女友達の家でだらだらシリーズ第三弾  103号室ハーフのフレンド、茅場クリス ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック1:オープニング。帰宅 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;タイトルコール ;SE:鍵を開ける音 ;SE:扉を開け閉めする音 ;ボイス位置:7 隣から 【クリス】 「イエエエエエエエエイ! ハッピーホーリデーイ! 帰宅ゥー! イヤッフゥウウウウウウウウウ!!」 ;ボイス位置:7 噛みしめるように 【クリス】 「ンンンン……ナイス。ナイスナイスナイス。グッド。ベリーベリーグッド……休日、最高」 ;ボイス位置:7 囁き声で 【クリス】 「ふぅ……。あなたもお疲れさまです」 ;ボイス位置:7 普段の感じで 【クリス】 「いやー、今週の講義もきつかったぁ……」 【クリス】 「何故大学になった途端、ヒトコマの講義時間は90分になるのか……」 【クリス】 「確かに、集中力の限界は90分って言いますけど……10分20分程度の休憩で回復するはず無いでしょう!?」 【クリス】 「しかも教室移動もあるから、休憩時間は実質ゼロ……!!」 ;ト書き:「パフォーマンス」は発音良く 【クリス】 「常に限界のパフォーマンスを求めないでいただきたい! 私はそう思いますね!」 【クリス】 「そういえば知ってます? ドイツの大学にはヒトコマ一時間の所があるみたいですよ! さすが素晴らしき我が故郷(こきょう)! 今すぐにでも転入したい!」 【クリス】 「まあ私、日本生まれ日本育ちのハーフなんで、ドイツ語全然わかりませんけどね!! ハッハッハ!! ……はぁ……疲れた」 ;SE:手を合わせて擦る音 【クリス】 「今の私は無です……無我の境地……アー、ベー、ツェー、デー(abcd)……」 ;SE:クリスのお腹の音(くぅーん等、可愛い系) 【クリス】 「へへ……。お腹減ってきましたね! 手を洗ってご飯にしましょーか!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2:本日のお疲れ様会 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【クリス】 「ごほん。えー、本日はお集まり頂き誠にありがとうございます」 【クリス】 「これより、本日のお疲れ様会をですね、執り行いたいと、はい、思います」 【クリス】 「皆さんお酒は持ちましたかー! いくぞー! かんぱーい!!」 ;SE:ジョッキを合わせる音 【クリス】 「ごくっ……ごくっ……ごくっ……」 【クリス】 「ぷはぁー! この喉越しが、疲れを洗い流してくれますねー!」 ;SE:ボイルしたソーセージを食いちぎる音 【クリス】 「はぁぁ……少し辛めのボイルソーセージが、これまた美味い……」 【クリス】 「え? もっとお上品に? わかりましたよ〜……」 ;ボイス位置:7 上品とは真逆な感じで 【クリス】 「はぐはぐはぐはぐっ、ぐぁつがつ、むしゃむしゃむしゃ……」 【クリス】 「ごくごくごくごく……」 【クリス】 「ふぅ……。このおいしさ、茅場クリス(かやばくりす)平和賞受賞です。おめでとうございます」 【クリス】 「ソーセージのスパイシーな肉汁(にくじゅう)と、ビールのビターなテイストが程よくマッチして、今回の受賞と相成りました」 【クリス】 「んぐっ、んぐっ」 【クリス】 「美味しいな、ああ美味しいな、美味しいな。クリス、心の一句」 【クリス】 「まあ、こんなにも美味しく感じるのは……」 ;ボイス位置:7 囁き 【クリス】 「あなたの隣で食べてるからなんですけどね。……へへっ」 【クリス】 「んん……んっ、んっ。なんかこういうの、気恥ずかしいですね……実に、実に」 【クリス】 「気を取り直しましょう! はいリセット!!」 ;SE:自分の両頬をぺしぺしする音 【クリス】 「というわけでお口直し!」 【クリス】 「今日は! さらに! ドイツっぽいおつまみを〜〜〜〜ご用意しましたっ!」 【クリス】 「一応私、ドイツと日本のハーフなので!!」 【クリス】 「はいこれ! どーん! シュニッツェル!! グート……!」 ;ボイス位置:7 最後はねっとり 【クリス】 「とんかつに似てる? ノンノンノン……シュニッツェル。シュニッツェェェル……」 【クリス】 「帰ってくるタイミングに合わせて、オーブンで温めておきました! 天才! ジーニアス!」 【クリス】 「あ、ちなみにジーニアスは、英語もドイツ語も同じような発音ですよ。今週の豆知識」 ;ト書き:お手数ですが、後ろは実際のタイトルに合わせて読んでいただけますと幸いです。 【クリス】 「それではまた来週ー! 女友達の家でだらだらシリーズ第三弾103号室ハーフのフレンド、茅場クリス(仮)……完」 【クリス】 「まあ終わらないんですけどね! ハッハー!」 【クリス】 「シュニッツェルを食べずには終われませんよ!! ウゥゥウウウウイェイッ!」 【クリス】 「じゃあ早速……はいっ! あーん!」 ;SE:サクっとした音 【クリス】 「美味しいですかー? 美味しいですよね!!」 【クリス】 「なんせこの私が作ったのですから!! えっへん!」 【クリス】 「とても良い豚肉に、とても良いパン粉に、とても良い卵に、とても良い小麦粉!」 【クリス】 「美味しくて溶けちゃいそうでしょう? ささ、もう一口」 ;SE:サクっとした音 【クリス】 「本場のレシピではパン粉にレモンを入れる場合もあるようですが、茅場家は入れません!」 【クリス】 「肉をとんとんと薄く延ばして、小麦粉をまぶして、卵に絡めて、パン粉をパンパン!! そして揚げ焼きです!!」 【クリス】 「肉を叩くのと揚げ焼きするのがとんかつとの違いですね。この二つが食感に多大な影響を及ぼしています。あーむっ」 ;SE:サクサクとした音 【クリス】 「んーっ! 美味しい〜」 【クリス】 「今年一番の出来と言われた、先週のシュニッツェルよりも美味しいです!!」 【クリス】 「ああ、ちゃんとお出し出来るかなと思って、自分で試しに作ってみたんですよね」 【クリス】 「さすがに練習無しで、大切なあなたに手作り料理を食べさせるわけにはいかないので……」 【クリス】 「えっ? あれっ? 私今なんて言いました? オーオーオー……ワタシ、ドイツの民(たみ)ダカラ、ニホンゴワッカンナイデース、ハハハ〜」 【クリス】 「……まあ、あなたには会った時から、生粋の日本人だってバレていますけどね」 【クリス】 「聞かなかった事にしてくださいね。ほじくり返されたら、死ぬので」 【クリス】 「ワタシ、マダ、シニタクナイデース」 【クリス】 「今はまだ、あなたとゆっくりとした時間を過ごしたいんですよね」 【クリス】 「ごくっごくっごくっ……ぷはーっ!」 【クリス】 「さぁ! 今夜はとことん飲みますよー!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3:夜の歯磨き ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 隣で肩に頭を預けながら 【クリス】 「ふぅー……晩ご飯も食べたことだし、美味しいお酒も飲んだし!」 ;SE:立ち上がる音 【クリス】 「歯を磨いて寝ましょう!! オー!」 【クリス】 「お酒飲んでるけど歩けますかー? いきますよー?」 ;SE:二人でふらふらと台所に歩いていく音 【クリス】 「とうちゃーく! 徒歩10秒! 好立地(こうりっち)!!」 ;SE:水を出してコップに注ぐ音 【クリス】 「はい! お口を開けてください!! オープンセサミッ!」 ;SE:頭を撫でる音 ;ボイス位置:1 【クリス】 「あはっ。良い子良い子〜」 【クリス】 「ネクスト。レッツグジュグジュ! イエー!」 ;SE:口をゆすぐ音 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「グート……ふふふっ」 【クリス】 「アンドリリース!!」 ;SE:口から水を出す音 【クリス】 「ハハッ。オーケーオーケー。ラッス、ウンス、ゲーェン! つまりはレディゴゥ!」 ;SE:歯磨きの音 前歯 ;ボイス位置:1 【クリス】 「歯ブラシシュシュッ、シュシュッシュシュ!」 (軽い感じで) 【クリス】 「……あははっ。テンション高くてごめんなさい〜」 【クリス】 「最近、隣の部屋の人からラップするゲーム借りて、ちょっと影響されちゃいました。えへへっ」 【クリス】 「ま、ラップは出来ないんですけどね!」 ;SE:歯磨きの音 左奥歯表 【クリス】 「奥歯奥歯! 奥歯……? ううむ、韻を踏むのは難しいですね」 【クリス】 「お、う、あ……おうあ……んー……。よーし! 普通にやりますか!」 【クリス】 「(左前奥歯全体を磨いている間、息遣い)」 【クリス】 「集中しちゃうと、どうしても話しづらいですね」 【クリス】 「でも、静かなあいだも、あなたの顔を見ているだけで落ち着きます」 ;SE:歯磨きの音 右奥歯表 【クリス】 「こうやって、あなたの歯を私が磨くようになったのって、いつからでしたっけ」 【クリス】 「たしか……2、3回目の宅飲みの時ですよね。あなたがべろんべろんに酔っちゃって」 【クリス】 「あなたの事、なんでもそつなくできる人だと思ってたから。こう言うとちょっとアレですけど、あなたの弱い所を見れて嬉しかったです」 【クリス】 「小学生の時から、近くにいても遠い存在だと思っていましたから」 【クリス】 「(歯を磨いている間、息遣い)」 【クリス】 「はーい、もう少し口を開けてくださいねー、あーーー」 ;SE:歯磨きの音 右の歯の裏 【クリス】 「思えば長い付き合いになりますねぇ……。小学生の時にいじめられていた私を守ってくれて、それからちょくちょくお話して」 【クリス】 「中学生、高校生と、ずっと友達のまま。大学生になった、今も」 【クリス】 「社会人になっても、私たちって友達なんですかね?」 【クリス】 「さすがに会社は、2人とも同じという訳にはいきませんからね……」 【クリス】 「でも。会社は別々でも、またこうして2人で過ごしましょうね」 ;SE:歯磨きの音 左の奥の歯 【クリス】 「ふふふ……私も結構、歯磨きが上手くなったと思いませんか?」 【クリス】 「あなたの歯を磨き始めて、およそ1年くらいですからね。歯磨き専用のお店も開けるくらいには上達したと自負していますよ」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「まあ、あなた以外の歯を磨くつもりは無いですけどね」 【クリス】 「私が歯を磨くのは、あなただけ。特別です」 ;SE:前歯の裏を磨く音 ;ト書き:話しにくくなったのを誤魔化すように ;ボイス位置:1 【クリス】 「あーっと……顎、疲れていませんか? ここを磨いたらちょっと休めますからね」 【クリス】 「(三十秒ほど、磨いている間息遣い)」 【クリス】 「OKOK。リフレッシュしましょう。お水、流し込みますね」 ;SE:口を清める音 ;ボイス位置:3 【クリス】 「ぐじゅー、ぐじゅー、ぺっ」 【クリス】 「では仕上げに取り掛かりますよー!」 ;SE:歯の噛む部分を磨く音 右半分 ;ボイス位置:1 【クリス】 「この歯磨きですけど、あなたはご満足いただけてますか?」 【クリス】 「ここをこうして欲しいとかあったら言ってくださいね、練習しておきますから」 ;SE:歯の噛む部分を磨く音 左半分 【クリス】 「いよいよ終わりですね。最後まで丁寧に磨きますね」 【クリス】 「(三十秒ほど、歯を磨いている間息遣い)」 【クリス】 「はーいおしまいでーす」 【クリス】 「じゃあお口ゆすぎましょうね」 ;SE:口をゆすぐ音 ;ボイス位置:3 【クリス】 「ぐじゅぐじゅー、ぐじゅぐじゅー、ぐじゅぐじゅー……ぺっ」 【クリス】 「おつかれさまでしたー! ふぅ。一仕事した後は達成感がありますね!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック4:添い寝 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:9 【クリス】 「ふわ〜ぁ、じゃあ寝るとしましょうかぁ〜」 ;SE:布団に横になる音 【クリス】 「……あれ? なんか今日、いつもより遠くないですか?」 ;SE:近づいてくる音 ;ボイス位置:1 ここから寝るまで全体的にゆっくり目にお願いします。 【クリス】 「よいしょっと……へへ。これでいつもの距離になりましたね」 【クリス】 「お互いの息がかかる距離……私、大好きです」 【クリス】 「もちろん、あなた限定で、ですけどね」 【クリス】 「あなたの顔を見ていると、これ以上なく良い夢を見れるんです」 【クリス】 「あは。私もだいぶ酔ってしまったようですね」 【クリス】 「酔ったついでにあなたの腕、お借りします」 ;SE:腕を引っ張り出される音 【クリス】 「あなたの腕が、私にとって最高の枕です」 【クリス】 「もしかしたら、前に酔った時も同じ事を言ったかもしれませんね」 【クリス】 「恥ずかしいな……朝起きたら、聞いてなかった事にしてくださいね?」 【クリス】 「この距離感のままでずっといたいんです」 【クリス】 「……私、臆病ですから。楽しい毎日が終わってしまうのが怖いんですよ」 【クリス】 「人は始まりがあれば終わりのある生き物ですから」 【クリス】 「だから確実だと思えないと……この関係が変わることはないって思えないと、一歩を踏み出せないんです」 【クリス】 「死ぬまで永遠に楽しい毎日だといいな、って。そう思います」 【クリス】 「……あはは、しゃべりすぎちゃいましたね。そろそろ寝ましょうか」 【クリス】 「おやすみなさい。明日もまた仲良くしてくださいね」 【クリス】 「(少し間を置いてから数分寝息を流す)」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック5:ドラッグストアへ買い出し ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 優しく 【クリス】 「おはようございまーす」 ;ボイス位置:1 優しく 【クリス】 「目は開いていますけど、目覚めましたか?」 【クリス】 「休みですし、もう少し寝ていてもいいですよ」 【クリス】 「起きたらお買い物に行くので、付き合ってくれると嬉しいです」 【クリス】 「朝ごはんを作りながら待っていますね」 (少し間を置く) ;SE:自動ドアが開く音 ;SE:スーパーの環境音、素材がございましたら ;ボイス位置:3 普段の感じで 【クリス】 「はい。という訳で、ドラッグストアにとうちゃーく!」 【クリス】 「ドラッグストアってすごいですよね! なんでもある!」 【クリス】 「衛生関係の商品はもちろんのこと、食べ物も安くて豊富で!」 【クリス】 「コンビニよりはちょっと遠いんですけど、ついつい足を伸ばしちゃうんですよね」 【クリス】 「ほら、これ見てくださいよ、これ!」 【クリス】 「卵10個入り、税込み100円ですよ!? すごくないですか?」 【クリス】 「つまり卵1個につき10円! 2個使っちゃっても20円! 安い!」 【クリス】 「もやしも20円! 安い!」 【クリス】 「もやしはどこでも安いですけど、このお値段はなかなかに革命的じゃないですか?」 【クリス】 「しかも、しかもですよ。このもやしと卵……栄養価まですごいんですよ……!!」 【クリス】 「調味料込みでも、1日3食200円かからないんですよね。天才の食材であらせられる?」 【クリス】 「まあ、3食連続たまごともやしは、味変アリでも流石に飽きますけどね」 【クリス】 「あとここ、6枚切りのパンも70円くらいで買えるんですよ」 【クリス】 「ちゃんと利益出ているんですかね?? ありがたいんですけど、ちょっと心配になっちゃいます」 【クリス】 「とりあえず卵ともやしとパンは入れておきましょう!! イェイッ!」 ;SE:かごに食材を入れる音 【クリス】 「あとはお酒! アルコールッ!! フゥー!」 【クリス】 「昨日はビールだったから、別のものを飲みたいですよね。何が良いですかー?」 【クリス】 「ワイン? 焼酎? チューハイ? 日本酒?」 【クリス】 「日本酒、良いですねぇ……熱燗(あつかん)にして……こう、くいっと」 【クリス】 「でもシュワシュワしたものも捨てがたい……うう〜〜悩ましい〜〜っ!」 【クリス】 「OKOK! おつまみから先に決めましょうか!」 ;SE:カートを転がす音 【クリス】 「いやー、ほんとなんでもありすぎますね、ドラッグストアは」 【クリス】 「素晴らしい! エクセレント! ヴンダバー!」 【クリス】 「はぁ……いっそのこと、ここに住みたい……」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「ね、どうです? 一緒に住んじゃいます?」 ;ボイス位置:3 普段の感じ 【クリス】 「じゃあ私は、お酒コーナーに部屋を構えますね!」 【クリス】 「あとはあなたに、おつまみコーナーに住んでもらえば……完璧な布陣では?」 【クリス】 「ほら、さっそくあなたの新居に着きましたよ! ピッカピカ! 毎日店員さんが掃除してくれるサービスつきです!」 【クリス】 「……まあ、代わりに毎日、不特定多数のお客さんがお部屋の中を横切るわけですが……そこには目をつむりましょう!」 【クリス】 「さてさて。おつまみ、悩みますねぇ……」 【クリス】 「昨日はお肉フェスティバルでしたし、ここはフィッシュアンドチップス的なスタイルにします?」 【クリス】 「ポテイトゥは欲しいですね。じゃがいもは全てを解決する」 【クリス】 「シーズニング売ってますし、ジャーマンポテトと魚の香草焼きにしちゃいますか!」 【クリス】 「おけーおけー、なら合わせるのはスパークリングワインにしましょう!」 【クリス】 「赤? 白? 無論、どっちも!! うおおおおおお!!」 【クリス】 「ジャーマンポテトには赤、魚の香草焼きには白が合いますからね!」 【クリス】 「こういう時って、二人いると便利ですよねー。一人では飲みきれない量でも、二人ならシェアして飲めますし」 ;SE:ワインをカゴに入れる音 【クリス】 「あとは日用品を買い足しましょうか。ティッシュとートイレットペーパー!」 【クリス】 「コンビニでも買えますけど、やっぱりなんだかんだドラッグストアのやつが一番いいですよねー」 【クリス】 「買い物が終わったら、家でまたのんびりしましょうね!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック6:耳かき(右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:扉が閉まる音 ;ボイス位置:3 【クリス】 「ただいまー。ふぅ〜……やっぱり我が家がナンバーワンですね!」 【クリス】 「ここまで荷物運びをしてくれてありがとうございます!」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「お礼に今日も、いつもの耳かき、してあげますね」 【クリス】 「はい、こちらに頭を預けちゃってください!」 ;SE:膝に頭を預ける音 【クリス】 「じゃあ始めますよー、肩の力を抜いてくださいねー」 ;SE:耳かきの音 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「いかがですか? 気持ちいい?」 【クリス】 「耳かきもいつの間にかやるようになっていましたよね。たしか最初も……あなたに荷物持ちをしてもらったお礼に」 【クリス】 「あれって何か月……うーん、何年前でしたっけ?」 【クリス】 「大学に入ってからだったと思いますけど、ずいぶんと長い時間が経った気がしますねぇ……」 【クリス】 「最初はぎこちなかったですけど、今はもう天才的に上手いでしょう?」 【クリス】 「ほらほら〜ぞりぞりー」 ;SE:耳かきの音 強め 【クリス】 「ふふふ。強めにやると、可愛い顔してくれますよね」 【クリス】 「それがすごく嬉しいです。ああ、気持ちよくなってくれているんだなぁって」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「だから、もっともっと気持ちよさそうな顔、させちゃいますね?」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「どんどん口が緩んできていますよ〜。いい調子です」 【クリス】 「このままぐにゃあってなっちゃいましょうね〜」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「細かい耳垢、少し飛ばしましょうか」 【クリス】 「ふーーーっ、ふっふっ、ふーーーーーっ」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【クリス】 「良い感じに飛びましたが、少し硬いのが残っているみたいですね」 【クリス】 「ではさらに強めに、ごりごりと削っていきましょう!」 ;SE:耳かきの音 さらに強め 【クリス】 「痛くないですか? 長い事あなたの耳をかき続けてきたので、力加減はなんとなくわかってるつもりですが」 【クリス】 「大丈夫そうですね……よかったです」 【クリス】 「では強めに続けていきますね」 【クリス】 「(一分ほど力を込めるような息遣い)」 【クリス】 「よしもう一回……ふーーーー……ふーーー」 【クリス】 「よし。これで耳はかなり綺麗になってきましたね」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「でも、まだ終わりじゃないですよ」 【クリス】 「もっともっと奥の方を、ぞりぞりしちゃいます」 ;SE:耳かき 深め 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「ぞり、ぞり……今日も眠たくなったら眠っちゃっていいですからね」 【クリス】 「夢の中でも話し相手になりますし、反対側のお耳もちゃんとお掃除しますから」 【クリス】 「それに、あなたの寝顔を眺めるのも好きなので、むしろ寝てくれる方が嬉しいかもしれません」 【クリス】 「よしなに」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【クリス】 「名残惜しいですが、そろそろ仕上げに取り掛かりましょう」 【クリス】 「では、少し長めにいきますね?」 【クリス】 「(耳吹き、一分弱、強弱有)」 【クリス】 「オーケーオーケー! 完璧ですっ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック7:耳かき(左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 テンション高めに 【クリス】 「では反対側の耳も掃除していきましょー! レッツローリーローリーローリング!!」 ;SE:身体を動かす音 ;SE:肌に貼りついた髪を優しくほどく音 ;ボイス位置:7 しっとりとした囁き 【クリス】 「では、始めていきますね」 ;SE:耳かきの音 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「少し蒸れて、耳垢が柔らかくなってますね。かなりすくいやすくなりました」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:7 普段の感じで 【クリス】 「そういえば、私たちも来年には就活ですねぇ……。あなたはどういった所に進むか決めましたか?」 【クリス】 「私は……実はまだ、あんまり決まってなくて」 【クリス】 「ほら、私ってこういう見た目じゃないですか、金髪で目が青くて」 【クリス】 「でも英語はおろか、ドイツ語もちょっとしか話せないんですよね」 【クリス】 「多分私って、通訳みたいな役割を求められていると思うんですよね。外国の方とお仕事する時に便利な人、みたいな」 【クリス】 「アルバイト先も、今の所を見つけるまでは結構大変でした」 【クリス】 「だから、就職活動になるともっと大変なんだろうなって思います」 【クリス】 「あの、そのですね……もしも就職活動に失敗したら、なんですけど」 ;ボイス位置:7 囁き 【クリス】 「こうやって……あなたの耳をかく仕事で、雇っていただけませんか?」 【クリス】 「あなたに雇ってもらえるように、自己アピールしますね?」 ;ト書き:耳かきをしながら ;ボイス位置:7 普段の感じで 【クリス】 「茅場クリスと申します。本日は面接の機会を設けて頂きまして、ありがとうございます」 【クリス】 「学生時代はアルバイトとコミュニケーションに力を注いできました!」 【クリス】 「どんなコミュニケーションか、ですか? それは〜」 ;SE:耳かきの音 ぞりぞりぞりと大きめに ;ボイス位置:7 囁き 【クリス】 「こんな感じのコミュニケーションです」 ;SE:耳かきの音 通常に戻す 【クリス】 「あなたの耳かきをする仕事の志望動機ですが、普段からあなたの耳をかく事にやりがいを感じ、またこうしていつまでも、あなたの耳をかいていたいと思ったからです」 【クリス】 「料理を始めとした家事業務もお任せください」 【クリス】 「朝にはお味噌汁を作って、夜には仕事の疲れが吹き飛ぶような、とびっきり美味しい料理をごちそうしますね!」 【クリス】 「あと、将来の展望ですが……」 ;ボイス位置:7 照れながら 【クリス】 「えっと……その……入社後は、女の子2人と男の子1人がいいですね」 【クリス】 「2人で運動会や授業参観に行くのも、私の大事な目標のひとつ……です」 【クリス】 「えへへ……」 ;ボイス位置:7 囁き 【クリス】 「あなたの合格通知、お待ちしておりますね」 ;ボイス位置:7 照れながら 【クリス】 「あー、あー、あー、なんだか暑くなってきましたね???」 【クリス】 「ちょっと耳をふーふーして冷ましましょうか!」 【クリス】 「すぅぅぅぅぅうううう」 【クリス】 「(耳吹き 照れ隠しも含めて強めに 30秒ほど)」 ;ボイス位置:7 普段の感じで 【クリス】 「ふぅ……ふぅ……ふふっ、あははっ! なんだか可笑しいですね」 【クリス】 「でも、あなたの所に就職したいのは本当ですから、いつでもご相談ください」 ;SE:耳かきの音 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「こっちの方も奥までぞりぞりしちゃいましょうか」 【クリス】 「では、いきますね」 ;SE:耳かきの音 深め 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「志望動機で言いましたけど、本当に、いつまでもこんなまったりとした時間を過ごしたいですね」 【クリス】 「この瞬間が、とても落ち着くんです」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「耳もすっかり綺麗になりましたね」 【クリス】 「こちらも仕上げますか。いきますよ」 【クリス】 「(耳吹き、一分弱、強弱有)」 【クリス】 「はい、お疲れさまでした」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック8:耳のオイルマッサージ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【クリス】 「あっ、そういえば面白いものを買ったんですよ」 【クリス】 「これ、なんだか分かりますか?」 【クリス】 「実はですね、耳のオイルマッサージに使う専用のオイルなんですよ!」 【クリス】 「ゼミの友達に教えてもらっちゃいまして、自分でもやってみたらすごい気持ちよくって」 【クリス】 「よし、それじゃああなたにもやってあげよう! と思い立ったわけです!」 【クリス】 「嫌じゃなかったら、是非ともさせてください」 【クリス】 「ささ、こちらの椅子にどうぞ」 ;SE:椅子に座る音 ;ボイス位置:5 【クリス】 「いらっしゃいませ〜! イヤーサロンクリスにようこそ!」 【クリス】 「あ、名前まんまだとちょっとあれですね」 【クリス】 「イヤーサロン……ええと、フロイラインにようこそ!」 【クリス】 「フロイラインってドイツ語でお嬢さんって意味なんですよ。私にぴったりですね!!」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「未婚女性に対する敬称なので、再来年は違うかもしれませんけどね。なんて」 ;ボイス位置:5 【クリス】 「では、そろそろ施術にとりかかりましょうか」 ;SE:オイルを耳元で手に垂らす音 【クリス】 「とぷとぷとぷって、すごくとろとろした音がするでしょう?」 ;SE:オイルを手に絡めていく音 【クリス】 「これを満遍なく指先に絡めて、で、指をお耳に入れるんです」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「すごく気持ちよくなれますよ……ふふふ」 ;ボイス位置:5 【クリス】 「最初は慣れる為にも浅めにやっていきますね」 ;SE:両耳のオイルマッサージの音 浅め 【クリス】 「ふふ。くすぐったいですか? もぞもぞ動いちゃいますよね」 【クリス】 「私も初めて自分でやった時は、すごくくねくねしちゃいました」 【クリス】 「じきに慣れてくるから安心してくださいね」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「ではそろそろ耳の中まで指を入れていきますね〜」 ;SE:両耳の中に指が入ってくる音 【クリス】 「痛かったら手を上げてくださいね。急に動くと危ないので、じっとしていて頂けると助かります」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「私の指が細くて良かったです」 【クリス】 「こうして、あなたの耳の奥の奥までマッサージをしてあげる事ができますから」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「今度はお耳の深い所と浅い所を、ゆっくりと往復させましょうか」 ;SE:両耳の中を人差し指が出たり入ったりする音 【クリス】 「気持ちいいですか?」 【クリス】 「このまま、じっくりじっくりと耳をもみほぐしていきますからね」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「少し早めにしましょうか」 ;SE:両耳の中を人差し指が出たり入ったりする音 少し早める 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「では最後に、耳のふちをゆっくりとなぞっていきますね」 ;SE:両耳の中で指がゆっくりと回っていく音 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「ふう。いかがでしたか?」 【クリス】 「もしまたして欲しくなったらいつでも言ってくださいね」 ;ボイス位置:7 囁き 【クリス】 「ふぅ〜〜〜っ。ふふ。あなたに喜んでもらう事が、私の喜びですから」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック9:お背中お流しします ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (このシーン中はお風呂場の音声効果をお願いします) ;SE:カポーンという音 ;ボイス位置:4 【クリス】 「バスタイム! いぇーー!!」 ;SE:お風呂に豪快に入る音 ;SE:お風呂をちゃぷちゃぷする音 ;ト書き:ちゃぷちゃぷしながら ;ボイス位置:3 【クリス】 「いやー、お風呂って色んな入浴剤があるから楽しいですよね」 【クリス】 「今日はなんと、ラムネの匂いの入浴剤にしましたよー!」 【クリス】 「すごいですよね、今ってほんといろんな匂いの入浴剤があるんですよ?」 【クリス】 「子供の頃はあんまり使わせてもらえなくて、お風呂が好きじゃ無かったんですけど」 【クリス】 「一人暮らしになってから、色んな匂いのお風呂に入るのがすごく楽しみになりました!」 【クリス】 「それに今なら……」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「水着を着て、あなたと一緒のお風呂に入っても、親に何も言われないですからね」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【クリス】 「まあ、お父さんがこの状況を見たら気絶してしまうかもしれませんがね! あははっ」 【クリス】 「(一分ほど鼻歌)」 【クリス】 「ふぅぅ……お風呂は落ち着きますねぇ」 【クリス】 「温かいお風呂に浸かると、バイトや勉強で凝った肩がどんどんほぐれていきます」 【クリス】 「このままお風呂に溶けてしまいそうです」 【クリス】 「溶けちゃう前に、髪の毛を洗いますかぁ」 ;SE:二人が湯舟から上がる音 ;ボイス位置:5 【クリス】 「ほらほら、髪洗いますよ」 【クリス】 「今日はこれ! 炭酸シャンプー!」 【クリス】 「実はさっき目に入ってこっそり買っておいたんですよね」 【クリス】 「炭酸のシャンプー……一体どうなるんでしょうね?」 【クリス】 「シュワシュワするんでしょうか? それともただ普通のシャンプーだったり?」 【クリス】 「私もまだ試していないのでどうなるかは分かりません……」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「なので、私とちょっとだけ冒険してみませんか? ね?」 ;ボイス位置:5 【クリス】 「では、始めますねー」 ;SE:シャンプーを手で泡立てる音 ;SE:パチパチとする音 【クリス】 「oh! ほんとにパチパチするんですね!!」 【クリス】 「これを頭にやったらすごく気持ちよさそうです」 【クリス】 「じゃあ、いきますね?」 ;SE:炭酸シャンプーが髪に触れる音 【クリス】 「ふふ。すごくパチパチ言いますね」 【クリス】 「私の手もなんだか気持ちいいです」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「炭酸シャンプーって、どういったきっかけで思いついたんでしょうね?」 【クリス】 「企画会議の前に炭酸でも飲んでいたんでしょうか?」 【クリス】 「ひらめきって案外、関係のなさそうな所から湧き上がってきたりしますからね」 【クリス】 「まじめな理由を考えると……炭酸による刺激で頭皮を活性化、とかそういう感じの可能性もありけり?」 【クリス】 「もしそうなら、あなたの髪の毛も活性化して、明日起きたらもじゃもじゃになっちゃってるかもしれませんね」 【クリス】 「ご安心ください。きっとどんな髪型でも、あなたなら似合いますよ!」 【クリス】 「それに、髪の毛を切りたくなったら私が切ってあげますので!」 【クリス】 「だから今は気にせずに、この気持ち良さに身をゆだねてくださいね」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「では、そろそろ洗い流しますかぁ」 ;SE:シャワーを出す音 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「目を閉じて下さいね?」 ;SE:シャワーを頭にかけて手でわしゃわしゃしていく音 ;SE:シャンプーのパチパチ音 ;ボイス位置:5 【クリス】 「おお、すごい。シャワーをかけたらさらにパチパチしてますね!」 【クリス】 「なんかシュワシュワパチパチとしたものってワクワクしてきませんか?」 【クリス】 「ワクワクするから炭酸が好きなんですよね」 【クリス】 「まあ、お酒のシュワシュワが待っているから早いところ洗い流しちゃいましょうか!」 【クリス】 「(三十秒ほど息遣い)」 ;SE:シャワーを止める音 【クリス】 「これでエンドです! FOOOO!!」 【クリス】 「では、先に上がって今夜のお酒の準備をしますから、あなたはゆっくりしていてくださいね!」 【クリス】 「ではまた! お楽しみに!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック10:宅飲みアゲイン ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【クリス】 「イェーイ! かんぱーい!!」 ;SE:グラスを鳴らす音 【クリス】 「ごくごくごくっ。んー! レッカー!」 【クリス】 「まったく、お酒は罪作りな飲み物ですねぇ……この為に生きていると言っても過言ではないですね!!」 【クリス】 「美味しいごはん、美味しいお酒、それに、美味しい友達!」 ;ボイス位置:1 囁き 【クリス】 「がぶがぶ……へへ、なんちゃって」 ;ボイス位置:1 普段の感じで 【クリス】 「でも、あなたとご飯を食べるだけで、美味しいものがもっと美味しく感じます」 【クリス】 「好きな人からもらう塩は甘く感じる、みたいなものですかね?」 【クリス】 「あははっ。人間って不思議ですね」 【クリス】 「まあジャーマンポテトは、ちゃんとしょっぱくて美味しいですけど」 【クリス】 「ほっくほくのジャーマンポテトをはふっ……はふはふ」 【クリス】 「んくっんくっんくっ……」 【クリス】 「FOO! シュワシュワのワインがジャーマンポテトのあれをこれして、非常に美味しいですね!」 【クリス】 「細かい事は良いんですよ! 美味しいものは美味しい!」 【クリス】 「シンプルイズベストってやつです!」 【クリス】 「ごくっ……ごくっ……はぁ〜〜〜っ!」 【クリス】 「出来る事なら、おばあちゃんになってもお酒をごくごく飲んでいたいですねぇ」 【クリス】 「死ぬまでに2人で、世界中のお酒を飲みつくしましょうね!」 【クリス】 「世界中を旅しながら、現地のお酒とおつまみを食す……夢が広がりますねぇ」 【クリス】 「最後はドイツビールと日本酒で乾杯しちゃいましょう! すっごく楽しみ!」 【クリス】 「え? あー、英語ですか?」 【クリス】 「そこはほら、あれですよ、ラブアンドピースで通じ合いましょう!」 【クリス】 「もしもの時はあなたに任せます!」 【クリス】 「ごくっごくっ。あぁ〜。美味し」 【クリス】 「あっ、いつの間にか飲み干しちゃいましたね」 ;SE:白のスパークリングワインを注ぐ音 【クリス】 「白ワインセット! お魚オーケー!」 【クリス】 「いただきまーす!! あむっ」 【クリス】 「ごくごくごくごく……」 ;ボイス位置:1 噛みしめるように 【クリス】 「イエスイエスイエスイエス……。これは芸術です。ディス、イズ、アート……」 ;ボイス位置:1 普段の感じで 【クリス】 「お魚と白ワインの組み合わせがここまで美味しいとは……新発見です」 【クリス】 「たまには食べないものをノリで食べるというのも、悪くないですね」 【クリス】 「んくんく……ふぅ。落ち着きます」 【クリス】 「あははっ、昨日今日で何回落ち着くんでしょうね、私」 【クリス】 「好きなものに囲まれていると自然とそうなるのかもしれませんね」 【クリス】 「ん……あれ? お酒もおつまみも、もう残り少ないですね……」 【クリス】 「楽しい時間も美味しい料理もあっという間、という事でしょうか」 【クリス】 「じゃあ、お互いちょっとしか残っていませんが、乾杯して終わりましょうか」 ;ボイス位置:1 しっとりとした感じで 【クリス】 「乾杯」 ;SE:グラスを合わせる音 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック11:添い寝リターンズ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:布団に横になる音 ;ボイス位置:1 こしょこしょ声で 【クリス】 「ふぃぃぃぃぃ……」 【クリス】 「お酒を飲んですぐ、気だるさに身をゆだねて横になるのは心地いいですね」 【クリス】 「一番お酒の余韻(よいん)を味わえる瞬間かもしれません」 【クリス】 「(三十秒ほど息遣い)」 【クリス】 「幸せですねぇ……あなたも幸せだと感じてくれていたら、嬉しいです」 【クリス】 「休日を大切な人とだらだら過ごす……」 【クリス】 「幸せすぎて、目を開けていられないくらい、眩しいです」 【クリス】 「これは夢だったりしませんよね」 【クリス】 「まだ小さい私が見ている、10年以上の長い夢……とか」 【クリス】 「目が覚めたら、急に小さい私に戻ったりしていないでしょうか……あぁ、なんだか怖いです……」 【クリス】 「顔に……触れてもいいですか?」 【クリス】 「目の前にあっても、指先に確かな温かさがないと、不安で不安で仕方ないんです」 【クリス】 「だから……」 ;SE:左頬に手が触れる音 【クリス】 「ふふ……あったかい……」 【クリス】 「よかった。夢の中ではないみたいです」 【クリス】 「あの……もう一つ、お願いを聞いてもらっても良いでしょうか」 【クリス】 「その、おでことおでこをくっつけたまま眠りたいんです」 【クリス】 「実家にいたころはお母さんにやってもらったんですが、もうこの年になると誰かに甘えたりなんて出来ないですから」 【クリス】 「あなたじゃないと頼めない事なんです」 【クリス】 「いい、ですか?」 【クリス】 「では……失礼しますね」 ;SE:おでこ同士をくっつける音 ;ボイス位置:1 至近距離、こしょこしょ声で 【クリス】 「わぁっ……。温かいですね、私よりほんのりと」 【クリス】 「すごく安心します」 【クリス】 「あの……私はこれから目を閉じますけど、見つめたりしないでくださいね」 【クリス】 「もしこんなに近くで見られていたら、ちょっとだけ、恥ずかしいので」 【クリス】 「すーーーっ。ふーーーっ……」 【クリス】 「良い匂いがします。小さい頃から感じてた、あなたの匂い」 【クリス】 「こんなに近くで深呼吸すると、お酒を飲んでいてもあなたの匂いが分かりますね」 【クリス】 「(二十秒ほど息遣い)」 【クリス】 「あなたは昨日、夢を見ましたか?」 【クリス】 「私は見ました。とても、悲しい夢を」 【クリス】 「私とあなたが違うところに就職して、離れ離れになって……連絡はしても、今みたいに家で2人でだらだらと過ごすなんて、もうできなくなる夢です」 【クリス】 「だから、今日ちょっと変な感じだったんですよね。……気づきました?」 【クリス】 「男女の友情は成立しない。という言葉がありますけど、私はそうは思わないんです」 【クリス】 「友情から恋愛に発展するから、とか、ふとしたきっかけで儚く(はかなく)も崩壊してしまう、とか……」 【クリス】 「でも、考えてみてください」 【クリス】 「発展や崩壊が起ころうと、今までそこにあった関係性は、確かに友情だったと思いませんか」 【クリス】 「永遠に続く友情は存在しないかもしれません」 【クリス】 「ですが、それは男女に限らず、どんな関係だろうと同じだと思うんです」 【クリス】 「小学生の時に友達だった子、いたじゃないですか。今再会すれば昔の話に花を咲かせる事でしょう。でも、今も友達かと問われれば、そうは言えないと思うんです」 【クリス】 「だから、私たちのこれまでの関係は友達であり、男女の友情であったと言えるのではないでしょうか」 【クリス】 「あはは……寝る前なのに、小難しい話になってしまいましたね。すみません」 【クリス】 「つまり何が言いたかったのかと言いますと……私からは、一つだけ」 ;ボイス位置:7 重要 耳元に顔を近づけて単語の一つ一つを聞き取れるようにゆっくりと、囁き声で 【クリス】 「Ich liebe dich(イッヒ リーベ ディッヒ)」 ;ボイス位置:1 少し離れる 【クリス】 「これが私の気持ちです」 ;ボイス位置:1 照れながら 【クリス】 「でっ、では……おやすみなさい!」 【クリス】 「(吐息から寝息へ。その後3分ほど流し終了)」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック12:おまけ。添い寝からの起床 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【クリス】 「(3分ほど寝息)」 ;SE:小鳥のさえずり 【クリス】 「ん? んー……」 【クリス】 「(10秒ほど寝息)」 【クリス】 「……はっ! 朝!? たいへん! 遅刻しちゃう!!」 ;SE:布団の上で反対側に向く音 ;SE:スマホを起動する動作の音 【クリス】 「ああ、よかった。今日は休みでしたね……」 【クリス】 「あー……二度寝してもいいですけど、すっかり目が覚めちゃいました」 【クリス】 「騒がしくしちゃってごめんなさい。起こしちゃいました、よね?」 【クリス】 「じゃあお詫びに耳かきをしますので」 ;SE:布団から起き上がって正座する音 【クリス】 「こちらに頭を置いてください」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック13:おまけ。耳かき(左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:膝枕に頭を置く音 ;ボイス位置:7 【クリス】 「はい、それじゃあ耳かきをしますね」 【クリス】 「また眠くなったら、眠っても良いですから」 【クリス】 「でも、もしも私の膝の上で寝ちゃったら……」 ;ボイス位置:7 囁き 【クリス】 「悪戯、しちゃうかもしれませんよ? ふふっ」 ;ボイス位置:7 普段の感じで 【クリス】 「では、まずは外側から」 ;SE:耳かきの音 外側 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「気持ちいいですか? 今度は内側をゆっくりとかきかきしていきますからね〜」 ;SE:耳かきの音 内側 【クリス】 「(三分ほど息遣い)」 【クリス】 「かき、かき……すごく綺麗になってきましたね」 【クリス】 「ちょっとだけチリを飛ばします」 【クリス】 「ふーーーーーーーーぅ」 【クリス】 「OKOK。ではここからは、さらに奥をぞりぞりしちゃいましょうね」 ;SE:耳かきの音 奥 【クリス】 「(二分ほど息遣い)」 【クリス】 「奥の方をぞりぞり、ぞりぞりと」 【クリス】 「今日も気持ちよさそうですね」 【クリス】 「あなたはそうやって素直な反応を返してくれるから好きですよ」 【クリス】 「いつまでも素直なあなたでいてくださいね」 【クリス】 「さてと……では、仕上げに」 【クリス】 「(一分ほど耳吹き)」 【クリス】 「イエスイエス。これでパーフェクトに綺麗になりましたね」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック14:おまけ。耳かき(右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【クリス】 「反対側をやるので転がしますね」 ;SE:頭を転がす音 ;ボイス位置:3 【クリス】 「ではこちらも、まずは外側から」 ;SE:耳かきの音 外側 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「外側をくるくる……くるくる……」 【クリス】 「このまま内側の方までくるくるしていきますね」 ;SE:耳かきの音 内側 【クリス】 「(三分ほど息遣い)」 【クリス】 「ふーーーーーーーーーっ」 【クリス】 「あは。不意打ちです」 【クリス】 「効果は抜群のようですね」 【クリス】 「最近はずっと同じように耳かきをしてきましたから、たまには違う事をしないと飽きてきますから」 ;ボイス位置:3 囁き 【クリス】 「これからも、新しい刺激、楽しみにしていてくださいね」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【クリス】 「では、また耳の奥の奥までかりかりしちゃいますね」 ;SE:耳かきの音 奥 【クリス】 「(二分ほど息遣い)」 【クリス】 「はい。お疲れさまでした」 【クリス】 「でもこれで終わりじゃないですよ?」 【クリス】 「あなたのお耳をふーふーいたします」 【クリス】 「(一分ほど耳吹き)」 【クリス】 「はい、これで今日の耳掃除は終わりです」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック15:おまけ。耳のオイルマッサージ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【クリス】 「ここからは、耳のケアをしていきましょうね」 【クリス】 「起き上がっていただけますか?」 ;SE:起き上がって座りなおす音 ;SE:引き出しからオイルを出す音 ;ボイス位置:6 【クリス】 「ちょっとだけスースーするオイルを買ってきました」 【クリス】 「これでお耳をマッサージしてー」 ;ボイス位置:7 「ふー」は耳吹き 【クリス】 「ふーーー……ってすると、すごく気持ちよくなれると思いませんか?」 【クリス】 「だから、今日はこのオイルを試してみましょうか」 ;SE:オイルを手に垂らす音 ;SE:オイルを手になじませる音 ;ボイス位置:4 【クリス】 「すごくひんやりします。思ったよりスーッとする成分が多いのかもしれません」 【クリス】 「スースーしすぎて痛くなったら言ってくださいね。すぐに拭きとりますから」 【クリス】 「では、いきますよ」 ;SE:両耳に指が入ってくる音 ;SE:耳にオイルをなじませていく音 ;ボイス位置:5 【クリス】 「(10秒ほど息遣い)」 【クリス】 「いかがですか? 痛くない?」 【クリス】 「まだ大丈夫そうですね。では最初はゆったりとマッサージしていきます」 ;SE:耳をマッサージする音 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「具合はいかがですか? んー、我慢している感じではないですね」 【クリス】 「相性がいいみたいですね。よかった」 【クリス】 「では、もうちょっと奥の方まで指を入れてぬぷぬぷしていきますよー」 ;SE:耳の中を指が行ったり来たりする音 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 ;SE:耳から指をゆっくりと抜きとる音 【クリス】 「奥までオイルが行き渡りましたね」 【クリス】 「実は私も結構楽しみなんですよ……」 【クリス】 「スースーするお耳にふーって息を吹きかけたら、あなたにどのくらい気持ちよくなって頂けるんだろうなって」 【クリス】 「想像するだけで気持ちよさそうでしょう?」 ;ボイス位置:3 囁き声 【クリス】 「では……こっちのお耳からふーふーしていきますね」 【クリス】 「すぅぅ……ふぅぅぅぅぅ……ふぅぅぅぅぅ」 【クリス】 「あはぁっ……スースーしますか?」 【クリス】 「(三十秒ほど耳吹き)」 ;ボイス位置:3→7 頭の後ろを経由 【クリス】 「反対側もー、ふーふーしちゃいますね」 ;ボイス位置:7 囁き声 【クリス】 「いきますよー」 【クリス】 「(三十秒ほど耳吹き)」 ;ボイス位置:5 【クリス】 「ふふふ。気に入っていただけました? 夏とかには、毎日やっても良いかもしれませんね」 【クリス】 「そうだ、今度はあなたにも、同じ事をやってもらっちゃおうかな?」 【クリス】 「その時はお手柔らかにお願いしますね」 【クリス】 「では、また耳のマッサージをしていきましょうか」 ;SE:耳をマッサージする音 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「そろそろ仕上げに入りましょう」 【クリス】 「最後はちょっと強めにやっていきますよー」 【クリス】 「(一分ほど息遣い)」 【クリス】 「はい。お疲れ様です」 【クリス】 「マッサージをしたら目もすっかり覚めましたね」 【クリス】 「では、今日もゆっくり、私と一緒に過ごしましょうか!」