『モンスター娘に襲われるASMR クラーケンのリーネ編』おまけテキスト ~脚本担当:折口良乃の設定裏話~ ●クラーケンのリーネ ・サキュバス編、フェアリー編と、ちょっと人間に近いタイプのモン娘が続いたので、今回はかっつりと人外に寄せたモン娘にしてみました。また、今までなかった水中シチュエーションを楽しむためにクラーケンにしています。 ・クラーケンは「イカ」か「タコ」かで解釈が分かれるモン娘ですが、今回は「イカ」のほうに振り切って制作いたしました。 ・お嬢様キャラがなにかと流行っているので、リーネもお嬢様にしています。特に「普段お嬢様言葉だけど時々口が悪くなる」というキャラが性癖なので、そちらに寄せたキャラ設定にしています。 ・キャラデザのコノシゲさんのお力で、爆乳クラーケン娘が誕生しました。とてもセクシーでよろしいと思っています。 ●少年 ・モデルは「浦島太郎」です。これまでのショタとの差別化のために釣り人の設定にしています。 ・RPGで釣り人とか農耕者といった、一見戦闘に関わらない職業が割と好きです。 ●出会い~海中のお屋敷~ ・最初から海中であることを示すために、泡の表現から始めています。この後もずっと海中シーンが続くので、それにあわせた効果音になっています。他ではできない音声だと思います。 ・リーネの動く音も、水中の抵抗やのったり感が感じられてとてもリアルだなと思っています。 ・最初から口の悪いお嬢様全開で進めていますね。風慈宮ユキさんの「お嬢様」と「口が悪いお嬢様」の切り替えが素晴らしいです。 ●触手耳かき~触腕で味見~ ・触手耳かきです。やはりASMRなので耳かきは外せないので、リーネには触手でたっぷり耳をいじってもらうことにしました。 ・サークルの都合で、今回からスタジオを変更しています。効果音なども聞き味がやや違うかもしれませんが、耳かき音声は素晴らしいものになっていると感じました。 ・イカは触手に味を感じる機能があります。リーネも少年冒険者の耳をたっぷりといじりながら、その味を感じていることと思います。 ●触手コキ~吸盤交接腕~ ・触手といえばやはり巻き付いてもらいたいだということで、触手プレイのトラックもしっかり収録させていただきました。 ・このシリーズは一回や二回、特殊な生物用語が脚本に登場します。今回は「交接腕」がそれに当たりました。アフレコ時に読み方を聞かれました。 ・イカの交尾は、交接腕を使って精子カプセル(精莢)を受け渡すだけの、ある意味シンプルなものです。さすがにそれではR18コンテンツとしての実用性にかけるので、リーネにはそのやりとりもなるべく艶めかしくなるようにしゃべっていただきました。 ●性交~触手でも性器でも~ ・本番トラックです。 ・作中でも述べていますが、本来、イカの触手の付け根にあるのは口です。触手で獲物をとらえて捕食するのでこのような構造になっています。 ・クラーケンの場合も(性的な意味で)獲物を捕食するのに適しているので、リーネも触手の付け根には性器をつけていただきました。 ●休憩~触腕マッサージ~ ・作中では混乱を招くのであえて混同していますが、厳密にはイカには「触手」と「触腕」があります。10本の脚のうち、2本が先端が太く、吸盤のつき方も違う「触腕」です。 ・特に獲物を捕らえることに特化しており、力強く器用なのが「触腕」となります。 ・同じイカでも触腕の形状にはそれぞれ特徴があり、エサの種類や生態によって進化していったことがわかります。 ●趣向を変えて~スミ吐きで分身形成~ ・イカが「海の忍者」と呼ばれる理由はいくつかありますが、一つには「墨を吐いて分身を作る」という分身の術があります。 ・タコの墨は視界を奪う「煙幕」に近いものですが、イカの墨はもっと粘度が高く、吐き出すと紡錘形にまとまり、イカを捕食するものから見たとき、あたかももう一匹イカが出たように見えるそうです。 ・イカのモン娘で、もう一つセックスのギミックが欲しい……と考え、このネタを採用しました。墨を吐くシーンがエロティックでお気に入りとなっています。 ・墨分身の呼び方「墨ちゃん」も割と可愛くてお気に入りです。 ●二回戦~分身で前から後ろから~ ・というわけで分身が増えてからのセックスです。 ・スライムでは声優さんに二人分のネグリアを演じていただきましたが、今回の「墨」は喋ることがないので、音とセリフだけで存在感をアピールさせていただきました。 ●【ルート分岐】質問~退屈なの~ ・いつものルート分岐です。バッドエンドへの条件は「玉手箱」を開けること。 ・バッドエンドをどうするかすごい悩んだ結果、「玉手箱を開けてしまったらひどい目に合う」のが、海から戻ってきた物語としてふさわしいかな、という判断になりました。 ●【性奴隷ルート】産卵セックス~お嬢様の執事~ ・いつもの性奴隷ルートです。とはいえ今回は「執事」というはっきりした役割があるので、かなりマイルドめな扱いをされていると思います。 ・産卵シーンはいれるつもりはなかったのですが、ディレクターのアイデアで急遽挿入しました。音だけで産卵が表現できるか不安でしたが、そこはエンジニアさんが頑張ってくださいました。 ・ところでイカやタコでも、吸盤はかなり強力なので……人間大のクラーケンにセックス中に吸い付かれると、下手をすれば皮膚がはがれてしまうかも、という怖さがあります。 ●【玩具ルート】慈悲なし触手で人形化~開けてはダメ~ ・「玉手箱」を開けてしまったあなたが、触手に飲み込まれてリーネのオモチャになるトラックです。 ・触手のあふれる音、骨の緒られる音、そしてリーネの語りかけ、いずれも完璧に調和しており、かなり珠玉の出来となっております。 ・リーネがいきなり豹変したように見えるかもしれません。リーネは野蛮な性格ではありますが、意外にも「気品」や「品格」を重要視しています。「玉手箱を開ける」という行為は彼女の言葉を無視する「品格のない行い」なので、触手で人形にされても仕方がない、という考え方なのです。