「同じクラスの姫崎さんに罰ゲームで耳かきしてもらった」 ・トラック1 ーM(主人公が教室のドアを開ける) ーM(主人公が教室に入る足音) ーM(みづきが駆けよってくる足音) <正面・近い> おはよう いきなりでごめんなんだけどちょっとお願いしたいことがあるんだ 今日の放課後なんだけどなにか予定あったりする? ……よかった、じゃあ上の階の空き教室で待っててくれる? ……ちょっとお話っていうかしたいことがあるの、詳しくはそのときに それじゃあよろしくねっ ーM(みづきが離れていく足音) ー間 ーM(学校のチャイム) ーM(みづきが教室のドアを開閉する音)チャイムの途中から <正面・普通> お待たせ ーM(みづきが近づいてくる足音) <正面・近い> 来てくれてありがとう 本当に予定とかない? 忙しかったらすぐ帰ってもいいんだけど…… ……うん、そっか、ならよかった あのね、お願いっていうのは……突然こんなこと言われて困ると思うんだけど、 きみの……耳かきさせてほしいんだ あ、いや、違うんだよ なんていうかその……わたしが変な趣味もってるとかじゃないよ きみには悪いんだけどこれ罰ゲームなの 友達と遊んでてね、わたしが負けて罰ゲームすることになって それが耳かきなんだ 男の子相手なら誰でもいいってことになったんだけど、特に仲良しな人がいなくて きみとはほとんどお話したことないでしょ? その方が恥ずかしくないかなって思ったんだけど…… それに優しそうだなって思ったの わたしの話ちゃんと聞いてくれそうだなって 実際からかったりしないで聞いてくれてる どうかな? ほら、耳かきもちゃんとしたの用意してきたんだ いつもわたしが使ってるやつ 木の部分もしっかりしてるから耳の中カリカリすると気持ちいいしね、 こっちのふわふわのとこもちょっとくすぐったいんだけどスッキリするの ひとに耳かきとかしたことないんだけど、それなりに器用だから上手にできると思うんだ わたしにされてみない? ……あっ、本当 付き合ってくれてありがとう じゃあ早速しようか ……ん? なに? どうしたの? ……うん、他には誰もいないよ ……あー、まあ、実際にしなくてもバレない……ね…… ええっ、あ、そっか別にしなくてもいいんだ…… 朝、きみに話に行ってたの見て面白がってたしそこで終わりでよかったのかな でも罰ゲームだからちゃんとやんないと約束破ることになっちゃうし…… 耳かきする気で来ちゃったから、せっかくならやってみたいんだけど…… ……うん、えへへ、耳きれいにしてあげる ・トラック2 ーM(椅子を引いて座る音) <左・近い>並んで座っている えっと……どうすればいいんだろ とりあえずきみも座って ーM(椅子を引いて座る音) んと……じゃ、じゃあここに頭乗っけて ……そうしないとできないでしょ? ……わたしも恥ずかしいけど…… そういうこと言われると余計に照れちゃうでしょ ほら、乗っけて 早くー 時間経つとどんどん緊張しちゃってできなくなっちゃうから はい、どうぞ <右・近い>膝枕で耳かきの体勢に んっ……なんか変な感じする これ膝枕ってやつになるよね 初めてしちゃった 恋人がいる子は普段からこういうことしてるのかな? きみはそういう人いるの? ……そうなんだ、じゃあ初めて? ……へへっ、わたしも こういう感じなんだね あ、じゃなくて耳かきしなくちゃだよね これなら耳の中もよく見える ふぅ、始めるね…… 入れるよ…… よく見えるんだけど距離感が掴みづらいかも 変なとこにあたってたり痛かったりしたら教えてね…… このくらいかな 動かすよ ーM(耳かきの音)IN ど、どうかな? 上手にできてる? ……そっか、よかった はぁ……はぁ……はぁ……へへっ、緊張しちゃう 自分のするときは見えないでしょ? なんとなく感覚というか、耳にちょっとずつ当てながらするけど、 人にするときはしっかり見えるから危なくないね 耳かきって本当は誰かにやってもらうものなのかな? どう思う? ……なにか言ってよー まだ緊張してるの? ……わたしもだけどさ…… はぁ……ん……はぁ……はぁ……ん……んう……はぁ……はぁ……ふぅ…… 気持ちいい? どのくらいの強さでやればいいかわかんないから痛かったら言ってよ もっと強くとかでも 遠慮しないで はぁ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……はぁ……ふぅ…… このままでよさそう? ……うん、わかった ふぅ……ん……はぁ……すぅ……はぁ……ん……はぁ……はぁ……ふぅ…… あ、きみってさ好きな人とかいるの? ……そうだよね、ごめんね突然 きみが好きな女の子にこういうとこ見られちゃって付き合ってるって勘違いされちゃったらよくないなって ……アニメとか漫画でよくあるでしょ こういうささいなことからすれ違っちゃってみたいなさ ……えー、きみは見ないの? わたしはいっぱい見てるよアニメも漫画も 小さい頃からおうちでひとりでいるのが好きだったから いや、お友達はいっぱいいるよ お友達と遊ぶのも好きだけどひとりでいるのもいいの わかるでしょ? で、どうなの? 好きな子とかいるのかなー? ふふっ、耳赤くなってる はぁ……ふぅ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふぅ……ん……はぁ…… ーつぶやくように 人に耳かきするのってドキドキする…… ……あ、いや、なんでもない はぁ……ふぅ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……ふぅ…… 気持ちいいけどやりすぎはよくないよね ーM(耳かきの音)OUT このへんかな かゆいとこない? ……うん、じゃあ綿棒も使うね へへっ、耳かき以外にも用意してきてたんだー いくよ…… ーM(綿棒の音)IN 普段は綿棒使う? ……これいいでしょ 耳かきとは違う感じで気持ちいいし耳もきれいになる 今思ったけど耳ちっちゃいね わたしと同じくらいかも かわいい 男の子の耳なんてまじまじ見ないから これくらい擦(こす)っても平気そう? ……入れるのは? どのへんまで大丈夫かな? ここくらい? ……うん、これ以上は痛くなるよね 気持ちいい? ……へへ、気持ちよくなってもらえるの嬉しい 寝ちゃってもいいよ わたし美容院で髪切ってもらうときうとうとしちゃうんだよね きみはそういうのある? ……そっか、じゃあお話してよ きっかけは罰ゲームだけど、これもなにかの縁っていうかさ せっかくだしお友達になろ お友達がいきなり耳かきするなんてことないだろうけど…… でもいいよね? ……ふふっ、お友達増えちゃった よし、耳きれいになったよ ーM(綿棒の音)OUT じゃあ仕上げだねー このフワフワも入れていい? ……うん、じゃあ、いくよ…… んー、ふわふわで先っぽ見えないから木の部分がブスっていっちゃうかも…… こんくらいかな ーM(梵天の音)IN これもいいよね ふわふわしててさ もう綿棒できれいになってるからそんなに意味ないかもだけど でも耳にいれたくなる形してるよね あ、ちゃんと洗ってきたから汚くないよ、安心して 丁寧に使ってるから元からきれいなんだけどね はぁ……ふぅ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふぅ…… ーM(梵天の音)OUT よしこっちの耳は終わりね ……えっ、あ、まあそういうのもやるかもだけど…… でもそれはちょっと…… ……うぅ、お願いされたら断れないよ わかった、きみに付き合ってもらっちゃってるし、お礼ってことで だけどちょっとだけだよ一瞬ね いくよ…… <右・接近> ふー はい、終わり ……えー、もう急にわがままになるじゃん いいよあと1回ね ふーー うん、これでさっぱりしたでしょ じゃ、反対の耳もしようね ・トラック3 <右・近い> じゃあこっち向いて ……どうしたの? もう時間ない? ……ならいいでしょ 右耳だけなんて気持ち悪いよね ほーら、こっち向く <左・近い> あっ、そっかそっか、こうなるのか もう恥ずかしくなくなってきたはずなんだけど、これ……なんていうかすごい格好だね ははは…… 恥ずかしいから目は閉じててくれるかな? ……うん、そういう感じで…… 耳かきはじめるよ ーM(耳かきの音)IN はぁ……はぁ……ふぅ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふぅ…… きみが変なこと言うから緊張しちゃったじゃん ……えー、でもちゃんと顔がこっちむいちゃうよーって教えてくれればよかったのに…… はぁ……はぁ……はぁ……ふぅ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… でも目閉じてれば大丈夫、かな はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……はぁ……ふぅ…… きみの耳掃除するの慣れたけど反対になるからちょっと難しい 今の所できてるよね? ……よかった きみの耳ってきれいだよね そこまで耳かきする必要もないくらい 男の子の耳ってちょっと汚いのかなって思ってたから ……へへっ、ごめん 耳に男の子も女の子も関係ないよね でも、おっきい耳垢とってもみたいかな きみもすっきりするし取る方もすっとするから 耳掃除はよくするの? ……ふーん、まあわたしも同じくらい、そのくらいが普通だよね やりすぎてもよくないって聞くし だいたい綿棒だけが多くて、これ使うのはたまにって感じで 気持ちいいからやりすぎちゃうときもあるから すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… こういうとこかりかりかりって……いいでしょ? かりっ、かりっ、かりっ、かりっ…… ーつぶやくように ふふっ、なんか面白くなってきたかも かりっ、かりっ、かりっ、かりかりっ……かりっ、かりっ、かりっ、かりっ…… 他のとこもするね んー、こことかかな かりかりっ……どう? ……ふふっ、かりっ、かりっ、かりっ、かりかりっ、かりかりっ、かりっ…… わたし普段から声出ちゃうんだよね 座るとき、んしょっととか、ドアノックするときコンコンとか お友達からオタクっぽいとか、からかわれるんだけどそんなことないよね? ……なんかバカにしてる感じするんだけど きみもなんだー もうカリカリしてあげないよ ごめんなさいは? ……ふふっ、きみって面白いね じゃあご褒美 かりかりかり、かりかりかり、かりっ、かりっ、かりっ、かりかりっ…… ふふっ、かりっ、かりっ、かりっ、かりかりかりっ…… 大丈夫? 調子に乗ってやると赤くなっちゃうから ……うん、じゃあもうちょっとだけ かりっ、かりっ、かりっ、かりかりっ、かりかりっ、かりっ、かりっ、かりっ、かりっ…… ここまでね 元からきれいなんだから十分 ーM(耳かきの音)OUT 綿棒に変えるね いくよー ーM(綿棒の音)IN くるくるくるくる、くるくるくるー 楽しい くるくるくるくる、くるくるー、くるくるくるー 気持ちよさそうな顔になってる 口に出したほうがやっぱりよさそう くるくるくる、くるくるくる ここは……こしこしこし、こしこしこし、こしこしー どう? わたしの綿棒さばきは、ふふっ これなら多少こすりすぎても平気だよね 満足できるまでしてあげる こしこしこし、こしこしこし、こしっ、こしっ、こしっ、こしこしー わたし兄弟いないんだけど、弟がいたらこういうことしてたのかな こしこし、こしこし、こしこしこしこし、くるくるくるー ……えーきみが弟でしょ わたしに膝枕されてるんだよ、弟に決まってる こら、お姉ちゃんに口答えしないのー、ふふふっ こしこしこし、こしこしこし、こしこしこし、くる、くる、くるくるー お家ではひとりも好きだけど兄弟がいてもそれはそれで楽しかっただろうなぁ くるくるくる、くるくるくる、くるっ、くるっ、くるっ、くるくるー ーM(綿棒の音)OUT よしっと ふわふわ入れちゃうねー ーM(梵天の音)IN ふわ、ふわ、ふわ、ふわ ちょっと綿棒でくるくるしすぎちゃったからふわふわで癒やされて ふわふわ、ふわふわふわ、ふわっ、ふわっ、ふわふわー、ふふっ 危ない危ない 奥まで入れすぎちゃうところだった ここくらいなら気持ちいいよね? ……ふふっ ふわ、ふわふわふわ、ふわふわふわふわ、ふわふわー もうすぐ終わっちゃう 恥ずかしかったけどすっごく楽しかった きみはどうだった? いい思いできてラッキーだった? ……ははっ、まだ顔赤いままだしそうだよね 照れててかわいい ふわふわふわ、ふわふわふわ、ふわふわふわ、ふわふわ、ふわふわー ーM(梵天の音)OUT よし、耳掃除終わり こっちの耳もふーふーしてあげる <左・接近> はぁ……ふーー、ふーー、ふーーー これ好きなんでしょ? ふーー、ふーー、ふーー、ふーー、ふーーー ふふっ、これでばっちり <左・近い> もう目あけていいよ はい、もう起きていいよ <正面・近い> どうかな? 気分いい? ……ならよかった 最後まで付き合ってくれてありがとう ・トラック4 <正面・近い> よし、じゃあ帰ろっか ……ん? なーに? ……うん……うん? 耳のマッサージ? してほしいの? ……まあ、いいけど…… ふふっ、どうしたの? まだまだ癒やされたいの? やっぱりきみの方が甘えん坊の弟って感じだね マッサージってどうすればいいかな? ……あー、そうだね あ、ハンドクリームならあるけどどうかな? 手に使えるんだしきっと耳に塗り込んでも大丈夫だよね それでいい? ……うん、やってあげる ーM(かばんからハンドクリームを取り出す) はい、じゃもう1回ここにどうぞ 上向いてもらったほうがやりやすいかも <右斜め前・近い>膝枕で見下ろしている ーマッサージ系の音は右耳から ……うん、それでいいよ じゃあクリーム塗ってくよ ーM(ハンドクリームを出す) いくよ ーM(ハンドクリームを耳に塗り込む)IN 平気? 変になってない? ……そっか、大丈夫そうだね 耳ってよく触ってみると複雑な形してるよね 凹んでるところとかくぼんでるとことかくねくねしてる 全体にまんべんなく塗るからねー 耳の穴の中にも…… へへ、人の穴の中に指入れるって不思議な感じ 爪、きれいにしててよかった いろいろやってる子もいるけど私は爪って短くスッキリしてるほうが好きなんだ ーM(ハンドクリームを耳に塗り込む)OUT 塗れたかな ここからマッサージしてくよ とりあえず押してみる ーM(耳のマッサージ)IN すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……ん……はぁ……すぅ……ふぅ…… ペタペタしてたけどもうさらっとしてきた すぅ……ふぅ……すぅ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……すぅ……はぁ…… 耳の穴の中をきれいにして、その次は外側をマッサージしてもらえるなんて贅沢だねー、ふふっ ……気にしないで、冗談だから 全然嫌でも面倒でもないよ 恥ずかしさはあるけど、最初に比べればなんともない それにわたしってマッサージするの好きみたい ん……ん……すぅ……はぁ……ん……ん……ん……すぅ……はぁ……ふぅ…… 子供の頃ね体弱かったんだ そのせいでお家の中にずっとこもってて だから今でも体力ないんだよね ……ううん、心配しないで 普通の生活くらいできるから なんていうんだろ……体育の授業で長い距離走るのやだなぁくらい、ふふっ でね、いっつもお母さんに体さすってもらってたの 人に撫でられると気持ちいいしうとうとしてきていい気分になるでしょ? だから、お返しーってお母さんのこともなでなでしてた そんなこと思い出しちゃった ふぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふふっ…… 撫でられるのも好きだけど撫でるのもいいの 肌と肌が重なってるし、それにきみの体温も感じる 喜んでくれてるっていうのも伝わってきてるよ ーM(耳のマッサージ)OUT 耳の穴の中も揉んでみるね ーM(耳穴のマッサージ)IN どうかな? 痛くない? ……じゃあ、このまましてみる あんまりわたしの声って聞こえないのかな? ……そっか、こうしてても意外と届くんだねー ふぅ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… ー小声で これは聞こえてるー? ーさらに小声で ……じゃあこれはー? ー無声音で ……これも聞こえちゃってるのかなー? ……えっ、あっ、そっか もう片方の耳は開いてるんだった ははは、なにしてんだろ ……あー、なんかおバカだと思ってるでしょ? 今のはたまたまうっかりしただけだからね 学校の勉強だってできて成績いいんだから この前の試験だって順位1ケタだったもん ……いや、自慢じゃないよ ただ、わたしはおバカキャラとかじゃないよって教えただけ これからお友達になるんだから最初に間違っちゃったらあとあと大変でしょ わたしはしっかり者なんだよ ……にやにやしてる しっかりしてるから、これでも男の子からそれなりにモテるんだよ あ、いや、モテるってほどでもないかな……ちょっぴり人気、くらい あー、わたしのこと好きな人も1人2人くらいいるかもなーくらい、だけどね ……むぅ、まだおバカだと思ってる もうこれで終わりね ーM(耳穴のマッサージ)OUT ウエットティッシュ持ってるから拭いてあげる その方がさっぱりするでしょ ーM(かばんからウエットティッシュと取り出す) ーM(ウエットティッシュを出す音) 拭くよー ーM(ウエットティッシュで拭く音)IN どうだった? きみがしてほしいことできてたかな? ……それならよかった ここまですれば もう耳もピカピカだね 汚れなんてまったくない 声もよく聞こえるようになってるんじゃない? へへっ 穴の中も…… すぅ……はぁ……ん……ふぅ……はぁ……ん……すぅ……はぁ…… これでいいかな ーM(ウエットティッシュで拭く音)OUT 気持ちいい? ……うん、じゃあもう片方もやろうね 反対向いて <左斜め後ろ・近い> うわああっ、あっ、反対向いたらこうなっちゃうか 流石にこれは…… ねえ、聞いてる? これまずいって 太ももに……顔ついちゃってるからさ 肌と肌くっつくのはいいけど、さすがに場所も場所だから…… ちょっと……ねえ、ねえってば 顔の向き元に戻してよ もしもーし、聞こえてるよね、あんなに掃除したんだから もう怒るよっ <右斜め前・近い> もう早くやってよ 太ももに顔乗せるなんて……うぅ、恥ずかしいじゃん この向きでやるよ <右斜め前・近い → 正面・近い>さっきより前かがみになるイメージ 耳は見えないけど手を伸ばせばできるから はぁ、顔熱くなっちゃった…… <正面・近い> やるよ ーマッサージ系の音は左耳から ーM(ハンドクリームを出す) ーM(ハンドクリームを耳に塗り込む)IN すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… これもこれで照れるね また目閉じててくれるかな? ……なんでよ きみだって気まずいでしょ? ……うぅ、またわたしのことからかってきてる こんな短時間でこうなっちゃうなんて…… きみがいいならいいけど すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……すぅ……ふぅ…… わたしがきみのこと照れさせちゃうから すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……はぁ……すぅ……はぁ……うぅ…… はぁ、どんどん熱くなってくる…… きみもちょっとくらい照れてよ こんな見つめてるんだからさ はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……ふぅ…… もう無理っ わたしの負けでいいから そんなまっすぐ見つめないでよぉ ……うん、そのくらいぼんやりな感じで すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふぅ…… 息とかかかってたりする? 平気、だよね すぅ……はぁ……ん……んう……すぅ……はぁ……うぅ……ん……ふぅ…… 息すらしづらくなってきちゃった 意識するとなにがどうなってるかわかんなくなる すぅ……はぁ……ん……んう……呼吸の仕方わかんなくなっちゃいそう…… はぁ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……う……ん……はぁ……はぁ……ふぅ…… ーM(ハンドクリームを耳に塗り込む)OUT ーM(耳穴のマッサージ)IN 力加減はこのくらいでいいよね? 痛くなっちゃっててもきみのせいなんだから我慢してよ んう……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… ……えっ、うん……わかった…… はぁ……ふぅ……はぁ……ん…… ……あ、もうちょっと? はぁ……ふぅ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… こう? ……え、もうわかんないよ ーM(耳穴のマッサージ)OUT じゃあ、こうするのは? ーM(耳をタッピングする)IN トントンすれば力加減とか関係なさそうだし これでもいいよね? ふぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… トントントン、トントントン 気持ちいい? このまま寝てもいいよー トントン、トントン、トントントン いろいろあってきみも疲れちゃってるよね 寝ちゃいなー きみの寝顔見ちゃうから ふふっ、そうなったら恥ずかしいよー トントントン、トントントン、トントン、トントン、トントントン わたしばっかり恥ずかしがってるの悔しいもん ほら、目つむって……トントントン、トントントン、トントントン すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… いいこ、いいこー、なんてねー すぅ……はぁ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… ーM(耳をタッピングする)OUT そろそろ耳拭くね ーM(ウエットティッシュを出す音) ーM(ウエットティッシュで拭く音)IN いい感じにリラックスしてる すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふぅ…… いい顔してるよー 本気で寝てもいいんだよ わたしがちゃーんと起こしてあげるから、ふふっ はぁ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… なんかかわいく見えてきた ふぅ……ん……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふぅ…… ーM(ウエットティッシュで拭く音)OUT よし じゃあ……もっと癒やしてあげよっか? ……いいよやってあげる、ふふふっ ・トラック5 <正面・近い> じゃあ、起き上がってくれる? 座ったままでね 目も閉じて <正面・近い 左・接近> ……うん、そのまま…… <左・接近> ここで囁いてあげる ……いいでしょ、やってみたくなっちゃったんだもん、ふふっ どうだったかな? 同級生の女の子に膝枕されて耳かきされたのは 嬉しかった? ……えへへ、気持ちよかったよね? ……ふふっ わたしの太もも好き? 耳かきされてるときも最初は緊張してたみたいだけど、ドキドキしてきて、 それが興奮になってたよね? 顔見ればわかるんだから だから、太ももに顔うずめてきたんでしょ エッチー <左・接近 → 右・接近> すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… <右・接近> 太もも柔らかかったよね? 耳じゃなくて、わたしの太ももの方がよかったんじゃないの? 耳かきするつもりだったのに太もも楽しまれちゃった 男の子はまだ誰も触ったことないんだからね ……ふふっ、もうそんなこと言われてもなんともないんだから 男の子の耳元で囁くなんていやらしいことかもだけど恥ずかしくない だってわたしが主導権握ってるんだもん きみは目をつむって囁きを聞いてるだけだから わたしだけきみを見てるんだよー、ふふっ はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……えへへっ 吹っ切れて楽しくなってきちゃった <右・接近 → 正面・接近> すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… <正面・接近> 男の子がエッチなことばっかり考えてるのくらいはわたしだって知ってるよ でも耳かきしてあげてるときにそんな風になってたのはちょっとショックだなー わたしも意識してなくはなかったよ 太ももと顔がくっついてるなって でもちゃんときみの耳を見てた きみは? どんなこと考えてたのかなー? すぅ……はぁ……はぁ……はぁ……ふふっ 照れてるみたいだね こんな近くできみの顔見てるよ はぁ……はぁ……はぁ……はぁ…… キスするときってこういう感じなんだよね すぐ近くだよ ちょっと顔を前に出せばチュってできちゃう距離 <正面・接近 → 左・接近> はぁ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ…… <左・接近> きみはしたことある? わたしはないんだ もうしてる子もいるよね したい? よかったらしてあげよっか? 膝枕までしちゃったんだもん キスだってできちゃいそう <左・接近 → 正面・接近> はぁ……すぅ……ん……すぅ……はぁ…… <正面・接近> 内緒だよ ふたりだけの秘密ね 耳かきもキスも きみが太もも好(ず)きなのも黙っててあげるから すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……ふぅ…… キスの仕方くらいは知ってるから任せて 漫画でたくさん読んでるからバッチリ はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……んう…… わたしのファーストキスあげる…… <右・接近> なーんてね、ふふふっ してもらえると思っちゃった? するわけないでしょ わたしたちお友達になったばっかりなんだから 友達同士じゃチューなんかしませーん 残念でしたー、えへへ したかったら……わたしとそういう関係になってからね…… <正面・接近> んー? ねえ、今の聞いてた? あれ? もしかして寝ちゃってる? もう……かわいいこと言ってあげたのに もっと照れさせたかったのになー ーふざけた感じで ちゅっ、ちゅっ、ちゅー、はははっ <正面・接近 → 左・接近> すぅ……はぁ……すぅ……はぁ…… <左・接近> 本当に寝てるの? んう……寝ちゃったみたい…… わたしがこんなことしてるのに寝るなんて…… わたしって魅力ないのかな 男の子たちからなにも思われてなかったりして そうだったらショックかも 今はいないけど、もし好きな男の子ができたらどうすればいいんだろ ねえ、どうかな? 答えてよー 人気なんてなくてもいいけど、好きな人からはかわいいって、素敵な女の子だなって思われたい 耳かきに誘えばいいのかな? 今日みたいに でもそれで喜んでくれるのはエッチなきみくらいかも それに、そんなことしたらエロい女の子だって思われる どうしよ…… <左・接近 → 右・接近> はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ…… <右・接近> きみのこと好きになればいいかな? ふふっ、これからも膝枕して耳かきすればわたしのこと好きになっちゃうもんね そうしよっかなー きみ面白いし、こんなに話したの初めてだったけど心地いいっていうか落ち着く それだけじゃなくてドキドキもした もしかして、もう……って、それは早すぎるか これからもお友達としてもっとお互いのこと知ってからだね、そういうのは <右・接近 → 正面・近い> ふぅ…… <正面・近い> ふふっ、いい顔してる でももう時間だよ 楽しい時間はあっという間なんだから ・トラック6 <正面・近い> おーい、そろそろ起きてー 帰る時間だよー ねえ、起きてー、起きてってばー せっかくだし一緒に帰ろうよー うーん、全く起きる気配ない…… 本気で寝ちゃってるみたい このままでもいっか こんなに気持よさそうな顔して寝てるのに起こすのも悪いもんね それでいい……よね? あ、一応写真撮っておこうかな あの子たちわたしが本当に罰ゲームしてるなんて思ってないかもだけど、一応ね <左・近い>横に並んで撮影 うーん、こういう感じでいいかな…… ーM(スマホの撮影音) へへへっ、いい顔してるー よし、じゃあ帰ろうかな <左・接近> 今日は付き合ってくれてありがとう 先に帰るね わたしとお友達になったこと忘れないでよ もっともっと仲良くなりたいんだから 耳かきも……まあ、たまにならしてあげる それじゃあ、また明日 おやすみなさい いい夢みるんだよー、ふふっ ーM(みづきが去っていく足音)FO ーM(教室のドアの開閉音)足音の途中で