【SE:ドアを開ける】 いらっしゃいませ。  ご指名いただきありがとうございます、サヤと申します。 ……あの、申し訳ありませんお客様、ドアを閉めていただけますでしょうか。  わたし、その…… 腕が、無いので……  ドアを閉められないんです…… 【SE:ドアを閉める】 ありがとうございます……  ええと、お客様は、当店は初めてですね?  それでは、改めてこの店のルールを説明させていただきます。 当店は、基本的にNGはございません。  この部屋の中で、お客様は私をどのようにあつかって、何をしても構いません。  尻穴を犯したおちんちんをそのまま私の口に突っ込んでも、首を絞めながら中出しして妊娠させても、顔面を殴りつけて鼻をへし折っても。  オプションの焼印を注文いただけば、私の尻や頬に卑猥な文字を焼き付けていただいても構いません。  ただ、殺害と、この部屋の外に連れ出すことだけは原則として禁止となっております ……え? この腕もここで切り落とされたのか、ですか?  いいえ、これは少し違います。  ここに連れてこられる前に、ヤクザの皆様の肉便器をやっていた時に切り落とされたんです。 その、私、剣道をやっていまして。結構強かったんですよ。  でもその、ヤクザの皆様に捕まって、犯されて、飼われて…… もう二度と剣なんて持てないように、って切り落とされたんです。 ……ここに売り飛ばされたのは、そのすぐ後です。  『価値が落ちた』って言ってました。 ……あ、えっと、お客様、どんな風に遊ばれますか?  まずは口でご奉仕いたしますか? それともまんこにバイブをねじ込まれますか?  尻穴と喉はまだ緩くなっておりませんので、奉仕でもお楽しみいただけますよ……?  気持ちよくさせますので…… ……え? 話が聞きたい?  私がここに来るまでのことを、ですか? ……ええ、はい。かしこまりました。  ただ、私以外の…… このお店のオーナー様や、その関係者様については特定できないようにぼかさせていただきますね? お客様まで怒られてしまいますので。  ……ええ、私の個人情報は問題ありません。  隠すことは禁じられておりますので。高森紗夜という名前も、源氏名でなく本名です。  はい、オプションですが私の卒業アルバムもご確認いただけます。  学園は中退させられてしまったので、写真はあまり多くないですが。  ……修学旅行も、行けなかったので。 と…… 話が逸れてしまいましたね。  そうですね、ここに来るまで、ですか……  ええとじゃあ、まずは、ヤクザさんの肉便器になるところから、でしょうか。 私は、シノギという町で生まれました。  中部の山奥の方の街でして。  小さい上に市町村の再編でできた町ですので、地元の人でもなければ知らないとは思います。 ええ、特に何も名物などなくて、言ってしまえば田舎町です。  でも、良いところですよ?  小さい町ですので、みんな昔からの知り合いでした。  あそこの店はクラスメートの家、そこの角は先輩の家。よく行く本屋は先生の実家、なんて感じで。  学園祭の時なんて、町の人たちがみんな協力してくださってほとんど町じゅうのお祭りだったんです。  屋台をやると言えば軽トラで鉄板から骨組みまで持ってきてくださったり、電飾を使うと言ったら仕事中のはずの電気屋さんまでいらっしゃって。  ふふっ、陳腐な言い方ですけど、町のみんなは家族のようなものでした。 私の家が、なにをやっていたかですか?  はい、私の家はですね、剣術の道場をやっていました。  ……ええ、私も、剣をやっていました。  結構な腕前だったんですよ?  学校では剣道部で、大会で優勝したこともあります。  剣術小町、なんて呼ばれたんです。 ……だから、両腕、切り落とされちゃいました。 ……ええ、もちろんです。そこに至るまで、全部話します。  そうですね、まずはそう、道場に、私の家に立ち退きの要求が来たところからでしょうか。 再開発がどうとか、パチンコ屋がどうとか……  まあ、よくある話でした。理由も提示された賠償額も、彼らの態度も、どれもとても受け入れ難いものであった事も何もかも、よくある話でした。  少し違ったのは、彼らがーー私の家を立ち退かせようとしたヤクザが、とても強引だったこととーー私が、とっても、バカだったことです。 悪戯電話や嫌がらせは序の口、ボヤ騒ぎや盗難ーー  学校にも、近所の家にも迷惑をかけられて……  警察も頑張ってくれたんですが、まるで事態は改善しなくて、限界に至るまでは半年とかかりませんでした。 ……限界を超えた最後のきっかけは、お父さんが闇討ちされたことでした。  私、お母さんは幼い頃に病死したんです。  それから、男手一つで私を育ててくれたお父さんが、私は大好きです。  剣道をはじめたのも、お父さんが教えてくれて、上達するたびに喜んでくれるからでした。 ……私は、バカだったんです。  お父さんが病院に運ばれたって聞いて、もう何も考えられなくなって……  道場に飾ってあった日本刀を持って、ヤクザさんの事務所に乗り込んだんです。 ええ、一人でです。荒事慣れしたヤクザの皆さんがいる事務所にたった一人で。  ふふっ、バカですよね? 死んで当然ですよね?  でも、あの時はそうする以外考えられなかったんです。  よくも、よくもお父さんを、って。  一度そうと思ったら、それまでされてた色んな嫌がらせが次々と思い出されて、絶対に許さない、殺してやるって考え以外何も浮かびませんでした。 それに、勝てると思ってたのもあります。  私、本当に強かったんですよ?  出場した大会では負け知らずでしたし、男子剣道部と試合した時なんて、2対1でのハンデマッチでも勝っちゃいました。  シノギの剣術小町って言えば地元では有名人だったんです。  ……だから、ヤクザの皆様も知ってたんですよね。 ……今でも、覚えています。  事務所のドアを蹴り破って、刀を鞘から抜いて。  次の瞬間に、腕を銃で撃たれました。  痛みは感じなかったんですけど、身体が衝撃でブレて、刀も取り落として。  えっ、何で……? って思ってたら、今度はスネを撃たれました。 ……待ち構えてたんですよね。  私がノコノコと事務所にやってくるのを待ってたんです。  後で、道場を出たところからずっと見張られてたって教えてもらいました。  私、本当にバカだったんです。 足を撃たれて転んで、血が出てるのを見て、やっと自分の状況と、痛みを理解しました。  痛くて、怖くて、怒りで茹だっていた頭が一気に冷たくなって。  いやーー、って叫んだんですよね。ふふ、ほんの数秒前まで日本刀持ってころしてやるー、なんてやってたのに。あは、アハハ…… う、ふうっ、ぐ…… ……失礼、いたしました。  はい、その後は、口を塞がれて、無理矢理、服を脱がされました。  あ、はい。その時の服は制服でした。  申し訳ありません、その時の制服はもう、プレイの一環で燃やされてしまいまして。  オプション料金は、確か、三百円だったと思います。  はい、いつも着ていた制服なんですが、何度も精液と小便をかけられて、雑巾がわりに使われてボロ切れみたいにされちゃいまして。  最後は、おまんこに無理矢理ねじ込まれて、そのまま火を付けられました。 ……あ、でも大丈夫です!  おまんこが焼ける前に消火していただけましたので、まだ私のおまんこはちゃんとセックスできます!  その、すっかり緩くなってしまいましたが、頑張って腰を振りますので、お客様を気持ちよくさせれます。  それに、まだ妊娠もできますので……! 壊す前にちゃんとお楽しみいただくことができますので……! どうか……! ……え、そんなに怯えなくても大丈夫? 焼いたり、しない?  ……あ、あははは…… ごめんなさい……  このお店のお客様は、そういった行為を好まれる方が多いので…… もっと話を聞きたい、ですか。  わかりました、続けますね。 手足を撃たれて取り押さえられて、私は、犯されました。  簡単な止血だけはされましたが、腕と脚に穴が空いたまま裸にひん剥かれて、頭の上で腕をまとめて押さえつけられて。  撃ち抜かれた脚じゃバタつかせることもできなくて、仰向けのまま股を広げて、犯されました。 処女を奪ったのは、歯が欠けた小太りのヤクザさんでした。  お父さんよりも年上だったのかな、たぶん。  虫歯だらけで、口からひどい悪臭をさせていたのをよく覚えています。 私、男の人と付き合ったこともなかったので、その時にはじめておちんちんを見たんですよね。  今ならわかるんですけど、その人、真珠入れてたんです。  茎の部分がぼこんって膨れて、元の亀頭と同じぐらい太いんですけど、カリ首のあたりに真珠がうまってて……  よく見えるように目の前に持ってこられて『記念すべき初体験の相手をよーく覚えておけよ』って言われて。  ……怖くて、悲しくて、痛くて…… 挿入もされていないのに、泣きながらおしっこを漏らしちゃったんです。  もう、みんな大笑いで、『こわくないでちゅよ〜』ってバカにされて、涙が止まらなくって、それで、股間から引き裂けるみたいな音がして、処女を奪われました。 痛みは、あまり気になりませんでした。  知ってます? 人間って、複数の部位が痛んでると、一番痛いところしか気にならないんです。  その時は、穴が空いた手足の方が、おまんこより痛かったんです。 でも、私の処女を奪ったヤクザさんはそれが気に食わなかったんです。  腰を掴まれて、物凄い力でおちんちんを奥にねじ込まれました。  まだ固くて閉じていた私のおまんこが、ビチビチって音を立てて千切れて。  あんなの、挿れてる方も痛いだけだったと思うんですけど、ひーひー泣き喚く私を見下ろして欠けた歯をむき出しにして笑って、すごく気持ちよさそうにしていました。 ……その後のことは、あんまり覚えていないんです。  射精されたら、すぐに次のヤクザさんに犯されて、怒鳴りつけられて、おちんちんをしゃぶらされて、殴られて、痛いとか、臭いとか、やめてとか叫んだと思います。  それで、何が何だかわからなくなるまで犯され続けて、いつの間にか気を失ってました。 ただ、その時にファーストキスを奪われたことはよく覚えています。  いきなり口がヌメヌメしたもので塞がれて、次の瞬間にすごい悪臭がして、必死で首を引いて逃げようとしたんですけど、顔を両手で掴まれてまるで動かせなくって。 今思うと、ファーストキスはウンチみたいな味がしました。  あ、はい。ここに連れてこられた後ですが、ウンチは食べさせられたことがあります。そういうお客様がいらっしゃいまして。  食べさせられた瞬間にファーストキスのことを思い出して、あ、私のファーストキスって、ウンチの味だったんだなってわかっちゃいました。  えへへ、ひどいですよね。すっごく汚いんです、私。 あ、ご、ごめんなさい、汚いですよね。  ご気分を悪くされましたか?  ……大丈夫、ですか、ありがとうございます……  えっと、はい、続き、話しますね? 処女を破られて、マワされて、気絶して…… 目が覚めた時、私は地下室のベッドの上で寝かされてました。  目に入るものは全部灰色の壁と床、それから重そうな鉄の扉でした。 ……ああ、後で気が付いたんですけど、あの部屋、部屋の端っこに蛇口とホース、それから部屋の真ん中に排水溝があったんですよ。  色んな汚れを、洗い流すためにあったんでしょうね。  精液とか小便とか、血とかも、全部。 もちろん逃げようと思いました。  でも、寝ている間に首輪がつけられていて、その首輪からは鉄の鎖が伸びてたんです。  鎖が括り付けられてるベッドは鉄製で、とても引きずっていける物じゃなくて。  ここから逃げられないのは明らかで、もう、私怖くって。  ガタガタ震えだしたのを、裸だから寒いだけ、なんて誰にするのかわからない言い訳しながら、全裸のまま膝を抱えて縮こまってました。 すぐに扉が開いて、私を犯したヤクザさん達が入ってきました。  私は、確かそう、こんなことしてタダで済むと思ってるの! とか言ったんでしたっけ。  でも、みんなニヤニヤと笑顔を浮かべて相手にもしないぞって感じで…… 腹が立って、でも怖くて、泣きそうになりながら睨みつけていたら、言われたんです。  『お前が生きている間は、お前の親父もお友達も見逃してやる』って。 その時は、意味が分かりませんでした。  そのままヤクザさん達がまた近づいてきて…… 犯されてたまるもんかって、抵抗しようとしたんです。  でも、私の手が届かないベッドの上側に回り込んだヤクザさんが、思いっきり鎖を引っ張って。  ピッタリした首輪を引かれると、首がって言うか、骨が引っ張られるみたいになるんですよね。  一瞬で視界がブレて、頭を下げて這いつくばってお尻を掲げる、犬みたいな姿勢になって……  それで、思いっきり股間を蹴り付けられて、また、お漏らししちゃったんです。  痛くて、情けなくて、涙が出てきて、そうしたらヤクザさんが後ろから覆い被さってきて…… 後はもうひたすら輪姦されるだけでした。 ああ、お尻の穴を犯されたのはその時が最初でした。  使う前に洗ってやるって言って、ビールを瓶からお尻の穴に注いできたんですよ。  まだその時はほんの数人に犯されたばかりだったから私も元気で、まんぐり返しで押さえつけられたまんま、お腹にビール注がれながら、キャンキャン喚いて嫌がってたんですけどね。 すぐに世界がぐるぐる回ってきて、でもお腹の中はシュワシュワして気持ち悪くって、やめろ、って言ったはずなのに言葉にならなくて、私を見下ろすヤクザ達の笑い声が恐ろしくって。  気持ち悪いのが強くなって、仰向けのままゲロを吐いたんです。  酸っぱい胃液の味と、生臭い精液でぐちゃぐちゃのゲロ、自分で自分の顔にぶちまけて、汚物まみれにしちゃったんです。 もちろん、ヤクザさんは怒りました。  手にかかったって言って。  それで、お尻に刺さってたビール瓶抜いて、お腹をボゴンって殴りつけて…… ……私、あんなになっても、見られたく、なかったんですよね。  散々犯されて、裸に剥かれて鎖で繋がれて、おもらしだってもう見られてたのに……  ウンチするとこを見られるのだけは、許して欲しいって思ってたんです。 お腹殴られたら、出しちゃいました。  ビールで浣腸されたウンチを、ブシャーってスプリンクラーみたいにぶち撒けたんです。男の人達に見られながら、罵られながらウンチしたんです。  えへ、人間がしちゃいけないようなことさせられちゃったんです。 その後は、ヤクザさん達に散々に罵倒されました。  私がどれだけ惨めで無様で人間としてあり得ない生き恥を晒しているかをとっても丁寧に教えていただいて。  泣いたり喚いたりして声を遮ると、またお腹を殴られるんです。  もちろん、お尻にはまたビールが注がれています。  結局3回ぐらいは罵倒されながらウンチして、そのあと、お尻の穴を、犯されました……  う、ぐっ…… ぐすっ…… え、えへへ、知ってます? お尻の穴を犯されると、すごいんですよ?  ゾリゾリって、背骨を擦られてるみたいで、おちんちんで身体全部削られてるみたいになっちゃうんです。  背中までピンと張ったまま、ぞりぞりぞりぞり、勝手にめちゃくちゃに乱暴に掻きむしられるみたいになるんです。 もちろん、おまんこも一緒に犯されました。  口でも咥えましたし、傷跡から血が出てるのに手も使わされて、順番待ちのヤクザさんにお腹を蹴り付けられて。  私、それでわかったんです。  さっきの『お前が生きている間は見逃してやる』って言葉の意味。  私、これからずっと、死んだ方がマシな目にあわせるぞって言われたんです。  なのに死ぬことも許されないんだって、わかったんです。 それから、私は肉便器になりました。  ヤクザの皆さんは毎日、かわるがわる地下室に来て、私を犯していきました。  犯されて、おちんちんをしゃぶって、精液とおしっこを飲みました。  はじめは、抵抗しようとしました。でも、すぐに諦めました。  だって私は裸の上に鎖までつけられているのに、ヤクザの皆さんはいつも何人もいたんです。 私を犯そうと近寄ってきたヤクザさんに反抗的なことを言ったり、睨みつけたりする度に、後ろからいきなり鎖を引かれるんです。  首がしまって、ぐえって情けなく悲鳴をあげたところで、顔を思い切り殴りつけられました。  そのまま男の人の力で押さえつけられて、何度も何度も殴られて、抵抗できなくなったところでおちんちんがおまんこにねじ込まれるんです。  濡れないのなんて最初だけでした。  何日も何日も、起きてる間はずっと犯されていたから、すぐにおまんこはずっと濡れっぱなしになりました。  いつも犯せるように、いつでも使えるように身体が作り変わったんです。 おまんこが勝手に濡れていくんです。  ずっと、ずっと私たちに嫌がらせをしていて、殺してやるって思ったはずのヤクザさんを見るだけで、身体が震え出して勝手におまんこが濡れていくんです。 憎まなきゃ、せめて心だけはって思うのに、怖くて怖くて、殴らないでください、犯さないでくださいって気持ちだけが身体から出てくるんです。  道場であんなに鍛えたはずの心は、なんの役にも立たなかったんです。  男の人にも負けないだなんて思い上がりでした、竹刀で打ち込まれる痛みなんて、顔面を殴りつけられるのに比べれば痛くなんてありませんでした、鍛えた腕なんて簡単に押さえ込まれました。  おまんこを締め付けて妊娠させてくださいって叫ばされながらサンドバッグにされることしかできませんでした。 でも、頑張ったんですよ?  寝ているところを犯されながらお腹を殴られて起こされたり、おしっこかけられた残飯を犬食いしながらお尻を犯されたり、お腹いっぱいに詰め込まれたスライムをひり出すところとか全部録画されても、絶対に許さないって……  いえ、私は人間だって、まだ、思っていたんです。 ああいえ、腕を切り落とされた時じゃないんですよ、私が人間を諦めたのはもっと早かったです。  そうですね…… えっと、お客様の指で私の歯、触ってみていただけますか? 【SE:口内をいじる】 ん…… あ……  えへへ、柔らかいでしょう?  この歯、全部入れ歯なんです、ゴム製の。  ゴム入れ歯有りのフェラと、入れ歯外しての歯茎フェラ、どちらも普通はできないサービスですので、評判良いんですよ。 ……ええ、はい。私が折れたのは、この歯を抜かれた時です。  あの時、はっきり理解したんです。私、もう人間じゃないんだって。 あの日も、いつものように犯されていました。  その時はまだ、私のおまんこもそんなに拡がっていなくて、普通におちんちんを入れられているだけだったので余裕があって。  仰向けで子宮の中に精液注がれながら、喉をおちんちんで抉られて、それでもまだ、ヤクザさんを見上げながら睨みつけようとしてました。  もちろん、ヤクザさんは私を見下ろしながら笑いました。  ごつんごつんって、私の顔面に腰ごと叩きつけて、金玉が私の鼻を何度も叩いて、情けなくて涙が出ました。  それで、喉奥で膨らんだおちんちんが射精して、食道に直接精液が貼りついて…… それでも、一息つけるって思ったんです。  ほんの少し、休めるなってホッとした時に、私の喉におちんちんを突っ込んだまま、そのヤクザさんが言ったんです  『腕をへし折ってやったやつの娘にチンコしゃぶらせるのは楽しいな』って。 ……はい、ご想像の通りです。  私は馬鹿なので、何も考えずにそのちんちんに噛み付いたんです。 まずは、思いっきり顔を殴られました。  お父さんの腕をへし折った拳で、私も殴られました。  それで、前歯が一本折れたんです。  でも私はその前歯を吐き出しながら、そのヤクザさんに言ったんです。  『このゲス野郎! 次は噛みちぎってやる!』なんて。 ……その時、ヤクザさんの目がゾッとするほど冷たくなりました。  私を犯していた他のヤクザさんも、すぐに犯すのをやめて、無言のまま私を仰向けにしてベッドに縛り付けはじめました。  まるで、解剖台に設置するみたいでした。  いよいよ殺されちゃうんだろうかって思って、怖くなって、離せ、殺してやる、ゲス野郎、クズって色々叫びました。  でも、一言も返ってこなくって、さっきのヤクザさんが、無言で顔の横にやってきました。 睨みつけたところで、気がついたんです。  手に、ペンチを持ってるって。  何をされるかやっと気がついて、慌てて口を閉じて歯を食いしばったんです。 もちろん無駄でした。  唇は指でこじ開けられて、さっき殴られて折れた前歯の穴のところに、ペンチが潜り込んできました。  ガチんって音がして、歯に、鉄の冷たさが伝わって。  悲鳴を上げるより先に、ミチミチ音を立てて、歯が引き抜かれはじめました。  力づくで引っ張られて、歯に張り付いていた肉がぶつぶつ音を立てながら引きちぎれて、繋がった神経が引き摺り出されて。 歯って、骨に埋まってるんですよね。  だから、引き抜かれる歯と骨が当たって削れて、もう頭がガンガンするぐらい痛くて。  なんでもするから許して下さいって言おうとしたんですけど、あーって悲鳴にしかならないんです。  ブチブチブチって音がして、神経が千切れるんです。引っ張られるだけで痛くて痛くて仕方ないのに、神経がそのままぶちんって千切れていくんです。  顔の内側が千切れて、千切れた神経がビリビリと冷たくて痛いんです。  それが、途切れないんです。 一番痛いところが過ぎたら次の痛いのが来て、でもさっき引きちぎられた神経もまだ痛くて、ブチブチ音を立てながら顔が二つに裂けていくんです。  知ってますか? 歯に繋がってる神経って一本じゃないんですよ。植物の根っこみたいに、何本もの神経が骨に張り巡らされるように埋まってるんです。  それが、次から次へと千切れていくんです。  神経の一本一本が、引き伸ばされて限界を迎えてばちーんって千切れていくんです。  呼吸なんてとても出来ませんでした。  神経が一本千切れるたびに肺の空気を全部吐き出して身体全部が暴れ出すんです。 でも、神経が千切れるたびに歯がすこしずつ引き抜かれていくんです。  神経が千切れて緩くなった歯がグリって捻られて、肉がグチャって潰れて、骨がビリビリ痺れて。  それで、ズルって、奥の何かが、歯と一緒に引き抜かれるんです。  痛みでビクビク痙攣しながら、身体の奥から引き抜かれるのが怖くて苦しくて、殺さないでって言おうとして、それすら出来なくてーー  ぶつんって音と一緒に、目の前が一瞬光って見えなくなりました。  遅れて痛みがやってきて、それで、私の歯が引き抜かれたことが、わかりました。 もう、私に反抗心なんて残っていませんでした。  痛くて怖くて、なんでもするからもう酷いことしないで欲しいってだけ思ってました。 だってそうでしょう?  痛くて痛くて、まだ痛くて。死んでしまいそうなんです。  穴の開いた歯茎からはずっと血が出てきて、呼吸をするだけで傷口が震えて顔が全部痛くなるんです。  口の中が血まみれになって、仰向けのままだからそれで溺れかけて、手足がガクガク震えだしてーー そうしたら、ですね。  下の歯が、ペンチで掴まれたんです。 叫ぶこともできなかったから、黙ったまま泣きました。  出血と涙で、脱水症状になっちゃうかもな、なんて呑気なこと考えてーー次の瞬間に、歯を捻じりながら引き抜かれたんです。 足が勝手に、バタバタと動いてたのは覚えてます。  人間って、痛すぎると身体が勝手に動くんですよね。  感覚なんてわからないから、手足がラジコンになったみたいでーー  それで、やっと気を失ったんです。 上下合わせて、八本の歯が引き抜かれた後で、目を覚ましました。  もう、拘束はされてなかったんですけど、動こうなんて思いもしませんでした。 さっきまで前歯が生えていた場所は、もう何もありませんでした。  顔の前半分が全部焼けてるみたいで、痛いよ痛いよって言いたいんですけど、それすら痛くて言えないんです。 それから全身がすごく寒くて。今思うと、血が出過ぎてたんでしょうね。  ガチガチ奥歯を鳴らして震えるんですけど、その振動がまた痛むんです。 そうしたら、髪を掴まれて顔を引き上げられて……  目の前に、お父さんの腕をへし折った男のおちんちんがありました 私の口は、なんの抵抗もなく犯されました。  ふふっ、文字通り、歯向かうことなんてできなくされちゃったんです。  朦朧とした意識のまま、血でドロドロになった口をおちんちんでかき回されて、憎んだはずの相手の精液を飲まされてーー  やっと理解したんです。  私は、人間じゃない。突っ込まれるだけの穴に成り果てたんだって。 ……それからは、いっそのこと穏やかでした。  ただ犯され、嬲られるだけの肉であることを受け入れてしまえば、ただ耐えていればいいんですから。  陰毛を焼かれるのも、犬に犯されるのも、おまんこに拳をねじ込まれるのも、全部全部耐えました。  奉仕しろと言われれば、少しでもおちんちんが気持ち良くなるように舌も口も手も使って、あらゆるところを舐めさせていただきましたし、おまんこの締め付け方も腰の振り方もたくさん覚えました。  ……もっとも、最初の方は上手にできなくて、怒られてしまうこともありました。  そういう時は、残っていた歯を引き抜かれました。  私が一番怖がるから、というのが一番の理由でしたが、全抜歯している方が口奉仕が気持ち良いというのもあったそうです。  実際、最後の方はご奉仕はちゃんとできてたんですよ?  でも、ヤクザの皆さんは私の歯を抜きたいから、めちゃくちゃ言うんですよね。  犯されてる間、3リットルの浣腸を一滴も漏らすなって言ったり、声を出すなって言いながらおまんこに火のついたタバコをねじ込んだり。  最後の歯を抜かれちゃった時は、10分以内に3人に射精させろって言われた時でした。  あ、射精させるの自体は成功しましたよ?  みんな100回以上咥えたおちんちんですから、弱いところだけをとにかく急いでぎゅーって締め付けて吸い付いたら、ギリギリで間に合ったんです。  ……そうしたら、『雑な奉仕をした』って言われて、歯を抜かれちゃったんですけどね?  よろしければ、その時の私の動画も観ますか?  なんで、どうしてって喚きながら歯を引き抜かれるところが無様で面白かったから、撮影されたんです。 それからも、いろんなことをされました。二年ぐらい、ずっと地下室で使われ続けてました。  はい、外出は一度もありません。  ここに運ばれた時もコンテナみたいな箱に入れられてきましたし、私が外を見たのは、事務所に殴り込みに行ったあの日が本当に最後です。 まあ、もしも連れ出されたとしても、もうまともに歩けないんですけどね。  股関節が壊れちゃったみたいで、立つのがやっとなんですよ。  筋肉もすっかり落ちてて、ほら、骨が浮いてるでしょう?  昔は筋肉がついた脚を見られるのが嫌で、ミニスカートを履かないようにしてたんですけどね。  ……もっと、色々着ておけば良かったな。 でも、そのおかげでここでは首輪を外してもらえたので、それだけはちょっと良かったですね。  はい、他の女の子は首輪が付いてたり、脚の腱とか、脚そのものを切られたりしてますよ。  私は歩くこともまともに出来ないし、この通り、両腕が無いですから。  必要ないからってことで拘束を外してもらえてるんです。 ええ、もう、何もできませんから。