4.先輩女子大生バイト …すみませ~ん… すみませーん、おつかれさまで~す…? あ、そこ? バックヤードにいるのね? おっけ、今そっち行くね。 にしても…どうしたの? 近くまできたから寄ったけど、もう営業時間終わってるよ? 看板、中に入れとかないといけないじゃない… あのー。聞いてますかぁ? …って、えっ…!? …えっ…は? ええっ……?? ちょっと、どうしたの、キミ!? その格好…!? いや、早く、まず早く服着て! 下も履いて…もう…! とりあえずはやく! …えー…っ…とね? あのさあ… さす、がに、聞かざるを得ないんだけど… 何してたのよ、キミ。 こんなところで…その…丸出しで… まさか、お店の裏で、仕事サボって一人でしてたわけ…? もしそうだとしたら、 最低だよ…? 変態だよ…? 気持ち悪いよ…? キミのこと、心から軽蔑するよ…? っていうのは冗談で… いや、さすがにそんなことはしない人だって、私、知ってるからさ。 んー、前からね? 結構見てたからさっ……キミのこと… だから、まあそれくらいは、なんていうか、わかるよ。 きっとさ、わけがあるんだよね? なにがあったか…話して、くれる? …私はキミの味方だよ。 キミのためならなんだってするから。 キミのこと、助けてあげられると思う。 お願い、聞かせて? ね?