でもこの音…………おちつく…………ね…………」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「ふふ…………気持ちよさそうな顔…… 見てるこっちも…………幸せ…………になりそう……」 【水星人】 「(心音を聞かす:少し長めの息遣い)」 【水星人】 「いいこ…………いいこ…………。 君は…………本当に、いいこだよ…………」 【水星人】 「(心音を聞かす:かなり長めの息遣い)」 【水星人】 「これからも…………迷惑をかけるかもだけど、 キミも遠慮しないで……わたしに迷惑をかけていいから……」 【水星人】 「(心音を聞かす:かなり長めの息遣い)」 【水星人】 「………………ん……おやすみ……なさい。 ……また……明日も……………よろしく………」 ;おしまい