「あなた『ああ、お姉ちゃんが欲しい』幼なじみ『えっ!?』」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック1:その日、幼なじみは姉になった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;タイトルコール ;SE:窓を開ける音、大きめ ;ボイス位置:15 驚いた様子で 【なじみ】 「えっ!?」 ;ト書き;主人公が窓の方を見る ;ボイス位置:9 驚いた様子で 【なじみ】 「ねぇ。今……お姉ちゃんが欲しいって、言った?」 ;ボイス位置:9 演劇のような感じで 【なじみ】 「ああ、なんという事でしょう……私という幼なじみがいながら、姉が欲しいと言うなんて……!! よよよ……!」 ;ボイス位置:9 普段の感じで 【なじみ】 「まあそんなこともあるよね〜。ね、そっちの部屋行ってもいい? よっこいしょっ」 :SE:なじみが窓を超えて部屋に来る音 ;ボイス位置:1 普段の感じで 【なじみ】 「ふう。とうちゃーく」 【なじみ】 「それで? お姉ちゃんが欲しいんだよね? 言ったよね! ねっ!」 【なじみ】 「しょうがないなぁ……じゃあ幼なじみの私が、ちょっとだけ君のお姉ちゃんになってあげる!」 ;ボイス位置:3 ささやき 【なじみ】 「今日だけ、特別だよ? ふふっ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2:頭をなでなでするよ! お姉ちゃんだから! お姉ちゃんだから!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【なじみ】 「それじゃさっそく、お姉ちゃんっぽいことやっていくよー!」 【なじみ】 「まずはー、えーと、うーん……あれ? お姉ちゃんっぽい行動ってなんだろう?」 【なじみ】 「そもそもまず、お姉ちゃんっていったいなんなんだ……?」 【なじみ】 「英語で言うとシスター? つまり、聖女……?」 【なじみ】 「あなたに神の祝福があらんことを……」 【なじみ】 「うーん……なんか違う気がする」 【なじみ】 「とにかくさ、お姉ちゃんっていうのは、弟を甘やかす存在なわけだよね?」 【なじみ】 「じゃあとりあえず、私が君にやってみたかった、やってみてもいい?」 【なじみ】 「じゃあねー、頭をなでなでするよ! お姉ちゃんだから! お姉ちゃんだからぁ!! がばぁっ!」 ;SE:頭を抱えられる音 ;ボイス位置:1 至近距離で 【なじみ】 「はい捕まえたぁっ!!」 ;SE:頭をわしゃわしゃする音 【なじみ】 「うりうり〜、うい奴め〜うい奴め〜」 【なじみ】 「弟を可愛がるのは姉の特権だからね! 逃げちゃだめだよ!!」 ;ボイス位置:1 可能であれば頭上から 【なじみ】 「すぅ〜〜はぁ〜〜すぅ〜〜〜〜〜〜はぁ〜〜〜〜〜〜」 【なじみ】 「う〜ん! 君の良い匂〜い!」 【なじみ】 「昔はよくやってたけど、今は全然できなくなっちゃったからね〜」 【なじみ】 「うふふ。懐かしい」 【なじみ】 「がぶがぶ」 ;自分でエコーの真似をする感じで(音声効果では無いです) 【なじみ】 「弟を甘噛みして食べちゃうのも姉の特権なのだ〜〜のだ〜〜のだ〜〜」 ;ボイス位置:1 普段の位置で 【なじみ】 「お〜、姉が板についてきたかもしれないね! 適応力が高い! すごい!!」 【なじみ】 「ふふ〜ん。お姉ちゃんを褒めてくれてもいいよ〜〜」 【なじみ】 「はは〜〜お姉さまは偉大です〜〜〜って感じでね!」 【なじみ】 「褒めてくれたらなんと! お姉ちゃんが喜びます! やったー!!」 【なじみ】 「褒められると嬉しいよねっ! じゃあじゃあ、お姉ちゃんがよしよししながら君の事を褒めてあげるね!」 ;SE:優しく頭を撫でる音 ;ボイス位置:1 一転してしっとりとした感じで 【なじみ】 「すごい。天才。いつも頑張ってる。カッコいい。かわいい」 【なじみ】 「どんな時も、君が前に進んでいるのを、お姉ちゃんは知ってるからね」 【なじみ】 「疲れたら甘えて良いんだよ。他の人がダメでも、私だけはずっと君の味方だから」 【なじみ】 「こんな風に抱きしめて、ずっと、よしよししてあげる」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:1 普段の感じで 【なじみ】 「ふふふ……お姉ちゃんって悪くないね」 【なじみ】 「こうして君の事を甘やかしてあげられるから」 【なじみ】 「私もね、弟が欲しいな〜ってずっと思ってたんだ」 【なじみ】 「だから、君がお姉ちゃんが欲しいって呟いたの聞いて、飛びついちゃった」 【なじみ】 「まあ、実際生まれたのは私の方がちょっと先だから、実質お姉ちゃんみたいな所あるよね」 【なじみ】 「ふはは〜お姉ちゃんだぞ〜敬え敬え〜〜」 【なじみ】 「あなた弟、私敬う。私姉、あなた甘やかす。オーケー?」 ;SE:頭を撫でる音 【なじみ】 「よーしよし。よーしよしよし。よーしよし」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「はぁ……このままずっと、お姉ちゃんでも良いかも」 ;ボイス位置:1 真剣な声色で 【なじみ】 「……いっそのこと、養子縁組して、君の家の子になっちゃおっかな?」 【なじみ】 「これから忙しくなるな〜……ふふふ……」 ;ボイス位置:1 普段の感じで 【なじみ】 「あはは! 冗談だよ〜。手続き面倒そうだし、しないって!」 【なじみ】 「あ、でも……」 ;ボイス位置:3 囁き 【なじみ】 「もう一つ、家族になる方法があるよ?」 【なじみ】 「それはもちろん……ふふふ、わかってるよね〜?」 【なじみ】 「ね、君はどうしたい? 私と家族になりたくない?」 【なじみ】 「家族になったら、ずうっと君を甘やかしてあげるよ」 【なじみ】 「晴れの日も、雨の日も、曇りの日も、雪の日も」 【なじみ】 「朝も、昼も、夕方も、夜も」 【なじみ】 「病める時も、健やかなる時も」 【なじみ】 「私がずうっと……君のお姉ちゃんになってあげるよ?」 【なじみ】 「君が心から望むなら、ね。……えへへっ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3:膝枕で耳掃除してみよっか!(右耳) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【なじみ】 「よーし、次はもっとお姉ちゃんっぽい事をしちゃいましょー!」 【なじみ】 「お姉ちゃんっぽい事と言えば〜〜〜、そう! 膝枕で耳掃除!」 【なじみ】 「というわけで、はいこっち! ウェルカムウェルカム!」 ;SE:頭を膝に預ける音 ;ボイス位置:3 【なじみ】 「よくできました。それじゃさっそく〜……」 【なじみ】 「ふぅぅぅぅぅ……」 【なじみ】 「うふふ。悪戯しちゃいました〜っ」 【なじみ】 「なんでって? 何故なら! 無防備な弟がそこにいたので! どうよこの理路整然とした理由!!」 【なじみ】 「えいっえいっ、ぷに、ぷに〜」 【なじみ】 「ふふ。すごい優越感。これが姉……!」 【なじみ】 「いじめすぎちゃうのも可哀想だし、ちゃんと耳かきしてあげるね!!」 【なじみ】 「いくよ〜」 ;SE:耳かきの音 【なじみ】 「いやはや。まさか姉として君の耳をかく日が来るとはね」 【なじみ】 「人生とは分からないものだね、姉弟(きょうだい)? ふふっ」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「どうかな? お姉ちゃん、ちゃんと耳かきできてる?」 【なじみ】 「いつか来る日の為に練習はしてたけど、初めてだからあんまり自信ないんだよね」 【なじみ】 「痛かったら、いたいのいたいの飛んでけ〜ってやるからね? ちゃんと言ってね?」 ;SE:頭を撫でる音 【なじみ】 「よしよし。いい子いい子」 【なじみ】 「じゃあ、もうちょっと奥の方をやっていくね?」 ;SE:耳かきの音 【なじみ】 「ここら辺でいいかな?」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:3 呟くように 【なじみ】 「あっ、幸せそうな顔してる……。ふふっ、嬉しい」 【なじみ】 「私もすっごく幸せだよ」 【なじみ】 「いつまでもこんな時間が続けばいいのになって思うくらいに」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【なじみ】 「良い感じに耳垢が取れてきたね」 【なじみ】 「じゃあちょっと失礼して……」 【なじみ】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅっ」 【なじみ】 「あ、これは悪戯じゃなくて、ちゃんと耳垢を飛ばすためだからね?」 【なじみ】 「ってことでもう一回……ふっ、ふっ、ふぅぅぅぅぅっ」 【なじみ】 「ふふふっ。ごめん、うそ。君のぞわぞわしてる顔、私結構好きみたい」 【なじみ】 「もちろん、ちゃんと耳垢も飛ばしてるから、一石二鳥ってことだね〜」 【なじみ】 「もうちょっとだけ……うふふ。ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ」 【なじみ】 「(三十秒ほど、ふ〜っ、ふ〜っ、と耳を吹く)」 ;SE:(耳吹きが終わってから)頭を撫でる音 【なじみ】 「いい子いい子。いじめちゃってごめんね?」 【なじみ】 「お詫びのなでなでしてあげる。よしよし、よしよし」 【なじみ】 「(二十秒ほど息遣い)」 【なじみ】 「ん……。よく見たら、ちょっと垢が残っちゃってるみたいだね」 【なじみ】 「もうちょっと強めにほじほじしてみよっか」 ;SE:耳かきの音 強め 【なじみ】 「ん、しょ……ん、しょ」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「だんだん耳垢がぺりぺりはがれてきたね」 【なじみ】 「もうちょっとだけ頑張ろう!」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「よぉっし! きれいになったー!!」 【なじみ】 「おっきいの取れたよ! どうするこれ、記念にとっとく!? いらない? そっか!」 【なじみ】 「さて、残った耳垢も飛ばしていくね」 【なじみ】 「ふぅぅぅぅ、ふぅぅぅぅ……ふっ、ふっ。ふぅぅぅぅぅ」 【なじみ】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 【なじみ】 「うんうん……よぉっし! 全部取れたみたい! オッケーオッケー!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック4:反対側も膝枕で耳掃除するよー(左耳) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【なじみ】 「じゃあ反対側も、膝枕で耳掃除するよー」 ;SE:頭を動かす音 ;ボイス位置:3→7 【なじみ】 「うん、しょっと」 ;ボイス位置:7 【なじみ】 「えへへ……お腹をじっと見られると、なんだかちょっと恥ずかしいね」 【なじみ】 「一応体型には気を付けてるけど、触るとぷにぷにだから……」 【なじみ】 「なのでタッチは禁止! オーケー?」 【なじみ】 「もしタッチしちゃったら……わかるね?」 【なじみ】 「わ、か、る、ね?」 【なじみ】 「よーし! それじゃあ始めるね!」 ;SE:耳かきの音 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「気持ちいいのは、この辺かな? それともこっち?」 【なじみ】 「ん、ここみたいだね〜〜」 【なじみ】 「えへへ。君の気持ちよさそうな顔、好きだよ」 【なじみ】 「見てるだけで、胸の奥がきゅううってなるの。ああ、ちゃんと喜んでくれてるんだなって」 【なじみ】 「だから、もっともぉっと気持ちよさそうな顔をしてね」 ;SE:耳かきの音 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「んふ。満足してくれたかな?」 【なじみ】 「ちゃんとお掃除もしてあげるからね」 ;SE:耳かきの音 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「こうやって耳の中をくるくる〜くるくる〜って」 【なじみ】 「ふふ。なんだか楽しいね」 【なじみ】 「耳垢をすくえばすくうほど、心が満たされていく感じがするよ」 【なじみ】 「これが、姉としての幸せかもしれない……」 【なじみ】 「じゃあもっと、幸せ、感じちゃおうね」 ;SE:耳かきの音 奥の方 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ん。細かいのが溜まってきたねー」 ;ボイス位置:7 囁き 【なじみ】 「じゃあ、耳の奥までふーふー、しちゃおっか」 【なじみ】 「準備はいいかな? いくよ?」 【なじみ】 「ふぅぅぅぅぅぅぅう! ふぅぅぅぅぅぅぅぅう!」 【なじみ】 「(三十秒ほど耳を吹く)」 【なじみ】 「よしよし。いい感じに飛んだね」 【なじみ】 「じゃあ仕上げに、また固めのやつをはがしていくよー」 ;SE:耳かきの音 強め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ぺりぺり……ぺりーぺりー……」 【なじみ】 「お、だんだんはがれてきたよ、あとちょっと! 頑張って!!」 【なじみ】 「ふれー、ふれー、弟! ふれっふれっ弟!」 【なじみ】 「んん……よいしょおっ! とれたー!」 【なじみ】 「見てぇ〜、こっちもすっごい立派! 今度こそ記念に……あ、いらない? そっかぁ」 【なじみ】 「じゃあこっちも、仕上げに……」 【なじみ】 「ふっふっ、ふぅぅぅ、ふっふっ、ふぅぅぅ……」 【なじみ】 「(一分ほど耳吹き)」 【なじみ】 「よぉっし! 耳かきはこれでおわりぃっ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック5:最近は耳のオイルマッサージにハマってるんだ。君にもやってあげるね? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【なじみ】 「お姉ちゃんの耳かきどうだった? ふふ、気持ちよかったみたいだね〜」 【なじみ】 「せっかく君が弟になったことだし……お姉ちゃんの最近のおすすめもやってあげるね! ちょっと待ってて!」 ;SE:立ち上がる音 ;SE:窓を開ける音 ;ボイス位置:9 【なじみ】 「よいしょっと」 ;SE:窓の向こう側の部屋に着地する音 【なじみ】 「ふふ。こうやって窓づたいに部屋を行き来するのも久しぶりだね」 【なじみ】 「お姉ちゃんの部屋はいつだって開いてるから、たまにはきていいよ?」 【なじみ】 「さてさて……あったあった」 【なじみ】 「戻るよー、受け止めてね!」 【なじみ】 「よっと!」 ;SE:彼女を受け止める音 ;ボイス位置:1 【なじみ】 「ん、ありがと!」 【なじみ】 「なに持ってきたか気になる? これはねー、耳をマッサージする時に使うオイルなの!」 【なじみ】 「学校でケッコー流行ってるんだよねっ。流行の最先端ってわけ!」 【なじみ】 「これがさ……思ってた以上に気持ちよくて、すっごいはまっちゃったんだ」 ;ボイス位置:3 囁き 【なじみ】 「だから……弟の君にも教えてあげるね?」 ;SE:瓶を開ける音 ;SE:オイルを手に垂らす音 ;SE:オイルを手に馴染ませる音 ;ボイス位置:1 【なじみ】 「まずはね、オイルを人肌に温めるの」 【なじみ】 「冷やっとした状態だと耳もびっくりしちゃうからね」 【なじみ】 「大体このくらいでいいかなー? で、オイルを指に絡めて〜」 ;SE:指が耳に入ってくる音 【なじみ】 「こう! ふふ。ぞわぞわってするでしょ?」 【なじみ】 「でもだんだん気持ち良くなってくるから……私に任せて?」 ;SE:ゆっくりと指が出入りしていく音 【なじみ】 「最初は初心者向けに、優しめな動きから始めていくね」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「そろそろ、慣れてきたかな?」 【なじみ】 「じゃあ、本格的なマッサージを始めていくね」 ;SE:耳をマッサージしていく音 ゆっくりめ 【なじみ】 「お耳を優しく揉んで……離して」 【なじみ】 「こねくり回すように、ゆっくりと〜……」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ん、しょ……気持ち良くなってきたかな?」 【なじみ】 「じゃあ次は、もう少し刺激的な感じでやっていくね」 ;SE:耳をマッサージしていく音 早め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ふふ。どう? すごいでしょ?」 【なじみ】 「これをやった後はね、すっごくすっきり出来るの」 【なじみ】 「けっこうすごいんだよ? 頭痛、肩こり、お姉ちゃんパワーの強化……君の場合は弟パワーの強化? とにかく色々な事に効果があるんだよ〜」 【なじみ】 「今度は、早いのとゆっくりなの、交互にやってみよっか」 ;SE:耳をマッサージしていく音 ゆっくりと早め交互 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「よーし、このくらいかな? マッサージのやりすぎは逆効果になっちゃうからね!」 【なじみ】 「ハマっちゃった? またやってほしい?」 【なじみ】 「しょうがないなぁ〜〜、お姉ちゃんは優しいから、弟が望むならいつでもやってあげるね!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック6:髪の毛もケアしてあげるよ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【なじみ】 「ん。髪の毛が結構伸びてきたね」 【なじみ】 「勉強とかする時邪魔にならない? 前髪が目の前でちらちらーってして」 ;ボイス位置:7 囁き 【なじみ】 「もしよければ、お姉ちゃんが切ってあげよっか?」 ;ボイス位置:1 【なじみ】 「よし決まり! ハサミとか取ってくるね!」 【なじみ】 「よいしょ……お待たせ! じゃあはじめよっか!」 ;SE:シートを広げる音 【なじみ】 「こんな事もあろうかと色々ご用意しました!」 【なじみ】 「はい、ここに座ってー」 ;SE:散髪用のケープを巻く音 【なじみ】 「お客さーん、今日はどんな髪型にしますー? ふふふ、なーんてね」 【なじみ】 「今日は前髪をちょきちょきーってちょっと揃えるだけだから」 【なじみ】 「このハサミさんでチョキチョキしていくよー」 ;SE:髪の先を切る音 先端なのでゆっくりと 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ちょき、ちょき……髪の毛切りながら話すのって、結構、難しいね」 【なじみ】 「理容師さんってすごいんだなぁ」 【なじみ】 「今度は、ちょっと話しながらチョキチョキしてみよっか」 ;SE:髪の先を切る音 喋りながらなのですこしぎこちなく 【なじみ】 「最近さ……君、あんまり元気無かったよね」 【なじみ】 「なんかあったの? お姉ちゃんに聞かせて?」 【なじみ】 「相談だったらいつでも乗るし、話しづらいことだったら……」 ;ボイス位置:1 囁き 【なじみ】 「さっきみたいに、元気になるまでずっとよしよししてあげるからね」 【なじみ】 「君が悲しそうにしてたら悲しいし、嬉しそうにしてたら嬉しくなるから」 【なじみ】 「だから、お姉ちゃん、頑張るね」 ;SE:髪を切る音 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 ;SE:髪を切る音 話すのでぎこちなく さっきよりは慣れた感じで ;ボイス位置:1 普段の感じで 【なじみ】 「そういえば最近、あんまり一緒に過ごしてなかったよね〜。友達と遊んでたのかな?」 【なじみ】 「普段はさ、友達とどんな事して遊んでるの? カラオケ?」 【なじみ】 「もしよかったら今度一緒に歌おうよ。二人でデュエットの曲とか歌っちゃお」 【なじみ】 「あとは〜、ボウリングとかする? ……あ、地面に棒刺すやつじゃないよ? 念のため」 【なじみ】 「逆にどこかで体験出来るなら、ちょっとやってみたいけどね〜」 【なじみ】 「私が言ってるのは、ボールを転がして、ピンをばここーんって倒す方!」 【なじみ】 「あれ楽しいよね。ストライク決めた時の気持ち良さが半端ないんですよ〜」 【なじみ】 「あとは、なにがあるかなー。あ、そうだ。二人でゆっくりとゲームをするのも良いかもね」 【なじみ】 「私はゲーム機持ってないから、君の家にあるやつ借りたいなー。スマホゲームならちょくちょくやってるし、多分大丈夫だよ!!」 【なじみ】 「新しいゲーム機はちょっと操作に慣れないかもだけど。練習したいから、よかったら今度貸してくれる?」 【なじみ】 「あ! 無人島でスローライフするゲーム! あれ結構やりたいんだよねぇ」 【なじみ】 「二人で何も考えずにさぁ、ゲームで釣りとかしたいよねぇ……」 【なじみ】 「あーでも、あれって本体が二個無いと、二人で出来ないんだっけ?」 【なじみ】 「うーん、買おうかなぁ……頑張ってアルバイトしますかぁ」 【なじみ】 「理容室ってさ、バイト募集してるのかな? 結構上手いと思うし、行ける気がするんだよねー」 【なじみ】 「そう。お姉ちゃんは、戦いの中で成長するタイプなのです……!!」 【なじみ】 「本当にあったらやりたいねー。ちょっと今度調べてみよっと」 ;ボイス位置:3 囁き 【なじみ】 「もしお姉ちゃんが、理容室のバイトに受かったら、通ってね?」 ;ボイス位置:1 普段の感じで 【なじみ】 「たしかさ、近所にカッコイイ名前の理容室あったよね。名前なんだっけな〜、必殺技みたいな名前だったけど……出てこないや」 【なじみ】 「なんかたまにさ、やたらとカッコイイ名前のお店あるよね。あれって店長さんの趣味なのかな?」 【なじみ】 「すごい長い名前のお店も見かけたなー。流行ってるのかなああいうの?」 【なじみ】 「お姉ちゃんも作ってみようかな。『俺のパスタが美味すぎる』って名前のイタリア料理屋さんとかどう? ふふ、なんだか流行りそうでいいかも!」 【なじみ】 「そのうち口コミが広がって〜、たくさん支店ができたりして〜」 【なじみ】 「あ、海外に出店する時って、名前そのままがいいかな? それとも翻訳した方がいい? 迷っちゃうな〜」 【なじみ】 「……あれ、なんのお話をしてたっけ?」 【なじみ】 「そうだそうだ、今度遊びに行こーねって話!」 【なじみ】 「久々に水族館とかも行きたいなー。水族館行ってー、カラオケ行ってー、パスタ食べてー、おうちでゲームしよう!」 【なじみ】 「うーん、完璧な計画! 今度予定空けといてね! お姉ちゃん命令ということで!!」 【なじみ】 「よーし、それじゃあ最後は気合入れて、髪の毛をチョキチョキしてあげるね!」 ;SE:髪を切る音 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「よし。髪の毛はこんな感じで良いかな?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック7:今日の私はお姉ちゃんなので一緒にお風呂はセーフです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【なじみ】 「髪切ったし、頭を洗わないとね」 【なじみ】 「ちょっと準備するから待っててねー」 ;SE:去っていく足音 ;ト書き:5秒ほど間を置く ;SE:近づく足音 【なじみ】 「お待たせー! 今年流行りのフリフリの水着、買っちゃいました〜。どーお? 似合う?」 【なじみ】 「ねね、可愛いでしょ。とくにここのスカートのフリルとか、最高じゃない?」 【なじみ】 「え? もちろん一緒に入るよー! 当たり前じゃん!」 【なじみ】 「今日の私はお姉ちゃんなので、一緒にお風呂はセーフです! お姉ちゃん特権発動!!」 【なじみ】 「というわけで、お風呂場にゴーゴー!」 ;SE:二人の足音、数歩分 ;SE:お風呂場の扉を開ける音 ;ボイス位置:5 【なじみ】 「じゃあさっそく、頭をしゃわしゃわしちゃおー!!」 ;SE:シャンプーを出す音 【なじみ】 「シャンプーを手で泡立てて……うん、もこもこしてきた!」 【なじみ】 「そういえば、こうして一緒にお風呂に入るのっていつぶりだっけ?」 【なじみ】 「昔はしょっちゅう入ってたのに、自然と一緒に入らなくなったよね〜」 【なじみ】 「また昔みたいに髪の毛洗ってあげるね」 ;SE:髪の毛を洗う音 【なじみ】 「かゆいところはございませんか〜?」 【なじみ】 「ふふっ。これじゃあお姉ちゃんなんだか床屋さんなんだか分からないね」 【なじみ】 「まあ、今日の私はお姉ちゃんってことで!」 【なじみ】 「いつも頑張ってる弟を甘やかしてあげる」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ふふふ。ツノを作って、鬼さんだ〜!」 【なじみ】 「懐かしいなぁ。よくこんな遊びしたよね」 【なじみ】 「他には、もっといっぱい泡立てて、アフロ〜って言ったりとか」 【なじみ】 「あの頃より、すっごく大きくなっちゃったよね。身長も、背中も」 【なじみ】 「あんなに小っちゃかったのに、いつの間にか私の身長追い越しちゃってさ」 ;SE:頭を激しくわしゃわしゃする音 【なじみ】 「このぉ〜〜〜! 生意気な弟め〜〜〜!」 ;ボイス位置:5 真剣につぶやく感じで 【なじみ】 「……でも、すっごくカッコよくなった」 【なじみ】 「私は、かわいくなれたかな? かわいくなれてると、いいな……」 ;ボイス位置:5 普段の感じで 【なじみ】 「さ。そろそろ髪、ながそっか」 ;SE:シャワーを出す音 【なじみ】 「目を閉じててねー」 ;SE:シャワーでシャンプーを洗い流す音 【なじみ】 「そういえばさ……初めて一緒にお風呂に入った時、目にシャンプーが入って超痛そうにしてたよね〜」 【なじみ】 「今回は大丈夫かな〜? なんて、あははっ」 【なじみ】 「(三十秒ほど息遣い)」 【なじみ】 「はい、頭はこれでおしまーい。今回は大丈夫だったね」 【なじみ】 「さてと。身体は自分でやってもらうとして……洗い終わったら、一緒にお風呂に浸かろっか」 ;SE:シャワー音、徐々にフェードアウト ;SE:お風呂に二人で入る音 ;SE:お風呂からお湯があふれ出る音 ;ボイス位置:7 【なじみ】 「あー、お湯溢れちゃったね」 【なじみ】 「昔は二人で入ってもちょうどいい感じだったのに」 【なじみ】 「二人とも、おっきくなっちゃったなぁ……なんだか時間の流れを感じるよ」 【なじみ】 「心はまだ、子供の頃のままって感じなのにね」 【なじみ】 「まあ、私もそれなりに成長してますけどー? ちっちゃいころと変わらないところもたくさんあるなぁって思うかな」 ;ボイス位置:7 真剣な様子で 【なじみ】 「私たち、いつまで子供のままでいられるんだろうね?」 【なじみ】 「みんなどうやって、大人になっていくんだろうね……」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「あの、さ」 【なじみ】 「私たち、大人になっても、ずっと一緒だよね……?」 ;ボイス位置:7 普段の感じで 【なじみ】 「……あ、あはは。ちょっとのぼせちゃったかも、先に上がるねー」 【なじみ】 「お風呂から上がる時は言ってね。ちゃんと身体を拭いてあげるから」 【なじみ】 「じゃあ、またね」 ;SE:お風呂から上がる音 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック8:タオルでわしゃわしゃしてあげるねー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:お風呂の扉を開ける音 ;ボイス位置:9 【なじみ】 「はーいおかえりなさーい。……ん? お風呂上がりにおかえりはちょっと違うかな?」 【なじみ】 「いらっしゃいませとかも変な感じするし。お風呂上がりの人にはなんて言うのが正解なんだろ?」 【なじみ】 「じゃあ、とりあえず……待ってたよー!」 【なじみ】 「……くっ! なんたる苦肉の策! もっとちょうどいい言葉が絶対あるはずなのに!」 【なじみ】 「お姉ちゃんパワーが足りない……!! お姉ちゃん修行の旅に出ます……探さないでください!」 【なじみ】 「おっと、そんなこと言ってる場合じゃなかった。湯冷めしちゃう湯冷めしちゃう」 【なじみ】 「こっち来て! 身体拭いてあげるね。よいしょっと!」 ;SE:頭にタオルを被せる音 ;ボイス位置:1 【なじみ】 「ちょっとかがんでくれる? じゃあ、いくよー」 ;SE:タオルで頭をわしゃわしゃする音 【なじみ】 「わしゃわしゃわしゃわしゃ〜〜〜!」 【なじみ】 「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ〜〜〜〜」 【なじみ】 「気持ちいい? もっとやったげるね!」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「今度は優しく拭いてあげよう!」 ;SE:タオルで優しく頭を拭く音 【なじみ】 「よしよし。君の頭があるとすぐに撫でたくなるんだよね。いつもけっこう我慢してるんだよ〜?」 【なじみ】 「でも今日は、思いっきり頭をなでなでしちゃう! 何故ならお姉ちゃんだから!!」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ふぅ。堪能した!」 【なじみ】 「じゃあ身体の方も拭いていくね! 水着の下は……自分でやってね!」 ;SE:身体をタオルで拭いていく音 【なじみ】 「いやぁ……改めて思うけど、がっちり成長したねぇ……」 【なじみ】 「筋トレとかしてるのかな? それとも自然と大きくなっちゃった感じ?」 【なじみ】 「人間の身体って不思議だねぇ……ほら、この腕とかすっごい硬いよ!」 【なじみ】 「ねえ、もしもの時はこの腕で、お姉ちゃんの事守ってくれる? ……なんちゃってね」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「よっし! これでオッケーかな!」 【なじみ】 「じゃあ、私は先にリビング戻ってるね! ごゆっくりお着換えどうぞ〜」 ;SE:扉を開けて閉める音 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック9:寝る前は歯磨き! すごく大事!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【なじみ】 「んーっ、今日もそろそろ終わりかぁ……」 【なじみ】 「寝る前に歯磨きしよっか。最初から仕上げまで、お姉ちゃんがやってあげる」 【なじみ】 「ほら、こっちおいで」 ;SE:水を出す音 ;SE:コップに水を注ぐ音 【なじみ】 「はい、お水」 【なじみ】 「ぐじゅぐじゅーぺっ」 【なじみ】 「はい、それじゃあお姉ちゃんのお膝においでー」 ;SE:頭を膝に置く音 ;ボイス位置:1 【なじみ】 「はい。いい子いい子」 【なじみ】 「じゃあ磨いていくよ。お口をあーって開けてね」 ;SE:歯を磨く音 右の奥歯の腹上下 【なじみ】 「こうやって歯を磨いてあげるの、たぶん初めてだよね?」 【なじみ】 「なんだか新鮮な感じ。お姉ちゃん、頑張るね」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「君の歯、綺麗だね。ちゃんと毎日磨いてるんだ。えらいえらい」 【なじみ】 「歯は大事にしないと、色々大変な事になるからね」 【なじみ】 「でも毎日磨くのは大変だから、疲れたときはお姉ちゃんに任せてくれてもいいんだよ」 【なじみ】 「痛かったりしたら言ってね? 血が出ちゃったら大変だから」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「よし。じゃあ一旦お口をリフレッシュしようか」 ;SE:立ち上がる音 ;ボイス位置:7 【なじみ】 「よっこいしょ」 【なじみ】 「はーいぐじゅぐじゅ〜」 【なじみ】 「おっけー。それじゃあお姉ちゃんのお膝に帰っておいで」 ;SE:頭を膝に乗せる音 ;SE:頭を撫でる音 ;ボイス位置:1 【なじみ】 「よしよし。お帰りなさい」 【なじみ】 「じゃあ今度は裏側をやっていこうか」 ;SE:歯を磨く音 左奥歯の裏側 【なじみ】 「そういえば前にさ、歯医者さんで磨き方のコツを聞いたんだよね」 【なじみ】 「たしか鉛筆を持つようにやるといいらしいよ」 【なじみ】 「ん、お姉ちゃんがんばるぞ〜」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「前歯の裏は一本一本丁寧にやるべし、やるべし」 ;SE:前歯の裏を磨く音 一本ずつ 【なじみ】 「しゅっしゅっ……しゅっしゅっ……」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 ;SE:頭を撫でる音 【なじみ】 「よしよし、じっとしてていい子いい子」 【なじみ】 「あともうちょっとだからねー。お口開けたまま、頑張ってねー」 ;SE:歯を磨く音 右奥歯の裏側 【なじみ】 「お口をしゅっしゅーお口をしゅっしゅー」 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「はーい。これで裏側はおしまいですよ〜」 【なじみ】 「じゃあ今度は歯をいーってしようか。いーーー」 ;SE:頭を撫でる音 【なじみ】 「いい子〜〜〜〜。ふふっ、あははっ」 【なじみ】 「ごめんごめん。なんかいーってしてる君が可愛くて、思わず笑っちゃった」 【なじみ】 「子供が出来たらこんな気分なのかな。今の私はお母さんじゃなくてお姉ちゃんだけどね〜」 【なじみ】 「じゃあ、表側を磨いていくね」 ;SE:歯を磨く音 右奥歯の表側 【なじみ】 「いやーしかし、改めて見ても綺麗な歯だね。普段から頑張って磨いてるんだ?」 【なじみ】 「えらいぞ〜。流石お姉ちゃんの弟!」 【なじみ】 「よしよししながら歯を磨いてあげよ〜う!」 ;SE:頭を撫でる音 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「うーむ。歯を磨きながら撫でるって、意外と難しいね。両手が同じ動きになっちゃう」 【なじみ】 「くっ……お姉ちゃんパワーがまだまだ足りないか……!!」 【なじみ】 「世界中のみんなー! 私にお姉ちゃんパワーを分けて〜〜!」 【なじみ】 「はっ……身体の底から力が湧き上がってくる……これが世界中の"姉弟愛(きょうだいあい)"……!?」 【なじみ】 「よーし、じゃあもっとよしよししながら歯を磨いてあげるよ!!」 ;SE:歯を磨く音 左奥歯の表面 ;SE:頭を撫でる音 早め 【なじみ】 「よーしよしよしよしよしよし」 【なじみ】 「おーよしよしよしよし」 ;SE:頭を撫でる音 ゆっくりめ 【なじみ】 「(一分ほど息遣いと緩やかなよしよし)」 【なじみ】 「ふふ。お姉ちゃん嬉しいよ。君の頭を撫でるだけで胸がいっぱい」 【なじみ】 「あとは前歯を磨いたら、歯磨きも終わりになっちゃうね」 【なじみ】 「最後だし、ちょっとゆっくりとやらせてもらうね?」 ;ボイス位置:3 囁き 【なじみ】 「お姉ちゃんのわがまま、聞いてもらっていーい?」 【なじみ】 「なお、沈黙は肯定とみなしまーす……」 ;ボイス位置:1 【なじみ】 「はい肯定! ゆっくりやりまーーす!」 ;SE:歯を磨く音 ゆっくりめ 【なじみ】 「(二分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ふう……満喫した!」 【なじみ】 「それじゃあ、歯をぐじゅぐじゅして終わろうね」 ;SE:立ち上がる音 ;ボイス位置:7 【なじみ】 「はーいぐじゅぐじゅ〜ぐじゅぐじゅ〜ぺっ」 【なじみ】 「歯磨きお疲れ様。またお姉ちゃんに磨いてほしい時は、いつでも言ってね!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック10:寝て起きるまでがお姉ちゃんです。添い寝 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【なじみ】 「寝て起きるまでがお姉ちゃんです」 【なじみ】 「という訳で添い寝しよう。拒否権は無いよ! 何故ならお姉ちゃん命令だから!!」 【なじみ】 「おばさ……おかあさんにも話は通しておきました! 若いって良いわねぇ〜って言われました!」 ;SE:扉を開ける音 【なじみ】 「はいお布団どん! 連結!!」 【なじみ】 「じゃあぐっすり眠りましょ〜」 ;SE:二人で布団に入る音 ;ボイス位置:3 【なじみ】 「はい、腕貸して、腕」 【なじみ】 「えへへ……腕まくら〜」 【なじみ】 「君の腕枕で寝るの、久しぶりだねっ」 【なじみ】 「んっふ、んふふふふ……君のかおり〜。そしていい寝心地〜」 ;ボイス位置:3 囁き 【なじみ】 「気持ちいいな……ねえ、君の腕、もらっていい……?」 ;ボイス位置:3 以降こしょこしょ声で話していく 【なじみ】 「ふふふっ。ごめんごめん、ウソウソ。冗談だって〜」 【なじみ】 「腕を貰っちゃったら、もう君に抱きしめてもらえなくなっちゃうからね」 【なじみ】 「お姫様抱っこもしてもらえなくなっちゃう……それはイヤだなぁ」 【なじみ】 「うん? ふふふ、いーの。お姉ちゃんになるのは今日だけだもん。幼なじみどうしなら、甘えるのも普通でしょ?」 【なじみ】 「あ、でも……君がしてほしいなら、またお姉ちゃんやってもいいよ?」 【なじみ】 「今日はすっごく楽しかったしね。なんだか、昔に戻ったみたいだった」 【なじみ】 「本当に姉弟(きょうだい)みたいに育ったからねぇ。小学生くらいまでは」 【なじみ】 「よくある話だよね、中学に入って別々の友達と遊んだりして……だんだん疎遠になっちゃうパターン」 【なじみ】 「まあ、家がすぐ隣な分、なんだかんだずっと仲良しだけどね」 【なじみ】 「君はもしかしたら、学校で噂されるのが嫌とか、そういうこと気にしてたのかもしれないけど」 【なじみ】 「私は……君となら噂されてもいいよ?」 【なじみ】 「お姉ちゃんです、なんて言ったら、クラスのみんながびっくりしそうだけどね。あはは」 【なじみ】 「逆に今度やってみよっか? 超仲良くしてさ、冷やかされたら姉弟(きょうだい)だから当然ですーって」 【なじみ】 「ふふっ。すっごく面白そう」 【なじみ】 「楽しみだね。早く明日が来ないかな」 【なじみ】 「あー、でも、明日が来ないで欲しいって気持ちもある」 【なじみ】 「複雑なアンビバレンス。乙女心。秋の空ともいう」 【なじみ】 「まあ、今はゆったりと流れる時を過ごしましょう」 【なじみ】 「今一番大事な事は、他でもない弟の腕まくらを堪能する事だからね〜。ん〜すりすり〜〜」 ;SE:腕に頭をすりすりする音 【なじみ】 「腕を貸してもらってる代わりに、お姉ちゃんも寝るまで君の頭をなでなでしてあげちゃうぞ〜〜」 【なじみ】 「家族サービスってやつですね。あー優しいお姉ちゃんだなー」 ;SE:頭を撫でる音 【なじみ】 「ふふ。君の髪、さらさらだね」 【なじみ】 「私が洗ってあげたからだね。えっへん」 【なじみ】 「どんな髪の毛もお姉ちゃんにお任せあれ! アフロもパーマもスキンヘッドも翌日にはさらさら髪に!」 【なじみ】 「いや、さすがにスキンヘッドはさらさらに出来ないな……お姉ちゃんの限界を感じる」 【なじみ】 「いや、お姉ちゃんの愛があればもしかしたら奇跡が起きるかもしれない……お姉ちゃんを信じて!」 【なじみ】 「ふふ。君といるといつまでも話せちゃうな」 【なじみ】 「眠いのに、君とのお話を優先しちゃうんだ」 【なじみ】 「お姉ちゃんでいる時間が終わっちゃうのが、名残惜しいのかもしれないね」 【なじみ】 「そっか……名残惜しいんだ。私」 【なじみ】 「最近はずっと、近くにいても君を遠くに感じててさ」 【なじみ】 「ずっと、近くにいたのに、急に他人になったみたいに感じて……」 【なじみ】 「君が知らない誰かになっちゃうのが怖かった」 【なじみ】 「でも、こうして昔みたいに……姉弟(きょうだい)みたいに仲良くできて、すごく安心した」 【なじみ】 「君はどうだった?」 【なじみ】 「なんて聞けばいいかな、えっと……私がお姉ちゃんで、嬉しかった……?」 【なじみ】 「私、ちゃんとお姉ちゃんできたかな」 【なじみ】 「またお姉ちゃんをする時がきたら……私、もっともっと頑張るね」 【なじみ】 「ふふふ……うん。反省会は終わりにしよう」 【なじみ】 「あ、そうだ。お姉ちゃんになったらやりたい事、まだあったんだよね」 【なじみ】 「聞きたい? じゃあ、教えてあげるね。耳を貸して……」 ;ボイス位置:3 ほっぺに 【なじみ】 「ちゅっ」 【なじみ】 「正解は……弟へのおやすみのチューでした」 【なじみ】 「じゃあ、おやすみ。ふふっ」 【なじみ】 「(二分ほど寝息)」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック11:おまけ。後日談。また幼なじみが姉になった(耳かき右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【なじみ】 「どーもーお姉ちゃんでーす!!」 【なじみ】 「いやー久しぶりのお姉ちゃんだね!」 【なじみ】 「なんかお姉ちゃん感の無い会話だけど、ともあれお姉ちゃんはお姉ちゃんなのだ。えっへん」 【なじみ】 「じゃあ、また耳かきしよっか。ほら、おいで」 ;SE:頭を膝に乗せる音 ;ボイス位置:3 【なじみ】 「ふふ。お帰りなさい」 【なじみ】 「この膝に帰ってくるのも久しぶりだね弟よー。うりうりー」 ;SE:頭をうりうりする音 【なじみ】 「ふふ。弟をいじってるときが人生で一番幸せかも」 【なじみ】 「拗ねないでね? 言ってくれたらいつでも、意地悪なお姉ちゃんから優しいお姉ちゃんに戻るから」 【なじみ】 「ふふ、じゃあそろそろ、優しいお姉ちゃんに戻りますかぁ」 【なじみ】 「はいどうも! 優しいお姉ちゃんです!」 ;SE:頭を撫でる音 【なじみ】 「よしよし。今日も生きてて偉いね」 【なじみ】 「君が頑張ってたから、お姉ちゃんが癒しに来てあげましたよー」 【なじみ】 「じゃあ、耳かきしていくね」 ;SE:耳かきの音 浅め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「よしよし。奥深くへ進んでいくよ」 ;SE:耳かきの音 深め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「今回も硬いのが残ってるみたいだね。ちょっと強めにやっていこっか」 ;SE:耳かきの音 強め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「よっしはがれたぁ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック12:おまけ。後日談。お姉ちゃんがふーふーして、あげちゃいます(耳吹き右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【なじみ】 「じゃあ、今回もお耳をふーふーして、細かい耳垢を飛ばしてあげるね」 【なじみ】 「でもね、今回は耳を掃除するだけじゃないんだよ?」 【なじみ】 「このあいださ、耳をふーふーしたらすごく気持ちよさそうにしてたでしょ?」 【なじみ】 「だからね、今回はすごーく長めに……」 ;ボイス位置:3 囁き 【なじみ】 「お姉ちゃんがふーふーして、あげちゃいます」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【なじみ】 「最初は軽めに……ふーっ、ふーっ」 【なじみ】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 【なじみ】 「よし。これで耳の中の塵は全部お掃除出来たね」 ;ボイス位置:3 囁き 【なじみ】 「ってことは……ここからはもう、気持ちよくなる為だけのお耳ふーふーになっちゃうね? ふふっ」 【なじみ】 「お姉ちゃんが君を、耳吹きの虜にしてあげる」 【なじみ】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 【なじみ】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 【なじみ】 「ふふっ。いい感じにとろけてるね」 【なじみ】 「じゃあ、もっとすごいのをやっちゃうね……いくよ?」 【なじみ】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅふっふっ」 【なじみ】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 ;ボイス位置:3 普段の感じで 【なじみ】 「よし。そろそろこっち側の耳掃除は終わりにしよっか」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック13:おまけ。後日談。お姉ちゃんが普通に耳かきをしてあげるね(耳かき左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【なじみ】 「じゃあ次は、反対側のお耳をお掃除するよ」 【なじみ】 「弟をごろごろ〜」 ;SE:頭を動かす音 ;ボイス位置:7 【なじみ】 「ついでにもひとつごろごろ〜」 ;SE:頭を動かす音 ;ボイス位置:3 【なじみ】 「ふふっ。楽しい〜」 【なじみ】 「あはは、ごめんって! ちゃんと真面目にやるから、ね?」 ;SE:頭を動かす音 ;ボイス位置:7 【なじみ】 「はーい。じゃあ始めるよ〜」 ;SE:耳かきの音 浅め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「今度は、奥までぞりぞり〜」 ;SE:耳かきの音 深め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「ん、こっちの耳にも、硬〜い耳垢さんが住んでるね」 【なじみ】 「これは丁重(ていちょう)にお引き取り頂かないといけないね」 ;SE:耳かきの音 強め 【なじみ】 「(一分ほど息遣い)」 【なじみ】 「はい。お疲れ様。お耳は無事にぞりぞりできたよ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック14:おまけ。後日談。じゃあ、お待ちかねのお耳ふーふーいっちゃいましょうか(耳吹き左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【なじみ】 「それじゃあこっち側も、ふーふーしていきましょうね」 【なじみ】 「ふーっ、ふーっ」 【なじみ】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 【なじみ】 「はい。お疲れ様。こっち側も綺麗になりましたー」 【なじみ】 「じゃあ……お待ちかねのお耳ふーふー、いっちゃいましょうか」 【なじみ】 「いくよ? ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 【なじみ】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 【なじみ】 「んふふ。左右のお耳をふーふーされて、もうすっかりとろっとろだね」 ;ボイス位置:7 囁き 【なじみ】 「お姉ちゃんが、トドメをさしてあげるね?」 【なじみ】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅふっふっ」 【なじみ】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 ;ボイス位置:7 普段の感じで 【なじみ】 「はーい。おしまい。また今度やってあげるね」